【全国有機農法連絡会 フォトニュース ブログ版】

有機野菜宅配の全国有機農法連絡会の農業、イベント、生産者のレポート、直営農場の様子など

復旧が進んでいない、取り残されていく被災地

2012年05月31日 | 震災・農業問題
 前回の訪問から2ヶ月あまりが過ぎた24日、スタッフ4名が日辺仮設住宅に向かいました。ひんやりとした風がながれる仮設住宅に到着したのは10時半頃。4度目となる今回は400㎏の「お米」と「手作り豚汁」「山形名産 おみ漬け」を2台の車に満載にしての訪問です。  笑顔で迎えてくれた管理人の小野さんと高橋さん。館山さん始めリーダーの方々も一緒に車から荷降ろししてホールへ運び、各戸お届けの仕分けと皆さんの協 . . . 本文を読む

トロトロ層で雑草を抑える。

2012年05月28日 | お米の生産者
 熊谷さんの雑草対策は、土作りは自家製の発酵肥料作りから。これを田圃に撒布しよく耕してから水をひきます。そしてトラクターで丁寧に代かきすると土がトロトロになります。すると、発芽しかかった雑草や種が奥へ押し込まれ雑草を抑えることができます。また、表土が細かく水が濁るので、射光されてその後の発芽も少なくなります。田植え後は、万全を期するために米ぬかや大豆粕などを水面に浮かせるように撒きます。これが土作 . . . 本文を読む

山形山 若葉の候 土の声2012年5月号より

2012年05月21日 | 月刊「土の声」より
 山形山農場に行くのが楽しい季節になった。小鳥はさえずり、キジは大声で叫んでいる。昨年つくったビオトープにもオタマジャクシやミズスマシがいっぱい住み付いた。山桜の小さな花は銀色に輝き、小道のタチツボスミレも薄紫の花を風にそよがせている。  特に感動的なのは数年前に植えた山菜、アマドコロがいっぱい芽吹いた。サッと湯がいて根元の方からサクサクと食べると甘味がどんどん膨らみ、美味しいな~と思いながら . . . 本文を読む

土からパワーをもらう 農業でイキイキ 斉藤さん(天童市) 土の声2012年5月号より

2012年05月21日 | やさいの生産者
 遅い冬がようやくあけ、草花もいっせいに花を咲かせる五月、斉藤明子さんの広いお庭も可憐な山野草の間から雑草も負けじと背丈を伸ばします。「きょうは一日草取りなの」と明子さん。庭にいると楽しい、草取りも苦にならないと云います。普通は一番辛い草取り作業、これも明子さんに云わせると「土からパワーをもらう」ことになるようです。  六歳の時から始めたという茶道。いまは師範として茶道教室も開いています。茶 . . . 本文を読む

土の声 コーヒーブレイク 2012年5月

2012年05月14日 | 月刊「土の声」より
▼世の中、進化している。銀行やファストフード店のドライブスルー、病院の診療代の自動支払機等。その病院の診察も医者は患者の顔より電子カルテに目を移す。ろくに顔もみないで検査結果から薬を処方する医師も多いようです。 ▼ある会合で知り合った看護師さんからこんな話を聞きました。 「電子カルテになって、どうもそれになじめない。ワープロ入力の文字からは患者さんの顔が浮かんでこないんです。以前自分が担当して . . . 本文を読む

さくらんぼのお届け時期は?

2012年05月14日 | くだものの生産者
 満開後の荒天により受粉・着果が心配されていたさくらんぼ。10日ほど経ち小さな実をつけ「大丈夫だった」と高橋さん。不作にならず一安心。さて、さくらんぼのお届けはここ数年、6月下旬から7月初旬になっています。春の低温が続き、開花が遅れたためなのです。さくらんぼは、満開期から収穫期までの期間が55日前後と考えられています。今年は昨年より3日ほど早く5月2日頃が満開期。今後の天候が順調に進むのであれば、 . . . 本文を読む

今年のさくらんぼは?

2012年05月07日 | くだものの生産者
 4月下旬、汗ばむほどの陽気となった山形。桜が満開となると、それを合図に桃やスモモ、さくらんぼと一気に花を咲かせます。開花は昨年より5日ほど早く、5月1日に八分咲きに。果樹園を巡ると蜂が元気に飛び交い受粉は順調。その後は雨風が強くなり、山形県内でも河川増水や市街地での水の被害、連休最終日には暴風・落雷で列車の運休や停電が相次ぐなどゴールデンウイークは荒れた天気に。さくらんぼの満開時期が数日早かった . . . 本文を読む