紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

カナディアンロッキーの旅=12日目

2012-09-22 10:17:30 | 5・旅の日記
■9月2日(日)・旅の終わり

いよいよ最終日になった。

ちゃんと、道を間違えずに空港にたどり着かなくてはならない。
といっても、初めての道なので、多少間違っても飛行機に間に合うくらいの時間に出発しなくてはならない。

9:00に空港に着くためには、まっすぐ行ければ8:00出発でもいいが、最後にレンタカーを返したりしなくてはならないので、余裕をもって7:00出発に決める。

朝食は7:00~だけど、7:00には出発したいというと、ロッジのマダムが、朝ごはんをパックにしてくれるという。

そして、7:00にはチェックアウトしたいというと、それもOKといってくれた。

6;30には、荷物を車に積んだ。まだ、真っ暗。




そして、チェックアウトしてもらうのを待っていると、パソコンが動かないという。

まあ、コーヒーでも飲んでいて、とマダムがいうので、飲みながら待っている。




この日のチェックアウトでは、ロッジが3食馬乗り付きで、3泊分請求がこないか心配なので、それをチェックしないとならない。
ちがうと、4人分なので、けっこう高い請求がくる。

ようやく、パソコンが動いて、請求書を見たら、やっぱり、ロッジが3食馬乗り付きで、3泊分請求がきている。
それは違うといっても、最初のチェックインの時の女性じゃないので、不審顔。

日本から予約した時のメールをプリントしていってよかった。
それを見て、やっと納得してくれたが、それから計算をしなおすが、時間がかかる。

ようやく、お互いに納得し、請求書をもらって、Gloriaさんと一緒に写真を撮った。




ロッジの外で見送ってくれる。




朝焼け。この景色も見納めである。




いよいよ去る時がやってきた。




出発した後は、一路空港を目ざす。




カルガリーの町が見えてきた。




最後に、空港近くのガソリンスタンドで、ガソリンを入れた。

空港に入るのに迷うかと思ったが、迷わず行けて、ハーツの標識をたどったら、ハーツのパーキングにすんなり入れた。

やれやれ。空港で、朝ごはんを食べる。ロッジの女性が、6:30に来て、作ってくれた。
ボリュームのあるサンドイッチ、キャロットケーキ、リンゴ、水。
とても感じのいい人だったけど、バタバタして写真を撮らなかったのが残念。
でも、お礼がいえたし、チップも渡すことができたので、よかった。










カナダ(アメリカも)はチップの国。これには、毎回慣れない。いつも計算をしている。ビルにちゃんと含まれていればいいのに。

帰りは、成田行き直行便のない日なので、バンクーバー経由で帰って来た。

残ったコインを募金。




一人ビジネスのお客さんがいて、飛行機に入った時に撮ってくれた写真。いいじゃないの。といっている私。





空港周辺の地図。忘れないようにここに貼っておこう。クリックすると拡大。





◆カナディアンロッキーの旅:1日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目8日目9日目10日目11日目・12日目




11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Calgary map (愛ちゃん)
2012-09-22 20:41:32
Nose Hill Parkの空に広がるオーロラを見るたびに幻想的でした。光柱やダイヤモンドダストは美しく、ただ、マイナス30℃の世界は、怖くもありました。ガイドのATSUKOさんがバンフからの帰りにガス欠になり、セルラーフォーンを持っていたことすら忘れるような恐怖だと言ってました。彼女がモレーンレークに連れて行ってくれた時、熊が時々出没すると注意されました。氷河に行こうとした矢先、医学部へ留学していた方のお子さんが割れ目に転落して亡くなったと聞き、行けなくなりました。インターナショナルソサエティーの学生達が運転して色々な所へ連れて行ってもらったのですが、なぜ反対車線を走るのと聞くやいなや対向車に激突寸前でした。彼はまだ英語が読めないと聞き、青ざめました。息子が同級生の3人でスキーに行ったら、人が誰もいない森の奥へ行き、もうスキーはいかないと言ってました。夢のような5年のカルガリー生活でしたが、紅蓮さんはすごい。ヘリコプターをチャーターして氷河の山を登っちゃうし、こんなに素晴らしい所がいっぱいあったんですね。私のお気に入りは「ミスタヤロッジ」の木の家です。いつかあんな家に住んでみたいなぁ。
元カルガリー大学寮だったBrentwood Towersに住んでいました。主人は医学部と工学部の研究室に通いました。紅蓮さんを見習って今1日1万歩、歩いてます。1枚1円のチラシ配りで休めません。介護ストレスで10キロ太り、この半年で7キロ減量できました。辞めたい時もあるのですが、そんな時は紅蓮さんを頭に描いて頑張れます。
返信する
愛ちゃんへ (紅蓮)
2012-09-22 21:08:01
愛ちゃんご一家が、あちこち転々とするのは、大変あんこともあったと思いますが、ほんとうにふつうの人にはできない体験をしてきましたよね~。
カナディアンロッキー近くに5年間住んだら、何をしたかしらと考えています。
帰って来てから、カナディアンロッキー病で、カナダの山のことばかり考えています。今やっと、少しおさまってきました。(笑)
カナディアンロッキーは広大なのに、山小屋は数えるほどしかないんですね。なので、手つかずの自然が残っている。少ししかない山小屋も、またゆったり過ごせるほどの人数しか泊まることができない。そうやって守られてきた自然なんですね。
いつか、オーロラを見たいです。ぜひ見に行きたいですね。
返信する
愛ちゃんへ(追伸) (紅蓮)
2012-09-22 21:10:23
コメントを書いたあと、Nose Hill Parkってどこだろうって地図をみたら、最後空港に行く時に、ぐるっとまわるように通った道の真ん中にある公園なんですね。
あの公園で、冬にはオーロラが見られるんですか!?
ビックリ。ほんとうにいつか見に行きたいです。
返信する
奇々怪々暮らし (愛ちゃん)
2012-09-23 01:02:37
公園とはいっても、小高い草っ原の丘です。
アパートから目の前に見える“Nose Hill Park”が、
「Windows」の背景「草原」とそっくりです。

その上空に、夜中の1時とか、2時ごろにボーっと現れるのです。空のカーテンの演舞です。紅蓮さんも夜中に空を見上げたらオーロラが見えたかもしれませんね

カルガリー大学のカフェテリアで食事中に、なんと30数年も会ってない同級生や恩師に出くわし、驚きました。母校のサマーセミナーの引率で、その後毎年、パーティーの飯炊きに駆り出されました。奇々怪々の連続暮らしでした。

紅蓮さんの行動は密度が高くてすばらしいです。。

http://www.rentfaster.ca/calgary-apartment-for-rent/brentwood/brentview-towers-3524-31-19655
このアパートの5階に住んでいました。
返信する
愛ちゃんへ (紅蓮)
2012-09-23 08:05:43
hill park なので、丘なんですね。
夏でもオーロラは見えると知って、時々夜中に起きると外を見てみました。ほとんど星を見るためだけど。
もっと真剣に夜起きて見ればよかったかしら。
アパートは、parkのすぐ近くですね。環境もよかったでしょう。

奇々怪々、でも楽しいカルガリーでの暮らしでしたね。旅は、なにもない日はないので、どうしても密度が濃くなります。でも、今回わりとゆっくりした旅でした。また行きたいですね。
返信する
カナディアン・ロッキー (としちゃん)
2012-09-23 09:30:10
紅蓮さん、カナディアン・ロッキーの旅日記、自分も行った気になって、ずっと楽しく読ませていただきました。
ありがとうございます。
カヌーに乗ったり、乗馬をしたりほんとうに楽しそうでしたね。

私はあのあたりは1回しか行ったことがないのですが、もう少し東北のほうの湖地方にあるコテージなどには何回か行きましたので、すごく懐かしかったですよ。
返信する
としちゃんへ (紅蓮)
2012-09-23 11:23:53
こちらこそ、読んで頂いてありがとうございます。
としちゃんご一家が、5月にいって、飛行機が大幅に遅れたのを知って、ずいぶん対策を練ったので、いろいろ助かりました。
そして、実際に、1-2時間だけど、おくれましたね。
カナディアンロッキーは、山が無数にあって、何度でも行きたいような場所ですね。記録を調べると、みなさん15年連続で、とか書いてあるのを見たときは、ぴんとこなかったけど、いってみたら、また行きたくなりました。
返信する
行きたい病(苦笑) (さと)
2012-09-23 18:29:49
もうすっかりカナダ行きたい病にかかってます(苦笑)
カナダスキーを見てみたり。。。
元気な間に行かないと行けなくなるしね(笑)
行きたいところが多すぎて大変だわ!

本当に素晴らしい今回の旅でしたね。
自分たちで調べて計画して実行するのは印象深いですね。
連れて行ってもらうと強行スケジュールでどこだったか?記憶があいまいになります。
たくさんの報告ありがとう。
返信する
さとさんへ (紅蓮)
2012-09-23 22:11:22
私も。ミスタヤロッジで知り合ったカナダ在住の女性(娘さんの方)、夏は初めてで、15回ほどスキーの時期に訪れて、バックカントリースキーをしたことがあるとのことです。いいなあ、うらやましいといったら、スキーの時の写真をメールで送ってくれました。4月と書いてあったけど、ふかふかパウダーで、ため息が出ました。ヘリポートまで車で9時間のところに住んでいるのだそうです。
返信する
ありがとう~♪ (マサ)
2012-09-23 22:17:57
私も、カナディアン・ロッキーの旅、楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。
ホントに景色が素晴らしいですね。
紅蓮さんは、世界のいろいろなところに行って、美しい景色をたくさん見て、楽しい体験もいっぱいしていると思いますが、その経験が紅蓮さんをステキにして、著作にも生かされているんでしょうね、きっと。
来年はどこへ行かれるのでしょう~。それも楽しみです。
返信する

コメントを投稿