のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

また逢う日まで。

2014年02月22日 00時55分30秒 | 日常生活
高校時代の恩師が亡くなりました。
卒業生にも在校生にも同僚の先生にもみんなに愛され、慕われている先生でした。
いつ連絡しても卒業生と呑んでいて、楽しそうに酔っぱらっている先生でした。
「たくさんの人を愛して、たくさんの人に愛された」という言葉がとてもとても似合う先生でした。

「なんしようとや。ちょっと出てこんね。」
「ワインげな呑むとね。つやつけとんしゃー。」
「しゃーしか。もう少し呑まんね。」
「そげん言わんでもよかと。がんばらんでいいとって。今のままでよかと。」
「感謝感激雨あられたい。」
「ちゃっちゃくちゃらくさ。」

博多弁の似合う先生でした。
先生の語るあたたかい博多弁が大好きでした。
寂しがり屋さんで照れ屋さん。
照れ屋さんなのに、言葉を惜しまず「大好き」を伝えてくれる先生でした。
酔っぱらった先生も、酔っぱらった先生の笑顔も、酔っぱらった先生の言葉も、全部全部大好きでした。

前夜式が執り行われた教会はたくさんの人であふれかえっていて
語られる思い出の中には、私のよく知っている先生がいて
その一方で、私が知ることのなかった先生もたくさんたくさんいて。
改めて、もう一度だけでも一緒に呑みたかったな、と思いました。
もう一度、一緒に呑めると、心のどこかで信じてたんだけどな。

会いたい人には会いに行く。
自分から会いに行く。

私はこんな簡単なことがとても苦手で、
いつも同じ後悔を繰り返している気がします。

改めて思い返すと。
先生はいつでも軽やかに、おおらかに、あたたかく、
そしてフットワーク軽く、私たちと関わってくれていて。
だからこんなにも先生との思い出があるんだろうな。

たくさん教え、与えてくれた先生でした。