のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

旅行の準備開始

2012年04月10日 23時47分32秒 | 日常生活
5月末に旅に出ます。
というわけで、旅の準備開始。
基本的に下調べとか計画とかちょう苦手なので
「もうそろそろ計画立てなきゃ。」と言い始めてからおそらく約3ヶ月。
「本当に旅行するんだったら旅館の予約ぐらいしなきゃだよね。」
と言い始めてから約1ヶ月が経とうとしています。
いつものことながらぐだぐだです。

でも、とりあえず遠くに行く気はまったくないので
(長時間の旅行は往復するだけで疲れちゃうので。という理由だけで。
 好奇心が皆無に近いわ・・・。)とりあえずは宿泊先だけ予約すればいいのです。
旅行はのんびりするために(それだけのために!)行くつもりなので
宿泊先がのんびり快適に過ごせそうなところだったら、それでいいのです。
求めるのは、小奇麗で清潔、なおかつ品の良い静かな空間です。
(・・・あれ?意外と求めるものが多いかも。)
でもって、美味しいご飯が食べられれば、もうそれで100点満点。大満足です。
(・・・うん。やはり謙虚なふりして注文が多いかも。)
とか言いながら、2泊目の朝食は朝マックを目論んでいます。
だって、朝マックなんて、旅行中でもなければ食べる機会皆無なんだもの!
旅行の目的は「のんびり」と「非日常」です。

そんなこんなで、少しずつ具体的になりつつある旅計画。
でも、私にはもうひとつ取り組まなければならない旅の準備があるのです。
もうひとつの旅の準備。
それは、旅行中に美味しいものをたくさん食べるためのダイエット。
5月までに2キロ(推定)は痩せる!
もう随分と体重計に乗っていないため、太ったのが2キロだけなのか
2キロどころではないのか、そこから判然としていません。
でも確実に太ってる!お腹の厚みで分かってしまうこの体たらく。
怖くて体重計に乗ることもかないませんが
5月の旅行前には体重計に乗って、笑顔で3日間、
美味しいもの尽くしの日々を過ごせるようにがんばるのです。

・・・まずは、現在の体重の把握から。
一番簡単に取り組めるはずなのに、この旅の準備が一番終わる気がしません。

基本体質は「素直」

2012年04月09日 23時22分41秒 | 日常生活
体調を崩して珍しく病院に出かけました。
普段は極力、「寝て治す」派です。というよりは、「寝れば治る」派です。
が!
家からすぐ傍の薬局に幼馴染が赴任してきたのです。
働いている幼馴染に会えるチャンス!
かっこいい幼馴染に会いたい!
と、浮かれ気分で開店(・・・開店?)と同時に病院へ出かけて行き、
めでたく薬を処方していただくことに成功しました。

薬局で白衣を着ている幼馴染の安心感と来たら!
やはり「知り合いがいる」って心強いなぁ・・・としみじみ。
とはいえ、あまりお薬は好きではないので、
薬局が身近な存在になってもらっても困るんだけど。
体調不良はできれば、自力で治したいのです。薬になんか頼っちゃならん!

というわけで、久々のお薬ということもあってなのか
「このお薬、もしかしたら眠くなるかもしれません。
 人によって作用の仕方は異なるので、
 ちっとも眠くならないって言う人もいるんですけどね。
 僕は眠くなりませんでした。」
と説明を受けた薬がどんぴしゃで作用し、週末はほぼずっと眠って過ごしました。
日曜日なんて、朝寝坊して、礼拝に行ってうとうとして
帰宅と同時にお布団にもぐりこみ、夕食時分に起こされて、と
場所は変えてるけど、行く先々でずっと寝とるやん!という一日。
・・・・ものすごく損した気分です。

