団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

購入価格2倍

2009年02月28日 | 太陽光発電

  第3448回の買い取り価格引き上げの反響は大きそうです。関係する情報を探してみました。

  NIKKEI NETより

  太陽光発電、家庭からの購入価格2倍に 経産省が新制度

  ・・・略

 二階経産相は同日朝、経産省内で森詳介電気事業連合会会長(関西電力社長)と会談し、新制度の導入方針を伝えた。森会長は「協力したい」と語ったという。

 新制度は家庭など電力利用者が太陽光でつくった電力について、自宅などで消費する以外の余剰分を電力会社に買い取ってもらう内容。既に発電装置を設置している利用者と制度開始から35年に設置する利用者が対象。買い取り価格は太陽光発電の普及に合わせて、年度ごとに下がる。 (13:04)

  3~5年とはえらい短いですね。もっと長期に取り組まないとそんなに沢山設置できないでしょう。なんでそんな中途半端なことを言うのでしょう。まだまだ本当に実現するかどうか余談を許さないのかもしれません。

  この制度が出てきたのも裏があるようです。

  環境の世紀より 2009.02.25

  電力「固定買取制度」は、日本の太陽光発電を再興できるか

  ・・・略

  ・・・日本では経済産業省vs環境省の“暗闘”で、計画策定が遅々として進んでいない。オバマ米大統領の提唱を受け、環境省が日本版の策定をぶち上げたが、経産省は“完無視”の構えだ。「グリーンな人たち」の声に耳を傾け、高い理想と目標を掲げる環境省に対し、経産省には産業界を主導し現実的な省エネ・環境対策を実現してきたとの自負がある。長年にわたる両省の反目が、ここでも最大の障害となっている。・・・。・・・中略

“省益”優先の霞が関の縄張り争いを繰り広げている間に、日本だけが世界から取り残されてしまうという最悪の事態を・・・・・・以下略

  何とも情けないことをやっているようです。省の方が国の将来より大事なんですね。こんな奴らが日本の国の未来の足を引っ張っていると思うと本当に腹が立ちます。こんなことで本当に実現するのでしょうか。心配になります。

  そんなお役人の争いを他所に、世界は動いているようです。

  ロイター.co.jpより

  太陽電池世界3位のサンテックが日本市場に本格参入、09年シェア10%ねらう=CEO

  一方、同CEOは、太陽電池の主要材料であるポリシリコンの価格が09年の後半には現状から3分の1程度下落し、1キロ当たり100ドルを下回るとの見方を示した。世界中のポリシリコンメーカーが増産しているためで、同CEOは2年以内にこれが50─60ドルになりそうだとも話した。

  いよいよシリコンの増産も本格的になりそうなんですね。これは期待できます。日本の電池メーカーも準備怠り無いようです。

  2月26日、読売新聞より

 太陽光発電増産加速

 電気メーカー各社は世界的な販売不振に苦しむ中、太陽光発電を成長が見込める分野と見て、開発や増産を加速されている。太陽光発電の国際見本市「PV EXPO2009」が25日、東京・有明の東京ビッグサイトで3日間の日程で開幕し、発電効率を高めた新製品が勢ぞろいした。(山本貴徳)

 太陽光発電装置で国内最大手のシャープが出品が出品した薄型パネルは、ガラス板に塗るシリコンの量を結晶型の約100分の1に抑えた。半透明にできるので、窓にも設置できるのが特徴だ。

 京セラの新型パネルは、電極を裏側に置くことで光が当たる面積を広げ、発電効率を現行より約2%高めた。三菱電機は、吸収しにくい赤外線も多く取り込み、従来製品より発電量が約2割多いパネルを開発した。

 太陽光発電協会によると、08年のパネル出荷量は前年に比べて36%増えた。村松哲郎・シャープ執行役員は「今後は米国やアジアでも需要の増加が期待できる」と話す。このため、各社は、今後の市場拡大を見込んで生産体制を強化している。

 シャープは2010年3月までに稼動する堺市の新工場に約720億円を投じ、薄膜型の生産の能力を現在の4倍に引き上げる。京セラは10年春ごろに中国・天津で工場を新設し、三洋電機も約100億円をかけて大阪府貝塚市の工場を拡充する。

  太陽光発電装置の普及は今のところ、補助制度が充実している欧州が先行している。日本も10年度から、家庭などで余った電力を電力会社に今の約2倍の価格で買い取らせる制度を始める方針で、普及を後押しする。

 ただ、現状では一般家庭で200万円程度の設置費用がかかる。各メーカーがさらに。各メーカーがさらに低価格化と発電効率のアップを進める努力が欠かせない。

  このメーカーを後押しできるかどうかが今回の新制度にかかっています。折角喜ばせておいて今更あれは駄目になりましたなんてないことを願います。

縄張り争いなんかするなよ!

