【全国有機農法連絡会 フォトニュース ブログ版】

有機野菜宅配の全国有機農法連絡会の農業、イベント、生産者のレポート、直営農場の様子など

さくらんぼの受粉期に・・・

2009年04月27日 | お米の生産者
 山形は、先週の後半になってようやくさくらんぼが満開に。この時期は実るか実らないかが天候に大きく左右される一番不安なとき。祈るのは「暖かい日」です。「どうなるなかなぁ」と高橋さん、「今年はダメかもしれないなぁ」と暗い顔の奥山さん。というのも受粉は蜂の働きにかかっているからです。園地で大切に飼養されている「マメコバチ」は、風がなく気温が20度近くになると「ぶんぶんと聞こえてくる」ほど活発に働きますが . . . 本文を読む

古代農園づくり進んでいます。

2009年04月27日 | ホーテロ村「山形山農場」
 春の訪れとともに古代農園づくりも始まりました。荒れ地だった山の畑を開墾して二十年余、少しずつ畑の土もよくなってきました。昨年は専任の農場長も着任し、これまでにない豊かな実りをあげることができました。今年はさらに夢を膨らませて「自然の力で種々の作物が育つ畑」をつくります。4月中旬、畑に元肥を入れ山菜の苗も植えつけました。5月からは土団子に大豆、オカボ、トウモロコシ、キュウリ、トマト、ナスなどを混ぜ . . . 本文を読む

この春から専業農家に/粟野さん

2009年04月20日 | やさいの生産者
 信治君が勤めを辞め、父母の仕事を継ぎ専業農家になるということで粟野家は無農薬農業に切り替える作業が着々と進んでいます。父の反対があるけれど、自分や家族のことを考えるとJAS有機農業を進めるしかないと信治君は決意しているようです。本当に無農薬でやっていけるのか?と父は心配するけれど自分は将来を見据えるとこの結論になった。という。  ジャガイモの隣の畑では2月20日に蒔いた人参が雑草に負けそうになり . . . 本文を読む

家族農業を守る/粟野さん

2009年04月20日 | やさいの生産者
 粟野家、3世代7人でジャガイモ蒔き、何とも微笑ましい光景だった。   ジャガイモの畝立てはベテランの父、信男さんの仕事、他の4人はメークインと北あかりの播種作業、畝の長さは100メートル、90度に曲げた腰は途中何度も痛む。痛い腰を伸ばしながら120kgの種芋を10アールの畑に丁寧に蒔いていく、根気のいる仕事です。  信男さんが立てた畝は東西に63センチ間隔でまっすぐに整列し、さすがベテランの仕事 . . . 本文を読む

食育のとりくみをスライド上映する

2009年04月20日 | イベント・活動
 生産者の熱い思いのこもった有機米をいのちの素と大切に受けとめている保育園の食育の取り組みは「食は心をつくり体をつくる」がテーマです。生産者の心に勝るとも劣らない園の指導者、瀬沼瀞子さんの一貫した理念の伝わる一年の食育をスライドで上映しました。その取り組みの一つには春、園児たちのするフキのスジ取りや筍の皮むきも入っていました。リーダーの理念を形にする調理の方々や保育士さんの心が伝わってくる内容に生 . . . 本文を読む

米づくりは一年かかる 堆肥のはなし

2009年04月20日 | イベント・活動
 壊れゆく食の生産基地としての地方、その地方を支えているのはやはり農業です。その農業の一番基本となるのは「米づくり」なのです。有機無農薬での米づくりは田植えと稲刈りで終わりではない。そのあとから次の米づくりのスタートが始まる。もみ殻を集め米糠やその他の資材を集め、堆肥を仕込んで元肥を施す。種子の選定等々、こうした一年の仕事を理解してほしい。そして生命のもととなる「お米」のあれこれも知ってもらえると . . . 本文を読む

山形山に元気な笑顔がそろいました

2009年04月20日 | イベント・活動
 ラッセーラー、ラッセーラーと元気な声にラッセ、ラッセ、ラッセーラと全員で応えてパチリ。4/18日から研修会を兼ねて山形山を訪ねて下さった38名の皆さんの笑顔がそろいました。「共育て共育ち」を保育理念に掲げる鳩の森愛の詩保育園では、保育の大切な柱として食育を実践しています。全国主催の食育コンクールでも昨年は優秀賞を受賞し、育ちゆく子供たちの生命を育む日々の活動の高さが認められました。  園では「薄 . . . 本文を読む

農村つぶしが加速する パート�/「農政改革」案、浮上

2009年04月09日 | 震災・農業問題
 これまで米の需給割合に応じた減反政策を実施してきた国は、方針を180度変え、生産調整を各人の選択制にするという案を検討し始めています。1971年に実施した減反政策は、稲作専業農家を苦しめ、農業力を弱める結果をもたらしました。戦後、米の大増産を旗印に日本一の面積のモデル農村として誕生した大潟村では減産を強いられ、借入金の返済にも窮する事態となりました。その後自ら販路を見出し「ヤミ米」と叩かれながら . . . 本文を読む

山形山農場始動

2009年04月06日 | ホーテロ村「山形山農場」
 春です。天童センターのハウスにはたくさんの野菜やハーブ、草花が芽を出しています。  井藤場長が骨折してリハビリ中の足を労わりながら3月下旬播いた種、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーが大きく双葉を広げています。順調にいけば6月中、下旬には収穫できる予定です。その隣がまだ芽を出したばかりの九条ねぎ、初めて植えるセロリ、シマオクラ、そしてバーベキュー小屋の日陰を作る朝顔は色とりどりのものを選びまし . . . 本文を読む

静心荘4/12オープン

2009年04月06日 | ホーテロ村「山形山農場」
 静心荘のまわりに雪を残すだけとなった山の畑、今年は雪解けも早く、うかうかとしているうちに貴重なフキノトウも早や満開、摘み取る間もなく山の肥やしになってしまいそうです。ただ春の大雪に見舞われた三月の低温で春一番に咲くこぶしもまだ蕾で山は寒々としています。四月に入って山の畑の作付け計画も急ピッチで進んでいて、ついこの間播いた種から小さな芽がびっしりと出ている様子は、生命の鼓動を感じわくわくします。4 . . . 本文を読む