まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

唯一

2012年03月31日 | Weblog
横並びをしない、
そこがテレ東の良さ!


『たけし「3.11に2時間ドラマを再放送したテレ東は偉い」

- NEWSポストセブン(2012年3月30日16時00分)
 
ビートたけし、櫻井よしこ、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子…など、様々なジャンルで活躍する論客が、毎号書き下ろしで時事批評を展開する『メルマガNEWSポストセブン』。3月30日配信の最新号9号では、ビートたけしが、震災から1年経った3月11日のテレビについて、その率直な考えを述べる。


あの大地震から1年が経って、「3.11」にはどこも震災特番を組んでたけど、どうしてテレビってのは、ああも横並びの内容になっちまうんだろうね。アナウンサーがみんな被災地に行ったり、どのチャンネルをつけても一緒だよ。

その点、普段通りに2時間ドラマの再放送をやってたテレビ東京は偉いと思うぜ(笑い)。視聴率も相当よかったらしいしね。ホントだか知らないけど、テレ東は田中角栄逮捕の時にもアニメをやってたっていうし昔から一貫してるよな。ちなみにその日の東スポの一面は「猪木血だるま」だったって(笑い)。

こんな日に、震災以外の番組をやってるっていうと、「不謹慎だ」「ケシカラン」なんていう人もいるけど、はたしてそうなのかね。緊急時は別にして、頑なに姿勢を崩さない、自分たちのファンを裏切らないってことも大事だと思うけどね。それが「文化」ってヤツなんじゃないか。』

※マスゴミとは一線を画しているからテレ東はすごい!

これが

2012年03月30日 | Weblog
今!

サービスが良くなり、歳出を押さえることが出来る。

それがこれ!


『公民館から市民センターへ
 東松島市民間活力の推進に関する指針及び同推進プラン(平成18年9月)並びに協働のまちづくりの推進策として、地域づくりや生涯学習活動の拠点である公民館を発展させ、地域まちづくりの拠点機能を併せ持つ地域の総合拠点とするため、平成19年4月から公民館に市民センターの併設を行いました。
 さらに、地域が管理運営を行うことにより、地域活動が更に活発化し、施設活用の増大など、その効用を最大限発揮できるものと考え、平成21年4月から指定管理者制度に移行しています。

指定管理制度導入のねらい
①地域の活動が更に活発化し、施設活用など施設機能を十分生かせる。
②地域住民等との強力なネットワークにより、住民ニーズに対応できる。
③施設運営に係る人件費を節減できる。
④さまざまな事業展開により、地域力の増大、地域活性化に期待できる



取り組みの沿革

平成19年度 公民館に市民センターを併設
・新規にまちづくり担当職員を1名追加配置
[旧]職員1+非常勤3 → [新]職員2+非常勤3
※新規配置職員の役割
地域組織育成、指定管理移行準備などを担当

平成20年度
・前年度継続業務に加え、指定管理時採用予定者を研修採用(6ヶ月)し業務引継ぎを実施
[研修内容]税法・財務会計・パソコン操作等


平成21年4月から地域自治組織による運営
市職員は引き上げ指定管理制度を導入

指定管理者の選定
 
地域に指定管理の受託できる団体として、地域自治組織を育成し、今回、8つの自治組織から各市民センターの指定管理者としての申請があり、東松島市指定管理者選定委員会の審査を経て選定しています。
なお、審査の際の候補者は公募によらず、地域自治組織に限定し審査を行っています。
 施設ごとの指定管理者は下記のとおりです。経費については、直営経費(H19実績額)と比較し、71百万円の減となっています。
 直営と指定管理の経費比較において、事業経費についてはほぼ同額であり、人件費面で市職員ではなく、地域の人材活用を行う事で経費削減を図っています。
 子育て繁忙期を過ぎたお母さんや、早期退職者など地域には隠れた人材がいるものです。こうした人材を発掘し、まちづくりに参加してもらうことがポイントであると考えています。