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コンビ二

2009年02月27日 | 日本再生

  第3195回第3199回で無駄な24時間営業を続け、末端の店主は大変な思いをしているはずと書き、第3297回第3309回で本部だけが儲けるシステムと書いたコンビニの裏がいよいよ明らかになりそうです。

 公取委、セブン-イレブンを調査/売れ残りの値引きを制限 2009/02/20

  消費期限の迫った弁当などをフランチャイズ(FC)の加盟店が値引いて売り切る「見切り販売」を制限したとして、公正取引委員会が独禁法違反(優越的地位の乱用)の疑いで、コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパン(東京)に対する調査を始めたことが20日、分かった。

 公取委は2002年4月にフランチャイズの本部と加盟店の間の取引で、独禁法違反となる場合を例示した指針を公表。同指針に基づき、公取委が大手コンビニ本部による「加盟店いじめ」の本格的な調査に乗り出すのは初めて。

 関係者によると、セブン-イレブン本部は、FC契約を結んでセブン-イレブンの店名でコンビニを経営する全国の加盟店に対し、売れ残った弁当やサンドイッチの廃棄を避けるための見切り販売を不当に制限した疑いが持たれている。

 セブン-イレブンは、加盟店側が店舗に必要な土地や建物を用意して営業する場合、売上総利益の43%を「セブン-イレブンチャージ」として本部に支払う仕組みを取っている。

 コンビニ業界のFC契約は、廃棄した商品の原価を売上総利益に含める方式を採用。公取委は見切り販売の制限により廃棄が増えれば、加盟店は廃棄分の原価負担に加え、原価を含む総利益から算出した高いチャージを払うことになり、加盟店の不利益が大きい、と判断したとみられる。

スーパーのように時間がくれば値引き販売してでも損失を少なくしようとするやり方は消費者にも歓迎されています。私も単身赴任時代には店員さんが値引きのシールを貼るのを待って買ったこともあります。それは当然、残って捨てることを考えると環境にもやさしいことは明らかです。

 そんないい方法がありながら、それをすれば本部の利益が少なくなるから、なんだかんだと屁理屈をこねてやらせないという本部のやり方は本当に許せないですね。店がどんなに損をしようとも本部の利益さえ良ければという考え方は24時間営業の考え方と全く同じでしょう。

 消費者も、コンビニの横暴を止めさせる為にも深夜営業や弁当の値引きを止めさせる為のボイコットをやっても良いのじゃないでしょうか。兎に角儲ける為には何をしても良いというやり方を何時までも止めない事業は市場から退場してもらいましょう。

 日本人は大人し過ぎます。何時までも舐められてはいけません。不買運動などで政・官・財の横暴を止めさせることを考えるときが来ているのじゃないでしょうか。

もっと住みやすい日本に!

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買い取り価格引き上げ

2009年02月26日 | 太陽光発電

  太陽光発電の驚くべきニュースが飛び込んできました。第3441回などで長い間私が主張してきたドイツ式(FIT・フィ-ドインタリフ、アーヘンモデル)を日本が取り入れることになったというのです。こんな嬉しいニュースは滅多にあるもんじゃないですね。
  

  電気新聞  225日付に詳しく載っていました。少し長いですが折角なので全文を写します。

太陽光発電の余剰電力買い取り、制度化-経産省、10年度実施へ

  経済産業省は24日、電力会社に太陽光発電の余剰電力を一定価格で買い取るよう義務付ける新制度を検討する方針を正式に表明した。一般家庭の場合、現状の買い取り価格の2倍に当たる50円程度を軸に、10年程度にわたって買い取りを保証。買い取り分は電気料金に現行と別体系で上乗せする方向だ。これにより、電気料金は月数十円から100円程度値上がりする見込み。買い取り価格は毎年度精査し、太陽光発電の単価が下がれば引き下げる。2010年度からの実施を目指す。

 二階俊博経済産業相が24日の閣議後の会見で表明した。同相は「これまでの施策に加え、日本独自の体系を構築する」と強調。その上で、電力会社や国民に広く協力を呼び掛けた。

