荒地を開墾して20年、当初は米山が1人でカヤを刈り、道をつけ体験農業の場を作ったものでしたが、平成元年に「山の畑でじゃがいもを作りませんか」の呼びかけに集ったメンバーが共に汗を流し畑を耕してくれました。今はそのメンバーに首都圏の会員も交え、多彩な活動が続いています。21年目の最後の農業日は「収穫祭」と銘打って農場の全ての作物を収穫し、宿泊して宴を楽しもうというものです。
25日午後集合で、白菜 . . . 本文を読む
今田さん82才、風邪もひいたことがないという堂々たる体躯は頑健そのものです。近頃では若い人でも大根、白菜、青菜などの重量野菜は敬遠し、作り手が少なくなっているのですが 、今田さんは「なんということない、大丈夫だな」とさらりと言ってくれます。今週からお届けしている安心工房の「おみ漬け」も今田さんの青菜(せいさい)で漬け込みました。去年までは改良品種の「広葉青菜」で葉っぱは立派でも青菜独特の辛味が足 . . . 本文を読む
ナヤクリシアンドロン『土の声』を聴く
「ナヤクリシアンドロン」バングラデシュの無農薬農村運動。「全国有機農法連絡会」とのおつきあいのきっかけとなった運動であるばかりでなく、まさに『土の声』を聴き農業を文明の尺度として捉えるその精神が全有連と同じだといつも感じています。農村女性が始めたこの運動をぜひご紹介しましょう。
80年代末、改良品種と農薬使用による近代化農業を続けて20年近く、気づけば川 . . . 本文を読む
この夏、思わぬところに出没した熊も深まりゆく秋と共にようやく山に帰り静かになりました。夏の間あれほど作り手を苦しめていた害虫も鳴りをひそめています。なめくじ退治にあけくれた五十嵐さんの白菜も態勢をととのえ育ってきています。段まきして毎週お届けができるよう育てているレタスも四種類、美味タス、ノーチップ、リバーグリーン、ダンシングと飽きがこないよう種類を変えて作りました。これも食べ頃を迎え毎日出荷し . . . 本文を読む