のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

本末転倒

2005年06月06日 23時21分23秒 | 日常生活
目の付け所さえ工夫すれば、
ネタにならない日はない。
こんなコンセプトで日記を書いていますが
この二週間ほど、本当にネタがありません。

困った、困った。。。
のりぞうの発想力も限界?
ついに大人の階段をひとつ上ってしまったのかしら?

ていうか、よくよく考えたら
仕事がおちついたため、のりぞうは毎日を
大好きな仮想世界で過ごしているのです。
そりゃ、日常生活のネタがないのも仕方あるめえ。

と、嘆いたり納得したりしていたら同期から一言。

「ていうか、日記って
 ネタじゃなくてもいいんじゃないの?
 その日に起こったことや思ったことを
 書くのが日記なんじゃないの?」




・・・・・・ごもっとも。

スライディング・ドア

2005年06月06日 23時16分51秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
広告代理店のエグゼクティブを務めるヘレンは、
作家志望のジェリーと同棲中。そんなへレンだが、
ある日突然会社をクビになる。その帰り道、地下鉄に
間に合ったへレンは、車中で素敵な男性、ジェームズに
出会う。彼に慰められて随分気持ちは落ち着いたものの、
家に帰ってみると、ジェリーの浮気現場に遭遇してしまう。
そして、地下鉄に間に合わなかったヘレンの、もうひとつの
ストーリーが繰り広げられる…。


■感想
地下鉄に乗れたことにより、恋人の裏切りを
知ってしまった人生Aと乗れなかったために
恋人の裏切りに気づくことができずにいる人生Bの
その後を交互に追いかけるストーリー。
交互に追いかけるストーリーが「裏切りに気づく」部分以外は
ほぼ設定が同じになっていて、とてもスマートな運びである。

知ってしまったために傷つきもがき、再生する人生と
知らないが為にずるずるとだまされ続ける人生。
どちらも最終的に傷つくことに代わりはないが
その傷の大きさには違いがある。

否、大きさに違いはあるものの
その大きさの総量には変わりはないだろう。
突然、裏切りを知り、大きな悲しみに振り回されるヒロインと
少しずつ少しずつ恋人への疑いを大きくしていき
形にならない不安を感じ続けるヒロイン。

私は決着は早くつけたい。
常に白黒はっきりした人生を送りたい。
人生には痛みがつきもの。
その痛みを怖がらずにとことん付き合うことで
その後の人生を更に豊かにすることができる。
そんなふうに励まされる映画。
失恋をして綺麗になっていくヒロインに
勇気付けられる。

人間には手の出せない「運命」は確かにあるのだ、と
思わせてくれるラストはすがすがしい気持ちを与えてくれる。

四日間の奇蹟

2005年06月06日 23時08分46秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
事故で左手に傷を負い、ピアニストとしての
将来を断念した敬輔(吉岡秀隆)、家族を失いつつも
人生を懸命に生きる女性・真理子(石田ゆり子)、
そして心を閉ざしながらも天才的なピアノの才能を
持った少女・千織(尾高杏奈)。そんな3人に、
優しくて切ない4日間の奇蹟が舞い降りる。

■感想:☆☆☆+ / 涙指数:☆☆☆
原作小説を既に読んでいたため、
小説ほどの感動は味わえない。
小説を読んで映画を見ると、どうしても拍子抜けしてしまう。
どんなに映像技術が向上しても、人間の想像力にはかなわない。
それは喜ぶべきことだし、
これからも失ってはいけないもののひとつだろう。

さて、映画の話。
正直、いまひとつかな、と思う。
もう少し掘り下げることができたのではないだろうか。
主人公の心の痛み、コンプレックス。
ヒロインのけなげな明るさとその裏にある孤独。
要所要所で「ぐっ」とくる場面やエピソードが
あるのだが、最後のクライマックスで失速する感は否めない。

ただ、石田ゆり子と尾高杏奈の演技はすばらしい。
彼女たちの演技はかなり必見。

そして、ロケ地。
なんと北九州市と下関市でロケが行われていた模様。
出演者には【西南女学院のみなさん】
【戸畑工業高校の皆さん】もいたようです。
ちょっぴり嬉しいびっくり。

願い

2005年06月06日 22時54分38秒 | 日常生活
友人が水曜日より入院することになった。
家族でもない私に何かできることがあるのか
正直、自信がない。
ただ、彼女が「入院することを伝えてくれたこと」を
頼りに彼女と関わっていきたい。

私にできることは
 話を聞くこと
 途中で投げ出さないこと
 決して引き込まれないこと
この三点のみ。

いつか彼女が心から笑ってくれることを祈ろう。