 太陽光発電の余剰電力をめぐっては、これまで電力会社が自主的に1キロワット時当たり約24円で買い取ってきた。経産省では余剰電力買い取りを制度化し、価格も引き上げることで、需要家の投資回収をある程度保証。太陽光発電の飛躍的な普及に弾みをつけたい考えだ。

 新制度では年度ごとに価格を決め、それを10年程度の単位で保証していく。住宅用太陽光発電のほか、学校など業務用太陽光発電も対象になる。過去に設置した太陽光発電も対象に含める。

 買い取り価格を引き上げた分は電気料金に「外付け」して回収する見込み。具体的な買い取り価格は「太陽光発電設置コストを15年程度で回収」「電気料金負担100円以下」を指標に設定していく。

 制度の根拠は今国会に提出予定のエネルギー供給構造高度化法に求める方向。制度はあくまで太陽光発電の普及拡大を目的にしており、風力発電、バイオマスなどのほかの新エネルギーは含めない。

 太陽光発電の量的義務を課している電気事業者の新エネルギー利用特別措置法(RPS法)も引き続き残す。新制度が導入されれば価格、量の両面で義務が生じるため、「RPSの義務も何らかの調整を行う」(資源エネルギー庁)考えだ。

 新制度は事実上の固定価格買取制度だが、買い取り対象を余剰電力に限っている。ドイツ方式のように発電事業者がビジネスとして売電することはできない。

  ドイツ式とは少し違うようですが、この際その程度は我慢しましょう。もしかしたら無理かなと思っていた既設にも適用されるということなのでこれも嬉しいですね。散々、政府のやり方に悪態をついて来ましたが、やっとここまで来たかとの思いです。
  いよいよ太陽光発電の時代の到来です。これから日本の太陽光発電は爆発的に広まるでしょう。果たして、ドイツを抜いて再度世界一になることが出来るでしょうか。私は、日本人の意識の高さから言っても夢ではないと思います。
  メーカーさんも施工業者も忙しくなりますよ。派遣切りで職を失った方も太陽光発電の業界で吸収できるのじゃないでしょうか。私も、もう一度太陽光業界に復帰したいくらいです。

わくわくします!

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ラミネートチューブ

2009年02月25日 | 日記

  最近興味を持って巡回しているところに IPC分類特許 J-Tokkyo.comがあります。偶然見つけたのですが、その中のブログがアイデア商品を紹介していてそのアイデアがこんな考え方もあるのかとか参考になるし見るだけでも面白いのです。

 革新的発明と製品情報

 ある日、こんなものがありました。

  ピストン付き歯磨き粉のチューブ

 しかし、これは私の方がお金のかからない簡単で良いやり方を知っています。

 第3176回でも書いたように、以前テレビ番組の今は放送が終わった「伊東家の食卓」で見たものです。 サイト内を探してみましたが、見つけることが出来ませんでした。

 それは、ラミネートチューブの歯磨を最後の一滴まで無駄なく使うという方法です。もちろんピストンなんてついていません。

 残り少なくなって、底の方からしぼり出してもなかなかでなくなってもう終わりかなと思ってからでも何十回分も出てくるという素晴らしい方法です。それを知ってから、何時も利用しています。ケチな私にはピッタリの方法です。

  まず、底を親指と人差し指で持ち、キャップを下にしてチューブを左右に振ります。この時、キャップが振れて左右ともに手に当たるまで振ることが大切です。何回かそうやって振ったあと下向きのままキャップを空けると、1回分の練り歯磨きが出てきます。もっと多く必要ならもう一度振れば良いのです。こんなに残っているんだと感心するくらい出てきます。私なんか1回分しかつけませんから出なくなったと思ってからでも何日も使えます。これは本当にすごいですよ。

でも、この発明の人には申し訳ないですね!

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ベロタクシー

2009年02月24日 | 自転車・公共交通

  

昨日の3輪電気自動車を見ていて、もっと軽くて安い物は出来ないものだろうかと考えていましたが、ふと、そう言えば3輪自転車のベロタクシーというのがあるがあれを電気自動車にしたら安く出来るのじゃないだろうかと考えました。 

 ベロタクシー

  VELOTAXI JAPAN 車両スペック

  車両スペックによると重量は135キログラムから145キログラム程度のようです。バッテリーとモーターを今の補助的なものから本格的なものに交換すれば重量は重くなるでしょうが、それでも200キログラムあたりには押さえられるのじゃないでしょうか。