【施設ごとの指定管理者】
(1)矢本東市民センター 矢本ひがしネットワークコミュニティ
(2)矢本西市民センター 矢本西コミュニティ協議会
(3)大曲市民センター 大曲まちづくり協議会
(4)赤井市民センター 赤井地区自治協議会
(5)大塩市民センター 大塩コミュニティ協議会
(6)小野市民センター 小野地域まちづくり協議会
(7)野蒜市民センター 野蒜まちづくり協議会
(8)宮戸市民センター 宮戸コミュニィティ推進協議会
指定管理業務の範囲
指定管理者の業務については、主に下記の内容としています。
(1)施設の運営に関する業務
①協働推進事業
②地域づくり団体の支援及び相談事業
③地域リーダーの育成
④生涯学習事業
⑤定期教室、学級等の開設
⑥スポーツ・レクリエーション等に関する大会や集会の開催
⑦図書、記録、各種資料の整備、利用の推進
⑧社会教育活動を行う団体・サークル等への情報提供及び連絡調整並びに各種相談
⑨センター活動に関する広報業務
(2)施設の利用承認に関する業務
①施設の利用許可承認等に関する業務
②利用案内業務
③利用料金の収受に関する業務
(3)施設設備の保守管理に関する業務
①事務機器の借入及び保守管理業務
②施設設備維持管理業務
③備品等管理業務
④危機管理対応業務
⑤経理業務

(4)事業計画書等の提出
事業計画書及び収支計画書と事業評価業務

(5)事業報告書等の提出
施設の運営及び保守管理に関する月毎、四半期毎、年間の事業報告

指定管理移行後の市の支援
 指定管理移行後の市の支援体制として、市民協働課内にまちづくり支援班(5名)を設置し、4名を地区支援専門職員として配置しています。支援担当職員は、1人あたり2地区を担当し、事務処理及び事業運営、施設管理業務の支援を行っています。また、施設保守専門職員を配置し施設の維持修繕を一元的に実施しています。』

※月曜も業務をおこなう、夜間も、そして年末もある程度。それでも自治体職員を使うことより歳出を抑えることが出来たら、誰も「指定管理者制度では?」なんていわないはず。

この二人が動くと

2012年03月30日 | Weblog
何かを変えることが!


『2012年3月30日 掲載

「閣議決定」が号砲
「政治家というよりも人間として筋道を通すことは非常に大事。筋道を通すことで剛腕だと言われるのは致し方ない」
 
自らが会長を務める勉強会「新政研」で、小沢2 件一郎(69)は29日、グループに“決起”の号砲を鳴らした。
 
野田首相が「消費税増税法案」を閣議決定すれば、小沢2 件グループの政務三役や党執行部の役員メンバーは集団辞任する予定だ。すでに国民新党は分裂。一気に政権基盤が弱体化し始めた。野田周辺は「たいした影響はない」と考えているようだが、甘すぎる。小さなほころびが重なって、大きな穴になりつつある。
 
今回の動きに敏感に反応したのが、大阪の橋下徹市長(42)だ。これまで消費税について立場をハッキリさせていなかったが、閣議決定の前日、消費税増税法案を痛烈に批判した。

「いかにも霞が関が考えそうなことで、乗っかってはいけない。財源確保は消費税を上げなくてもできる」
 
高い支持率を維持している橋下が増税反対では、自公もやすやすと法案審議に乗れなくなるだろう。野田はますます追い詰められることになる。
 
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。

「政局というのは、ひとつの節目をキッカケに動き、大きな流れになる。小沢2 件さんはそれが今回の『閣議決定』だと考えている。一方、橋下さんは、大阪府、大阪市という大都市の大統領を経験していますから、権力の怖さや凄さを十分わかっていて政治的なカンが働く。2人の間には、『ここが勝負どころだ』という“あうんの呼吸”がある」』

さあ、どうなる?

結局は

2012年03月29日 | Weblog
どこであっても人と人。

思いやりがなければだめ。

それがなくて

そのために何人もの人が耐え切れず辞めていく。

それが分かっているなら

そうならないようにしなきゃいけないのに

しない

出来ないでは

問題だぜ!

