のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

もの思う秋

2013年11月17日 22時39分08秒 | 日常生活
ふと気が付けば、季節は秋です。
この夏から秋にかけて、私の周りには大きな変化が訪れました。

ここ数年、共に呑んだり遊んだり呑んだり語り合ったり呑んだりしていた地元友達が
ひとり、またひとり、またまたひとり、と幸せを掴み、
「えへ。ごめんね。もう卒業するわ。」と夜遊び卒業宣言を行ったのです。
きゃー!!おめでとー!!
喜ばしいことが続いてるよねー!!
すんごくうれしいっ!!
とにこにこ笑顔で過ごしていた秋。

でしたが。
ふと気が付くと、私ひとり夜の街に取り残されてました。
「取り残されてるよ?」ということにようやく気付きました。
遅すぎる。と自分でも思わないでもない。
呑気すぎるにも程があるぜ。とも、思わないでもない。
でも、「うれしい」の気持ちが大きすぎて
「遊び友達がどんどん減ってる」という現状にこれっぽっちも気付かなかったのです。

・・・いや。
本当のところ、薄々は気付いてました。
確実に「気付かないふり」をしてました。
友達同士でも「波が来てるよねー。」と確認し合ってたし。
何より、わたくしの周囲のほうがそのあたりを気にしてくれて
「大丈夫?・・・じゃないよね。焦るよね。てか、焦って!そろそろ!」
みたいな感じで気遣ってくれていたし。

ただ。
地元友達を襲った変化の波が
こんなにも綺麗に私の周りのみさらっていくとは思ってなかったっていうか。
「波が来てるねー。(私のところにも来るんだろうなー。)」と
ずうずうしくも勝手に思い込んでのんびり構えてたっていうか。
むしろ、波が来てるのか、来てないのか、確認もせずに
「波が来るかも!」というその事実に緊張して目をつぶって待ってたっていうか。
全身に力入れて「来い!」と身構えてたっていうか。



・・・どうやら。
波が来たときは力なんて入れず、波に身を任せることが必要らしいです。
そもそも目をつぶってる場合じゃなかったぜ。

と、色々と反省点の多い秋となりました。
とはいえ。
友人たちに訪れた変化はとてもとても嬉しいニュースで
私は未だにニコニコしっぱなしの秋です。
この「にこにこ」がいつか「さびしい」とか「焦り」の感情に変わるのかな。
割とずっと遊び仲間に不自由しない生活を続けてきた私は
突然来た「周囲の変化」が私の感情にどんな影響を与えるのか皆目見当がつきません。

でも、「変化」が苦手な私は自分から積極的に「変わろう」とは動けないので
周囲がもたらしてくれたこの変化はありがたいきっかけになるに違いない。
と(とてつもなく他力本願ではありますが、)思うわけで。
自分の中にものすごく見苦しい感情が現れたとしても、
その感情を真正面から受け止めて、その感情を原動力にしよう、とそう思うのです。

・・・て、この決意、重いわー。
ま、なんにせよ、色々ともの思う秋です。
せっかくなので、色々と考えて考えて過ごします。