東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

夏の終わりに

2008-08-31 21:13:00 | JAL
中央道渋滞
復路:8月31日(日)
     →関西空港 :はるか53号
関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J)
羽田空港 →調布   :空港バス
調布   →京王八O子:急行京王八O子行き
運賃:¥780+¥16,100+¥1,400+¥270

今年はカレンダーの関係で8月の最終日に、帰郷する事になった。

9月はANA中心で往来ることにしているので、当分の間、JAL機に搭乗することは無い予定。

だからと、いう訳でも無いが、今夜は特急はるかに乗って関空へと向かう。

はるか車内はるかは、いつもながらのガラガラで快適そのもの。乗車すると直ぐに前席を回転させて、ボックスを作る。この気持ちよさは睡魔を誘うが、ここで眠ると中途半端に睡眠を取ることになるので、我慢我慢。

関空到着後、取り敢えず、比叡に寄っておつまみと野菜ジュースを貰う。

そして、20時45分頃に保安検査場を抜けて、サクララウンジへ潜入。予想通りQuiCはハズレ。

プレミアムロースト珈琲は貰っても嬉しくは無い。ブラックで飲むと、後口が非常に悪い。エグ味が残る。次回のキャンペーンでは、飲み物の選択肢を増やして貰いたいものである。

さて、サクラで睡眠薬を頂いて、20時50分に直ぐに退出。

今宵の翼も、JAL192便、例によって国際線仕様機材である。
JAL192便

何でも、到着が遅れたため、搭乗開始が遅れるとの事。そんな事、今になって初めて分かった訳ではないのだから、ラウンジで知らせるべきではないのか?

いつもなら、20時50分には優先搭乗が開始される筈だが、今宵は、21時ちょっと前になって漸く搭乗が始まる。

優先搭乗の時間をかなり切りつめて、直ぐに一般搭乗開始。

ぼーっとした頭で小生も乗り込む。が、ブリッジで激しく渋滞。小生の一番嫌いなパターンである。

急いで詰め込もうとしても無理がある。混雑する時こそ、後方座席+クラスJ優先搭乗を行った方が、搭乗時間の短縮に繋がるのでないだろうか?

国際線仕様先週と違って、今宵のJAL192便は満席に近い繁盛ぶりである。

スカイラックスシートは最新型で、B737-800のそれと同じタイプ。同じスカイラックスシートでも、座り心地が違う。

搭乗開始が遅れた割には、出発は21時10分頃。定刻に対して5分の遅れまで切りつめた。大したものである。ところが、出発後、滑走路へ向かう途中でストップ。着陸機を待って、離陸するため停止するとのこと。

なぜ第2滑走路を使わないのか?? 大いなる疑問がわき上がる。

先週だったか、先先週だったか、当機が離陸中、第2滑走路に向かう機影が見えた。流石、関空。第2滑走路を有効活用しているな。と感心したのだが。

睡眠薬の効果で、離陸途中で眠りついて、ドリンクサービスで起きる。

名指しの挨拶はあったが、なぜか順番は一番最後。睡眠薬の影響で喉が乾いているので、早く飲みたいのだが。

お茶を飲み干してうつらうつらしていたら、....

”羽田空港でバードストライク発生により、現在、多数の到着機が上空で待機するよう管制から指示を受けております。当機も、約40分待機するように指示を受けており、着陸は今のところ、...、22:55頃を予定しております。お急ぎの所、誠に申し訳ございませんが、...”

とキャプテンアナウンスがあり、愕然とする。

しかし、自然災害に近いものであり、こればかりは仕方が無い。運が良ければ、23時05分の立川行きのバス、もし、ダメなら、久しぶりにモノレールにでも乗るか。と開き直ることにした。

その後、直ぐに、訂正が入り、当機に対して着陸許可が出たとの事で、あと15分程で着陸できるらしい。

最初に落胆させておき、後で期待を持たせるのはJALらしくは無い。JALも変わったものである。

2タミへ廻る実際、着陸はA滑走路で22時30分頃、到着し降機できたのは22時35分であった。最初のアナウンスより早く着いたのは嬉しいが、中途半端な時刻である。

息を切らせてダッシュすれば、22時40分の聖蹟桜ヶ丘行きのバスに間に合うかも知れないが、多分、全力疾走しないと無理。諦めて23時00分の調布行きに乗ることにする。