人事異動

2012年03月27日 | Weblog
何の根拠があって動かすのか、
それが見えない。

まあ、見えないっていうか、分からない。

一般的な人事異動なら3年から5年でとか
ところが動く人は毎年のように動くし
動かない人は10年以上も動かない。

人事異動には内規的なものがあるはずなのだが、前述したような、
なんの基準もないような、そんな異動にしか見えない。

ただ、決まったパターンがいくつかある。
それは定年1年前の人たちの異動。
これはシンプル。
行く先(場所)は決まっている。

それは議会に関係ない(答弁のない)ところ。
また、忙しくもないようなところ。
そこに定年まであと1年となった人が順番で異動して、そして定年となる。

まあ「異動したいへ」などの個人からの要望は、形だけはあるが、それが生かされているかというと、それは大疑問。

繰り返し書くが1年位で動く人。
10年以上も動かない人。
定年1年前の異動。
これ、よくあるパターン。

また、ここの人事異動は年功序列ではないということ。
4歳程度の年の差なら年に関係なく、昇進したりする。
で、それも同じ年で高卒と大卒の違いがあっても「なに、それっ!」て位、ポジション(役職)がちがってたりするから、それがすごい。

簡単にいうと年齢なんて関係ないってこと。
で、それを「能力がある!」なんて言い方で終わればいいが、そうでもない。

だから、そういったことで嫌になって辞める人も出てきたりするわけで
これ、事実だが、そういった理由で辞める人がいるなんて、これは「アホ&おバカ」なこと。

でも、それは現実としてある、
いやはや、実に不可思議なところだ!

お上

2012年03月27日 | Weblog
と名のつくものは上も下も、中央も地方も中身は紙一重。

それがこれ。
国民の方を見ていない。
見ている方向が違う!


『トップ > 政治・社会 >

【日本の警察のフシギ】(1)「事件よりも慰安旅行」というハレンチ体質

「事件よりも慰安旅行」というハレンチ体質

【政治・経済】 Share252012年3月23日 掲載

ストーカー被害にあっていた女性(27)の祖母と母親(山下久江さん=当時77、美都子さん=同56)が昨年12月16日、付きまとっていた男(筒井郷太容疑者=27)に殺害された事件で、とんでもない警察の不祥事が明るみに出た。
 
被害女性や父親は昨年10月から長崎県警や千葉県警に相談していた。両親らが住んでいたのが長崎県西海市。被害女性は千葉県習志野市在住だ。 で、父親は最初、長崎県警に相談。その後、相談受理票は千葉県警習志野署に回された。
 
ところが、千葉県警習志野署は事件の重大性に気づきながら、女性からの被害届の受理を先延ばしにした。「変死事件の処理」などを理由にしていたが、この間、担当課長ら十数人で北海道に慰安旅行に行っていたことがバレたのだ。
 
結局、被害届の受理は1週間も遅れて、直後に殺人事件は起こった。片桐裕警察庁長官は「危機意識が欠如していたと言われてもやむを得ない」とか言っていたが、これぞ、警察の“体質”と言うしかない。

「警察全体が弛緩(しかん)しているとしか思えません。というのも、この事件を巡っては当初から、捜査のあり方に疑問が投げかけられ、警察庁は1月下旬から関係者から事情を聴くなどして、調査をしていたのです。今月4日に報告書がまとまったが、そこに慰安旅行のことなど1行も出てこない。千葉県警はひた隠しにし、警察庁も気づかなかった。報道が暴露して、大慌てになったのです」(大手紙担当記者)
 
千葉県警は論外として、1カ月以上も調査しながら、不祥事に気づかなかった警察庁も警察庁だ。身内に決定的に甘いのだ。
 
この事件で思い出すのは2000年1月に起こった新潟の雪見酒事件だ。9年2カ月も女性が監禁されていたおぞましい事件で、世間は大騒ぎになったのに、女性が保護された当日、監察に来た関東管区警察局長と県警本部長がかけマージャンをし、雪見酒を楽しんでいたのである。
 