 単価は今は100万円以上するようですが、それを大量生産で50万円くらいまでコストダウンしてくれたら面白そうです。その位だったら私でも手が出るかもしれません。スピードなんか要りませんから自転車と同じくらいの速度で走れれば良いでしょう。願わくば、自転車道を走らせてもらえば安心して乗ることができそうです。

 バッテリーが切れれば、短距離なら緊急避難として足でこぐこともできそうです。こんなのできませんかね。

 もう一つ面白いものを見つけました。

 ベロタクシーの原型のようなものです。何と、シートに座って走る自転車です。

  リカンベント

 これを3輪にすればもっと安価なものが出来るかもしれませんね。

 いずれにしても、近距離はこの程度の簡単で安価な電気自動車で良いと思うのですがどうでしょう。

安いが一番!

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3輪電気自動車

2009年02月23日 | エネルギー 環境

  

軽量化こそ電気自動車の目指すべき方向であるはずですが、それを逸早く実現したようなクルマが出そうです。

 NIKKEI NET 日経Ecolomyより

  未来派の3輪電気自動車『2e』、今秋発売へ(WIRED VISION

  未来の自動車が、すぐそこまで来ている。 Tony Borroz

Aptera Motors社が、電気のみを動力とする2人乗り3輪自動車『2e』の最初の試作車を披露した。燃費効率は、ガソリン車換算で200マイル/ガロン(リッターあたり約85キロメートル)に相当し、1回の充電で100マイル(161キロメートル)を走行できる。

南カリフォルニアに本拠を置く新興企業Aptera社にとって、この試作車の完成は大きな節目と言える。同社は、今年のハロウィーン[1031(米国時間)]までに一般道を走行可能なモデルを世に送り出す計画であり、[次世代低燃費車のコンテスト]Progressive Automotive X Prize(日本語版記事)の賞金1000万ドルを獲得できる望みも出てきたようだ。・・・中略

  2eはリチウムイオン・バッテリーを搭載した電気モーターで駆動し、時速60マイル(97キロメートル)までの加速時間は10秒を切る。最高スピードは時速約90マイル(145キロメートル)だ。2eが走行性能を売りにする車でないことは明らかだが、200マイル/ガロン相当の燃費が得られるとしたら、そんなことを誰が気にするだろうか? 

2eの驚異的なエネルギー効率を実現するためには、ボディを可能な限り滑らかにすることが不可欠になる。Cd(空気抵抗係数)はおよそ0.15で、2eのエアロダイナミクスは米General Motors(GM)社の『EV1』を凌ぎ、過去の量産車の中で最高を誇る。

  これに乗って走るのは目立ちすぎて恥ずかしいような気がしますが、是非乗ってみたいものです。
  電動自転車にはかないませんがクルマはこうした省エネの方向に進むべきでしょう。
  当然ボディは日本製のカーボンファイバーでしょうし、電池も、そして太陽電池で発電した電気で充電。
  何だか、日本の未来はバラ色のように思えます。こんな素晴らしい条件が揃っているのにその機会を逃すために動いているとしか思えない日本の政治家や官僚さんたちは何を考えているのでしょうね。

信じられません!

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炭素繊維

2009年02月22日 | 日本再生

  クルマの軽量化のためにも是非コストダウンしてもらいたい第3089回などで取り上げたカーボンファイバー、メーカーは太陽電池以上にコストダウンに苦労してきたようです。しかしその競争に打ち勝って残った業者に追い風が吹き出したようです。

  Business Media より

 ボーイングはなぜ東レと炭素繊維の独占供給契約を結んだのか――デルタモデルで検証する (1/4)

  ・・・略

40年の赤字に耐えて見えた需要爆発の兆し

 その1つの理由は、現時点までの市場規模の小ささだ。東レの炭素繊維複合材料事業を有価証券報告書(20073月期)から見ると、売上686億円、営業利益181億円。東レの連結売上1.5兆円から見ても、収益の柱と呼べるほどの大きな事業とは言いがたい。2番手・東邦テナックスの340億円(営業利益59億円)、3番手・三菱レイヨンの炭素繊維・複合材料、機能膜事業1115億円(営業利益161億円)などから推計しても、全世界で千数百億円の規模といったところだろう。

 むろん、それは、市場がまだ充分に立ち上がっていないから、ではある。航空機、自動車などへの採用が進めば、その規模は一気に拡大する。ただ先にも述べたとおり、炭素繊維の歴史は古く、開発競争の始まりは実は1960年代にまでさかのぼる。つまり、40年にわたり、“市場がまだ立ち上がっていない”状態が続いてきたのだ。

