【全国有機農法連絡会 フォトニュース ブログ版】

有機野菜宅配の全国有機農法連絡会の農業、イベント、生産者のレポート、直営農場の様子など

記録的な天候不順に、米づくりの現場は 

2010年05月27日 | お米の生産者
さくらんぼが霜害を抜け切り、受粉期の天気に恵まれたため数年ぶりに「平年作」が見込まれ一安心です。それでもこれほどの異常続きでは今後が心配。「『明治以来の大冷害といわれた80年と似ている』と指摘するのは、日本気象予報士会の酒井会長」(農業新聞)「ラニーニャ現象が秋に発生する可能性がある」、「北日本は低温傾向で冷夏となる可能性も」(気象庁)、「ここ数年では最も条件が悪い」(元農事気象学会副会長)とよい . . . 本文を読む

今年の天候やいかに

2010年05月13日 | お米の生産者
 低温が続いていた4月。連休前にはまだ蕾だった果樹も連休中の陽気で花が一斉に満開となりました。ここ数年来見た事のないほど力強く花の咲いている果樹園に入ると、頭上から蜂の羽音が降り注いできます。田んぼにはトラクターが入り、用水路にも勢いよく水が流れ、田植えを待っています。今までの遅れを取り戻すかのように生き物も農家も活気づいています。  しかし、気象予報の専門家や研究家によると、今年は米騒動が起きた . . . 本文を読む

稲作始まる

2010年05月01日 | くだものの生産者
 4月に入ってからの低温・日照不足は日本中の農作物に被害をもたらしていますが、ようやく始まった東北の米作りも同じ。今年に入りはじめて動かすというトラクターを整備中の熊谷さん。この寒さのことを聞いてみると「一週間くらい遅れているんだ。」その訳は、昨年は苗が育ち過ぎて困ったため今年は抑え気味に調整していたところにこの低温。この週末に行われた保育士さんの食の研修会に出席した庄内の掘さんに聞いてみると、「 . . . 本文を読む