被害女性の苦しみなんて平気の平左でドンチャン騒ぎ。警察の正体見たり、という意味で、2つの事件はそっくりだが、雪見酒事件のあと、警察改革の旗振り役になったのが、今の片桐長官なのだから、今度の不祥事も身から出たサビ、長官も責任を取るべきだ。

<知らなかったで済むか>

「結局、不祥事が起こると、反省するそぶりはする。しかし、体質は変わらないから、こうして不祥事が繰り返されるのです。今度の一件もひどいものです。被害女性は男性から暴行を受けて、あざだらけだった。男性の母親も息子が手に負えず“早く逮捕してくれ”と警察官に直接、訴えていた。男性は女性やその家族が警察に相談したことを逆恨みし、“殺す”というメールを出し、千葉県警が北海道旅行を楽しんでいる間にも被害女性周辺をうろついていた。これでよく、旅行なんぞに行けるものです」(霞が関関係者)
 
誰もが疑問に思うのだが、警察関係者によると、それほど不思議でもないらしい。
「レクリエーションと呼ばれる年中行事だからですよ。年に1、2回、署のグループで旅行する。そのためにカネも積み立てている。互助会組織からも援助が出るケースもあると聞いています。どこの警察署でもやっていることで、キャンセルすれば、せっかくの行事がパーになっちゃう。事件を甘く見て、行事を優先させたのです。千葉県警のグループは2泊3日で函館と登別温泉に泊まって、楽しんでいました」(捜査事情通)
 
バカみたいな組織だ。国民の安全よりも、グループ旅行とは恐れ入る。なるほど、暇さえあれば、不祥事が後を絶たないわけだが、千葉県警は会見で、旅行の件を知っていたのは生活安全部長や刑事部参事官までで、刑事部長や県警本部長は知らなかったと釈明した。知っていたのはノンキャリで、キャリアは知らなかったと言うのである。
 
知らなかったで済むと思っているところが恐ろしい。 .』

※これが事実。警察全体がそうでというわけではないが。まあ「お上」と言われているところはどこも紙一重。

1日に

2012年03月27日 | Weblog
何回もの地震。

この間は震度5強。

まだ、大きな地震はある。

2011年3月11日以降、いくつもの地震が起こった。

「またか!」

いつのまにかそう言うようになった。


そこで震度5強。

家がよくもったな、そう思った。

部屋の中は本などが散乱したまま

直そう!そういった気にならない。

まだ、大きな地震が来る。

その地震に備えることが

耐えることが出来るのか。

その時、どうなるか、

誰にも分からないが、

いつ死んでもいいように死を覚悟して生きていく!

やる気があるか

2012年03月26日 | Weblog
利益を!
どれだけ努力してるか。
お店なら顧客のニーズもだが、何を売ればニーズに繋がるか、そこまで考える。

また、欠品はないようにする。
この2つが柱。そしてなにがあればなにをすれば人が来るのか、そこでお金を使ってくれるのか。ただそこにいて時間が来れば終わりじゃなく、なにかをして売上が上がった、でも給料に跳ね返らない。だからなにもしないのではなく、どうすれば店に活気が出るかを考え、そして実践する。

で、続けていく、
何度も繰り返すがそれが大事。また、仕事を大変だと思わず仕事を楽しんでしまう。
楽しむためにはどうすればいいか、
常に考え、そして実践、これが大事!

これが

2012年03月25日 | Weblog
努力!


『デカイのに軽快! まずは、ガソリン車を試す【マツダCX-5試乗記

内燃機関の教科書は、本当に正しいのか? 自ら試すことがSKYACTIV-Gを生んだ
 
マツダ渾身の1台といえるSUVがマツダCX-5だ。エンジンは言うに及ばず、ミッション、ボディ、シャシーに至るまで、マツダの新世代技術SKYACTIV(スカイアクティブ)をフル投入している最初のクルマになるからだ。
 
今回の試乗は、SKYACTIV-Gを搭載したガソリン車。SKYACTIV-Gというと、デミオに搭載された1.3Lエンジンの超高圧縮比14という数字を思い出す。だが、今回CX-5に搭載された2Lエンジンの圧縮比は13となっている。10~12が一般的圧縮比なので、それでもかなり高圧縮比であるには変わりない。