とすると、時間が充分あるので、連絡バスで2タミへ廻り始発から乗車することにした。

調布行き2タミでも結構空いていたし、1タミでも多くは乗ってこない。合計20名程度で出発。2席占有+フルリクライニングで目を閉じて頭を休める。

終わりよければ、全て良し。と思っていた矢先、中央道の料金所手前で大渋滞。

ゲートは全て開いており、渋滞はその先まで続いている。そう言えば、首都高の工事情報はウオッチしていたが、中央道の工事情報はウオッチしていなかった。

渋滞しかし、これだけの規模の工事渋滞なら、羽田のチケットカウンターでアナウンスがあってもしかるべき。なぜ、言ってくれなかったのか、と、チケットカウンターの係員を恨む。

時刻は既に23時40分。

調布で乗り継ぐ、京王八O子行きの最終は、24時過ぎだったはず。

事故だったこれに乗り遅れたら、高畑不動止まりになって、そこからタクシー、あるいは、ホテルに泊まる? いずれにしても出費が痛い。こんな事なら、5分後の立川行きのバスに乗車しておくべきだったか。それなら、なんとか八O子まで、たどり着けた事だろうに。

と、思ってみても後の祭りである。

あと、20分ちょっとで、調布駅に到着するのだろうか??

暫くすると、赤い回転灯が派手に廻っており、

事故

という看板が見えてきた。トラックと数台の乗用車の残骸が見える。先週に続いて2週連続、事故の影響を受けてしまった。自分も車を運転する身、もって他山の石としないと...

事故現場を抜けると、間もなく調布インター。ここでバスは一般道に降りて、調布駅に到着。時刻は24時丁度。

改札を向けてホームへひた走るが、焦っていたので、乗車ホームを間違えてしまった。危ない危ない。

なんとか、調布発24時04分の最終の京王八O子行きに辛うじて間に合った。これに乗れば一安心である。

京王八O子到着は24時32分。そして、東京宅到着は24時50分で、標準コースより1時間遅くなった。

日曜夜の高速道路。偶然とは言え、2週連続で事故に遭遇してしまい、どちらも30分は浪費してしまった。

事故は仕方ないにしても、気にいらないのはバス運行会社の姿勢である。先週、今週とも、行き先こそ違うが多摩バスという京王グループのバス会社が運行を担当していた。

多摩バスは、例え、道路が渋滞してようが、頑なに迂回しようとはしない。、

また、乗客に対して、何もアナウンスが無いし、アナウンスするべき情報のやりとりをしているように思えない。

道路が渋滞しているなら渋滞しているなりに、最短ルートで、乗客を目的地まで送り届ける。それが、空港バスの使命だと思うが、このバス会社に限っては、そうではないらしい。

ならば、空港バスから手を引いて、別の会社が運行して欲しいと思っていた矢先、9月から本当に、多摩バスは一切のバス路線から手を引いて、同じ京王グループの西東京バスが後任に当たるらしい。

今後のサービス改善に期待したいものである。

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ANA国際線ファーストクラスで大阪へ【後編】

2008-08-29 18:00:00 | ANA
国際線ファーストクラス
往路:8月29日(金)
八O子  →横浜   :横浜線普通
横浜   →成田空港 :快速エアポート(G)
成田空港 →伊丹空港 :ANA2179便(P)
伊丹空港 →JR伊丹駅:伊丹市バス
伊丹   →京橋   :東西線快速木津行き
京橋   →天王寺  :大阪環状線
天王寺  →     :快速日根野行き
運賃:青春18きっぷ1回分+¥440+¥15,000+¥200

