まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

孤食

2018年05月31日 | Weblog

それはそれでいいじゃない!

*15.3%が「週の半分以上は1人」 孤食の何が悪いのか?
                                                 独りで楽しみたい(C)日刊ゲンダイ
29日に閣議決定された「食育白書」によると、1日の食事をすべて1人で取る日が週の半分以上という人は15.3%。単身、少人数世帯が増え、こうした「孤食」が進む可能性があるという。

昨年11~12月にかけ、20歳以上を対象に実施した調査では、孤食が「週4~5日」は4.3%、「ほとんど毎日」は11%という結果が出ている。2011年の調査から約5ポイント上昇したという。 

確かに、子供の孤食は「偏食につながって心身に悪影響を及ぼす」なんて専門家の指摘もある。10代になると「コミュニケーション能力の欠如」と結びつけられたりもする。高齢者の場合は孤食という以前に、話し相手もいない孤立・孤独の問題だろう。

しかし、だ。
「時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為。この行為こそが、現代人に平等に与えられた、最高の癒やしと言えるのである」と、オープニングで断じるドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)が人気だったりする。

「孤食=寂しい食事というネガティブなイメージが蔓延しすぎです。ひと頃、1人で食べる“ぼっち飯”を見られたくないからと、トイレの個室で食事を済ませる若者が話題になりましたが、その典型でしょう。孤食はよくないと思い込まされている。中高年サラリーマンや、とりわけ経営者になると『食事ぐらい自分のペースで1人で楽しみたい』という方が多数派です」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)

15年の国勢調査によると、35~39歳男性の3人に1人(35%)、女性の4人に1人(23.9%)が未婚。未婚率は上昇傾向が続いている。孤食化は必然ともいえる。

「子供や高齢者は、自ら進んで孤食を選択しているわけではない。それが問題であって、孤食自体が悪いわけではありません。むしろ、積極的に孤食を楽しむというスキルは、現代人にとって必須でしょう。孤食を楽しめるから、共食のありがたみも分かる」(岩波拓哉氏)

確かに、そうか。


波フェス

2018年05月31日 | Weblog

今年もやるのかな。
で、やるのなら会場を「かもめ公園」に移せばステージ制作の手間&お金(費用)が浮くんだけどな…
また、告知等に「茨城県 かしま初の市民野外音楽祭 波フェス 開催へ!」と書いてありますが、会場は「かしま」ではなく「神栖市波崎」。
で「かしま」いう言葉を入れたいのなら「かしま灘」と書けばいいんです。...
そして「音」。あの大きさは法律(条例違反)なので、気をつけないと通報されたらイベントそのものが中止になることも


リプレー検証

2018年05月31日 | Weblog

導入。

『ラフプレーの判定を映像で 関西学生アメフトでリプレー検証導入へ

5/31(木) 8:16配信

産経新聞

アメリカンフットボールの関西学生連盟が、重大な事故につながりかねない危険な反則行為を映像で確認する「リプレー検証制度」を、今秋の1部リーグの全試合で導入することが30日、関係者への取材で分かった。アメフトでは昨年度から、日本一を決める「ライスボウル」や学生、社会人それぞれの日本一決定戦の計3試合で導入されたが、リーグ戦を通して行われるのは初めて。日本大アメフト部の選手による悪質な反則問題を契機に、競技の安全性が問われるなか、ラフプレーを未然に防ぐ抑止力としても期待される。

対象となる反則は、ヘルメットの頂点からボール保持者にタックルしたり、パスやキックを終えた司令塔のクオーターバックやキッカーら無防備な状態の選手の頭や首付近に接触したりする「ターゲティング」。

試合中、グラウンド上の審判8人のいずれかが疑わしいプレーを発見した場合、試合を中断。高所からグラウンド全体を監視する「リプレーオフィシャル」と呼ばれる審判が当該のプレーを映像で見返し、反則か否かを最終判断する。

