団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

空き家率

2010年03月31日 | 日本再生

  

営業で田舎の方を廻っていた時に驚いたのが、空き家の多さです。大きな立派な屋敷に誰もいないので近所で聞いてみると、あそこはおばあさん1人で、入院しているとか都会に住んでいる息子さんに引き取られたとかの返事が返ってきたものです。
  そのときの感覚では1割程度はそんな家があったような気がします。その上、残りも老夫婦だけの家が沢山あり、いずれは無人になるのだろうなぁと思ったものです。
  農家が多いだけに跡継ぎも無く、このままでは10年も経てば日本の農業はどうなるんだろうと暗澹とさせられたものでした。
  その空き家の率は1割どころじゃないようです。 

  四国新聞社 | 香川のニュースより  2010/03/23

  空き家率最高の16%/08年県統計調査

 香川県が発表した2008年の住宅・土地統計調査で、居住世帯のない空き家は県内総住宅数の16・0%に当たる7万1400戸に上り、過去最高を更新したことが分かった。空き家率は全国5番目の高さとなっており、県統計調査課は「独居老人が施設に入るなどして不在になるケースに加え、マンションなどの需給バランスの崩れも増加の原因と考えられる」としている。

 調査は、住宅や居住世帯の実態を把握するため、1948年から5年ごとに総務省が実施。今回は08年10月1日に行った。県内では、抽出した約2万2千戸を対象に住人の有無などを調べ、空き家の割合などを推計した。…中略

 また、調査のたびに増加している高齢者(65歳以上)のいる世帯は、15万8400世帯で全体(37万2700世帯)の42・5%を占めている。中でも高齢者の単身世帯は増加率13・3%の3万3300戸と増加が顕著となっており、同課は「今後も高齢化を原因とした空き家の増加はさらに進む」と分析している。

  これは果たしてどの位まで進むのでしょうか。2軒に1軒が空き家なんてときも来るかもしれませんね。こうなると、以前も書いたように、老人は市街地のマンションなどに住んでもらい、路面電車など公共交通の完備したコンパクトシティ(第2888回第3635回を早急に目指すべきではないでしょうか。
  そして、余った郊外の土地は企業による大規模農業などに有効に使ってもらい食糧自給率を上げるのです。これなら人口減少に見合った自給自足に近い生活も可能になって来るのじゃないでしょうか。
  エネルギーも太陽光発電を主体としたもので自給自足すれば日本の未来も意外と明るいような気がします。
  明治維新の頃の3000万人とは言いませんが5000万人くらいで幸せに暮らす日本人なんて良いじゃないですか。食糧もエネルギーも自前で賄うのんびりした社会です。

そうは思いませんか!


全量買取

2010年03月30日 | 太陽光発電

  我が家の太陽光発電でも書いたように3月に入って、何とも変な天候が続いています。雨の後は強風と黄砂、間で1日ちょっと晴れたと思ったらそれから3日連続の雨で発電量は設置以来の最低と思われる3日間毎日1kWhという悲惨な状況です。
  これでは折角の固定価格買取制度も役に立ちません。と思っていたらちょっと複雑な思いになる記事がありました。

  毎日jpより

  再生可能エネルギー:全量買い取り、家庭負担は月最大522円--10年後の試算

 経済産業省のプロジェクトチームは24日、太陽光や風力などすべての再生可能エネルギーを全量、電力会社が買い取る制度を導入した場合、制度導入10年後の標準家庭(月300キロワット時使用)の負担額は月最大522円になるとの試算結果を発表した。

 買い取りにかかる資金は国民が負担することになる。対象は、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスの五つを基本とし、4パターンを設定して試算した。試算によると各家庭の月最大負担額は、(1)「五つ以外に新たに実用化された再生可能エネルギーも全量買い取る」=522円(2)「五つのエネルギーを全量買い取る」=288円(3)(2)で住宅用太陽光発電は家庭で余った分だけ買い取る=204円(4)(3)でエネルギーごとに買い取り価格を変える=159円--だった。

