goo

交通渋滞で考えたこと

(庭のカリブラコア-小輪多花性のペチュニアの仲間)

通勤の国道一号線で渋滞に巻き込まれた。

金谷インターから国道1号線バイパスに乗ろうとした直前、カーラジオから国道一号線の上りの、小夜の中山トンネルでトレーラーが故障して止まってしまい、500メートルほど渋滞している。旧国道へ迂回するようにという道路情報が流れた。バイパスの下りは車が流れているから大丈夫だろうと、バイパスに乗った。

金谷のトンネル前、2車線から1車線に合流する手前で車が停まってしまった。全く動きそうにない。やれやれ下道(旧道)を行けば良かった。瞬時迷ったが「渋滞は上り」の一言でバイパスを選んでしまった。幸い隣りの車線に大型トラックが居て、朝日の日陰になっているのがラッキーであった。下り車線が全く停まってしまったのに、原因となった上り車線には次々と車がやってくる。上りと下りを聞き間違えたのかと思った。しかし、確かに上りと言っていたし、先程まで下りは車が通っていた。

携帯で会社に遅れる旨電話しておいた。カーラジオでは、露天のヨーヨー釣り(風船釣りと呼んでいたように思う)に使われる風船式のヨーヨーの話をしていた。西洋から伝わって人気を呼んだヨーヨーは子供の玩具としては高価なものであった。その代用として風船に水を入れて膨らまし、ゴムひもを結んだヨーヨーが考案され、金魚すくいと同じようなゲーム性を持たせて販売するようになった。

止まったきり、渋滞は全く動かない。カーラジオでは清水の理髪店から理容組合あげてクールビズに取り組んでいる話をしている。店長自ら髪を夏用に5cmほどに短く刈った、シャンプーをひんやりするタイプに変えた、使う水は冷蔵庫で冷やしたものを使う、看板の照明を減らしている、などと出てくるが、肝心の室内温度をどのくらいに設定しているかという言及がなかった。散髪屋の冷房はいつもギンギンに効かせていて寒いくらいである。それをクールビズでどのくらいまで上げているのであろう。聞きたいところに話題が行かない。触れて欲しくない問題で、ラジオ局も突っ込まないのであろうか。

聴いているうちにガソリンの無駄が気になってきた。外気温は28℃、窓を開けてみたが、冷房を利かせた車中とそんなに変わらない。サイドブレーキを踏んでエンジンを切った。

結局渋滞が解消するまで30分以上掛かった。問題のトレーラーは菊川の路肩の緊急車駐車スペースに牽引されて来ていた。この牽引作業のため、一時的に上下車線を通行止めにしたのだろう。上り車線には迂回路があり、故障車の先でバイパスに戻れたので、車列が絶えることがなかったのであった。

渋滞に巻き込まれた不運を、ブログのテーマを頂いてラッキーに変えた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )