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金谷を歩き、秋を感じる

(大代川土手のススキ)

今日から10月、四国遍路への出発は来月に迫ってきた。秋雨前線の晴間の一日、快く晴れた。足慣らしのために午前10時前に歩きに出た。日差しはきついが風は秋の風だ。まず、大代川の土手に出る。土手のススキがいい感じである。敷き藁に使うのだろう、小さいうちに雑草を小まめに刈っているから、ススキだけが大きく育っている。冬になる前にこれらのススキも刈り取られるから今だけの景色である。

「みんくる」で借りた本を返却し、金谷の町まで歩いて用足しをする。そこまで約3kmであろうか。金谷の通り、旧東海道を東へ進み、大井川の河原へ出て、約2km。河原へ降りて、サッカー場やソフトボール場、グランドゴルフ場の芝生の脇の道を約3km歩いた。時々は芝生の上も歩いてみる。芝が長くて余り歩きやすいものでもない。その時間にはサッカーの練習試合をする青年たちが一組だけいた。こんな時間にこの青年たちはどういう人たちなのだろう。お昼休みに楽しんでいるにしてはばっちりユニフォームで決めている。

河原に中部電力からのお知らせの放送が流れた。振り返ると、土手に拡声器の付いた柱が立っていた。川辺で釣りなどを楽しんでいる皆さんに、ダムの放流について注意を喚起する放送であった。放流の前にはサイレンを鳴らすので速やかに安全なところへ避難するように告げていた。サイレンは判ったが、その時に言葉による放送はしないのだろうか。

旧国道の大井川橋と、国一バイパスの新大井川橋の下を潜って、土手を越えて五和の田んぼの道を、高台になった牧之原の西原を前方に見ながら、まっすぐに約2km歩いて自宅に戻った。歩数は14,657歩で約10kmの歩行であった。最初はこんなものである。足がやや疲れたが、何回か歩くうちには慣れるだろう。


(稲穂を背景にアカトンボ)

歩く間に目にした秋の昆虫類を書き出してみる。まず目に付いたのはアカトンボ、オハグロトンボ、アゲハチョウ、タテハチョウ、モンキチョウ、トノサマバッタ。蝉の声は聞かなかった。虫の声はコオロギの声を聞いたくらいである。夜になれば騒がしいくらい鳴いたのであろう。

少し遅い昼食にソーメンを食べて、本を読もうと横になったら、心地よい疲れにページを開く前に寝てしまった。まーくんの声に目が覚めた。まーくんの言葉が幾つか意味を持つようになってきた。しばらく母子で居たようだが、夕方には帰った。
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