 全量買い取り制度は民主党が昨年の衆院選のマニフェスト(政権公約)に掲げ、今月閣議決定された地球温暖化対策基本法案にも盛りこまれた。経産省は、4~5月にこの試算についての説明会を全国で開き、関係団体にも意見を聞いたうえで制度を最終決定する方針。【柳原美砂子】毎日新聞 2010324日 東京夕刊

  確かに全量買取はありがたいのですが、やたらに高くなっても困り者です。いっそのこと、国民に全部負担させるのじゃなく国と電力会社にも負担してもらうのはどうでしょうか。
  特に、国や自治体による設置時の補助金はなくして、それは買い取り価格に回した方が良いのじゃないでしょうか。
  早急に再生可能エネルギーに変換する事は必要ですが、あまりに家庭に負担が多くなるのも考えものです。その動きはドイツでも買い取り価格の削減という動きとなっています。何事も過ぎたるは及ばざる如しです。

難しい所ですね!


★無理矢理仕事を作る

2010年03月29日 | 日本再生

  私がサラリーマン失格だったのは今から考えれば、如何に仕事を能率的にこなすかを考え、少しでも早く仕事を終わらせて就業時間が終われば一目散に帰ろうとしていたからかもしれません。自分の仕事が終われば、手持ち無沙汰でも何かをしているような格好をして時間を潰すというのが大の苦手でしたから机の前でボーっとしているなんてこともしょっちゅうだったような気がします。その辺りのふてぶてしい態度が上司から見れば鼻について仕方なかったのでしょう。
  そして、その性癖は嘱託として働く今も殆ど変わっていません。ですから、民間から、こうした官庁関係の仕事について驚いたのが民間以上に外聞というか見かけを繕う事です。兎に角、仕事も無いのに仕事があるようにすることに必死なのです。そのお陰で、先輩から受け継がれた仕事の大半は無理矢理作ったような仕事ばかりです。
  それをやらなくても別段仕事に差し支える事は無いのですが、周りから見れば良くし事をしていると評価されるのです。
  正直言って、私の尤も嫌う仕事のやり方ですが、かといって今更新しい職を捜す気力も無いので、なんとか辛抱しています。
  何で、こんな仕事のやり方をするのか不思議に思っていたのですが、何時もの
武田邦彦が納得させてくれる話を書いてくれていました。

  政治を考えなくても良い方法

  …略

  役人も人の子なので、失業は困るし、仕事が無くなると困ります。

そこで、次から次へと仕事を作っていきます。この現象を「戦争を終わった将校さん現象」と言います。隣の国が攻めてくるから軍隊に入る。これは正しいのですが、戦争が終わっても、軍隊を辞めたくないので、次にいらない戦争を作り出すということです。

これは人間の性(さが)ですから、苦情をいってもやめることはありません。

共産主義が失敗したのは、共産主義というシステムが悪いわけではなく、「人間は聖人ばかりだ」と仮定したところに問題があります。

そこで、もっとも良い方法は「戦争が無くなったら、軍事費を出さない」ということで、ケリがつきます。つまり「兵糧攻め」をすれば、一気に解決します。

  役人はとても優秀で、多くは東大を出ていますから、その人達が「無理矢理、仕事を作る」というのをやめて、「仕事を効率的にやる」ということに専念すれば素晴らしい国になり、税金はまもなく半分になるでしょう。

冷やかしではなく、役人はとても優れているのです。

でも、今はその能力を「いかにして無駄な仕事を作り、蓄財したり、首にならずに住むか」ということだけに力を注いでいますから、それを一気に変えれば良いわけです。…以下略

  そうだったのか、これは目から鱗です。仕事がなくなったら首になるから仕事を作るんですね。性に合わないですが、私これをやってればもう少し出世したかもしれません。これと逆のことばかりやってたのですから、会社に受け入れられなかったんでしょうね。今更、反省しても遅かりしですが、只一つ、良かったのはストレスが溜まらなかったことかもしれません。コレはコレで由としましょう。

  それにしても、こんな非効率な仕事をしていたのでは無駄はなくならないですね。やはり、武田先生の言われるようにシステムを変えるしかないようです。
  
第3820回の「外から財を見る」につながりますね。やはり、日本の予算も頭から何パーセントカットと決めてしまえば良いのです。それに向かって、必死で努力すれば良いのです。無駄な仕事はつくるな。

それしかない!


