私的図書館

本好き人の365日

「前略、秋桜畑から」

2003-10-05 20:14:00 | 日々の出来事
空が高くなりましたね。

成層圏を見上げて、流れるウロコ雲を見つめながら、秋の訪れを感じている今日この頃です。

両親が甥っ子の運動会に揃って出掛けてしまったため、朝もはよから実家に帰って犬とニワトリの世話をしています。

早朝の犬の散歩は気持ちがイイですね☆

休耕田いっぱいに咲くコスモスは今が満開。
草刈が終ったあぜ道に鼻を突っ込む我が愛犬は、群れのリーダーを自認していて、飼い主をひっぱり回して疲れること疲れること。
いったいいつになったら人間を主人と認めるんだ、この犬は?

家の背後にそびえる山々は、長野県まで県境を挟んで続いているのですが、紅葉間近の木々の下では実りの秋がもう訪れています。

口を開けたアケビの実を父親が見つけてきたのですが、街育ちの甥っ子達には不評でした。
どうやら姿形が怖いらしいのです。

栗の実もイガイガの中から顔を出し、おいしそうにピカピカ光っています。
地元の和菓子屋さんで、さっそく”栗きんとん”を買ってきていただきました。
これも秋の我が家の定番ですね。

食べ物で季節を感じることも少なくなってきましたが、旬のものはやっぱり美味しい♪
春夏秋冬を肌で感じるのが、食べ物ってところが性格をあらわしているんですけど(笑)

でもやっぱり、美味しいものは美味しい。

秋刀魚の表面をパリッと音がするくらいに焼き上げて、あつあつの処に若々しいかぼすなんかをキュッと搾る。
大根おろしをからめて醤油をたらすともう堪りません!

馬肥ゆる…じゃないですが、この季節は体重計も気になりますね☆