しかしながら、「もしかしたら眠くなるかもしれません」という薬が
ここまでの眠気をもたらすものなのか。
どうにもこうにも、私の(こういうところだけ)素直すぎる性格が
「眠くなりますよ」という情報を素直に受け入れて
自己催眠的に眠気を催していただけなのではないか。
必要ないところで素直さを発揮しすぎている気がしてなりません。

というわけで、今週末の目標は「起きて過ごす」です。
週末をちゃんと楽しみます。

カーネーション

2012年04月07日 19時04分16秒 | テレビ鑑賞
□カーネーション
□脚本:渡辺あや
□NHK朝ドラ(8:00~8:15)
□出演
尾野真千子、二宮星、夏木マリ、麻生祐未、正司照枝、小林薫
宝田明、十朱幸代、新山千春、川崎亜沙美、安田美沙子
栗山千明、濱田マリ、綾野剛、近藤正臣、ほっしゃん。

□感想 ☆☆☆☆☆☆
毎回、とりあえずチェックをしている朝ドラさんですが、今まで2作品続けて視聴したことはないような・・・。けれど、そんな(私の勝手な)ジンクスを「おひさま」に次いで始まったこのドラマ「カーネーション」が綺麗さっぱり見事に覆してくれました。「カーネーション」大好きでした。あんなに視聴率がよくて私自身も大好きだった「おひさま」だったのに、そのドラマの印象すら一気にかすんでしまうぐらい、「カーネーション」の世界にどっぷりと漬かった半年間でした。すごくすごく面白くてたくさん笑って、元気をもらって、身体の内側から勇気がわいてくる。そんなドラマでした。見ていて胸が熱くなる。そんな瞬間をたくさんもらった半年間でした。

オープニングはミュージカル風。ヒロインと彼女の子ども時代を演じる女の子ふたりがかわいらしく歌を重ねます。
時は大正 岸和田に 生まれた一人の女の子/名前を 小原糸子と申します/着物の時代に ドレスに出会い/夢みて 愛して 駆け抜けた/これは その おはなし

思えば、ミュージカル大好きな私は、このオープニングからすっかり心奪われたんでした。初回に見たきり、一回も放送されたことがなかったこのオープニングが最終回で粋に遣いまわされていて、最後の最後までこのドラマの脚本の伏線の張り方、演出のかっこよさにしびれました。このドラマを見ていて、やっぱり私のドラマの好き嫌いは、脚本に大きく左右されるんだなぁ、としみじみ思いました。脚本家渡辺あやさんの使う言葉の美しさ、力強さはさることながら、あえて描写しないエピソードの選び方、言葉で説明しすぎることなく、余白で描いてみせるエピソードの見せ方、余韻の残し方に感嘆しながらドラマを見続けました。とにかくかっこよかった。

そして、同時にドラマって脚本だけじゃないんだ、演者次第でもあるんだな、ということもまざまざと思わされたドラマでした。ヒロイン糸子が乗り移ったんじゃないかな、と思うぐらいイキイキと糸子を演じたオノマチさんの魅力ときたら!常にポジティブで周囲のみんなに愛される朝ドラ王道のヒロインではありえないドスのきいた台詞回しをかっこよく、でもやっぱり愛らしく、そして大阪岸和田のヒロインらしくどこか面白おかしく演じてくれていました。女性がなかなか思うように生きられなかった時代に、自分の信じる道を一直線に、力強くたくましく進んでいこうとするヒロインを、力いっぱい体当たりで演じていました。力強くたくましいけど、それが決して「気が強い」だけじゃない。一直線に進もうとしていても、そのときどきでどうしても回り道をしてしまう人間の弱さとか、自分の信じる道を進んでいたはずなのに、目の前の毎日を生きるのに一生懸命で、そもそも自分が何を信じていたのかすら忘れてしまう人間の視野の狭さとか、そういったところも細やかに演じていて、「人間」の幅に説得力があった気がします。大阪のヒロインらしく「おせっかい」だけど、そのおせっかいがうっとおしくて、でもあったかい。自分が関わった人、自分が大事だと決めた人の手を決して離そうとしないヒロイン像が揺るぎなく素敵でした。

