私的図書館

本好き人の365日

「orbital period」(軌道周期)

2008-01-18 23:59:00 | 本と日常
音楽を聴いて、ボロボロ泣いています。

30代にもなって、何をそんなに泣くことがあるのかと、思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、30代は人知れず泣いているものなのです。

聞いていたのは「BUMP OF CHICKEN」(バンプ オブ チキン)のアルバム「orbital period」☆

彼らの唄が好きで、前から聞いていたのですが、その魅力はやっぱりその詩です♪(もちろん曲もいいです☆)

「ハンマーソングと痛みの塔」では、

 ♪小さな痛み溜まってた そいつをずっとしまってきた

 ♪これだけあれば許されないかな 少し優しくされるくらい

と歌い、痛みの詰った箱を積み上げ、その上から人々をながめて、自分は特別なんだと思い込む主人公を描く。

でも、その痛みの塔が高くなればなるほど、人々から離れてしまい、本当の孤独にさいなまれる。

 ♪ふいに聴こえたハンマーソング 下から順にダルマ落とし

 (中略)

 ♪皆アンタと話したいんだ 同じ高さまで降りてきて

感涙!!

「花の名」という曲は、映画『ALWEYS 続・三丁目の夕日』にも使われています。

この歌、成長した子どもがお母さんのために唄っていると思って聞くと、すごく泣けます(あくまで私の個人的な感想です)。

 ♪生きる力を借りたから 生きてる内に返さなきゃ

「飴玉の唄」も好き☆

 ♪死なない神様 僕らは祈らない

 ♪咳をする君の 熱に触れて 命を知るよ

家族のこと、自分のこと、いろいろなことがバアーとせまってきて、ボロボロ泣いてしまいました。

こんなに涙が自分の中にあったなんて驚きです。

歌はいいなぁ~





               作詞・作曲 藤原基央