圧縮比が13になった主な理由は、ガソリンの違い。ガソリンのオクタン価の違いによるものだ。EUの一般的ガソリンのオクタン価は約95。それに対して、日本のレギュラーガソリンのオクタン価は約90。オクタン価が高いほど、ノッキング(異常燃焼)が起きにくいため、ノッキングとの戦いである高圧縮比エンジンにとってはガソリンのオクタン価も重要な役割をもっているということにもなる。

高圧縮比にすると、燃費とパワーアップに効果があることは知られているが、高圧縮比化が進むと自然発火によるノッキングが発生しトルクの低下や燃費に悪影響をおよぼすことは、内燃機関の基本中の基本とわれてきた。それをマツダは、どこまで高圧縮にできるのか? ということで、先行開発では圧縮比15でテストした。

その結果、圧縮比15でわずか12%のトルク低下だったという。低音酸化反応効果という反応が有効に作用していることが分かり、圧縮比とトルク低下が必ずしも比例しないということを発見したのだ。これくらいの低下なら、工夫次第でなんとかなる。それが、SKYACTIV-Gの高圧縮比化のスタートだ。

内燃機関の教科書に超高圧縮はダメよ、と書いてあっても、自分の手でやってみないと信用できないという、なかなか疑い深いエンジニアの集団が、常識を打ち破ったことになる。そして、キャビティ付きピストンや4-2-1排気システムなど、数々の工夫がありSKYACTIV-Gが完成し、現行のエンジンより高い低中速トルクを実現した。


日本仕様、圧縮比13のジレンマ
 
ちょっとドラマちっくな開発ストーリーを聞いただけで、頭の中は完全に乗る前からSKYACTIV-Gはトルクがあって燃費もいいと洗脳された。それだけに、期待値は高い。さらに、そこへ田中さんという開発責任者が技術だけでないCX-5へのこだわりを見事な話術で説明する。

一般的に、数値や理論を軸とした話が多い中、この田中さんは、ひたすら情緒的な話を繰り返す。もはや、SKYACTIVの言葉すら発しないくらいだ。SKYACTIVが徹底して数字がキーワードになるのに対し、田中さんが求めたものは、人間が感じる気持ち良さを直感的に感じ取れるクルマがCX-5であるということだ。エンジニアリングと車両の企画開発は、違うベクトルではあるが両方とも本質主義だった。

早速、試乗する。ステアリングのグリップ部分でさえも、徹底的にこだわったというドライビングポジションもなんだか普通。だが、よく考えてみれば、違和感なドラポジがとれるというのが凄いことに気がついた。多くのクルマが、何度もスタアリングやシートの位置、ペダルの位置を確認して乗る。ひどいクルマだと、体の正面にステアリングが無かったり、アクセルペダルとブレーキペダルがよく分からない位置にあったりする。最初に違和感を感じるのだが、人間の体は素晴らしく、自然と体を合わせて慣れてしまう。そういう意味では、最初から違和感なくドラポジが取れるCX-5には、分かりにくいがこだわった分だけの価値はある。

走りだすと、以前に乗ったプロトタイプのCX-5と違うことに気がついた。プロトタイプに比べ、全体的にパワー&トルクが低い印象だ。そこで、冒頭の圧縮比が13ということを思い出す。以前乗ったプロトタイプは、圧縮比14仕様だったのだ。圧縮比14は、当時の資料によると165馬力&210Nm。対して圧縮比13は155馬力&196Nm。やはり、若干パフォーマンスは下がっていた。ガソリンの違いで圧縮比13を選択したのは、きっとマツダも苦渋の選択だったに違いない。現在の日本マーケットでは、ハイオク仕様は嫌われる傾向が強いからだ。パワー&トルクは平均値で終わってしまったが、JC08モードで燃費は16.0km/Lと高水準だ。今後のSKYACTIV技術の進化で、90オクタン前後でも圧縮比14が実現できることに期待したい。