国内線出発ロビーへ移動【前編から】17時20分にはラウンジを出て、エスカレータを登って国内線ゲートへと向かう。

ここから搭乗口までは結構遠そうな感じがしたので、少し早い目に動くことにした。

動く歩道の向こう側に、保安検査場がある。

保安検査場へ向かう予想外だったのは、国内線でもスターアライアンスゴールドメンバーの優先レーンがあった事。

これはラッキーだった。

それからもう一つ。

上級会員用の優先レーン羽田空港でも関西空港でも、どこでもパソコンとペットボトルは鞄から出すように言われるが、ここ、成田空港ではペットボトルの検査は無し。

実際、鞄の中にお茶の入ったペットボトルがあったので、申告したのだが、”国内線では液体物は検査しません。”と、言われて肩すかしを食らう。

保安検査場を通過して、階段を下りていくと、漸く出発ロビーに到着した。


出発ロビー出発ロビーは、羽田のバスラウンジのような所で、横方向にベンチが広がっている。

ラウンジからここまで遠そうだったので、早めに動いたが、こんな事ならもう10~20分程度、ラウンジでゆっくりしていた方が良かった。

間もなく搭乗開始どの便とも、少し準備が遅れているようで、17時50分過ぎたあたりで、漸く優先搭乗開始。

小生他30名程度が改札を通過する。

ここから、搭乗口までさらに距離がある。

エスカレータを昇って、真っ直ぐ歩いて左に折れて、機内へと入る。
ANA2179便伊丹行き

所定の席、と言うよりは、これは区画と言った方が表現が的確だろう。に着く。

流石、国際線ファーストクラス。これだけのスペースがあれば、さぞかし快適な事だろうと思う。

周囲は目の高さのパーテーションで覆われており、プライバシーは確保されているかのような錯覚に陥るが、通路を通過する他の乗客の晒し者になっているのは明らかである。
国際線ファーストクラス
国際線ファーストクラス

席に着くや、早速、CAさんがやってきて、ご挨拶を受ける。そして、取り敢えず、日経新聞を貰って、横を通過する搭乗客の視線を遮る。
国際線ファーストクラス

当機は約5分遅れて出発。成田空港混雑のため、滑走路へ向かう途中で、さらに10分待たされる。

しかし、これだけ快適なら、1時間くらい遅れたって全然平気である。

離陸後、気流の影響で、ベルトサインがなかなか消えなかったが、その間、シートのスイッチを色々と操作して遊んでみた。フルフラットにすると、気持ちが良くて、寝入ってしまいそうになったので、直ぐに座席を起こす。

間もなく、ベルトサインが消えて、CAさんがプレミアムデリを運んできた。
プレミアムデリ

プレミアムデリは初体験であるが、思っていたよりも箱が小さい

JALの国内線ファーストクラスでもそうだが、とうてい、一食分とは言えない分量である。もう少し、ラウンジで食べておくべきだったか?

しかし、分量はともかくとして味はたいへん良い。食材はそれなりの物を使っているような気がする。

足置き食べ終わると、直ぐに、着陸態勢に入り、CAさんが箱の回収に廻ってくる。このあたりの忙しなさは、JAL国内線ファーストクラスも同様である

せっかく、リクライニングしていたシートを元に戻す。でも、シートポジションを前方にしておけば、暫くの間は足置き使って足を伸ばせる。

程なく当機は伊丹空港に着陸し、一時間のANA国際線ファーストクラスの旅は終わりを告げる。

到着は19時15分。

降りてしまうと本当に呆気ない。これも、JALの国内線ファーストクラスと同じである。

例によって、ラウンジオーサカで珈琲を飲みながらニコチンを補給する。

ラウンジオーサカは喫煙室の工事が完了したようだが、PCコーナーのLANケーブルの調子が悪く、ネットワークの接続速度が極端に遅いため、煙草を終えると喫煙席の方に移動する。

伊丹空港から市バスに乗車ここ、伊丹からは天王寺行きのバスに乗っても良かったのだが、少しでも青春18きっぷを有効に活用するべく、市営バスでJR伊丹駅へと向かうことにした。

以前と違って、市バスでもICOCAが使えるようになっていたのは、大変結構な事である。

雨の金曜日の夕方ではあったが、道路は比較的空いており、約25分でJR伊丹駅に到着。

ここで、再び青春18きっぷを取り出して、改札を抜けて、東西線直通の快速に乗車。環状線への乗り換えの便宜を考えて、京橋で降りる。

快速日根野行き後は、判を付いた様に、天王寺から阪和線快速に乗って、20時前に帰宅。

元々、青春18きっぷ有効活用という前提があったので、成田空港まで遠回りをして帰郷した訳であるが、ANAラウンジと言い、国際線ファーストクラスと言い、非常に良い経験が出来たと感じた次第。