 「炭素繊維は世界中のケミカル・ジャイアントもみんなチャレンジした。けれど、ことごとく撤退した。残ったのは東レ、三菱レイヨンさん、東邦(テナックス)さん。それは、やっぱり技術開発競争に日本勢が勝った、欧米勢が全部負けたということです」と、東レの榊原定征・社長は20079月、『週刊東洋経済』のインタビューに応え、話している。「当社は40年かけましたが、その間、ずっと赤字です。つまり、私の前の5人の社長がみんな赤字を許容してきた。私の代で初めて、今年200億円ぐらいの利益が出る」(同)。

「需要が拡大しないからコストが下がらない」悪循環

 ・・・中略

 しかし有望と思われた炭素繊維は意外にも、航空機や自動車といった大きな市場では、なかなか受け入れられない。「それはまったく新しい素材だから。最初はゴルフクラブ、テニスラケット、釣りざおに使った。スポーツ用途は折れても墜落しませんから。それで稼ぎながら、航空機用途の認定作業をずっと続けてきたのです」(榊原社長)というように、高度な安全性を要求されるがゆえに研究開発や設備投資に莫大なコストを要する。その一方で、いつまで経っても需要が拡大しない。需要が拡大しないから、規模化が進まず、価格も下げられないし、品質も一気呵成(いっきかせい)には向上しない。

 これを顧客となる航空機・自動車側から見れば、「いずれ使う時代が来るだろう」とは思いつつも、鉄や合金、ガラス繊維といった代替品と比べて異常に高額な素材に食指は動かない。素材メーカーが技術を深化させ、生産技術を精査し、合理的な価格と充分な品質を実現してから採用を決めて大量購買に進みたいと考える。そうこうするうちに代替品も着実に進化してコストメリットも出てくる――。

 要は、差別化戦略にもコスト・リーダーシップ戦略にも進めない。この悪循環が炭素繊維の本格的な事業化を遅らせ、40年にわたる歳月を取らせた真因だろう。・・・以下略

  ゴルフクラブなんかでは早くからお世話になっていたのでもう少し大きな市場があるのかと思っていたのですが、生き残りにずいぶんと苦労しているのですね。これに比べたら太陽電池はまだ恵まれているのかもしれませんね。しかし、いよいよカーボンファイバーの時代が来るのかもしれませんし、来て欲しいですね。そうなると太陽電池以上に日本の独壇場となりそうです。辛抱した甲斐があったというものです。こういう長期に渡る戦略を取れるのは日本の企業だからかもしれません。短期利益重視のグローバルスタンダードの企業じゃこんな辛抱は出来ないのじゃないでしょうか。やはり、日本の企業経営の良さを見直すべきときにきているのかもしれません。

嬉しくなりますね!

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電池交換ステーション

2009年02月21日 | エネルギー 環境

  第3410回で取り上げた電池交換ステーションの考え方が分かりやすく説明されていました。

  NIKKEI NET 日経Ecolomyより

  電池交換でより便利な電気自動車社会に・ベタープレイス(エコうまに乗れ!)

  ・・・略

   ――仮に政治やタクシー会社が電気自動車に前向きになったとして、ベタープレイスはどこで利益を得るのですか。

 「電気自動車を一般に普及させるには、ガソリン車と同じ利便性を担保しないといけないが、それには電池のコストと航続距離がネックになる。初期投資を少なくし、航続距離の短さをカバーする仕組みが必要で、そこを私たちが提供すると考えてほしい」

 「LPGの卸売りに似たビジネスになる。電気を裸で売ったのでは利益は出ない。ガソリンより一ケタ安い商品だからだ。私たちが提案するビジネスモデルでは利用者は電池を持たない。電池抜きの自動車を購入し、私たちが電池を提供し交換ステーションを運営する。ベタープレイスは電気を仕入れて『駆動力』を売るということだ」

 「イスラエルでもデンマークでも一種のメンバーシップ制をとり、契約者を対象に電池交換のサービスを提供する形でビジネスを展開する」・・・以下略

  電池抜きとなると自動車自体の価格はかなり安くなるのではないでしょうか。電池の交換代がどれくらいに設定されるか、自動車の価格がどれくらいで抑えられるかによってもしかしたら携帯電話のように予想もできなかった普及が爆発的に進む可能性があるかもしれません。
  バッテリ込みの電気自動車の値段が下がりそうもない現状ではこの方式のやり方によっては面白くなりそうな気がします。

楽しみです!

