コロナショックの恐怖は、ここ山形でも現実のものとなってきました。
これから数か月不安な日々が続くようです。皆さまもどうぞご注意下さい。
山形山では早く来た春を前に畑仕事の準備もスタートです。まだ十分乾いていない畑はあとにして水はけのよい栗林から耕うんを始めました。今年はワクワクすることが一つ、昨年仲間からプレゼントされたトラクターの新しい爪を試すのです。長く使った爪は刃こぼれもしてガタガタとトラクターを揺らします。
爪を新しくしたトラクター、サクサクと軽く土を耕します。これで耕うんも楽になります。
先日は仲間と4人で今年の工作物を作りました。頂上の畑に抜ける階段作りです。
毎年、ひとつずつ記念になる工作物を作っています。日時計に風力発電機、移動式鶏小屋、燻製小屋、などなど、仲間とわいわい楽しみながら、設計図を作りみんなでDIYします。一つ一つ、思いが込められた山形山の工作物です。
30年余り前になりますが、合宿研修に来てくれた農業高校の生徒たちが記念にと作ってくれた枕木の階段がありました。時がたつにつれ草に埋もれ形を失くしていました。今年はこれにしよう、と米山が思い立ち仲間にも声をかけ二日がかりで完成しました。
新しくできた階段はブロックを敷いてできた簡易的なものです。それでもまた一つ新しい工作物に心弾みます。
数日たって、筆まめなロマンチストの菅野さんからハガキが届きました。「昨日は天気にも恵まれて、息の合った階段作りもはかどりました。下から見るとよい出来栄えです。この階段を使うと上の畑への近道になるので、便利になります。両サイドの草刈りを時々やればこれからも長く使えますね。(中略)山形山の桜も蕾が膨らみ咲くのを待っていました」と。
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