何時の日にか、本当の国際線ファーストクラスで、どこか遠い空に飛んで行きたいものである。

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ANA国際線ファーストクラスで大阪へ【前編】

2008-08-29 14:00:00 | ANA
ANA成田空港国内線ラウンジ
往路:8月29日(金)
八O子  →横浜   :横浜線普通
横浜   →成田空港 :快速エアポート(G)
成田空港 →伊丹空港 :ANA2179便(P)
伊丹空港 →JR伊丹駅:伊丹市バス
伊丹   →京橋   :東西線快速木津行き
京橋   →天王寺  :大阪環状線
天王寺  →     :快速日根野行き
運賃:青春18きっぷ1回分+¥440+¥15,000+¥200

昨夜からの集中豪雨で、中央線は八O子以遠が不通になっている。

予定では、今宵の定期ムーンライトながらで帰郷することにしていたが、今夜も神奈川県から静岡県にかけて豪雨が予測されており、東海道線が止まればムーンライトながらも運休あるいは大幅遅延の可能性がある。

家族との約束もあり、どうしても土曜日は早めに帰る必要があったので、金曜日の午後は休暇をとり、大阪へ移動することにした。

といっても、青春18きっぷを使って、普通列車で移動する気力は持ち合わせて居ない。一方で、青春18きっぷを有効に使いたいという思いもある。

それで、本末転倒のような気もするが、成田空港から伊丹へ飛ぶことにした。こんな機会でも無い限り、成田空港から飛ぶことは無いだろう。

実は、9月某日の移動に備えてANAビジネスきっぷの決済を済ませている。東京-大阪のANAビジネスきっぷは、(成田、羽田)と(伊丹、関空、神戸)の発着が自由に選択できる。

本日のANA2179便の予約状況を見ると、前方のFクラス席(国内線ではPクラス)Cクラス席(国内線ではYクラス)に空きがある。

とりあえず、9月某日の予約を本日のANA2179便に変更し、取り敢えず前方Cクラス席を指定しておき、あわよくば空港のカウンターでFクラス席(Pクラス)に変更する事に決めた。

昨夜の豪雨の影響で、JRだけでなく、京王線も一部不通になっているため、路線バス(京王バス)は無料で運行している。なかなか気の利いたサービスである。

まず、今夜のムーンライトながらの指定券をなんとかするために、JR八O子駅のみどりの窓口に並ぶ。中央線トラブルによる払戻等で、フル稼働状態ではあるが、待ち行列は長い。

漸く小生の番になって、今夜のムーンライトながらの指定券を東京から成田空港までの自由席グリーン券に乗車変更を依頼する。

乗車変更のルールによると、自由席グリーン券から指定券への変更はできるのだが、その逆はできないらしい。というのは薄々知っていたが、ダメ元で言ってみた所、何の問題もなく変更完了。金額の不足分をカードで決済する。
グリーン券

みどりの窓口氏が不慣れなためか、あるいは、中央線不通のため特例サービスしてくれたのかは不明だが、少なくともマルス側での変更操作は可能である事は分かった。
東京方面は3~4番線から発車

中央線は、高尾~八O子間が不通で、2番ホームを閉鎖して3、4番ホームを使って八O子で折り返し運転をしている。通常の6割程度しか運転されていないらしい。

小生が、3番ホームに降り立った頃、高尾~八O子間が復旧したとの報があった。そして、次の東京行きは高尾発の列車となり、2番線から発車すると案内があった。

再び、階段を上って、普段のように2番線ホームに並ぶ。

相変わらず、トラブル時の情報伝達は酷い。改善するつもりは全く無いらしい。

高尾行き始発列車だが、再びトラブルで八O子で足止めところが、10分待っても、20分待っても東京行きの中央線列車はやって来ない。なんでも、高尾付近の踏切で緊急停止ボタンが押されたため、安全確認に時間を要するとの事。ホームには人があふれてきている。

こんな事なら、急いで復旧するのでは無く、確実な八O子での折り返し運転をしてくれた方がどれだけ良かったか。


小生は、東京で14時16分発の快速エアポートに乗り継ぐ予定であったが、この様子だとまず無理だろう。下手をすると、次の15時16分発も難しいかも知れない。万一そうなると、ANA2179便に乗れなくなってしまう。

考えた末、中央線では無く、横浜線経由で行くことにして、再び階段を上り横浜線ホームに移動する。

昼下がりの横浜線は空いており、充分着席可能。さらに都合の良いことに乗った電車は桜木町行きなので、横浜まで直通である。横浜で約15分の待ち合わせで東京発15時16分の快速エアポートに乗車できる事も判った。

