紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

初歌仙

2017-01-11 17:05:25 | 7・連句・俳句・短歌
昨年6月に連句集が完成した。




その後、歌仙を巻くスピードがちょっとにぶった感があるが、それは回している私があわただしくしているせいだからでしょう。
今回、6人の連衆が参加した。
発句はつぎの通り集まり、みんなでいいと思う句を選んだ。

里山は漸く日射し今朝の春

母の味胸に留めむ今朝の春

初春やあらたなことを始めたき

年玉を送りしのちの孫の声

若水を汲む大空の青を汲む

目録の墨の匂ひや初社

初鶏に山の輪郭ふくらめり

屠蘇に酔いつい都々逸を口づさみ
発句 目録の墨の匂ひや初社  茶目猫
楽しく巻いていけたらと思う。




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