【全国有機農法連絡会 フォトニュース ブログ版】

有機野菜宅配の全国有機農法連絡会の農業、イベント、生産者のレポート、直営農場の様子など

一年の始まりは穀雨から・・・ “山形山クラブ 4/22日”

2007年04月27日 | ホーテロ村「山形山農場」
 心待ちにしていた山形山のオープン初日はあいにくの雨、畑づくりは次回にして、まずは今年本格的な取り組みとなる旧暦農法についての話が米山からされました。昨年12月から発芽実験をしている作物の成育具合について「原則として地上部に実る作物は満月に向かっている時期に種を播く。土中で実をつけるじゃがいも、里芋、サツマイモなどは新月に向かっている頃に種を播くといいと先人は言っている。  今回はテストとして同じ . . . 本文を読む

無念、手塩にかけたサクランボ園、廃業か。

2007年04月22日 | 月刊「土の声」より
土の声 No16  2007年5月号より 米づくりをやめる人が増え、特産の果樹栽培もやめる人が増えています。「一反歩余りのサクランボ畑を管理してもらえないか」と話があったのは六月の始め。サクランボの手入れの最も重要な時期でした。山形山のある寒河江市幸生地区、菊地さんが病気で倒れ、八十才という高齢もあって、自分で続けるのは難しくなりました。果樹一筋できた菊地さんにとって大事に育ててきた果樹畑を廃 . . . 本文を読む

果樹畑 りんご苗木の移植。/ 4/4 奥山さん

2007年04月11日 | くだものの生産者
 苗木を専用の場所に植えて育てること3年。春になり、根が動き出す前に移植します。苗木の根は柔らかく餌のない冬場にはネズミがかじってしまいます。  今回も移植しようとしたところ数本が駄目に、残念です。「今年は状況を見極めながら、例年よりあと一回、一回と農薬を減らすことを試みたい」と意気込みを語ってくれました。  「昨年は訳あり品として病害虫被害のものを皆様に購入頂いたので、これは大変ありがたかったん . . . 本文を読む

桃(紅国見)の堆肥撒き。/4/7 小山田さん

2007年04月11日 | くだものの生産者
 牛肥をこの場所に置いて年が経ち完熟した堆肥。臭いも無く触ってもさらさら。中にはミミズがたくさんいます。堆肥は窒素成分などの栄養として考えずに、土作り用として撒いています。ここを耕しはじめて30年。「体が健康で丈夫だと病気や怪我をしないように、土も同じこと」。園地を歩くと土はふかふか。根の張りがとてもよく樹も活性し元気になるそうです。 〈今年82歳を迎える。生ある限り仕事をしていたい。なんといっ . . . 本文を読む

いくつになってもチャレンジです。/4/7 小山田さん

2007年04月11日 | やさいの生産者
 今年2/10に種を蒔き、3/5に定植したハウスのみぶな、ほうれん草を出荷しています。炭の粉を使った土作りで健康に成長させ、アミノ酸入りの肥料がおいしさの決め手。日中ハウス内は温かくなりますが、定植後の3月は、夜間に冷え込むので病害虫の発生がほとんど無く、今回も農薬ゼロで栽培できました。 〈初チャレンジのサラダわさび菜、好評だったガルギールは成長が今ひとつ。なんとかしてお届けしたい。〉 . . . 本文を読む

春です。夢ふくらんでます。/五十嵐さん

2007年04月11日 | やさいの生産者
 長年あたためていた夢の実現に一歩踏み出した五十嵐さん。種を播く、植える、育てる、収穫する、加工すると、農業のスピリットを体感できる場所の建設が夢です。その手始めが直売所作り、市の許可も下りてあとは資金の準備と造成にとりかかります。建物のデザインも決まりました。その直売所予定地に行ってみました。 西に市民温泉「ゆぴあ」をのぞむ田園地帯、五年後には直近を高速の支線ができるという地の利を得た場所にあり . . . 本文を読む

よく働き、よく笑う。 (仙台市粟野さん)

2007年04月06日 | やさいの生産者
 粟野さんはひっきりなしに仕事をしている。「仕事しなくっちゃさ、百姓はちゃ、いそがしだっちゃ」笑顔を絶やさず、毎回同じ調子で話してくれる。今朝、ホーレン草を集荷に行くと、「米山さんちゃ、全有連の大根蒔きをやっていたらちゃ、ホーレン草大きくなってちゃ。」と仙台弁があったかい。堆肥も20~30トンは毎年作って田畑に還元している。   . . . 本文を読む

実の成る果樹はいずこ。 (米山)

2007年04月06日 | ホーテロ村「山形山農場」
 去年までは残雪がいたる処に残る山形山も今年は日陰の吹き溜まりに少しあるだけ。仙台から3人が駆けつけてくれ、果樹の剪定とキノコのホダ木伐採して貰う。果樹は植樹後、一度も農薬を使わず、木酢液だけなので、ここ何年も実を収穫して食べたことない。山形山クラブの鳥海さんがプルーンを指して「毎年いっぱい成るのに、みんな虫にやられてプルーンがかわいそうだ、今年は早めに袋掛けをしてみなさんに食べてもらえるように頑 . . . 本文を読む

うまい米、安全な米、肥料が効かす。 (稲作連合会総会)

2007年04月06日 | お米の生産者
 日本有機農業研究会の会員でもあり、そこから発行された有機農業者マップにも紹介されている熊谷さん、堆肥作りに熱心です。「うまい米、災害や病気に強い米づくりを心がけているが、発酵菌は実に奥が深い。相互に働き合い味のある土になる。発酵中は高温になるので毎日のように切り替えしが必要になる、今の時期がそうだ。」と語り出したら止まらない。   . . . 本文を読む

農産物の輸入自由化目前、対抗策は? (全有連稲作連合会)

2007年04月06日 | お米の生産者
 年度末ギリギリの3月30日、全有連の有機米を作る生産者の会の総会が天童市で行われました。生産者会員21名のところ、各地で行事が重なった為7名の出席となってしまいましたが、一年間の活動の総括をし、次年度に向けての活動方針を確認し合いました。二部は各地の農業事情の報告とそれぞれの栽培技術を交換する学習会です。  先ず米山からはオーストラリアから迫られている農産物の輸入自由化に向けて、これが実施され . . . 本文を読む