同連盟は学生の安全を守るため、数年前から導入を検討していた。今秋の導入後、さらにグラウンド上の審判がターゲティングを見逃しても、リプレーオフィシャルの判断でリプレー検証を行えるよう検討する方針。

同様に判定が微妙なプレーを映像で確認する仕組みは、大相撲やテニスなどで以前から導入。プロ野球でも今季から、監督がリプレー検証を要求できる「リクエスト制度」が本格的に運用されている。アメフトでは米ナショナルフットボールリーグ(NFL)が既に導入しているが、チームからの申告で行われる点で関西学生リーグとは異なる。

同連盟は日本アメリカンフットボール協会に加盟する全国の大学8連盟の一つ。リーグ戦は日本一に輝いたことのある関学大や立命大、京大など8大学が所属する1部リーグのほか2部、3部リーグがあり、年間5万~6万人が観戦している。

関西アメフット協会審判部長の浜田篤則さん(58)は「日大のタックル問題で『アメフトは危険』というイメージが広がってしまった」と懸念。リプレー検証の導入を歓迎する一方で「選手や指導者には、まずルールを守り、ラフプレーをしないモラルが求められる」としている。』

※いいことだ。だが、数年前から検討ということは、今回のことがなければそのまま検討にということに。


福井市

2018年05月30日 | Weblog

自然の前には

『福井市財政難でプール中止検討 子育てママ驚き

5/30(水) 8:32配信

福井新聞ONLINE

大雪対策の影響で財政難に陥っている福井県福井市は、本年度約150事業の縮減、中止、先送りを検討している。市民への影響は最低限に抑えたい意向だが、見直し対象事業には夏休み期間に行っている学校プール開放の中止や、街中にぎわいイベントの回数減、敬老祝い金の削減など身近な事業が入っている。市民もじわりと我慢が必要な一年となりそうだ。

毎年夏休みに合わせ、市内50の小学校で実施している学校プール開放事業の中止検討は、子育て世代に影響。市から説明を受けた市議会のある会派では、中止の是非をめぐって議論になったが、各校に2、3人配置する監視要員について「かなり負担のようだ」と一定の理解が示されたという。

小学生の子どもが2人いる母親(44)は「去年も友達と連れだって学校プールに結構行っていた。暑い夏休み中に行き場がなくなると親も大変。ゲームばかりする子が増えるかも」と困惑気味。市の財政難については「身近なことに影響するのはびっくり」と驚いた様子で話していた。

2013年度から毎年4回、JR福井駅西口エリアで開かれている「まちフェス」も回数が制限される可能性がある。「にぎわいけん引事業」として定着しているが、本年度の開催は6、9月の2回だけになりそう。運営に携わる30代男性は「毎回楽しみにしてくれている市民もいるので非常に残念」とする一方、中心市街地の活性化は好調だとして「自分たちなりに盛り上げる方法を考えていきたい」と話した。

敬老祝い金の進呈事業では、88歳への記念品配布は取りやめ、100歳への祝い金は3万円から1万円に減額するもようだ。地域コミュニティーバスの運行支援事業も見直し対象となり、新たな地域での試行運行が順延される見通し。

中学校図書整備事業や高校野球全国大会出場の激励費も見直すなど、小さな事業からも少しずつ財源を捻出しており、不足分を確保しようという苦心がうかがえる。

市議会最大会派、一真会の皆川信正会長は「今すぐ日常生活に大きく影響するようなものはなさそうだ。財源がないならやむを得ない部分はある」と一定の理解を示した。』

※で、やるなら「自分たちの」手で!


