紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

連句の集まり

2019-10-30 16:19:12 | 7・連句・俳句・短歌
昨日は、久し振りに連句仲間が5人の集まって、歌仙の反省やら近況報告などをした。
6月以来の顔合わせなので、この夏から秋にかけて、それぞれが台風の中を無事に過ごしたことを確認しあった。



いつもながら、この年まで知らないことを、1つ2つ覚えられる貴重な機会。
その1つは、日本全国数ある山の中で、俳句で山をつけないでいいのは、富士山だけだという。
オタマジャクシの別名を蝌蚪(かと)というのも初めて知った。


反省のあとは、つぎの歌仙のための発句を選び、今日から連句がスタート。
出された発句はつぎの通り。

  スカートのバイク通学秋の風
  秋桜や垣根を越えて陽に伸びる
  風立ちて丘のコスモス舞遊ぶ
  佇める鴫の夕影伸びゆけり
  ゆつくりと二人三脚運動会
  ハゼを捕る少年らの顔輝けり
  誘われしまま梯子酒秋夜長
  紫蘇の実をほぐしサラダに少しだけ
  瑠璃色の十字架捜す冬隣
★ 白樺の林小暗し秋の暮  
  催馬楽の剣雲を薙ぐ秋の虹

その中から、みんなが選んだのは、白樺の句。
今回は、私の従兄弟も加わって、9人で巻くことになった。


 連句の部屋






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