根の赤い大きなほうれん草。これは、山形の在来作物「山形赤根」。5年ほど前から五十嵐さんが「喜んでもらいたい」と作りはじめました。しかし、発芽が悪く病気に弱いために姿を消した作物なので、毎年、栽培には苦労しています。
最初の難関は種まき時の天候。「うまくいって発芽率50%」という条件に加え「9月10日頃までに播かないと大きく育たない」と時期が限定されます。そのため、ハウスで育苗し、畑に移植する「 . . . 本文を読む
秋の野菜はキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、大根と、夏の炎天の中で生徒たちが定植したものが次々と生育し収穫されています。古代農園の初年度の成果はといえば、雑草にも負けず混植に強い生命力をみせた大豆や雑穀類でした。ひ弱にみえた山菜類も生い茂る草の陰で健気に生存していました。が、今年はあくまでも実験農場、草むらの中に色とりどりの野菜を探し見つける楽しみはまだ先のようです。
秋田から取り寄せたビッ . . . 本文を読む
ネギの種撒きはまだ雪が残る3月下旬、田植えが終わる頃ようやく定植します。生ではとても刺激の強い味と臭いがあるので病気に強い印象を受けますが「市場に出荷している人たちは8月までに5回は農薬を散布してる」と言う通り、病気や害虫の被害の多い作物です。今田さんは、葉を切り落して出荷するので、ここまでは農薬の変わりにミネラルと木酢液で抑えています。しかし「18度以下になると増える」という赤い斑点が広がる" . . . 本文を読む