育休み

2018年05月30日 | Weblog

それをとるために

『<大阪市>“保活”現場で異変 保育所、あえて落選

5/30(水) 8:06配信

毎日新聞

◇待機児童ゼロを目指す大阪市 保護者、育休延長狙う

「絶対に入れない保育所を教えて」--。待機児童ゼロを目指す大阪市の“保活”現場で異変が起きている。昨秋、保育所に入れなかった場合に育児休業(育休)期間と育休給付金受給を延長する国の制度が拡大されたが、育休を延長するには「入れない証明書」が必要で、あえて落選を狙うケースが表面化した。吉村洋文市長は「制度上の問題だ」として31日に厚生労働省を訪れ、加藤勝信厚労相に直接、改善を申し入れる。【林由紀子】

市保育企画課が、今年4月からの入所を申し込み、落選した育休中の保護者453人を調査。うち36%の163人は区役所との面談で「絶対に入れない保育所はどこか」「(入れないことを証明する)保留通知はどうすればもらえるか」と尋ねるなど、入所の意思がないと分かった。背景には「もう少し子どもと一緒にいたい」と望んだり、復職のタイミングを計ったりする親の事情があるとみられる。

他にも保育所の利用申込書の希望施設欄(第6希望まで可)に、1カ所しか記入しないケースや、希望する保育所に内定したのに辞退し、募集枠の少ない2次募集に応募して落選、保留通知を受け取ったケースもあった。第1希望のみで入れなかった場合も通知の交付対象になるためで、市はこうした「入所意思のない申し込み」は相当数に上るとみる。

育児・介護休業法は育休は子どもが1歳に達する日まで取得できると規定。給与の一定額が育休給付金として雇用保険から支払われる。しかし、近年の待機児童問題を受け、昨年10月からは、申し込んでも入れない場合は、最長で2歳まで再延長が可能になった。その手続きには入所保留通知が必要なため、育休を延長したい親が、早期復帰を期待する企業に説明するためなどに形式的に申し込んでいる可能性が高い。

大阪市の担当者は「こうした需要はこれまでも一定あったが、育休期間の拡大や国の待機児童の定義に育休中のケースが加わったことで隠れていた存在が表面化した」と分析。吉村市長は今月、ツイッターで「本当の保留児童数が不明、入所事務も混乱している」と書き込んだ。保留通知だけでなく、「入所が困難な地域」と指定する別の証明でも育休延長を認めるよう、厚労省に要望する方針。

大阪市によると、同様の現象は岡山市や横浜市、川崎市などでも発覚。東京23区の一部では、育休延長が目的の申し込みを、入所選考の対象から外すなどの対策を取っているところもある。

昨年、東京から大阪に転勤してきた30代の男性会社員は、1歳の次男の保留通知を得るため、あえて東京周辺で高倍率の保育所に申し込んだ。東京に職場がある妻の育休延長が目的で「周囲の助けもなく、妻子だけ東京に残せない」と話す。延長されれば、大阪で一緒に暮らせるためで、別の会社で共働きするケースでは多いとみられる。男性は「保育の受け皿を整える一方で、多様な働き方に合わせた柔軟な制度にしてほしい」と訴えた。

猪熊弘子・東京都市大客員教授(保育政策)の話 子どもを持つ女性の働き方を企業がどう考えているかの問題だ。「出産後、早期復帰を求められる」との声をよく聞くが、いつから働き始めるかは個人の選択。会社の都合で無理強いするのはハラスメントにあたり、女性活躍や働き方改革にも逆行する。』

※そういう手があるのか!


虚偽

2018年05月30日 | Weblog

『日大・内田前監督の供述「虚偽」と認定 「インカム落とした」言い訳もあった

5/29(火) 22:32配信

デイリースポーツ

日大アメフット部による悪質な反則タックル問題で、関東学生アメリカンフットボール連盟(関東学連)が29日、臨時理事会を開き内田正人前監督、井上奨前コーチを事実上の永久追放にあたる「除名」処分とし、社員総会での承認を求めることを発表した。事実認定の上でタックルを実行した宮川泰介選手と内田氏、井上氏の指導者との主張に矛盾が生じている点について、基本的には内田氏らが嘘をついていると事実認定をした。