黄砂

2010年03月28日 | 日本再生

  

21日の黄砂は全国的に凄かったようですが、こちらもこれまでで一番酷かったような気がします。

  去年の2月の黄砂を撮った動画(第3439回)と同じ場所・坂出市立体育館で撮った動画です。偶然、翌日、同じような天候で黄砂が無かったので比較できるように動画を撮りました。天候に差が余り無かったのは我が家の太陽光発電の21日と22日の発電量が、26kWhと27kWhと殆ど差が無かったことでわかります。というか午前中の黄砂にもかかわらずたった1kWhの差しかないということは黄砂が無ければ21日の発電量はもっとあったのじゃないでしょうか。それだけでも残念です。

去年

 

今年

 

 やはり、去年のと比べても相当に酷いのが後ろの山が殆ど見えないことで良くわかります。
  何となく息苦しいような気がしたのは気のせいでしょうか。それにしても、こんなのが頻繁に来るようになると怖いですね。中国には軍備の増強より砂漠化の防止に力を入れて欲しいと思うのは私だけでしょうか。

そんな気はないのでしょうね!


★議員報酬

2010年03月27日 | 日本再生

  第3110回で取り上げた矢祭町の町議さんの報酬日当制はそのごどこの自治体にも広がる動きは当然のごとくありませんでした。一番採用して欲しいと思われる国会議員に至っては、トップから金の亡者ばかりですからどうにもなりません。
  しかし、ここにきて地方で面白い動きが出てきたようです。

  四国新聞社より 2010/03/19

  3月19日付・削減進む議会

  これは新しい手法だ。熊本県五木村議会が4月から、議員報酬の一部に成果主義を導入する。月額21万3千円のうち基本給は8割。残り2割は有識者が、一般質問や地域活動などから優・良・可を査定する。

 優で現状維持、可なら2割減。「議会の活性化が目的」というが、実質は新手のコスト削減策に見える。定数削減も検討したそうだが、三豊市よりも広い村に議員は10人。さすがに地域の声を集約できないと判断したらしい。

 2年前には福島県矢祭町議会が、全国初の報酬の日当制を導入した。県内でも定数や報酬の削減に踏み切る例に事欠かない。議員たちは財政再建へ身を削っていると信じている。だが一方で、住民から反対の声がほとんど上がらない現実もある。

 報酬や定数の削減は、人材を制限したり、地域の声を届けにくくしたりする恐れをはらむ。それでも反対の声が上がらないのは、費用に対する議員の仕事ぶりに不満を持っているのが大きいだろう。「議会なんていらない」なんて声すら聞こえる。

 鹿児島県阿久根市議会の混乱も、そんな不満が背景にありそうだ。市長が議会ボイコットを続けるなんて、はた目にはでたらめにしか見えないが、彼は前々から議員らの怠慢を指摘してきた。それを支持する住民が少なくないから、強気になれる。

 「削る必要はない。むしろ増やしてあげて」と住民が言いたくなる議員が、もっともっと増えてほしい。住民だって本当は、もっと議員のことを誇りたい。(G)

  地方の小さな自治体は予算規模が小さいだけに誤魔化しがきかないのでこうした動きも出てくるのかもしれませんが、問題は大きな都市でも同じはずです。それどころか大元の国の方が本当はもっと危機的状況なのじゃないでしょうか。
  そんな危機感を何とも感じないかのような売国政策や選挙目当てのばら撒きばかりをやっている民主党を筆頭とする国会議員さん達にはこんな記事を見て反省するということは無いのでしょうね。
  それにしても、そんな政党を実現するために自民党を叩き廻ったマスコミやそれに載せられて選んだ人達もそれほどの危機感は持っていないようです。何といっても、この期に及んでもまだ内閣支持率が30%もあるというのですから。

信じられません!


