まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

ゴールデンウィーク

2008年04月27日 | Weblog
何気なくカレンダーを見たら5月6日の火曜日が赤く、祝日になっていることに気がついた。
えっ、なんで5月6日の火曜日が休日に?
早速調べてみた。そうしたら2007年1月1日の祝日法の改正(※)で、振り替え休日の規定が変わったのだ。
簡単に言うと、これまで月曜限定だった振り替え休日が、火曜・水曜に繰り越せるようになったのだ。
つまり、今年でいうと5月4日が日曜で翌5日が月曜、だから火曜に「4日の日曜日と祝日のダブった分の振り替えを!」ということに。
うーん、なるほどー&これって知らなかった。
てことは、秋の敬老の日と秋分の日にはさまれた日は休日で、そこに今回のように土日がからむので、なんとそこにも5連休が出来るということになる。

これって、なんていうかすごいことだけど、意外に「法の改正のこと」は知られてない!だいたいは「なんで、そうなったのー?」って感じなのだ。
作ったほうは知らせて!そういうだろうけれど「いつのまにか出来たの?」が主流なはずなのだろう。
うーん、となると、その次はいつになるか、これからカレンダーをじっくり&よーく見てみよう!といいつつ、で、調べてみたら来年の秋に「5連休」が実現するのだ。

うーん、時間はあるけれど、先立つものが?なのです。


※第三条第二項「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。

ガソリン暫定税

2008年04月19日 | Weblog
久し振りに。

きっこの日記に面白いことが書いてあった。
レギュラーガソリンの代わりにハイオクを使うことで、全国のガソリン車から出る有害物質が2割も減る(排気ガス中の一酸化炭素が19.6%削減、炭化水素が21.4%削減:シュル石油が実験)と。
で、早速シェル石油のホームページを見たりしてこのことについて確認をしてみた。
シェルのホームページには「シュルのハイオクガソリンを使用すると従前の…」と書いてあり、きっこで書かれているデータが詳しく掲載されていた。
そして、このことでネット上でいろいろ検索していたらこのようなことが分かった。
「ハイオクをレギュラー使用の車に使っても燃費効率は変わらない。でも、暫定税率がなければ、ハイオクが安い値段で使え、そして有害物質を減らすことが出来る。」と。

「レギュラーガソリン使用車から排出される有害物質が20%削減」と「暫定税率復活」、この国のことを考えたら、どちらをとるか、誰にでも分かりそうだけれど、さて、今月末に、どのような答を出すか、そこが大事であり、真にこの国の行く末、そして地球的規模での「温暖化問題」に対するこの国の姿勢が分かるということになる。

しかし、本当に必要な・必要と思われるとことにお金を使わないでいることで、票や天下りのためにいる人たちは「アホ・バカ」だってことが、このこと(暫定税率・後期高齢者医療等)でよく分かったのではないだろうか。

でも懲りない人々(厚生省に国土交通省、郵政省に政治家たち)にとっては「そんなの関係ねえ!」ってことなのだろうか。

これで、このまま暫定税率分が元に戻ったうえに原油価格の上昇分が上乗せになり、レギュラーガソリンが160円台に…さあ、どうなる?

大学 ~ 募金 ~

2008年04月06日 | Weblog
大学に入る。
そうすると、間髪をおかず「~教育振興募金」ご協力のお願い!という文書が学校から送られてくる。
その内容は「学校施設の整備のために」というもの。
これは多くの大学で行っているようで、この文言のとおりだとすると、募金ということはある程度仕方のないことなのかなと思う。
問題はその内容で、本当に必要なものに対し募金(寄付)するのならいいのだが
そこで内容を見てみると
振込み用紙と一緒に入っていた説明書をよく読んでみると「1口5万円で、2口以上!」と書かれている。
そして、そのわきに「この募金は任意ではありますが、趣旨をご理解のうえご協力下さる様お願い申し上げます。」とも書かれている。
募金とか寄付というものは自主的にするもの。
だから1口いくら、とか2口以上と書くのは最初から「募金ではなく会費です!」と云っているようなもの。
大学への入学が決まって、入学金・学費・引越し等でかなりお金がかかって、で「募金2口」で10万円。
今年の新入生を単純に1000人とすると、1000人×10万円=1億になる。
この部分は大学がみずから行う施設の整備費、在学生には実際に使用することが出来ていいのだろうかれど、結局はそういった「施設を整備したからとかあるから」って宣伝になるのだろう。
で、一体何%の人が何口募金するのだろうか、そう思ってしまうのは変?

平成の合併

2008年04月04日 | Weblog
といわれて、多くの自治体が合併してから3年以上経つ。
で、どうなったか。住民サービスとかの問題については以前にも書いたので、今回はあまり書かないが、では、合併したことによってそれぞれの自治体の人事などはどうだろう。

合併といっても「吸収合併」「対等合併」等いろいろな形があるだろうが、ここでは人との新しい、例えば「市」になった自治体をモデルにして書いてみる。
その市は2町が合併して市に(表向きは対等合併)になり、2年以上の年月が過ぎ、職員の動き(人事異動等)も活発に行われ、旧自治体間の垣根もなくなってきたのではないだろうか。
これは、職員間の意識の持ち方にも変化があるだろうし、サービスの低下にならないような人事異動だったりするならば、交流ということも含めていいことだと思う。
ところが、自治体によっては管理職、特に幹部(部長級以上)の構成に偏りがあるところが結構多いといわれている。
これはおかしいこと。いくつかの自治体が合併し、新しい自治体を形成しているのだから、旧自治体のバランス(人的・構成上)ということを考え、そして配置しないと、ことばだけではなく、自治体の運営に偏りが出てくることは目に見えている。
それが、例えば「部長級のポストが10個あるのに、ある自治体の職員だけがそのポストについている」などどいうことがあったりもする。こうなると、その自治体だけに目がいき、またお金も使われる。
これは「点」でしかないのだが、こういった例は以外に多い。これではいけないのだ。点を「線」でつないで「面」にしないといけない。
平成の合併のテーマは「面作り」ではないかと思う。

だから、平成の大合併より前に合併した自治体などは中心地だけが栄え、まちはずれなどはさびれ・閑散としているところも多い。
これらは、自治体としての自治体全体を見渡す目がないということになる。
しかも、それが平成になって加速しているように見えるのだ。

地域間のバランス、こうしたこともよく見た上で自治体の運営を行う。そこには各地域の職員たちを、部課長旧級の字とたちを含めてうまく配置し配置することで、少なくても地域間格差を少なくすることができるのではないだろうか。

それを「自分たちのまちだけをを!」と考え、他の地域に力を入れない(お金もかけない)・他の地域のことを考えないような、そんなことをしていたら、合併したことの意味もなくなるであろう。

これが、合併前から散々いわれている「サービスが遠くなる」「サービスが遅い」という言葉にもつながるのだ。
今こそ、エゴを捨て、地域全体のことを考え、そして活動することが求められているのだ。