選手と指導者の間で矛盾があることを関東学連の規律委員会は4点にまとめて事実認定をした。

(1)「QBをつぶせ」という指示に込められた意味。
宮川選手は「けがをさせてしまえ」という指示と受け取り、直接発言した井上前コーチは「そういう気持ちでプレーしてほしい」という意図だと会見、規律委員会のヒアリングで証言している。

事実認定の中では、井上前コーチが「相手QBは友達か」と発言していることを重視し、「友達にはとてもできないようなことをしてこい」というニュアンスで、「認識の乖離は存在しないと規律委員会は断定します」とした。

(2)内田前監督の指示の有無。
内田前監督は指示をしていないと一環して主張している。井上前コーチも同様に発言していたが、規律委員会としては「内田監督を守ろうとして事実をねじ曲げている」と認定した。日大の選手が「ハマる」と呼称していた、内田前監督が集中的に選手を追い込む指導を当該選手に対して行っていたことが、複数の関係者へのヒアリングで判明しており、また、スタートリストから外れていた選手が急きょ試合に出たことからも、選手と内田前監督の会話がないとするのは不自然と認定した。

当該選手の供述は「極めて具体的かつ迫真性があり」と認め、また、反則タックルがあった直後に内田前監督が「不自然なほど冷静で淡々としていた」ことも、その証左とした。

(3)「1プレー目からQB選手をつぶす」ことが出場の条件となったか。
前項と同じく、練習から外され、メンバー表に名前がなかったにも関わらず急きょ出場したこと。また井上前コーチが「できませんでしたじゃ済まされない」と発言したことからも「『1プレー目から潰しに行け』という指示は5月6日の関学大戦に出場するための条件だった」と考えるのが妥当だとした。

(4)内田前監督は当該選手に「やらなきゃ意味ないよ」と言ったのか。
内田前監督は23日の記者会見でも「彼が何を言っているか正直、分からなかった」と出場を直訴した当該選手との会話はなかったと主張したが、規律委員会は「不自然きわまりない」と認定した。監督に直訴をした後に会話が成立しなかったのに、「そのまま帰っていくでしょうか」と指摘。「自身の関与に関わる部分は信用性がない」と切り捨てた。

また、内田前監督は規律委員会のヒアリングでも「(反則時に)ボールを見てしまった」「宮川選手は見ていなかった」ため、当該選手を反則行為の直後に下げなかった理由を説明した。さらに、ヒアリングでは「インカムを落として見ていない」とも付け加えたという。

しかし、公になっている映像などを見ると「内田監督が視線を当該選手に向けていたことは映像でも確認できます。また、内田監督がインカムをひろう動作は認められていない」と嘘が露呈。「最初の反則行為を見ていないとする内田氏の供述は虚偽であると判断します」と切り捨てられた。

こうした事情から内田前監督が反則を容認していたことが認定された。』

※これ、ひどい!


日大

2018年05月29日 | Weblog

甘いな

『宮川選手と日大は今年度終了まで出場停止処分 森ヘッドコーチは資格剥奪/アメフット

5/29(火) 21:09配信

サンケイスポーツ

日大アメリカンフットボール部の守備選手による悪質な反則問題で、関東学生連盟は29日、臨時理事会を開いて関係者への処分を協議した。問題を調査した同学連の規律委員会は反則が内田正人前監督(62)と井上奨前コーチ(29)の指示によるものと認定し、両氏に対して処分の中で最も重く永久追放に相当する「除名」処分とした。

守備を統括する立場だった森琢ヘッドコーチは除名に次いで重い「資格剥奪」、危険なタックルをした宮川泰介選手(20)とチームには条件付きで2018年度シーズン終了まで公式試合の出場資格停止処分が課された。

この問題で、日大アメフット部選手一同は父母会の代理人を通じて声明文を発表し謝罪。監督やコーチの指示に「盲目的に従ってきた」ことが今回の事態を招いた一因と認め、宮川選手の復帰を願う内容も盛り込んだ。

6日の定期戦で関学大の選手を負傷させた宮川選手は、内田前監督らの指示だったと説明。指導陣はけがをさせろという指示はしていないと否定しており、両者の主張が食い違っていた。日大は第三者委員会で事実を解明するとしている。』

※これ!