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ソーラー駐輪場

2009年02月20日 | 太陽光発電

  

電気自動車がいよいよ本物になりそうな雰囲気ですが、その電気を太陽光発電で賄うことこそが理想です。しかし、それには太陽光発電の能力が電気自動車の電池容量を賄うには力不足のようです。もっとコストダウンと変換効率のアップを期待したいものです、
  しかし、今の時点でもその理想に近いものが実現できるようです。自動車を自転車にすればいいのです。
  三洋電機が得意分野でそれを実現するようです。

  三洋電機より

  三洋電機|ニュースリリース|<ご参考>太陽電池・充電池・電動ハイブリッド自転車で環境意識を啓蒙 徳島県庁に、「ソーラー駐輪場」を設置

  三洋電機株式会社(以下、三洋電機)は、20093月を目途に、徳島県庁に「ソーラー駐輪場」を設置します。これは、駐輪場の屋根に取り付けた太陽電池で発電した電気を蓄電し、電動ハイブリッド自転車の電池を充電するもので、化石燃料を一切使わない、完全独立型のクリーンなシステムとなっています。徳島県庁内にある既存の駐輪場の一部に、当社で開発・製造しているHIT1太陽電池パネル・リチウムイオン蓄電システム・電動ハイブリッド自転車「eneloop bike(エネループ バイク)」などを設置します。太陽電池と蓄電システムを組み合わせることで、夜や雨の日でも商用電源を使うことなく、電動ハイブリッド自転車の充電を行うことができます。また、リチウムイオン蓄電システムにはACコンセントを搭載しており、緊急時には非常用電源として、外部機器への電源供給も可能です。

  これは結構面白そうです。変換効率の高い太陽電池HITと電動自転車の組み合わせは三洋の得意分野ですから今まで無かったのが不思議なくらいの組み合わせですね。
  実際問題として、自転車があれば大抵の用が済ませることが出来るのですから、この組み合わせで行動範囲はかなり広くなるはずです。敢えて、電気自動車を待つよりこのシステムを広げた方が現実的かもしれません。

市街地ならこれで十分でしょう!

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環境省試算

2009年02月19日 | 太陽光発電

  国の補助金が始まった太陽光発電ですが果たして効果が現れているのでしょうか。無いよりはましとは思いますが、やはりドイツ式(FIT・フィ-ドインタリフ、アーヘンモデル)でないと大きな効果は現れ難いようです。

 ここにきて、環境省がその方式での試算を発表しました。

低炭素社会構築に向けた再生可能エネルギー普及方策について 

(提言)

  毎日jpより

  太陽光発電:2030年に55倍…環境省が試算

 環境省は10日、太陽光発電の導入量を2030年までに現状の55倍に増やすことが可能とする試算を公表した。これを含む再生可能エネルギーの普及で、二酸化炭素(CO2)排出量を90年比で8%減らせるという。

 電力会社が個人や企業などから一定期間一定額で電力を買い取る「電力固定価格買い取り制度」が実現した場合を試算。現在の投資回収年数は約30年だが、10年程度で回収できるよう電力会社が高値で買い取ることなどを想定した。その結果、20年の太陽光発電量は3700万キロワット、30年には現状の55倍に相当する7900万キロワットが可能とした。

 設備導入のための補助金、余剰電力買い取りなど現行の制度だけでは20年までの導入量は790万キロワット程度にとどまるという。

 一方、電力会社が太陽光を含む再生可能エネルギー買い取りの費用などを電気料金に上乗せした場合、11~30年の毎月の追加負担は1世帯当たり平均258円、最大でも341円と試算した。

 導入時の補助金制度は政府の支出が多くなり、電力会社の売り上げ減少などの影響が見込まれる。これに対し、買い取り制度は電力を利用する人が広く薄く負担することになる。

 太陽光発電について経済産業省の「長期エネルギー需給見通し」は、最先端の技術を最大限普及させた場合、20年に1400万キロワット、30年に5300万キロワットとしている。【大場あい】

  お役人様も分かってはいるんですね。それなのに何故やらないのか。それが不思議で仕方ありません。色んな思惑があるのでしょう。ここにもあるように経済産業省は補助金制度にこだわっているようです。これぞ典型的な縦割り行政でしょう。省の思惑とか産業界の反対などもあるのでしょうが、何が1番日本にとって良いのかという視点で動くことが出来ないのは余りにも情けないですね。

 こんなおいしい政策が目の前にぶら下がっているのにそんなことに目もくれず政権争いにしか興味のない政治家さんたちも恥ずかしくないのでしょうか。将来、あの頃の政治家が何にもしなかったから日本がこんなに没落してしまったのだと非難されることになっても良いのでしょうか。

不思議な人たちです!

