まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

香典

2015年11月09日 | Weblog

本人。

『「香典支出」で新証言 「高木復興相、葬儀に来ていない」

フジテレビ系(FNN) 11月9日(月)19時41分配信

「下着泥棒問題」については否定した高木 毅復興相。新たな疑惑にからんで、新証言があった。高木復興相自らの政治団体が、選挙区内での葬儀に香典を支出したという問題で、「私が弔問に行き、私費で支出した」と説明した。
自ら出席して香典を渡したという場合、公職選挙法上、セーフとも言えるが、はたして本当に出席したのか。

FNNは今回、高木復興相の説明に矛盾が生じかねないスクープ証言を得た。
香典を受け取った遺族は、「(香典はいつ渡された?)通夜の時ですね。(高木復興相本人は?)来ていません」と話した。

高木復興相の「政治とカネ」をめぐる、新たな証言。
9日、福島県の2つの町を訪れ、地元の要望を聞いた高木復興相は、自身に浮上している問題の責任について、「私自身は、今やるべきことは、復興大臣としての職責を全うすることが、責任の果たし方だと思っていますので、しっかり、その方向で頑張っていきたい」と述べた。

高木復興相をめぐっては、自らが代表を務める自民党の政党支部が、選挙区内の8件に対し、香典代あわせて16万円を支出していたことが判明。

公職選挙法(☆)では、政治家や政治団体が、選挙区内で香典を出すことは、寄付行為にあたるとして、禁じている。ただ、政治家本人が葬儀に出席し、私費で香典を支払った場合などは、例外として、罰則の規程から除外されている。

高木復興相は6日、「私が、それぞれ亡くなられた方へ、葬儀の日までに弔問に行き、個人の私費で支出した。法的に問題ないと考えている」と述べた。
6日、高木復興相は、香典は、自らが弔問に行き、私費で支払ったものだと釈明。ところが、高木復興相側から香典を受け取ったと話す、福井県の選挙区内に住む遺族は、FNNの取材に、「(高木復興相本人は?)来ていません」、「(来たら)みんな、あいさつするが、顔を直接見ていなかった」と話した。

高木復興相本人は、通夜にも、告別式にも、姿を見せなかったという。
公選法では、本人ではなく、秘書など代理人が香典を渡した場合や、政治家本人でも、葬儀のあとに渡した場合は、例外とならず、罰則の対象となる。

香典を受け取った遺族は、「(香典はいつ渡された?)通夜の時ですね」、「(香典を持ってきたのは?)秘書だと思うんで。高木さんの顔を知っているから、来たら、すぐわかります」、「(本人が来られないという説明は?)それはないですね。たぶん国会議員だから、忙しいからっていう頭はあります」と語った。男性によれば、高木復興相の顔を知っているので、見間違えることはないという。

男性は、受け取った香典の記録を残していた。
そこには、「高木 毅 衆議院議員2万円」と記されていたが、これは、香典袋に書かれていた名前が、高木復興相だったという意味だという。

そして、告別式の翌日か、その翌日、高木復興相本人が、あいさつに来たという。
男性の証言に基づけば、高木復興相の行為は、説明と矛盾するばかりか、罰則の対象となる。
一連の問題について、高木復興相を任命した安倍首相は8日、「政治資金の問題については、政治家1人ひとりが、しっかり襟を正す。国民への説明責任を果たしていく」と延べ、説明責任を果たすよう求めた。

また、民主党の蓮舫代表代行は6日、「過去に線香のことで(国会議員を)辞めた前例がありますから、それを考えて、ご自身がまず判断すること、説明をすることです」と述べた。

民主党の蓮舫代表代行が、例に挙げたのは、線香セットを有権者に配ったとして、2000年に、いったん国会議員を辞職した小野寺元防衛相の件。

ある民主党関係者は、「高木大臣はセーフと言っているが、どうやら複数のケースで虚偽説明があったようだ」と話し、10日から国会で開かれる予算委員会の閉会中審査で、この問題を徹底追及し、高木復興相を辞任に追い込む構え。』

☆政治家の寄附の禁止(公職選挙法第199条の2第1項、第2項)

政治家が選挙区内にある者に対して寄附をすること(政党その他の政治団体や親族に対するもの及び政治教育集会に関する必要やむを得ない実費の補償は除かれます。)は、その時期や名義のいかんを問わず禁止されており、次のものを除きすべて罰則の対象になります。
1.政治家本人が自ら出席する結婚披露宴における祝儀
2.政治家本人が自ら出席する葬式や通夜における香典

.上記の場合であっても、選挙に関してなされた場合や通常一般の社交の程度を越えている場合は処罰されます。なお、政治家以外の者が、政治家名義の寄附をすることも罰則をもって禁止されています。

※「本人」でなければ公選法違反!


