のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

エレガンス向上委員会

2013年11月23日 23時00分58秒 | 日常生活
「寒くなるよ。」と聞いてはいたものの、
心の準備以上に寒くなっておたおたしています。
毎年、毎年、秋から冬の変わり目になると、新鮮な気持ちで
「今年こそ、冬籠りをしよう。」と決意を新たにします。
家、出たくなーい。
そもそも、布団から出たくなーい。
と年甲斐もなく駄々をこねたくなる季節。

布団の中でもそもそする時間が長くなるせいか(←諦めが悪すぎる。)
「いつもの時間」よりついつい遅くなってしまい、
「やばい!遅刻する!!」と玄関を飛び出す、という
どこぞのドラマで見たことがあるような朝のスタートを切ろうとした火曜日。

玄関を出た瞬間。
目の前の景色がひっくり返りました。

びっくりしたー。
由緒正しくしりもちをついてるー!
と、考える時間はありました。
「あ、やばい。」と思った瞬間から、実際にしりもちをつく瞬間までって
本当にいろいろと考える時間があるんだなー、と冷静に考えられました。

でも、姿勢を立て直すなんてことは、てんでできず。
盛大に。
騒々しく。
由緒正しくひっくりかえり。
頭と腰とをコンクリートで強打。
思わず「痛いわっ!!」と憎々しげに野太い声を吐き出しました。

・・・かわいげがまったくない。
なんかね、もっとね。
「きゃっ。」とか「いたーい。」とか
かわいらしく呟けなかったかなー、としばらく反省のひとときを持ちました。
せめて「うわっ。」とか。驚くぐらいにに留めたかった。
勝手にひっくり返って、勝手に怒りを(しかも完全に八つ当たり)を
足元のコンクリートに向かって当り散らすってどゆことだろうか。
100年の恋も冷める姿なんじゃなかろうか。
こういう余裕がないときにこそ「素の自分」が出てしまうわけで
私の「素」ってこれなのかー、と脱力したというか、なんというか。

とりあえず、ひっくり返った場所が我が家の前でよかったな、と思いました。
我が家はマンションの10階にあるのですが
なおかつ、同じフロアにはもう1世帯しかないという小さなマンションなのですが
そのおかげで誰にも目撃されることなく秘密裏にことがすんだわけで。
目撃者ゼロで本っっっ当によかった。

次にひっくりかえることがあるとすれば。

できれば尻餅は避けたい。
できれば全体重を一点で受け止めるような
そんなチャレンジャーなひっくり方も避けたい。
できれば全体重を一点で受け止めても
たいしたダメージをもたらさないような体重におさえておきたい。
そして、ひっくりかえったときはかわいらしく「きゃ。」と叫びたい。

私の今の目標です。