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温かい社会

2009年02月18日 | グローバリズム

  第3428回26日)の悲観論で人に優しい経済をつくりあげれば日本の再生もまだ間に合うのではないかと書きましたが、プロの中にもそんな事を言い出す人が出てきたようです。

  11日、読売新聞 コラム 「論点スペシャル」より

 早くから構造改革の必要性を訴えてきた経済学者の中谷巖氏が、「転向」したとして話題をよんでいる。昨年12月に出版した著書の中で「『構造改革』だけで人は幸せにならない。『功』よりも『罪』のほうが大きくなってきている」と、長年の主張を軌道修正したからだ。小泉構造改革の旗振り役となったことへ自戒を込めて、世界に様々な矛盾を引き起こしたグローバル資本主義の問題点について寄稿してもらった。

 ・・・略

 問題なのは日本だ。

 「平等社会」と言われてきた日本も先進国の中ではアメリカに次ぐ「貧困大国」になってしまった。正確に言えば、所得税や社会保障給付など、国による所得再配分が行われた後の「貧困率」(中位所得者の所得の半分以下しか稼げないヒん構想の比率)でみると、日本はアメリカに次いで世界のワースト2位だ。貧困率でみるとアメリカが17・1%、日本が14・9%。社会保障が行き届いている北欧諸国はわずか5~6%にすぎない。

 非正規社員の急増など、日本はもはや「平等社会」ではなくなった。その結果、日本社会は分断され、この社会が本来持っていた「一体感」「温かさ」「安心・安全」、「人のきずな」や「信頼関係」が棄損され、人々の孤立が目立つようになった。長期的な目で見ると、日本にとって極めて大きな損失だと思う。

 第三の「地球環境破壊」もグローバル資本主義によるところが大きい。なぜなら、規制が厳しくなれば、グローバル資本は規制の緩やかな地域に投資先を変えるため、地球全体では環境破壊は加速するからだ。グローバル資本主義に一定の歯止めをかけない限り、急速に進行中の地球環境破壊を止めることはできそうもない。

 世界は今、大不況からどうやって脱出するかに全力をあげている。それが極めて重要な政策課題であることは間違いないが、もっと本質的なのは、グローバル資本という「モンスター」にこれからどうやって鎖をつけるのかということだろう。

 グローバル資本のさらなる自由を求める「新自由主義」を推進するだけでは、金融危機も、格差拡大も、社会の棄損も、地球環境破壊も止まらない。とりわけ、貧困大国となった日本社会をもう一度「一体感」のある温かい社会に戻すには何が必要なのか。このことこそ、われわれが今、真剣に問い直されなければならない喫緊の課題なのではないだろうか。

  良いですね、誤魔化したり、無視したり、無理やり理由付けをする人達が殆どの中で、私は間違っていたと素直に認め警鐘を鳴らすのは勇気がいるでしょう。
  それに比べて、小泉さんや竹中さんのように自分の間違いを認めず平然としている人達は本当に反省していないのかそれとも分かっていながら糊塗しているのか。確かに、今更間違いを認めるのは大変でしょうが、未来の日本のことを考えたら素直に反省してもらいたいものです。その方が、最後には評価されることになるはずです。
  この期に及んで正しかったと言い張るより、早く元に戻すことに力を発揮して欲しいものです。

それが誠意というものでしょう!

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黄砂

2009年02月17日 | 中国

  第2754回第3078回ように毎年のごとく黄砂を取り上げていますが、今年は例年以上に早いようです。

  四国新聞より

 かすむ讃岐路/香川県内で黄砂、今年初観測 2009/02/13 09:51

 11日夜から12日にかけて、香川県内で今年初めて黄砂を観測した。昨年より3週間ほど早い。

 高松地方気象台によると、香川県内では11日午後7時半ごろから黄砂を観測。12日午前6時ごろに最も影響が大きくなり、視程が6キロまで落ち込んだ。13日朝まで続く見通し。

 黄砂は、東アジア砂漠域から強風で舞い上がった砂が偏西風など上空の風で飛来し、空が黄色くかすんで見える現象。春先に発生することが多い。

  体育館からかすんだ景色を撮ってみました。山の方がかすんでいるのが分かるでしょうか。

 参照:黄砂~環境省黄砂飛来情報

   我が家の太陽光発電でも書きましたが、今年は例年以上にあったかいような気がします。この黄砂もその影響の一つでしょうか。この分で行けば又しても桜の開花が早まるのかもしれません。
  冬があったかいのを喜んでいるばかりではいけませんね。やはりこれも温暖化の印でしょうか。

喜んでばかりもいられません!

