十一月としては記録的な大雪が降り、21日、山形山も50センチほどの積雪に見舞われました。
今年最後の作業日となる収穫祭の24日、クラブメンバーを迎えるため米山は1人早朝からの除雪作業にとりかかりました。前日晴れたとはいえまだ雪はかなり積もっています。乗用車を公道に止め、雪を踏みしめ山の坂道を登り、除雪車代わりのユンボに乗り込みます。幸い公道迄は傾斜のついた下り坂、思いのほか楽に道がつきました。 . . . 本文を読む
2tトラックを駆って、全有連スタッフが仙台に向かいます。仙台の粟野さんをメインに近隣の篤農家からも集荷をします。この日はスタッフも二名、白菜、ほうれん草、キャベツ、大根と荷積みも大わらわ、このあと次の集荷地、高橋さんの家へ行き午後2時過ぎようやく天童に到着しました。
大型野菜が遅れて入ると詰め込み作業も大変です。この日は月曜日、大忙しの一日でした。
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あ~あ、とため息が出る、そんな心境ではないでしょうか。アスパラ菜が設定週を待っているうち伸びすぎて、半分以上投げてしまったという五十嵐さん。口惜しい気持ちが伝わってきます。美味タスではうれしい発見も。霜よけでかけたパオパオが予想以上の効果を発揮し、よく育ちました。その上直後に思わぬ降雪、これも防げました。 . . . 本文を読む
「結果として三割減でおさまりそうだ。まあ台風のことだからこれは仕方ないとあきらめているが。何の問題もなく上々という年はないからね。」と苦笑い。9月の台風で最も大きな被害を受けた奥山さんがようやく実ったラフランスを運んできました。
9月7日山形を通過した台風九号は暴風雨となり、天童市にある奥山さんの果樹畑を直撃しました。20年から40年という働き盛りの成木が2本、そのほか倒れかかった木が5本とい . . . 本文を読む
2年前の大雪で4反歩あったキウイの棚がつぶされてしまった。全部を起こすのは大変だったので1反歩に縮小して作り直したが昨年は回復しなかった。今年は思いのほか実をつけてくれたので12月4週ぐらいから出荷できそうです。今、これも「室」でじっくり追熟させているところです。キウイは完熟手前でお届けするのでそのまま置くか、りんごやバナナといっしょに入れておくと早く熟します。
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樹齢50年近くの柿が10本ほど、毎年大霜が降りる前の11月初旬に収穫します。摘み取った柿は「室」に入れて焼酎で渋抜きします。「柿は無農薬でもできるが、花の咲く前後にアザミウマ、貝がら虫などの害虫がでて葉を落とす。これだけは抑えている。」
※同じく庄内柿の堀さんより食べ方のヒントを1つ。柿はよく洗い、ヘタのまわりを4方向斜めに包丁を入れ、ヘタを取り除きかまぼこのように8ミリ間隔でスライスします。 . . . 本文を読む
キャベツの芋虫被害が納まらない。大きく育った「楽園」という品種。虫にとっても楽園に。でも「食べると非常にんまい。」今年は、幼苗時に全滅を防ぐ為の一度の農薬散布だけ。害虫被害は一気に被害が広まり、気づいたときには手遅れに。「出荷現場では、外葉を取り虫を取り中に入った水を切り・・・できるだけいい状態にして出荷しています。来年は害虫対策を強化して臨みます。」 . . . 本文を読む
今田さん、80才を越しても大型野菜作りを続けます。大きく育った大根に瑞々しいこれも大きな葉っぱ。ビタミン・ミネラルたっぷりです。昨年、中古の農機具も買い入れ、意欲満々です。ただ、奥さんの方が膝が悪くなってきて、これまで二人でしてきた作業も1人でしなければならない。淋しくもあるし大変でもあります。
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こちらでも元気な80才だった祖父、澄夫さんが作業中の事故でひざ下を骨折し、春から五ヶ月も入院してしまった武田さん。大黒柱の不在で、里イモも半分しか植え付け出来ませんでした。その上、今年は干ばつで出来も悪く、早々に出荷終了となりそうです。一家五人で農業専業の武田家。収入減は大きいです。 . . . 本文を読む
母、照子さんと笑顔で白菜を出荷する信治さん、仙台市の粟野さんの後継者です。このところ足首を痛めた父に代わって難しいとされる耕運機も上手に操作し、野菜作りに勤しんでいます。
「お父さんが作業中に転んでそのはずみで機械にあたってね、アキレス腱をきってしまったのよ。大したことはないと家で治療していたんだけど治らなくてね。今は通院治療してるんです。一番困ったのがハウスの耕起で、これは危ないので信治には . . . 本文を読む