体育会系指導者

2018年05月29日 | Weblog

下には強く

『「体育会系」が弱い心を育てる内田氏も栄氏も入院した理由

5/29(火) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

日本中をあきれさせている日本大学のお粗末な対応と組織の異常さ。日大のアメフト部の内田正人前監督やコーチ陣の真実を一切語らない姿勢。そして、日大関係者がタックルをした学生のみに罪を被せるような姿勢を取りづける事に、あいた口が塞がらないと感じた人も多いでしょう。この異常事態の根本原因は「体育会系」のコミュニケーションにあります。今回は『1秒で気のきいた一言が出るハリウッド流すごい会話術』の著者が、体育会系コミュニケーション起こす弊害、会話の断絶の危険性について解説します。

・「結果が出たら俺の手柄、失敗は部下の責任」が 体育会系上司の本質

世間をあきれさせているアメリカンフットボールの試合における悪質タックルに端を発する日本大学の対応。もはや試合におけるルール違反行為そのものよりも、日大関係者の隠ぺい体質やパワハラ体質、そして組織の腐敗ぶりに世間の怒りは向かっています。

まだ真相は解明されていませんが、1つ言える事があります。それは、この事件の大きな原因の1つが、「日大アメフト部が、体育会系コミュニケーションを行っている組織」であるという事です。今回は、わかっていない事が多いので、日大タックル問題の根本原因についての私の推論を述べさせていただきます。

さて、実際にタックルをした学生は、日大指導者から悪質なタックルをするように指示されたと告白しています。一方で、指導者たちは自分たちの責任ではあると言いながらも、それは意気込みの話であって、悪質なタックルをしろという意味ではないと主張しています。

仮に双方の主張が事実だとしましょう。なぜ、こういう意思疎通のズレが起こるのでしょうか。それは、一般的に体育会系を自負する上の立場の人は、下の立場の人に非常に曖昧な、最小限の指示しか与えない傾向があるからです。

それにも関わらず、下の立場の人からの簡単な質問に対してすら、「口答えするな」と受け付けない傾向があります。これでは、下の立場の人は、上の顔色を伺いながら、ある意味、カンや忖度で動くような状態に追い込まれてしまいます。

なぜ、上の立場の人が、こういう状態を作るのでしょうか。それは、この手法が彼らに非常に強力なパワーもたらすからです。なぜなら、こういう意思疎通の方式で下の人に指示を与えている人は、結果が出れば自分の手柄にする事ができ、悪い結果が出れば部下の責任にする事が可能になるからです。

また、そういう構造ゆえ、上の人は組織の現状を把握しにくくなっていき、何が事実なのかが分からなくなりがちです。さらに、下の人間への適切な指示を行う能力も低下していきがちです。

・リーダーシップがない人間ほど 忖度を強いる体育会系を好む

 よく、「日本企業は下々の現場の人の能力は高いのに、組織の上の人の能力が低い」と嘆かれる事があります。その原因の1つが、体育会系コミュニケーションにある事が、これでわかったと思います。絶対に無理と多くの人が思っていても、「アメリカに勝てる!」としか発言できなかった戦前と、まだ日本のコミュニケーションレベルは、たいして変わっていないです。

 さて、仮定の話ですが、今回の悪質タックルがここまで大問題にならず、大学アメフト界だけのプチトラブル程度だった場合はどうなっていたでしょうか。おそらく当該選手の出場停止などの処分で片付けられたのではないでしょうか。あるいは、「監督の手腕でチームを有利な状況に導いた」という評価になっていたという可能性もあるでしょう。

 しかし、今回のように事が大きくなってしまうと、こういう体育会系組織は大崩壊します。なぜなら、前述のように、多くの上の人間は下の人間に忖度させて組織を動かしているので、いざという時にリーダシップを発揮できないからです。また、普段から自分の周りにイエスマンばかり並べていると、メンタルが弱まってしまい、逆境に非常に弱くなっているからです。

