最強の遅霜に見舞われサクランボ全滅という、農家人生最大の危機に見舞われた阿部さん。その後は桃の成長に期待を込め、一心に努力してきました。6月に取材に行ったときには「桃も変形果が多い」と心配していましたが、収穫が始まったら「あかつき」とそれに続く大粒の「まどか」の出来もよく先ずは一安。お届けした会員さんからも「おいしかった」や「贈答先にも喜ばれました」とのうれしい言葉も届いています。 一方、サ . . . 本文を読む
一反歩の畑いっぱいに白い花をつけた夕顔。この名を聞くと、源氏物語の夕顔の君を思いだします。「心あてにそれかとぞ見る白露の光そえたる夕顔の花」 山形山の夕顔は細長くずん胴で皮とワタを取ると中身は少し、重さに比して食べるところが少なく残念な気がします。でもこの時期ならではの逸品、白い実は薄甘いだしで煮てくず粉を溶きいれると上品なお味。はかなげな夕顔の君がしのばれます。 その夕顔、こればかりはクマ . . . 本文を読む
さくらんぼで大不作を経験した阿部さん。「会員さんからの支援は、本当にありがたかった。もっといいものを作ってお届けしようという気持ちが強くなった」と、みなさまからのご支援を胸に気持ちを切り替えてこの夏に収穫する桃の手入れを続けてきました。この日、ようやく「あかつき」の収穫期を迎えました。 実は、この桃も鬼門なのです。昨年は長期にわたる曇雨天や豪雨があり、小玉で収量は激減し、ギフト用でさえも一部 . . . 本文を読む