私的図書館

本好き人の365日

捨て去れないもの

2004-06-20 23:12:00 | 日々の出来事
肉体は日々衰えていく。

命は削られ、死が近づいてくる。

私は、そこに、ある。

知っている、けど、ただそれだけ。

なんの役にも立ちそうにない。

私は知ってしまった。

ああ、次の言葉はあまりにも恐れおおい。

文字にできない。

私にはおこがましい。

…少女が笑いながら振り返る。
夏の昼間。緑の別荘。
庭で少女は笑いながら拳銃で自分の頭を撃ち抜く。

あれは私なのだ。

私の頭でなくてはならない。

そうあるはずだ。

彼女もまた知っていたのだろうか。

何を?

私と同じ?

それは永久にわからないようで、知っていなくてもいけない。

彼女は立ち上がる。

何事もなかったかのように微笑んでいる。

しかし私は知っているはずだ。

彼女は、死んだのだった。



            1999.9.9.

と、いうような文章を日記の中に見つけました*(汗)*

時々自分で自分がわからなくなります。(イヤ、変な意味じゃなくてね)
なんでこんなこと書いているんだろう?
意味わかんないし、日本語も変*(涙)*

あえて意味を見つけるなら、きっと何かに傷ついて、自分の中のなにかが死んでしまったような喪失感に襲われたんでしょう。
ま、よくあることです。

たまに昔の日記を読むのもいいもんです。
こっぱずかしいけど、初心に帰るというか。
いや、あの頃の経験なんて一度で充分かな。
成長するっていうことは、ほんと、傷つき苦労することのほうが多いですからね☆