人間の感覚に近い自然な動きが生む「CX-5との一体感」
 
クルマの動きは、全幅1840mmという大きなボディの割には軽快だ。ロックアップ領域を増やしてダイレクト感がアップしたという6ATもギクシャク感はない。アクセルの操作にリニアに反応して、クルマの動きが自分のイメージと合うので、意外とゆっくりと走っていても一体感があり疲れない。

低速ではマツダ伝統のタイヤのゴツゴツした印象があったが、これも速度が上がるに連れてスッキリとした乗り味に変化した。スピードが上がると、大きなボディサイズが意外とコンパクトに感じてくるのも美点だ。

ハンドリングには、好感がもてた。スポーティなハンドリングをウリとするSUVが多く存在する。その中でも、一部のクルマはステアリング操作に機敏過ぎるものあり、センター付近の微少舵だけキュッキュ曲がるものがあり、正直、高速道路などでは疲れるものもある。CX-5は、センター付近の微少舵には結構寛容でしっかりした直進安定性を誇る。

感心したのは、それからステアリングをグイっと切り足したときに、クルマがリニアにしっかりと反応することだ。旋回中でも、自分のイメージ通りにラインを変えられる。リヤサスがシッカリと路面を捕まえているので、安心感も高い。軽快感を最も強く感じた瞬間だ。

クルマのロールも少なくスポーティなハンドリングだと、マツダの運動性能の責任者にレポートすると、その責任者はしてやったり顔になった。ジックリと話を聞くと、クルマはシッカリとロールしているという。ロールスピードなど、クルマの動きを人間の感覚に合わせコントローすることで必要以上のロール感を感じさせないような工夫がされているのだというのだ。それが、クルマとの一体感だという。

4WDはFF車に比べ若干穏やかな感じだ。わずか70kgだが、重いこともあり軽快感はFFが圧倒する。

安全面では、スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)&AT誤発進抑制制御がオプションで用意された。これは、レーザーセンサーで前方を認識。4~30km/h以下の低速で衝突の危険を検知すると自動でブレーキをかけ衝突回避や軽減を行うものだ。ただし、認識するのはクルマに限られている。さらに、AT誤発進抑制制御は、前方の障害物を感知してエンジンの出力を自動で抑制し急発進を防止する。また、リヤバンパーにもレダーが設置され、30km/h以上での車線変更時に後方から来るクルマを検知し注意を喚起する。このオプションは78,750円とリーズナブルで価格で装備できる。


ガソリン車は20Sをベースに、好みと予算で4WDを選択すべし!
 
マツダCX-5は、20S(FF車)で220万円とリーズナブルな価格も魅力のひとつだ。さらに、205万円の20Cというグレードがあるが、これは完全に安く見せるオトリグレード。装備も含め選ぶ理由があまりみつからない。開発関係者の本質主義で考えるのなら、必要のないグレードをわざわざ作る必要があるのか? それも、わざわざ別の廉価グレード用装備まで設計して・・・。ということになる。

こういうグレードができる背景は、どこのメーカーもそうだが、営業部門の言い訳用だ。つまり、CX-5の販売台数が伸びない場合「リーズナブルな訴求したのに、来店や販売台数が伸びないのは、営業力ではなくクルマの魅力がない」。仮にCX-5が売れた場合、「リーズナブルな訴求が効果的で、来店・販売につながった。商品力と営業力の成果だ」といったイメージだ。実際の初期受注をみても、こ20Cグレードはほとんど売れていないという。

また、FF車と4WDどちらを選ぶといいかだが、雪国やアウトドアの趣味などで、どうしても4WDじゃなければダメという人でなければ、FF車がオススメだ。予算重視の人にも合う。FFと4WDは、結構キャラクターが違うので、同じガソリン車でも乗り比べてみるといいだろう。』

※奇をてらわない。今、あるもので何が出来るか?、それを考え、形にする。努力よいうのはなかなか目には見えないもの。地道に続けていく。そして結果が出る、こうでなきゃ!

常に

2012年03月24日 | Weblog
努力。


どんな状態であってもそれをし続けること。

それが大切。

それには柔軟な頭と
分析&解析力と
そして実践と検証が必要。