そんな糸子に多大な影響を与えたおとうちゃんをこれまた大好きな演者さん、小林薫さんが演じられていて、毎日毎日、彼が演じる「おとうちゃん」の人としての弱さ、だらしなさ、それでもどこか憎めない人柄、町内の男衆に愛される「善ちゃん」としての人たらしな部分に「分かるなぁ」と思わされるその演技力を感嘆しながら見続けました。何だろう?何でだろう?と自分でも不思議になるぐらい、彼の台詞回し、表情、佇まいが大好きです。科白や表情だけでなく、佇まいで、後姿で、視線で「おとうちゃん」のどうしようもない部分、ダメな部分、愛すべき部分が見せられていて、矛盾に満ちたでこぼことした「善ちゃん」の魅力をあますところなく楽しませてくれました。

半年間という長丁場の中、脚本家さんがドラマの脇の脇にいたるまで愛情をたくさん込めて丁寧に描かれていたので、どのキャラクターにも思い入れがあるし、どのキャラクターも困ったところがあったとしてもやっぱり憎めない人、なんか好きだな、と思わせてくれる人、になっていたところがこのドラマの素敵なところじゃないかな、と思うのです。だから、どう考えても脇役中の脇役で、ストーリーの主流部分には全然関わってこない歌舞伎役者、中村春太郎さえも「あぁ!あの春太郎ね!あの人、いい味出してたよね!」とドラマを見た人とは語り合える。それぐらい愛しい人たちがたくさん詰まったドラマでした。

エピソードもどれもこれも粒ぞろいで、脚本も科白も好きなところだらけ。
でも、その中でも特に心に残ったのは、ヒロインが力強く言い放った「私は洋服の力を信じてるんです」という科白でした。自分の選んだ「ファッション」という道を揺るぎなく信じ続けられることの幸せ、信じ続けているからこそ、周囲の人に与えられる力の大きさ、そういったことを感じさせてくれました。そして、「洋服の力を信じている」ヒロインに若い頃、恩師が贈った言葉
「本当にいい洋服は、着る人に品格と誇りをあたえてくれる。
 人は品格と誇りを持ててはじめて、夢や希望も持てるようになる。」
は、今、私が夢や希望とか誇りとかそういった言葉を忘れがちだからこそ、胸に響いた言葉でした。

また、このドラマでは「老いること」「死ぬこと」を変に美しく描かず、真正面から描いているところ、「こんなふうに老いたい」「こんなふうに死を迎えたい」という理想を描いているところが新鮮で、素敵でした。

「歳をとるっちゅうことは、当たり前に出けるはずのことが、出けへん。
 その情けなさに耐えること。しかも、いま出けてることも、
 これから先、どんどん出けへんようになっていく。
 その怖さに耐えること。たったひとりで」

いつも強くたくましく、思うままに生きてきた糸子がこんなふうに弱音を吐く。でも、その弱音を決して人前で吐かずに心の中で留めておく。
大阪を、自分が生まれ育った岸和田と言う町を愛し、町内のお隣さんたちを大事に大事にしていた糸子は、初老を迎えた頃に盟友から
「オマエがゆうちゃあった宝かて、どうせ一個ずつ消えていく。
 人かてみんな死んでいくんじゃ。
 お前ここにいちゃあったら、ひとりでそれに耐えていかなあかんねんど」
と言われます。それでも
「そもそもやな。無くす無くすって何無くすんや?
 うちは無くさへん。相手が死んだだけで、なぁんも無くさへん。
 ヘタレはヘタレで泣いとれ。うちは宝抱えて生きていくよって。」
と強がって言い返す糸子。その彼女が長生きをして小さい頃から知っているお隣さんもみんないなくなり、娘たちも巣立っていき、そして少しの間、預かっていた孫娘もまた帰っていく、そのときに、寂しさをこらえ、必死で更に強がるこの科白は胸に強く強く迫りました。
「東京へ帰ってしもたから、なんや。あっち(天国)へ行ってしもたから、なんや。
 寂しいんはウチがほんなけ相手をすきなせいやないか。
 ウチの人生、もう好きな人だらけで困るちゅうことやないか。結構な話や。」
どんなに気が強くても、老いることで心が弱くなってしまう部分はある。老いることで失うこともある。でも、老いて失うことが「不幸せ」ではない。そう力づけてくれたドラマでした。

