私的図書館

本好き人の365日

『龍のすむ家』

2007-11-30 23:59:00 | 本と日常
明日は早くも会社の忘年会です。

車も洗わなきゃ。

大掃除もしなきゃ。

床屋にも行かなきゃ。

映画も観に行きたい。

どうして年の瀬になると、急にあれもこれもかたずけたくなるんでしょう?

ま、こんなことでもないと大掃除なんてしないから、ちょうどいい機会といえば機会なんですけどね☆

最近買った本は…

*(キラキラ)*『龍のすむ家Ⅲ 炎の星』*(キラキラ)* クリス・ダレーシー

*(キラキラ)*『最後の喫煙者 自選ドタバタ傑作集』*(キラキラ)* 筒井康隆

『龍のすむ家』は、命を持った陶器の龍たちと暮らす母子と、その下宿人デービットが主人公。

命があるっていってもそれを信じているのはごく一部の人だけ。
普通の人にはただの陶器の置物。

世界最後の龍ガウェインや、グウィネヴィア、グウェンドレンなど、イングランドらしい名前が登場して、個人的には大好きなシリーズ♪

決してファンタジーってわけじゃなくて、前作では下宿屋の娘ルーシーがただただ公園のリスを探す物語でした☆

『最後の喫煙者』は作者の筒井康隆自身が選んだ傑作短編集。

表題作は、ヘビースモーカーの作家が、禁煙運動のすすむ社会から非難され、「健康ファシズム」と化した民衆によって自宅に放火されたり、国家的弾圧を受けてどんどんタバコを吸うことができなるのだけれど、それでも逃げ延びて最後の一人になるまでタバコを吸い続けるというお話☆

ひとつの価値観に凝り固まることを皮肉っています♪

さて、そろそろ本の片付けもしなくっちゃ☆





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