新幹線

2010年03月26日 | 自転車・公共交通

  第3836回JRの値下げをすべきと書きましたが、昨日に続いてそのJRについて興味深い記事がありました。

  SankeiBizより  2010.3.22

  鹿児島ルートが1本に レール締結、九州新幹線

九州新幹線鹿児島ルートのレール締結式でボルトを締める三日月大造・国交政務官(右端)ら=22日午前、JR熊本駅【拡大】

 来年3月に全線開業予定の九州新幹線鹿児島ルート(博多-鹿児島中央)のレール締結式が22日、熊本駅で開かれた。2004年に先行部分開業した新八代(熊本県八代市)以南の区間と合わせ、全長約257キロのルートが1本につながった。…以下略

  この記事を見て、喜びよりやっと今頃になって青森から鹿児島まで新幹線のレール(あくまでもレールだけ)が繋がったことに悲しみを覚えるのは私だけでしょうか。それも実際に動き出すのはまだ一年も先というのですから待ち遠しいばかりです。
  それにしても、何で今頃なんでしょう。車優先で高速道路の建設が優先されたのでしょうか。確かに、時代の流れはそうでしたが、今や環境やエネルギーの面から車社会の行き過ぎがわかってきました。
  それに懲りて、鉄道優先に切り替えるのなら話はわかるのですが、逆の高速道路無料化なんて選挙対策が優先されるのですから、全く情けない限りです。
  先のことを考えるなら、高速道路を値上げして、それをもう一本新幹線貨物の敷設に使うくらいのことをやって欲しいものです。
  国の未来より選挙が大事な政治家とそれを選ぶ有権者の日本にはやはり未来はなさそうです。

残念ですね!


JR廃止

2010年03月25日 | 自転車・公共交通

  第3802回第3836回フェリー廃止問題の原因となった高速道路無料化はいよいよJRをも追い詰めそうです。

  四国新聞社より 2010/03/20

  経常赤字22億円見込む/JR四国10年度事業計画

  JR四国は19日、2010年度の事業計画を発表した。高速道路の一部無料化や料金上限制の導入を見据え、高速料金割引による減収額が09年度の2倍に拡大すると想定。不況の影響と合わせ、鉄道運輸収入が大きく落ち込み、経常損益は22億円の赤字を見込む。

 事業計画で経常赤字を見込むのは12年ぶり。阪神淡路大震災で山陽新幹線が被害を受けた1995年度、明石海峡大橋開通の影響などを折り込んだ98年度に次いで3回目だが、松田清宏社長は「影響が単年度で終わった過去2回と違い、高速料金政策は永続的。今回は先を見通せない赤字だ」と危機感を語った。

  同社によると、休日千円など現行の高速料金割引による減収額は、09年度の14億円から、10年度は29億円に拡大する見込み。

  拡大した15億円の内訳は、愛媛、高知両県の高速道路で実施される一部無料化の社会実験により、並行するJR松山―宇和島間と同高知―窪川間で4億円の減収。また瀬戸大橋など本四架橋の料金が一般高速道路と平準化され、上限2千円に設定された場合、11億円の減収が生じるという。いずれも開始時期を6月と想定している。…以下略

  いよいよ大変なことになりそうです。バカな政策がこれからの日本の運送を担うべきJRを追い詰めようとしています。もしJRが廃止なんてことになればどうするつもりでしょう。
  アメリカなど世界が環境問題やエネルギー問題のために車から鉄道を主体とする公共交通への移行に踏み切ろうとしているとき、選挙に勝つために高速道路無料化を打ち出し公共交通の壊滅なんてことを思いつきもしない政権とは一体何なんでしょう。
  それでなくても、その当時は良くわからないまま中曽根さんの思惑に乗って民営化された
JRにより多くの路線が廃止され、今更復活することもままならない状態になってしまっている。それが、もし幹線路線まで廃止されることにでもなったら取り返しのつかないことになりそうです。
  それにしても、よくもこんなにとんでもない政策を選挙に勝つためだけにやれるものです。それほどに日本の政治家は堕落しているのでしょう。

とんでもないことです!


