のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

欲張リズム

2012年04月21日 15時26分16秒 | 日常生活
隣の部署の先輩から後輩自慢をされました。、
「もうさ、あいつ、めちゃめちゃおもしろいったい。
 すんごい話しやすいし、気さく。めっちゃさばさばしとうけん。」
あんなに美人さんなのに?
そのうえ、話しやすくて気さくなんて、
天は意外と二物を与えちゃうんですねー。ずるいっ!
と思いながら、
そういえば隣の部署の女子は揃ってみんなかわいいわ。・・・ずるい!
と気付き、
「あの子も似た感じじゃないですか。
 面白くて話しやすい子ばっかりじゃないですか。」
ともうひとりの女の子の名前を口に出しました。
私にとっては、隣の部署のアイドル二人組として
不動の位置に立ち続けているふたりです。

と、先輩が首をかしげながら、
「確かに。あいつも面白いんやけど、似てはないんだよなー。正反対。
 ひとりは、男なんよ。でもって、もうひとりは女。」
と分析を始めました。

ほほう。面白い。
私にとっては、どちらも入社時から「この子、かわいい!」と目をつけていて
しかも入社後にめきめきと「かわいい」から「美しい」に
ステージを変えた素敵ジョシなのです。
ふたりとも私にとっては「かわいい」という同じくくりにいるけれど
同じ部署にいると、また細かい違いが見えるんだろうなぁ、と
興味深く分析を伺いました。

すると、なぜか私にまで矛先が向けられる先輩の分析。
「うん。どちらもあなたとは正反対やね。」

・・・・。
おかしくないですかい?
ひとりの子は「女」。もうひとりの子は「男」。
ふたりは似ているようで似ていない。正反対。
ここまでは理解できます。

で?
私はふたりと正反対?
じゃあ、私のカテゴリはどこに?
男でも女でもないってこと?どゆこと?
と詰め寄ったところ、先輩は少し考えておっしゃいました。

「うーん。
 あなたは、女。確かに女なんやけど、でも、男でもあるんよ。」

あー。なるほど。
と、少し納得しました。
そーなのです。
私は決して「男っぽい」と言われるほどさばさばはしていない。
けれど、だからといって「女性らしさ」はあまり見えない。
「女性らしさ」を身につけようともあまりしていない。
女性特有の恋愛気質もあまり見せない。(あるのはあるんです。・・・ある。はず。)
だからといって、個性が際立った「私らしさ」があるわけでもない。

「一見、目立つのは女性の部分」で
「女性らしさ」も、ほんの少しは持ち合わせている。
けれど、「よくよく付き合うと男性部分が目立つ」。
どっちの要素もある。うん、納得した!

したけど。
いちおー、ずっと目指してきたのは「女性らしい女性」だったはずなのです。
それが「女性らしさ」を人から(特に殿方から)求められたびに
変に天邪鬼精神を発揮してしまい、あえて求められることと
反対の行動をとってしまったり、憎まれ口をたたいたりした結果
男性属性も女性属性も手に入れてしまった、と。

・・・天邪鬼にも程があるだろう。
青春時代以降の自分を思い返し、
思い当たる節があり過ぎるわー、と思わず肩を落としました。


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