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いい会社

2009年02月15日 | 日本再生

  116日の第3336回Japan on the Globe-国際派日本人養成講座より日本を支える「いい会社」取り上げた日本理化学工業が11日の読売新聞の一面のコラム「はたらく」に取り上げられていました。

  初めて採用した知的障害者の内の一人、林緋紗子さん(64)が勤続50年を達成したのだそうです。この会社は今や全社員71のうち知的障害者は7割超の54人、重度がその半数を超すのだそうです。

  去年の年末からの大企業の派遣切りのニュースばかりの中こんな企業もあるんですね。大企業の経営者さんたちはこんな話を聞いて何とも思わないのでしょうか。

  障害者の雇用を「負担」や「コスト」と否定的にとらえる企業は依然多い。大山さんは「企業活動に役立てない人間なんているものか」と問いかける。
  戦後ニッポンを築いた効率や成長優先という企業の論理は、様々なものを切り捨ててきた。「今、働く喜びまで切り捨てようとしている。それこそ会社の存在理由なのに・・・」
  と言う大山康弘会長(76)の言葉を聞いて障害者どころか人件費自体を「コスト」と言ってはばからない経営者たちは恥ずかしくないのでしょうか。

  せめてこんな会社の商品(商品紹介/日本理化学工業株式会社)を買って応援したいものです。官公庁や学校は率先して貰いたいですね。それでも大した規模ではないでしょうね。どうしてこんな会社が大企業になれないのでしょうか。こんな会社が日本を代表する大企業になるなんて時代が来ればきっとこの国も良い国になっているでしょう。それが夢でしかないのが・・・。

くやしいですね!

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おててのこたつ

2009年02月14日 | 日記

  

盗られた自転車はどうやら戻ってきそうも無いので新しい自転車を用意するしかありません。幸い今度も前のと同じように子供の自転車を使わせてもらうことになりました。かと言って、今度は盗られるわけには行かないのできちんと鍵をします。

  さて、自転車と供に傘、手袋、ニットの防寒用の帽子も盗られたので、こちらも調達しなければなりません。さてどうするかと考えているとき、何時ものNHKニュース おはよう日本『まちかど情報室』が面白いものを紹介していました。

  2009 29日(月)放送「すばやく!寒さ撃退」

  手がすぐに暖まる手袋

  クマガイ電工株式会社

  おててのこたつ(ヒーター付きインナーソフト手袋)

  なんとヒーター付の手袋です。充電式のバッテリーでカーボンファイバー製のヒーターを暖めるのだそうです。

  手袋だけでも十分暖かいのですが、指先だけは温まりません。それだけに何か良い方法は無いものかと常日頃考えていたのでこれには驚きました。世の中なんでもあるもんですね。
  しかし、値段を見てびっくり。
13,440円だそうです。自転車が買えそうです。この時点でケチな私の選択肢には入りません。
  指先だけの薄い手袋でも探しますか。私にふさわしいのはその程度です。

それにしても、何でもありますね!

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雑草

2009年02月13日 | 日記

  

2月に入って寒さが少し緩んできたように感じるのは私だけでしょうか。太陽の日差しも心持強くなってきたような気がするので晴れた日にはいよいよ雑草との戦いを始めることにしました。
  晴れていれば寒さもそれほどでなく草抜きもそれ程苦にはなりません。とは言いながらも、相変わらずの生命力に驚かされます。寒い冬の間くらい休んでいれば良いのに、もう既に沢山の種類が芽を出しています。
  何時も目にする雑草ですが相変わらず名前が分かりません。そこで我体育館の雑草を動画にしてみました。もしこの名前は知っていると言うのがあればどうぞ教えてください。

 実を言えば、この動画の雑草は全てまだ芽を出したところなのでサイト巡りなどで探しても成長したものとか花をつけたものしかないので非常に分かり難いのです。かといって、成長するまで放っておく訳にもいかず、いよいよもって名前が調べにくいのです。
  身近に植物博士が欲しいですね。なんて、人のふんどしで相撲をとろうなんて横着でしょうか。やはり、根気良く調べるしかないのかも。

ぼちぼちやります!

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