心の許容量

2010年03月24日 | 日記・その他

  

それでなくても気が短いので要らない敵を沢山作ってきたと思われる私ですが、最近とみにその傾向が酷くなったような気がします。これも歳の成せる業と半ば諦めの境地でしたが、最近何かで読んだ言葉になる程と納得させられるものがありました。

「心の許容量」です。

  なるほど、許容量が少ないのでちょっとオーバーするとすぐに反応してしまう。みごとに私の現状を言い当てているようです。

  これでもずっと営業畑だったのでお客様に対してはそれなりに気を長く接してきました。気が短いながらも許容量を少しは大きく出来てたのかもしれませんが、現役を退いて第二の人生としての嘱託生活がお客様に対しての緊張感を欠き、本性が出てきているようです。
  いくら嘱託といえども、利用されるお客様にすればそんな事は関係ありません。きっと、仏頂面でぶっきら棒に応対する私に対して、「とんでもないオヤジが来たもんだ」と陰で噂している事でしょう。
  ここは、ちょっと心を入れ替えて、常に「心の許容量」を意識してお客様に接していくように心がけましょう。

何て、できるかな!


クロマグロ

2010年03月23日 | 日本再生

  

生来の天邪鬼の私は他人が好むものを何となく敬遠する癖があります。だから連休などの人込みもまず出かけません。正月の初詣も殆ど行ったことはありません。かと言って、何でもかんでも避けるということもありませんが、兎に角、あえて同じ事をしようとは思わないのです。と言うか、本当に自分もしたいのなら遭えて避ける事も無いのですが、実際、その気にならないのです。
  これは食べ物、特にさして美味しいとも思えないのに皆がもてはやす高価な物、例えば、「まったけ」や「数の子」なんて美味しいとも思わないし、ましてや食べたいなんて気持ちにはなりません。それ程でもないですが、「マグロ」なんてのも目の前に出てくれば食べますが、食べたくてたまらないなんて気持ちになることはありません。
  こういうのを世間(香川だけかも)では「へんこつ」と言うようです。しかし、そのお陰で、別段贅沢をしたいとも思わないし、どこかへ旅行に行きたいなんて事も思いません。案外、負け組みの生活が合っているのかも知れません。これからの時代には生き残るチャンスが多いかもしれません。

  ですから、今回のクロマグロの禁止騒動なんてのは正直何の興味もありませんでした。それ程、拘らずに、もっと美味しい物を食べれば良いのにと思ってしまいます。何だかんだと言いながら、マスコミや業界の口車に乗って騒いでいるだけなのじゃないでしょうか。皆がそっぽを向けば、あっという間に輸入なんてしなくても良くなるはずです。

  この辺りは、日本人特有の性格「付和雷同」が影響しているのではないでしょうか。その性格に付け込まれて、マスコミの踊らされて選んでしまった民主党に日本の国を無茶苦茶にされようとしているのですから、自業自得と言うものかもしれません。
  私の様な「へんこつ」も困り者でしょうが、何でもかんでも他人のするとおりというのも考えものでしょう。もっと自分の考えを持つべきなのじゃないでしょうか。

自立しましょう!


タバコのポイ捨て

2010年03月22日 | 日本再生

  我体育館のタバコのポイ捨てとガムの吐き捨ては相も変わらず減る気配はありません。せめて第3578回でも書いた生分解性のフィルターでも作ってもらいたいと思っていましたが、もっと面白そうな製品が出たようです。

  MSN産経ニュースより

 煙の出ないタバコ、JTが5月発売 副流煙の心配なし

 日本たばこ産業(JT)は17日、火を使わず煙も出ない無煙たばこ「ゼロスタイル」を開発し、5月中旬に東京都限定で発売すると発表した。

 たばこの葉が詰まったカートリッジをパイプ状の本体にセットして味わう。価格は本体とカートリッジ2本のセットで300円、詰め替え用カートリッジは4本入りで400円。タールはゼロで、ニコチンは微量含まれている。

 使用頻度に応じて、1本のカートリッジで、半日から1日程度楽しめるという。

 同日、都内で会見した小泉光臣副社長は「たばこの煙が周囲に迷惑かけるという愛煙家の不安、懸念、心配を取り除いた商品」と、ピーアールした。

 たばこが吸えないエリアでの、たばこ代替需要を見込んでいるといい、東京都での販売を足がかりに全国に広げる計画だ。

煙の出ないたばこ発売へ JT「受動喫煙の心配ない」(10/03/18)   

  これは良いかも知れません。禁煙パイポをくわえているような感じでしょう。これなら周囲の人に迷惑をかけることもなさそうです。全面的に切り替えれば面白そうです。それに何と言っても、これならポイ捨ても無くなりそうな気がします。
  それにしても、
JTさん上手いところに目をつけましたね。さすがに今の嫌煙運動に危機感を持って、新たな手を打ってきましたね。これが上手く行けば取りあえず周りの人に遠慮しながら吸うという必要はなくなりそうです。後は、健康問題ですが、こちらは本人の覚悟次第でしょう。遠慮せずに自分の寿命を賭けて吸ってください。

切り替わって欲しい!


