昭和53年の台風「狩野川台風」に匹敵する超大型台風襲来、とありテレビも終日台風関連の情報を知らせていました。台風当日、すべての列車が運休し、がらんとした主要駅の構内を見て北上しつつある台風の大きさに身がこわばるのを感じていました。
予告通り台風の威力はすさまじく、この台風で多くの人が亡くなり多くの家屋が浸水被害をうけました。浸水した面積も2万5000ヘクタールに上ります。(狩野川台風では13万ヘクタール)皆さまのところはいかがでしたでしょうか。改めて台風お見舞い申し上げます。
山形県では内陸ということもあり被害は最小にとどまったようです。一部地域で刈り取り前の稲の倒伏や侵水、停電などもあり、県知事が視察に訪れていました。
強風の通り道になった地域では、トタン屋根がはがされるなどもありましたが、当地の野菜や果物に大きな被害はなく幸いだったとしか言いようがありません。
13日にはスタッフ2名が出て生産者の状況を聞き、15日の出荷に備えました。河川の氾濫もあった宮城県の産地ではハウスの浸水などもありましたが被害も軽微で安堵しました。
14日にはスタッフ6名が出て静岡から首都圏、福島まで安否確認のお電話を掛けました。お出になられた方々は幸い被害もなく安心しました。現場スタッフには初めて会員さんとお話をするという緊張もありましたが、図らずもよいコミュニケーションの機会となることができました。お留守で電話のつながらなかった皆さま、被害などありましたらどうぞご連絡をお願いします。
これからも災害規模は大型化し、台風シーズンにはまた同じように備えなければなりません。食糧の供給元であることを考え危機管理をしっかりしなければと改めて思い知ったところです。
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