初夏を待つ野菜たち

育苗ポットで元気に葉を伸ばしているのは、五十嵐さん本命の「トマト」です。全有連とのつなが りも「有機栽培トマト」がきっかけでした。食べて安心完熟トマトに五十嵐さんの農業への思いが込められています。苗を丈夫に丈夫にが今年もモットーで、原産地アンデス地方の気候に近づけるよう水分を抑えて過酷な成育環境にして育てます。 . . . 本文を読む

蕪が茎立ちになりました。五十嵐さん

播種して3ヶ月で立派な蕪になるはずだったのが、12月の大雪とその後の積雪でハウスの天井も真っ暗になり日照も上らず成育が大幅に遅れました。やっと葉は伸びたもののカブ玉が大きくならずあきらめかけていたのですが、葉を食べてみるとうまいのです。それで花芽もそのままに蕪の茎立ちでお届け致しました。こんなとき産直のありがたさを改めて感じるようです。 . . . 本文を読む

冬大根の墓場だ。「大雪さえなければなあ。」

累々と屍のように冷たい土に横たわるのは降雪前にいけた数千本の大根です。初秋に播種し、雪室保管に強い品種をとわざわざ選んだ「伏見2号」でしたが、予想外の早い降雪と降り積もる雪に2月中　旬迄掘り出せませんでした。やっと掘り出したのが2月18日、予定の半量を出荷したところで、気温が緩み、やっぱり傷みが出てしまいました。全有連の検品スタッフから、細かいチェックが入って「これもダメ」「あれもダメ」と返品につ . . . 本文を読む

春キャベツもうすぐ出荷です。～三浦半島 三冨さん～

　向かうは、早春キャベツを供給してくれている三冨さんの畑。春の心地良い風が吹き抜る温暖な気候、豊かな大地と海に囲まれた三浦半島。キャベツ、大根、メロン、スイカと全国有数の大産地です。 　ここで農業をする三富さんは、代々続く農家の長男として生まれ、農業高校卒業後にすぐ就農。今や30年以上のベテラン農家。20年程前から安心と品質向上のために、有機中心の土作りに切り換え減農薬に取組んでいます。その想いも . . . 本文を読む

雪室キャベツを掘り出す

ソリに乗せているのは雪の中から掘り出したキャベツです。三ヶ月近く雪の中で眠っていたキャベツは糖度を増し、シャキシャキと美味！雪山での作業のご褒美に皆で分けます。 . . . 本文を読む

大雪被害はこんなところにも・・・

つぶれているのはサイハンの馬小屋です。これまで少々の大雪にも耐えていた手作りの小屋が今冬の豪雪につぶされました。岩手の炭焼き会社のオーナーから譲り受けたポニーが山形山へやって来たのは十年前。八ヶ月の可愛い子馬でした。山形山を訪れる子供達の友達になればと、手塩にかけて育ててきました。馬車を引かせて山内を廻る、夢もいっぱい。わざわざ岩手の馬具屋で馬車も仕立てました。ところが、このポニーは極端な臆病者で . . . 本文を読む