フェリー廃止

2010年03月21日 | 日本再生

  第3802回で取り上げたフェリー廃止は利用客の強い要望もあって取り合えず廃止を見直すようです。それを取り上げたコラムに興味深い話がありました。

  17日、読売新聞 コラム 「政治の現場」より  

  高速無料化が国民目線か

  …略

  ところが、存続を求める声が殺到し、2社は今月、相次いで事業廃止届を取り下げた。もっとも、国道フェリーは「高速道の新上限料金決定まで」の暫定的な継続で、四国フェリーは従業員約100人を今月末に解雇した上で希望者を子会社で再雇用して賃金体系を抑えるなど、状況は厳しい。…中略

  三毛猫「たま」の駅長で知られる和歌山電鉄の再建などで「公共交通の再生請負人」と呼ばれる小嶋光信・両備ホールディングス社長は「公共交通のあり方が問われている」と、高速無料化への固執に疑問を示す。交通体系の将来像を示す交通基本法制定の検討会で、小嶋はこう訴えたことがある。
  「高速無料化で2兆5000億円。地方の公共交通がすべてタダでも1兆円。高齢化、環境を考えれば、どちらが国民生活目線か」…以下略

  猫を駅長にした小嶋さんには注目していましたが、こんな発言をしていたのは全く知りませんでした。
 それにしても、この「地方の公共交通すべてタダでも1兆円」というのは驚きです。これなら直ちに高速道路無料化をやめて公共交通をタダとは言いませんからせめて半額にでもすればどうでしょう。
  残ったお金で、まだ公共交通の発達していない地方へ新たに導入するべきでしょう。究極はJRも大幅な値下げを実施するべきです。そうなれば、車からの乗り換えが一気に進むはずです。
  こんな素晴らしい案に対して何の動きも見せない政府は狂っているとしか思えません。

腹が立つ!


レンタル自転車システム

2010年03月20日 | 自転車・公共交通

   第3817回で取り上げた富山市のレンタル自転車システムは何と第3537回などで取り上げたパリの「ヴェリブ」を運営する外資系企業に委託するのだそうです。第2967回で取り上げたような広告を掲載するシステムのようです。

  SankeiBizより  2010.3.17

  パリ模範 自転車、富山市民の足に

 自転車を24時間いつでも利用でき、好きな場所で返せる共同利用システムが20日、富山市で始まる。各地が導入を進めているが、富山市は欧州63都市で実績のある外資系企業に運営を委託。パリでは開始2年で5000万回以上利用され、市民の足として定着したという。

 配備される自転車は150台。「ステーション」と呼ばれる無人駐輪場は、JR富山駅付近や中心街の15カ所に新設。自転車の位置や利用状況はコンピューター管理し、運営費用の一部は自転車や駐輪場に掲示する企業の広告収入で賄う。

 基本料金は月額700円。メンバーがICカードを駐輪機の読み取り器にかざすと鍵が外れ、駐輪機に戻すと自動で施錠される仕組み。30分以内なら1日に何回でも使えるが、30分を超えると課金される。観光客は千円で1週間利用できる。

 市内の路面電車やバスのIC乗車券との共通利用が可能で、この場合は月500円。市の担当者は「公共交通機関との組み合わせで、マイカーからの乗り換えが進むことを期待する」と話した。

  これは面白くなりそうですね。パリで成功しているだけに、ここで上手く行けば全国展開も期待できるのじゃないでしょうか。
  パリで成功しているのだから日本なら京都を狙うのかと思いますが富山とは意外です。しかし、これは是非成功して欲しいものです。富山のような地方都市で成功すれば全国展開はすぐにでも実現できそうです。さしずめ高松市あたりも十分可能性がありそうです。
  これは案外一気に日本中に広まるかもしれません。

いよいよレンタル自転車の時代が来るか!


