紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

フランス旅行・5<エギーユ・ディ・ミディ~エルブロンネ>

2011-07-13 17:39:50 | 5・旅の日記
■ 6月28日(火)  午前

この日は、朝早くから行動したので、午前、午後に分けて、記録をアップすることにした。

エギーユ・ディ・ミディに行く、始発ロープウェイは、7:10に出る。
インフォメーションでは、そんなに早く行くのは、ガイドツアーだけだというけど、夏のこの時期は、観光客で混むという情報も。

ホテルで、前日買ったパンなどで、朝食をすませ、7:15にはロープウェイ乗り場に着いた。




しばらく待っている間、ガイドさんと一緒の2人組に会った。
その日は、登山の練習で、水曜日は天気が悪いので、木曜日に山小屋泊まり、金曜日にモンブラン登頂を目ざすという。




私たちが乗ったロープウェイは、熟練登山者がたくさんで、みなピッケル、アイゼン、ヘルメットを持っている。



中間駅で、ロープウェイを乗り継ぎ、
8:00頃  エギーユ・ディ・ミディ(3812m)に到着。




ここで、登山者は装備を身につける。




そして、雪面に足を踏み入れる。たいていの人は、ガイドさんと一緒だ。




山に向かう登山者達。







私たちは、天気もいいので、ここで24ユーロ払って、テレキャビンに乗って、イタリア側のエルブロンネまで先に行くことにする。

これは、正解だった。エルブロンネの標高は、3466mと、エギーユ・ディ・ミディより低いので、高度順化するのによかった。

先に、より高いエギーユ・ディ・ミディでゆっくりしていたら、高度にやられて、エルブロンネには行けなかったかもしれない。

テレキャビンは、4人乗りなので、3人ずつに分かれてのる。キャビンは、3連で雪原の上を、イタリア側に向かって進んで行く。




キャビンからの眺めはすばらしい。雪の上を、登山者が三々五々あちこちに向かって歩いて行くのが見える。


9:00 過ぎにエルブロンネに到着。国境のところに立つひろみさん。





展望台では、360度の展望を楽しむ。











モンブランをバックに。




その後、雪面に降り立つ。







再びエギーユ・ディ・ミディにもどって、エレベーターで展望台に上る。

グランドジョラスの北壁がすぐ近くに見え(右後ろ)、遠くに、マッターホルンが見えた。
マッターホルンまで見えたのには感激した。マッターホルンは、イタリア名をチェルビーノというので、地図にもそう記されている。
そして、日本の山だと槍ヶ岳のように、小さくても形からその存在がよくわかる。




シャモニーの街と、下の展望台。




そこで、うろうろしているうちに、みな気分が悪くなったり、頭痛がしたり、高山病の症状が出始めたので、中間地点・プレン・デギーユ(2317m)に戻ることにした。

そこからは、モンタンベールまで約3時間のハイキングコース。

この日の午前中、カメラの設定がどうかなって、途中まで小さな写真しか撮れなかった。
そのため、ひろみさんが撮った写真をお借りしました。


◆ フランス旅行:・5・1011121314

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うわっつ (久我山散人)
2011-07-13 23:57:02
これがシャモニー?
 死んだ母が、シャモニーって行ってみたいねえ
  と言っていたんだ
紅蓮さんに、お骨を預けて、棄ててきてほしかったなあ
返信する
すごいね! (さと)
2011-07-14 06:42:36
散人さんじゃないけど写真を見るたびに「うわっつ」「いやぁすごい」
ここで滑れるのかな?とか急に雪の世界に戻っちゃった(笑)
気分も涼しい~

素晴らしい山々ですね。
こういうツアーが出てるのかしらね?
それにしてもスケールが違うわ。
午後編が楽しみ♪

返信する
散人さんへ (紅蓮)
2011-07-14 06:50:14
お母さんは、モンブランがお好きだったのかしらね。シャモニで眠ることができたら、いつも山を眺めているようですね。
返信する
さとさんへ (紅蓮)
2011-07-14 06:55:13
エルブロンネまで、テレキャビンで渡った雪原は、テレマークスキーで滑ったらきもちよさそうでしたよ。でも、スキーは禁止と書いてあった。登山客だけしか行けないのかな。冬のシャモニの映像で、テレでバックカントリースキーしている人を見たけど、森の中をすいすい滑っていました。
エギーユ・ディ・ミディの谷を隔てた反対側に、翌日行くのだけど、そこにはリフトもあったので、スキー場なのじゃないかな。いずれにしても、雄大な景色を眺めながら滑れそう。
返信する

コメントを投稿