雨を待ち望んでいた山形でしたが台風の影響は大きく、一夜明けた22日、山形山周辺の田んぼは強い雨に稲がなぎ倒されている所が目立ちました。
刈りとりを前にした熊谷さんの田んぼも例年に増して倒伏した田が目立ちました。
野菜畑も多くが水につかり、出荷中止が相次いで週の後半は苦しいやりくりを強いられました。台風当日、ようやっと長ねぎを納品にきた小山田さんも「いやぁこの雨で畑はズブズブ、休もうかと思った . . . 本文を読む
秋から冬にかけて収穫する、白菜、ブロッコリー、カブ、人参、ほうれん草、小松菜が無惨な姿…。
粟野さんが農業での再起をかけ6ヵ月。再生させた畑にようやく作付けした作物たちです。これまでの投資した種や肥料など資材代、秋から冬の収入。それが一晩で流されてしまったのです。
「がっかりするなぁ」と父。「干ばつで水をかけた日々だった、あの白菜も防虫ネットをかけたばかりだった」水没を免れた野菜も「無理だっ . . . 本文を読む
武田さんの里芋は、細長くて珍しい「小姫」という品種。粘りが強くきめ細かい肉質なので、おじいちゃんの代から種芋を受け継いでいます。ここ数年、日照りが多く収量が少ない。今年もやっぱり雨不足で生長が今ひとつ。収穫まであと2週間。武田さんに試し堀りをお願いしてみました。
乾いた畑での里芋堀りは簡単。パラパラと土を落とすと芋の姿が見えてきます。小さいものばかりと思っていたのが「えっ、、、」。「これだった . . . 本文を読む
台風の影響で残暑がぶり返したかのような一週間、ジリジリと照りつける陽ざしを受けて木々の葉も縮こまって耐えているようでした。
雨を待っているビオトープの池もカラカラ、その雨がようやく降りました。
沖縄で3日間も留まっていた台風15号の雨が向きを変えて北上し、東北地方にも大雨をもたらしています。
先週前半に撒いたカブの種もこの雨でうるおうものの雨の量が多すぎれば流されてしまうでしょう。
9月 . . . 本文を読む
8/17 月刊「土の声」より
グラミン銀行と被災地復興計画 全国有機農法連絡会 米山 正
震災の傷痕が残る中で農家や漁師たちの立ち上がろうとする姿が見えます。会員のみなさんからは、被災者の救済を継続して欲しい、続けてはどうでしょうか、という復興にかける言葉をたくさん戴いてきました。津波の被災からのがれた農地でまた頑張ろうとしている農家たちがいます。路地栽培は生産効率が悪く、広い面積 . . . 本文を読む
9/12 月刊「土の声」
グラミン銀行と被災地復興計画 全国有機農法連絡会 米山 正
日本列島は絶え間ない天災の来襲で涙することが多くあります。今回の台風12号も、その前の福島、新潟豪雨でも大被害をもたらしました。前号の土の声で提案させて頂いた被災者救援のための「グラミン銀行と復興計画」について、みなさんから強い賛同の声をいただき感謝しております。
人知をはるかに超えた今回 . . . 本文を読む
紀伊半島を襲った台風12号。日本列島に豪雨が襲い続けています。被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
こちらは震災後、豪雨被害にはあっていない仙台の粟野さん。津波が襲った畑を復活させ、定植をはじめたというので視察へ。早速、畑の土を手に取り、匂いを嗅いでみるとよい状態。そこには白菜やレタスがしっかりと根付いています。「5月の雨でかなり塩分は抜けたみたいです。表面はガチガチでしたか . . . 本文を読む
安心玉子の板垣さんから分けてもらった赤鶏たちが元気です。
連れて来られた当初はケージで飼われていた習性が抜けず狭い移動鶏舎の中で動き廻ることもせずじっとしているように見えました。
飼料がなかったので飼料用米を与えたところ全く関心を示さず「それはいったい何なんでしょう」という風で食べてくれません。急いで鶏用の飼料を買ってきてようやく食事タイムになったくらいでした。
人間は自分たちを保護してく . . . 本文を読む