のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

「通り」すがりの人ではありません

2012年04月24日 22時55分47秒 | 日常生活
月曜日は、母上が大叔母(母上にとっては叔母)と一緒に食事を取る日です。
帰宅後、母上が本日のランチについて報告をしてくれました。
どうやらお気に入りのバイキングランチに出かけた模様。

「でね、そのときにね、おばちゃんがね。
 会計の人と話したみたいでね。
 出てきてから呼ばれたんよー。あの人、独身って。」

・・・はい?

「なんかね。会計の時にね、ここの社員なのかどうかを聞いて
 年齢を聞いて、独身かどうかを聞いたらしいんよ。」

なに、その身上調査。

「でね、年齢はあんたと同い年で、独身なんだって。
 おばちゃんから呼ばれたけ、行ったらね
 『この人の娘なんよ。いい子やけん、会ってみらん?』
 て話された。」

・・・それ、ナンパですやん。
ふがいない私に代わって、御年80ウン才の大叔母が
街中で年頃の殿方をナンパしてくださっとる。
って!その流れから察するに、大叔母にとって私の結婚は、
ホンットに「誰でもいいからとりあえずしておくれ」
っていう水域にまで達しとられる、と。
思わず遠い目になりました。

「でもね、でも、背も高かったし、すっごいかっこいいわけじゃないけど
 すっごいかっこ悪くもなかったけん、彼女がおると思うんよ。」

なに、そのフォロー。
しかも何気に相手の殿方にとっても失礼。

「張り切っとったよ?
 『お店に連れてきてください』って言われたって。
 どうやってのりちゃんを連れて行こうか、
 いつふたりを会わせようか、考えないかんって。」

・・・その殿方もお気の毒に。
お客様だから無下にもできず、あからさまに嫌ですとも言えず
やんわりあたりさわりなく、話をスルーしようとしたんだろうなぁ。

でもですね。
一族の中でも一、二を争うぐらい元気な大叔母なのです。
「やんわりスルー」を狙うぐらいの対応だったら、
まず間違いなく、全然!これっぽっちも!気付きません。
むしろノリノリで「断られんかったけん、脈がある」って思いますよ。
てか、思ってますよ!
そこはちゃんと「心に決めた人がいるんで。」って言ってくんないと!

と、不甲斐ない私は他力本願承知の上で思いました。

いや、むしろ。
もう本当に運命かもよ。同い年だし。
と、現在、目標評価面談とか、目標設定面談とかに心を重くしている私は
他力本願も全然受け入れるよ!とうっかり運命を信じそうな勢いです。
心配してくださる親族がいるってーのは、ありがたいことだよね、
とやすやすと乗っかりそうになってます。

それにしても。
仕事でてんぱっていたとき(というよりは珍しくまともに働いたせいで
「会社に行ってちゃんと働く」ことにほとほと愛想がつきはてていたとき。
どちらかというと、それが「まっとうな社会人」なんですが。)
仕事場と自宅の往復に嫌気がさして、
今日、誰とも話してない!誰とも話さないままに一日が終わっちゃうよー。
危険だよー、危険。めっささびしい人みたいだよー。
とやけっぱち気分になり。

ええい。もう誰でもいいから、仕事場出て一番最初に出会った人に
『お願いします。遊んでください。』ってお願いしなきゃ。
と決意を固めたものの、夜遅過ぎて、通りには人っ子ひとりいなかったんですよねー。
全っ然、誰にも話しかけられんかったんですよねー。はっははー。
と、教会友達に話して、その場にいる人たちから一斉に
「だめー!道行く人にほいほい声かけちゃだめー!」
って止められたってーのに。

身内が私の代わりに道行く人にほいほいと声かけてくださっているというこの事実。
ありがたいことです。