団塊の世代のつぶやき

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★学問とお勉強

2023年12月04日 | 文科省・教育改正

 年代を覚えるばかりの面白くもない歴史の授業でしたが、それは先生の試験の彩点を楽にするためだったのかもしれません。
  そんなことをねずさんが教えてくれています。やはり、学問をしたかったものです。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。 

  ねず さん のひとりごとより  2023/12/01

  学問とお勉強

  ・・・略

  歴史のことを英語で「ヒストリー」と言います。
これはもともとが「ヒズ・ストーリー(His Story)」から来た言葉で、直訳すれば「彼の物語」です。
つまり歴史というのは「過去の出来事を時系列に沿ってストーリー化したもの」のことです。

 戦後の日本では、昭和20年にGHQによって歴史教育が禁止されて墨塗りになり、昭和22年に文部省の通達によって歴史教育は公式に禁止。代わって社会科が誕生しました。
歴史科と社会科は、まったく違います。
社会科は、社会の常識を教えるお勉強です。
ですから、
(問題)鎌倉幕府は何年に成立しましたか?
(答え)1192年です。ただし1185年という異説もあります。
が正解です。
おもしろいもので、社会科は文系でありながら、常に設問に答えがあるのです。

 これが歴史学になると、
(問題)どうして頼朝は鎌倉に幕府を開いたのか、その理由を説明せよ。
といった設問になります。
理由を書いた当時の文献史料はありません。
けれど鎌倉に幕府が開かれたことは、歴史的事実です。
この事実に基づいて、証拠をもとに仮説や推測を立てていく。
それが歴史学です。・・・中略

 歴史という学問も、古来そこに焦点があります。
過去を学び、どうしてそうなったのかを問い、いまの問題点を把握してその改善に努力する。
歴史はそのための学問です。
学校のテストで良い点数を取るための、現代的「お勉強」とは違うのです。  

  やはり、学問をやれなかったことは残念です。と言うか、その違いも分からなかったのが自分の限界だったのでしょう。情けない。


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