はぁ。私の中では「ちりとてちん」に並ぶ大好きなドラマになりました。

多すぎる再放送

2012年04月03日 22時38分26秒 | 日常生活
もう二度と働かん!と思っていたのに、
「4月には組織改訂がかっこいい」みたいな流行りが企業にはあるようで
私も社会人ぽく組織改訂対応担当として、世間の流行にのっかってみました。

・・・組織改訂対応、ちょうめんどい!

そういえば、部長からは
「今回の組織改訂はかなり大規模やけん、
 やらないかんことリストをちゃんと洗い出して置くように」
と、3月始めに言われてたっけ・・・と思い出したのは
3月もあと2週間に押し迫り、「再来週には組織改訂行われちゃうよ?」
という頃になってようやく作業の洗い出しを終え、
長くなったリストを眺めながら途方にくれているときでした。
担当者に確認をしておかなければいけないこと。
テスト環境で検証をしておかなければいけないこと。
4月1日のどたばたを少しでも解消するため、事前に準備しておくべきこと。
やらなければいけないこと、やっておいたほうがいいことが
山ほどあって危うく心が折れそうになりました。
もっとも、私の心が折れる可能性よりも
心理的余裕がなくなった私の荒んだ心によって
周囲の方々の(特に後輩の)心が折れる可能性のほうが高いわけですが。
・・・・うん。素直に反省しよっと。

いつだって、取り掛かりが遅いということに
取り組み始めてから気付くのです。
楽観的すぎる予測能力のために、作業を洗い出して組んだスケジュールが
スケジュールどおりにいった試しがないのです。
でもって、いつだって「次こそは」と反省するのに
喉元すぎた頃には
「あの熱さも割に心地よかったよね。
 やっぱりお茶はあつあつじゃなくっちゃね。」
などといい思い出にしてしまうのです。
未来の自分の心の動きまで手に取るように分かってしまう。
だてに34年つきあっちゃいねーやい。

というわけで、数週間ぶりにほんの少しばたばたし、
久々に部長からがっつりと怒られ、
今回初めてペアで仕事をした隣の部署の先輩には
「度胸がありますね・・・。」
と驚かれるという非常に密度の濃い(でも、何度も味わったことが
あるような、妙にデ・ジャブ感を憶える)一週間を過ごしました。
なにせ期限が決まっているので、珍しく私も社内であたふた過ごし
あたふたと過ごすときの常で、色々な想定外に巻き込まれ
その「想定外」が「決して、私のミスではありませんからね!」と
見えるための工夫をこらすのに一生懸命な一週間でもありました。
・・・実際、私のミスではないもののほうが多かったのに
その中に私のミスもほんの少し混じっているため、
「これは私のミスではないんですけど!」と力説すればするほど
どれもこれも私のうっかりにしか見えないというなんとも理不尽な
(客観的に見ると、いたしかたのない)現象が勃発し
そのどたばたした対応に、危うく充実気分を味わいそうになる始末。
やってることは「充実」には程遠いというか、
「ミス」のマイナスを「ゼロ」まで持ってきたよ、というだけなのに。
それにしてもさすが4月。
清清しいぐらいの予想外の連続で、楽しい一週間でした。

次の組織改訂は秋。
きっとまた同じようなどたばたコメディを再放送しちゃうんだろうなー。