三島由紀夫

2010年03月19日 | 日本再生

  学生時代はいわゆるノンポリで政治なんかには何の興味も無く学園封鎖をこれ幸いと学校に行かずに遊んでいました。
  ですから、卒業した年に三島由紀夫が自衛隊で割腹自殺したのも殆ど何の感慨も覚えませんでした。それまでも、それ以後も彼の小説一つ読んだこともありませんでした。
  ところが、
宮崎正弘の国際ニュース・早読みであのときの檄文が紹介されていたので、何を言いたかったんだろうと興味が沸き読んでみました。

  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成22年(2010年)3月16日(火曜日)通巻2909号 より

  (宮崎正弘のコメント)檄文を下記に再掲します。

  「檄」 楯の会隊長 三島由紀夫 

  …略

  われわれは戦後の日本が経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失ひ、本を正さずにして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。

政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力慾、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見てゐなければならなかつた。…以下略

  彼は、自衛隊に最後の砦としての期待を持っていたが、どうやら期待に沿わなかったので抗議のための行動を起こしたようです。この後は自衛隊に対する思いがつづいています。
  しかし、自衛隊も既に政治と同じで頼むに足りなかったと言うことのようです。

  それにしても、あの当時三島由紀夫が指摘していることは全て現在に当てはまります。
  あの年に就職して、今や定年退職したこの年になってやっとその堕落に気がついた私は何とバカだったのでしょうか。この間、何の興味も示さなかった付けを払わせられていると言うことなのかも知れません。
  それにしても、こうした人には死を選ばずに生きて日本の国を導いて欲しかったと思うのは凡人の故でしょうか。本人はきっと、何をやってもこのバカな国民を導くことはできないと匙を投げたのかもしれません。

そして、それが当たっていたのかも!


外来種

2010年03月18日 | 日記・その他

  第1151話などで、人間の都合で連れてこられて繁殖が問題になっているブラックバスやブルーギルなどの外来種について書きましたが、そんな例はどうやら沢山あるようです。

  四国新聞社より 2010/03/12

  3月12日付・自然界の報復

  1950年代、英国領だったボルネオ島の住民は、マラリアに悩まされていた。そこで世界保健機関は殺虫剤を大量散布し、マラリアの媒介となる蚊を退治した。

  蚊はいなくなった。しかし他の虫まで死んだ。ある種のハチがいなくなって屋根の茅(かや)を食べるイモムシが大量発生し、雨漏りが相次いだ。さらにはヤモリが死んだ虫を食べ、そのヤモリを猫が食べた。猫はバタバタと死に、ネズミが大量発生してしまった。

  「入門!システム思考」(講談社)で紹介されていた話だ。ネズミの大量発生に対しては、猫を持ち込んで対処した。まるで落語のような話だが、つい目先のことにとらわれがちな人間としては、笑うに笑えない。

  山野草であるイタドリの駆除のため、それを枯らす虫を英国が日本から輸入し放つことになった。イタドリはもともと英国にはなかったが、観賞用として日本から持ち込まれ、今や生態系を破壊する勢いだという。

  その虫が別の生態系に影響しないか、存分に研究した上での判断ではあるらしい。しかし人間が考える以上に自然界は複雑だ。人間の都合で行ったことに対し、自然界から報復された例は数え切れないほどある。

  佐渡島の保護センターで、放鳥に向け訓練中だったトキ9羽を襲ったのは、テンだった。テンはもともと島にはおらず、害獣である野ウサギを駆除するため人間が持ち込んでいた。それがトキ絶滅の一因となり、今またトキを保護している人間に仇(あだ)をなす。笑えない。(G)

  船や飛行機などの移動機関を造ったさかしらな人間が浅はかな考えで持ち込んだものにしっぺ返しをくらっていると言えば良いのでしょうか。それとも、世界中が一つになるための試練と捕らえるべきなのでしょうか。
  この外来種の問題を考えるとき、どうしても今問題になっている外国人参政権が思い浮かんでしまいます。
大きく考えれば、世界の人種が入り混じって一つの世界になることは必然であり、歓迎すべきことなのかもしれませんが、まだ人類はそれほど高尚な考えを持っているようには思えません。日本という国を自分たちのものにしてやろうと思う近隣諸国がある限り、安易に外来種を入れることは無茶と言うものです。
  もっと、人類が利口になってから考えれば良いのじゃないでしょうか。ましてや、選挙のための政策なんてもっての外でしょう。

恐ろしいことです!


