昨年12月に有機農業推進法が施行されたことを機に、山形県、各市町村の行政へ申し入れする組織として「山形県有機農業者協議会」が設立されました。今後は、有機農業推進政策について「有機農業者からの」要望を関係各所へ提案、働きかけをしていく予定です。
当会もこれから目を離せない有機農業推進法の動向に伴い加入することになりました。
〈山形県内各地より40名近くが参加。活発な意見交換が行われました。〉 . . . 本文を読む
18年度の活動をふり返り、あらたな年へ向けて活動を展開する。総会を前に役員会が行われました。総会時の勉強会は各自の栽培技法などを披瀝し、研鑽しようということになりました。
この他、何にでも研究熱心な熊谷さんが達人の店「すずのぶ」店主の講演を聴きに行き「都市の消費者にとにかくうまい米を供給しよう」との話に大いに力づけられたと語りました。
〈米づくりの技術習得も大切だが、販売方法も重要だと副会長熊 . . . 本文を読む
1月29日(宵月)に6品種のサラダ野菜を播種、育苗ハウスに保温トンネルを設置、床に籾殻とオガクズを敷き詰め筋蒔きした播種箱を置く。発芽は2月9日の宵月と二十三夜月に出揃った。今年は暖冬のせいか順調な生育で3月20日の二日月に安心工房前のハウスに定植した。満月以降に発芽した苗は地下部が成長、新月から満月に向かう月相は作物の成長を促すという。
〈「土の声」記事の中でもナンバーワンの興味と関心を集 . . . 本文を読む
四月から施行される国の新たな農業政策、「品目横断的経済安定対策」に農村は揺れています。地域によっては住民の受け止め方に温度差があり、庄内メロンの大産地阿部さんの地域では地域社会を二つに割るような問題になっています。阿部さんは畑作3町歩、稲作3町歩の大規模農家ですが、今回の集落営農には加わらないこ
とを決めました。一年を通してネギ、大根、メロン、カボチャ、サツマイモなど農繁期には手伝いの人も頼んで . . . 本文を読む
「籾のついた米が多く混ざっていてとても食べずらくなっています。4合の中に10粒くらい、もう10年以上送ってもらっていますがこんなの初めてです。玄米で食べているので困っています。」とお便りを頂き、籾を取り除く網を工夫し、その成果を丹念に調べています。脱穀機を二回通すという手もあるようですが、米の質に影響があるという話も聞き、思案しているところです。
白い紙の上に米を広げて籾米の混入を確認してい . . . 本文を読む
本日、天童市から開発許可が下りたと報告に来た五十嵐さん。総会の折り、熱く語っていた農業のワンダーランド構想、周囲の人たちを元気づける計画です。農家の直売所に下ろす許可も天童市では第一号ということで周りの期待も大きいようです。この他全量引取りで作物を委託したいという会社も現れ、五十嵐さんの努力がいよいよ花開きます。
昨年は、高原地に借りた畑で苗が全滅など不遇が多かった五十嵐さん。今年はいい年で . . . 本文を読む
目新しさのなくなっている野菜の産直、「なんで山形から?」と問われた時に胸を張って「だから山形なんです」と答えられるよう、作物に磨きをかける。東北の地だからこそ味わえる滋味の違い、顔の見える生産者と消費者だからこそ、信頼しあえる作物の安全性。そうした利点をもっともっと発信していこう、そのためにも作り手の充実は一番重要。今年はそこに力を入れる。
個性ある作物、伝統野菜など、努力していいもの発掘し . . . 本文を読む
仙台はこの日、雪まじりの強風が吹いていました。さすがに今日は畑仕事は休み、作業小屋で収穫したほうれん草の出荷作業です。今年全有連で委託した野菜はほうれん草、ネギ、人参、じゃがいも、きゅうりなど八品目。気合の入った一年が始まります。
粟野さんとのお付き合いは父、男治さんの代からですので、もう十六、七年になります。山形の野菜が端境いになる頃、各地の篤農家を訪ね歩いた時のことが思い起こされます。
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つぼみのいっぱいついた剪定枝がセンターに運びこまれます。大きなおけにいっぱいです。出荷元の阿部さんのところでは花瓶にいけても一向に咲かないとか。毎日、愛でながら花の咲くのを待っている、その愛情が咲かせるのかもしれません。 全有連の春を告げる年中行事になりました。
水上げをして、花瓶に差しておいて・・・。みなさまのところでは咲きますように。 . . . 本文を読む
2月 にほうれん草、ブロッコリーを出荷してくれた熊谷さん。これから定植される苗が順調に成育中。根がしっかりしていれば必ずよいものができる。「苗作り=根作り」と長年の経験を実感していました。
春先のトマト、ブロッコリー、ほうれん草が準備万端。葉山の高原では、9月からキャベツ、大根、白菜と続きます。今年も心ある野菜が期待できそうです。
根がこれだけしっかり伸びていれば大丈夫。春が早く来てしまっ . . . 本文を読む