咲ちんのパパ上日記

子育て日記のはずがいつの間にやらラーメンとツエーゲン金沢とマンガのことを書いてます。

ガチョウの子は羽ばたけるか? 「ガズリング」

2012-07-19 22:30:00 | マンガ
週刊漫画TIMES」といえば一部のコアな漫画好きにとって「解体屋ゲン」でおなじみですね。
ですが「特攻の島」や「信長のシェフ」をはじめ、さまざまなジャンルの不定期連載作品群も魅力的なものが多いんです。
そのなかで才谷ウメタロウ先生が描いている「ガズリング」がついに単行本となりました!

テーマはバドミントン、どちらかといえばマイナーなスポーツです。
筋書きはこんな感じ。

松葉高校に入学した武智紗羽は休み時間にバドミントンで遊んでいるところをラケットの所有者坂本つばさに見つかってしまう。
つばさは紗羽たちと勝負して1点でも取られたら許すといって対戦するが完膚なきまでに叩きのめされる。
だが紗羽の紗羽たちはバドミントン部に入部させられてしまう。

松葉高女子バドミントン部は決して強豪ではないものの高校シングルス女王の野地マリエが3年にいる。
紗羽もいつしかバドミントンの魅力にとりつかれ野地先輩のようになりたいと思うようになり、またつばさや野地先輩も紗羽の隠れた才能に気づいていく。

まずこの作品に出てくる女の子がみんなかわいくて健康的ですばらしい!
もちろんパンチラあり着替えありとサービスカットも存分にありますよ。
特にユニフォームがめくれて見えるおへそがエロスを感じさせてたまりません!

でも決してゆる~い部活系な作品ではなく、ストーリーは見事なまでのスポ根モノです。
バドミントンに関する知識もかなりしっかり描かれてます。
さぞかし才谷先生はバドミントンの経験が豊富なのかと思いきや学生時代はずっと美術部だったそうでこれまた驚きです。
帯には元バドミントン日本代表の陣内貴美子さんのコメントがあるくらいガチなバドミントン漫画ですよ。

そして連載が始まったときから気になったのが「ガズリング」のタイトル。
すぐにネットの英和辞書で調べてみたら、

【gosling】
①ガチョウのひな
②愚かな未熟者、青二才

なんかすごく納得してしまう、とてもいいタイトルで感心しました。
この辺のくだりは第6話に詳しく描いてあります。
バドミントンのシャトル(羽根)にはガチョウの羽根を使ってるとは知らなかった。

さて、これから紗羽がどのように成長して羽ばたいていくのか目が離せません。
バドミントンのバの字も知らない私が連載開始とともにすごく引き込まれてしまった熱いけど爽やかな作品です。
続きが待ち遠しくてたまらんぞ!!
コメント
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