最高益

2015年11月09日 | Weblog

マツダ

『マツダが過去最高益 トヨタ社員も「負けた」と言わせた先駆性

トヨタやマツダなど、自動車の中間決算が5日、発表されたが、目立ったのが国内販売が33%増になったマツダの好調だ。

売上高は従来予想を1005億円上回り、17%増の1兆7005億円、営業利益は9%減の950億円の予想から、21%増の1259億円となり、4~9月期ではいずれも過去最高を更新した。

それよりもマツダが凄いのは、先の東京モーターショーでの人気ぶりだ。2012年に生産を中止したロータリーエンジンを搭載したコンセプトカー、「RX-VISION」を展示、中高年を中心としたファンの心をわし掴みにして、トヨタ社員をして、「マツダに負けた」と言わしめたほどなのである。

「いま日本の自動車メーカーは、すべてマツダに学べという感じです。デザインには『人間の本能をくすぐる何か面白いことをやってやろう』という気概が感じられるし、生産ラインも効率化して、最後の仕上げにこだわっている。自動車メーカ―の仕事のやり方を先駆的に変えたんです。かつてはホンダがそういう会社でしたが、いまはサラリーマン化しちゃった。そういうところをファンは見ている。マツダの黄金時代は続きますよ」(自動車ジャーナリスト・井上久男氏)

マツダはみんなを驚かそうとしている。過去最高決算は当然なのである。

※当然!


無駄遣い

2015年11月09日 | Weblog

それがお役人の仕事。

『1位はやっぱり…税金ムダ遣い1568億円「悪質省庁」ランキング

日刊ゲンダイ / 2015年11月9日 9時26分

国の税金の無駄遣いや不正経理は570件、計約1568億円――会計検査院の指摘に国民はカンカンだ。そのうち法令などに違反、要するに、より悪質な「不当事項」は450件、約165億円に上る。血税を何だと思っているのか。

■【厚労省】また年金の無反省
不当事項が計1億円を超える“ワースト省庁”は別表の通り。
件数、額ともにダントツなのが厚労省で、「労働保険の保険料の徴収額が過不足」(計6億1455万円)、「健康保険及び厚生年金保険の保険料の徴収に当たり、徴収額が不足」(計8億3001万円)など、事務手続きのミスがやたらと目立つ。
「消えた年金」に「漏れた年金」と、あれほど世間のバッシングを浴びても懲りていないんだから、恐れ入る。
「『再発防止に努める』なんて口先だけで、まったく無反省。国民のことは二の次で、自己防衛を最優先、批判をかわすことばかり考えている。だから、何度も同じミスを繰り返す。厚労省の体質を象徴しています」(年金問題に詳しいジャーナリストの岩瀬達哉氏)

■新国立戦犯【JSC】建設業法違反
コンペやり直しになった新国立競技場問題の戦犯、2位の日本スポーツ振興センター(JSC)は輪をかけてひどい。
計約49億円はすべて業務契約の不正で、そのうち約26億円は新国立競技場の設計業務の契約。それも業者が設計を始めたのが昨年8月20日、契約書に必要な理事長の記名押印がされたのが1カ月後の9月25日というデタラメぶり。この間、契約が未確定のまま業者に仕事をさせていたのだから、なれ合いにも程がある。

テニスコートの改修工事に関する契約(約9842万円)に至っては、実際に記名押印されたのが工事完了後だ。会計検査院も「建設業法違反」と指摘している。悪質を通り越して犯罪だ。

■【国交省】杭打ち調査の資格なし
杭打ちデータ偽装の旭化成建材だけじゃなく、JSCにも国交省の“メス”を入れたほうがよさそうだが、その国交省が5位にランクイン。橋梁の耐震補強工事で設計が適切でないため、「所要の安全度が確保されておらず、工事の目的が不達成」なんて不正事項が2件、計3161万円もある。データ偽装をとやかく言える立場じゃない。

さらに、補助の対象にならない事業にずさんなチェックで補助金を交付するなど、「補助事業の実施及び経理が不当」が36件、計9億1722万円だ。

「国民の税金をいかに公正に使うか。役人の最大の使命です。補助金の不当な交付をチェックする能力がないのなら、それはそれで問題だし、そこに何か“裏”がある、と色眼鏡で見られても仕方がないでしょう」(岩瀬達哉氏)

ほかも似たり寄ったりで、3位の総務省も「補助事業の実施及び経理が不当」が9件、計13億5371万円に上る。女の涙以上に、役人は信用ならない。』

※他人の金は自分のもの!