・会見直後に入院した内田氏、 パワハラ発覚後に入院した栄氏

だから、大学関係者は、危機対応がシドロモドロになっていて、内田元監督に至っては、メンタルがやられて入院するまでの話になってしまうのです。ちなみに、最近、似たような事例があるのが思い出されませんか?レスリングの伊調馨選手へのパワハラが認定された栄和人氏も、自分に対する世間からのバッシングが起きたら、すぐに入院してしまいました。

これも、自分の心を弱くする「体育会系コミュニケーション」を駆使していた事が、大きな原因の1つだと思われます。肉体的には屈強そうなスポーツの指導者たちですが、メンタル面は弱くなって逆境に耐えきれなかったのだと推測できます。

このように、「体育会系コミュニケーション」は、人間も組織も弱体化させ、いずれ大問題を引き起こす要因となりますので、取り入れてはいけないコミュニケーション方法なのです。今回の日大タックル問題は、いまだ日本では広く普及して、礼賛する声も多い「体育会系コミュニケーション」を見直すきっけかとなるのではないでしょうか。』

※上には弱く。要は「チキン!」。


勝負

2018年05月29日 | Weblog

『勝負は結果』、
私も25年間スポーツ少年団で小学生の子供たちとサッカーをして(表向きは指導者で、実は一緒に遊んでいた)きましたが。まずは「楽しめ!」ということを一番に。

*勝利の近道は、「面白さ、楽しさ」伝えること 関学・小野Dのアメフト論が脚光浴びる
                                         J-CASTニュース / 2018年5月28日 21時19分
アメリカンフットボールの悪質タックル問題で被害を受けた関西学院大学アメフト部が開いた会見では、問題そのものへの対応はもとより、小野宏(ひろむ)ディレクターが語った指導者としての心構えにも注目が集まった。

同時にインターネット上では、小野氏が過去、出身高校のアメフト部に宛てて送ったあるメッセージにも俄かにスポットライトが当たった。

「『ロウソクの火』みたいなもの」
日本大学からの再回答を受けて2018年5月26日に関学が開いた会見では、報道陣からこんな質問があった。「日大の回答書には『DL選手に闘志がなかった』という指摘がある。アメフトをやる以上、最低限の勇気や闘志は必要だと思うが、モチベーションを引き出すにはどのような指導方法が必要か」。鳥内秀晃監督は「声が小さいといったことはあったかもしれませんが、性格がありますから。そんなことまで強制して意味あるのかな。その個性を尊重しながら、一番いいプレーを目指してやればいい」と、一人一人に合った指導の必要性を指摘した。

すると、「僕もコーチを20数年やっていましたので、ちょっとだけ付け加えると...」として、次のように続いたのが小野氏だった。

「闘志は勝つことへの意欲だと思いますし、それは外から言われて大きくなるものではないと思っています。自分たちの心の中から内発的に出てくるものが一番大事ですし、それが選手の成長を育てるものです。その一番根源にあるのは、『フットボールが面白い、楽しい』と思える気持ちです」

 「我々がコーチとして一番大事なのは、選手の中に芽生える楽しいという気持ち、これは『ロウソクの火』みたいなもので、吹きすぎると消えてしまいますし、大事に、少しずつ大きくしないといけない。そっと火を大きくするような言葉も大事でしょう。内発的に出てくるものをどう育てるかが、コーチにとって一番難しい仕事だという風に思っています」

この話は、会見の模様を見ていたインターネットユーザーから大きな反響があった。選手が強制されてではなく、自ら進んで取り組む心を大事にしたいという言葉に、教え子やフットボールへの純粋な思いを感じたようで、ツイッターには

