【全国有機農法連絡会 フォトニュース ブログ版】

有機野菜宅配の全国有機農法連絡会の農業、イベント、生産者のレポート、直営農場の様子など

春一番の大仕事…、木の伐採。 山形山

2012年03月26日 | ホーテロ村「山形山農場」
 春一番の風の代りに時折りの猛吹雪、山の天候は今日も荒れ模様。山形山はまだ雪の中です。春を迎えるこの時期例年大きくなり過ぎた木を伐採します。もともと山の中腹を切り開いて造った田圃、元の主を失ってからは木々も茂るに任せ、畑の陽当たりや風通しにもよくない環境になっていました。  自然をそのままの姿で残し、生きものの聖域にしておきたい気持ちと、野菜の育ちもよくしたいという思いにも適うよう、毎年少しずつ大 . . . 本文を読む

春はもうすぐそこ

2012年03月22日 | くだものの生産者
 最上川の河川敷、サクランボ狩りでもお世話になっている高橋さんのさくらんぼ園を訪ねました。除雪車が入り、なんとか走れるようになった農道を通って到着。雪に覆われた園地に入ると、ところどころ枝の折れている状態。「秋剪定していたからこれでも被害が少い」と高橋さん。品質優先のすっきりした果樹の仕立ては雪にも強い結果となりました。「足場が悪いのによくできますね」と聞くと「やらねければ、まんまかんなくなる ( . . . 本文を読む

ドイツ生まれの高畠育ち、スモークハウスファインさん訪問

2012年03月19日 | その他の生産者
 まほろばの里と称され豊かな田園風景の広がる山形県高畠町。早くから有機農業にとりくんだ町としても知られています。  この地で数々のグランプリに輝くハム、ソーセージをつくる片平さんの父も有畜複合農業を続ける有機農家でもあります。  養豚も営む両親が冬場の仕事としていたハム、ソーセージづくり、その仕事を継いで今や隣町にカフェもオープンさせました。  地元でも有名という工房兼店舗をお訪ねしました。'04 . . . 本文を読む

土の声 コーヒーブレイク 2012年3月

2012年03月12日 | 月刊「土の声」より
▼天童市から車で20分、西村山郡大江町、最上川がゆったりと蛇行し、かつては舟運で栄えた県内でも有数の景勝地です。今も旧家が残るゆかしい町、その大江町に居を定め13年前パスタのお店を開いたのが会員でもある古熊さん夫妻。夫の義彦さんの作るパスタやカレー、安全と素材にこだわった料理の味と文代さんの人を包み込むような暖かい人柄で近隣から人が集います。お店で提供するお米も合鴨米、お肉類も安心工房から、とこだ . . . 本文を読む

EUに追いつく有機農業。 土の声2012年3月号より

2012年03月12日 | 月刊「土の声」より
 大震災と原発のいたましい事故から一年がたちました。先日の対話集会では粟野信治君から震災で応援いただいた皆さんへの御礼の言葉と近況報告の中で被災地の苦悩の話もありました。安全な農産物をつくり健康的な生活が営めるようにと有機農業に人生を掛けたのが4年前です。しかし、就農してみると毎年の異常気象や害虫の発生などで生産の喜びを味わうことなく大災害に遭遇してしまいました。大きすぎた被害に有機農業を断念し . . . 本文を読む

みんなで語ろう食の安全と放射能 対話集会パートⅡ 2/25於さいたま

2012年03月06日 | イベント・活動
 第二部は「放射能、TPPと食の安全」と題し市民バイオテクノロジー情報室の天笠先生の講演です。二部から参加の方もいて会場が満席になる盛況でした。  「先ず食の安全を私たちが守るためには、いま世界で起きている事を知る、グローバリズムがもたらした負の側面を知ること」と説かれました。「中東や米国、EUで起きている広範な抗議行動も『パンの不足』にある、貧富の格差拡大と大量生産、大量消費が行きづまり自壊を始 . . . 本文を読む

大雪と果樹

2012年03月05日 | くだものの生産者
 「いやー結構やられてた」と奥山さん。「うちは除雪ができたからいいほうだよ」と苦笑いの阿部さん。  記録的な積雪量となった山形。天童周辺は果物の産地ながらも平地にあり、他の地域より一足早く農道に車が入れるようになりました。そこで見えてきたのは果樹の被害。さくらんぼ、桃、りんご、ラフランス、腕のように伸ばした太い枝が幹から裂けていて、そこにはないはずの色「褐色」が目立ちます。 農家になってはじめて . . . 本文を読む