ストリートビュー

2010年03月16日 | PC

  

Googleストリートビューがやっと瀬戸内海を渡りました。

  11日、に何気なくテレビニュースを見ていたら、Googleのストリートビューが小豆島、瀬戸大橋まで見れるようになったと放映していました。
  期待して待っているのに何時まで経っても香川県に上陸しないので半ば諦めていたのですが、慌てて確認してみました。GoogleEarthで確認すると確かに瀬戸大橋を渡っていました。ところが、残念ながら、北インターを降りてほんの一区画までしか来ていません。
  坂出市内まではまだまだのようです。何時になるのでしょうか。
  どうも地方都市でもまだまだのところがほとんどですから当分は期待できないようですね。
  プライバシー問題などで反対も多いようなのでなかなか思うように進まないのかもしれません。
  プライバシーなんかどうでも良いから世界中くまなく網羅して欲しいと思うのは私だけでしょうか。願わくば、最新の映像を常に更新して行ってくれれば言う事なしなのですが、個人の権利に五月蝿いこの時代どうやらそんなことは今の時代には無理のようですね。
 自分のプライバシーは自分で守れば良いのであって、こんな面白いものをそんなことで潰してしまうのは余りにも勿体無いのじゃないでしょうか。もっと言えば、世界中に飛行機で飛んでいって炭酸ガスを撒き散らすより、これで世界旅行を満喫した方が余程環境には良さそうです。尤も、それで満足するのは出不精な私くらいでしょうか。
  もっと言えば、観光などの建造物の内部も映してくれないかと思っています。一部、京都の高台寺などのように庭まで許可している所も出てきていますが、こちらも遅々として進まないようです。

  と思っていたら、徐々に進んでいるようです。

  京都新聞より 31123

 二条城、西本願寺を「ストリートビュー」 グーグル、国内世界遺産で初

 米インターネット検索最大手グーグルの日本法人は11日、地図と写真を組み合わせた地理検索サービス「ストリートビュー」で、世界遺産として初めて二条城(京都市中京区)や西本願寺(下京区)の公開を始めた。実際に訪れたように敷地内の庭園や建物の風景が見られる。

 「スペシャルコレクション」として寺社、大学など13都府県の32施設を追加した。京都では東本願寺、高台寺、建仁寺、東福寺や立命館大、大谷大、京都精華大などと合わせ12施設が公開された。

 ストリートビューは道を歩くような感覚で実物の建物画像などを全方位で閲覧できるサービスで、公開エリアを道路上から施設の敷地内に広げている。

 二条城で記念行事を催した辻野晃一郎グーグル日本法人社長は「日本の貴重な文化遺産を保存・共有し、世界に発信したい」とし、公開施設を増やしていく考えを示した。

■彦根市なども

 滋賀県内では11日から、新たに彦根市、近江八幡市など10市の琵琶湖岸や一部幹線道路などが対象となった。大津市内はエリアが拡大され、市街地がほぼ網羅された。

 施設敷地内の画像を公開する「スペシャルコレクション」には、立命館大びわこ・くさつキャンパス(草津市)が県内で初めて加わった。

  何だかんだと言いながらも結構要望もあるのじゃないでしょうか。何とか、反対を説得して一日も早く拡げてもらいたいものです。出来る事なら、寿命のあるうちに見てみたいものです。
  もう一つ、都合の良い様に考えると、世界中のあらゆる所がリアルタイムで見れるようになれば、世界に隠し事がなくなり戦争なども起こりにくくなるなんてことになるのじゃないでしょうか。これぞ究極の情報開示です。
  こんなことを考えるのはやはり甘すぎるのでしょうか。

それでも見たい!