「アメフトの事を聞かれた時のろうそくの火に例えて話してくれた時、感動した」「鳥内監督と小野ディレクターの闘志の話、もう1回見返したい」「いま、鳥内監督と小野ディレクターが、闘志についてめっちゃいい話してる!」
 「生徒指導をろうそくの火に例える関学の小野Dさん『吹きすぎても火は消えてしまう』 ええこと言う」といった投稿が相次いでいた。

「現役の後輩に伝えたかった」こと
同時に、「関学小野ディレクターが自分の母校(高校)に送った文章。アメフト愛にあふれている」などとしてツイッターでURLがシェアされ、注目されたのが、母校・東京都立戸山高校アメフト部へ小野氏がおくった、「戸山アメリカンフットボール部の哲学・戦略・戦術」というメッセージだった。

2000年頃、創部50年を記念した部誌のためにOBとして書いたもので、会見でも述べていた「フットボールが面白い、楽しいと思える気持ち」に通じるこんな記述がある。

「何よりもアメリカンフットボールの面白さ、楽しさ、その魅力の全体像を現役の後輩に伝えたかった。それが『勝つ』ことへの一番の近道だと信じていた。『好きこそものの上手なれ』である。『哲学』というにはあまりに陳腐なのだが、それこそが私にとっての戸山の本質であった。また、それを伝えられるのは、東京から関学まで行ってフットボールをした自分しかいないという身勝手な使命感があった」

 「人が心の底から夢中になれるものを持つようになるということは感動的なことである。自分でも理解不能な『こころ』が、化学反応を起こすように、瞬間的に、時にはゆっくりと、何かを好きになっていく。そして、いつしかそれへの愛情を胸に宿すようになる」

小野氏は続けて、「異性に恋い焦がれるというのならわかるが、痛くて辛くて汚くてなんの得にもならないアメリカンフットボールに夢中になることがあるとしたら、それは人として崇高なことですらある――というのは自己弁護に過ぎないのだが......」と謙遜していた。この後、アメフトの戦略論が約5000字にわたって続く。終盤には「戦略よりも前の段階として考えるべき『安全にフットボールをする』ということに触れておきたい」というくだりもある。

現在ディレクターとして支える関学アメフト部のウェブサイトで書いているコラムにも、その信念が表れているものが見つかる。「第55回ライスボウル(2001年度) コーチコラム(攻撃)」には、こんな一節があった。

「『やらされている』ような状態では、成長はおぼつかない。しかし、人間はなかなか努力が長続きしないものである。ましてや、米国のようにスポーツ奨学金がもらえるわけでもなく、プロへの可能性もない日本の大学フットボールにおいて、選手の高いモチベーションが維持される基礎条件は大きくない。では、そうした受身の姿勢に陥らず、自分から夢中になって厳しい課題にも取り組むことができるようになるためには、どうしたらいいか。いろいろな答えがあると思うが、そのうちの一つは、やはりフットボール自体を『面白くて仕方がない』と感じられるようになることだ。好き、になることこそが近道だと思う。」


沖縄

2018年05月28日 | Weblog

トップ!

『「また行きたい!」でトップ 沖縄、満足度も

5/27(日) 9:24配信

琉球新報

沖縄、とっても楽しかったし、また行きたい―。日本観光振興協会が行った2017年度の「国民の観光に関する動向調査」で、沖縄が「満足度」と「再来訪意向」の項目で全国1位に輝いた。県の嘉手苅孝夫文化観光スポーツ部長は「県内観光関連事業者による受け入れ施設の整備や、県民を含めた観光客を温かく迎え入れるホスピタリティーの高さが高評価につながった」と喜びを語った。

再来訪意向は16年に続いての1位で、2位に京都府、3位に北海道が続いた。満足度は16年から1ランク上がっての1位となった。2位は群馬県、3位は京都府となった。嘉手苅部長は「今後もウエルカムんちゅになろう運動などを通じて観光客の満足度向上を図り、リピーター化につなげる」と話した。

調査は17年の9月29日から10月5日に行われ、全国の15歳以上の男女1万1891人を対象にインターネットを通じて行った。』

※当然!