中央線の運行状況がここまで酷いと分かっていたら、最初からそうしていたのに。
横浜にて

横浜線車内では、パソコン作業に専念する。

予定通り横浜で降りて、横須賀線ホームに移動。

成田エクスプレス成田エクスプレスを見送って暫くすると、快速エアポートが入ってきた。

何のためらいもなく、グリーン車に乗ろうとして、ハッとした。元々、東京から乗るつもりだったので、自由席グリーン券は東京-成田空港となっていることを思い出した。

快速エアポートグリーン料金は同じだし、中央線がトラブッている事情を話せば大丈夫とは思ったが、グリーンアテンダントのお姉さまにどこまで通用するか不安があり、交渉するのも面倒だったので、横浜~東京間はグリーン車の隣の普通車に座ることにした。

快速エアポート、横浜ではガラガラだったが、次の新川崎では混んできた。

新橋を過ぎたあたりでグリーン車に乗り移る。グリーン車の乗車率は約30%程度か? 乗客はビジネスマン風の人々が多い。まさか、皆が皆、成田空港まで行く訳では無いと思うが。

東京出発後、グリーンアテンダントのお姉さまがやってきて、検札を済ませる。後は、グリーン車が混まないことを祈るのみである。

ところで、グリーンアテンダントのお姉さまは流暢な英語で外国人からグリーン料金を徴収していた。快速エアポートのグリーンアテンダントは英語が出来ないと勤まらない。と改めて感じ入った次第である。

グリーン車自由席、隣は空席なので、伸び伸びと移動できる。

千葉を過ぎたあたりで、午睡を開始。気が付いたのは成田到着直前であった。
グリーン車貸し切り

人の気配を感じなくなったので、周りをみると、グリーン車一階に居るのは小生だけ。貸し切り状態である。

前の座席を回転させて、ボックスを作り足を伸ばす。自由席グリーン券を購入しておいて良かったと思える瞬間であった。

定刻16時44分に終点成田空港に到着。八O子から3時間、横浜から2時間の青春18きっぷを使った地上の旅が終わった。

青春18きっぷを提示してJRの改札を、運転免許証を提示して検査場を通過、ANA国内線カウンターへ急ぎ、プレミアムクラスへのアップグレードを依頼する。

結果は...

辛うじてアップグレード可能。最後の一席だったらしい。今回はアップグレードポイントを利用。これで、目論見通り国際線ファーストクラスの旅を堪能することができる。

成田国内線ANAラウンジ手続きを済ませてから、ANAラウンジに入場。ここは、国際線到着ラウンジを兼ねており、軽食が充実しているとの事である。

午後の到着ラッシュ、国内線の乗り継ぎ時間帯ということもあって、ラウンジは凄く混雑しており、席を探すのに一苦労であった。

一応、ネットで予習はしておいたが、初めての場所なので戸惑いは隠せない。

とりあえず、ビジネスコーナーの一角に席を確保し、食べ物を漁るため、トレイを手に取り、先ずは状況を観察する。
軽食が充実

うーん、噂には聞いていたが、軽食の充実ぶりは素晴らしい。
  • パンが3種類。クロワッサン、メロンパン(極少)、バターロール(沢山)。ジャムもある。
  • おやつは、アマンディーヌとチョコレート、おかき、それにいつものおつまみもあり。
  • 冷蔵庫にはチーズもある。
羽田1タミのダイヤモンド・プレミアラウンジは、完全に負けている。

それに、何と言っても大半は国際線で到着した乗客達だから、到着前の機内食で腹が満ちているので、ガツガツと食料を漁る者が少ないのが良い。

朝のDPラウンジなんて、パンは奪い合いに近い時もあるのだが。

機内ではプレミアムデリが配膳されるので、程々に食料をトレイに取って、席に着く。
搭乗前の軽食

いただきます。

バターロールは、パサパサで見かけほど美味しくは無い。

アマンディーヌは、しっとりとしており、非常に美味しい。まぁ、国内線ラウンジで提供される軽食としては充分だろう。

欲を言うなら、これらに加えて「とびっきりおうどん」でもあれば言うことなしである。【後編に続く】

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集中豪雨は回避できたけれど

2008-08-24 21:05:00 | JAL
JAL192便@関空
復路:8月24日(日)
     →関西空港 :関空/紀州路快速
関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J)
羽田空港 →京王八O子:空港バス
運賃:¥780+¥16,100+¥1,700

夏休みも終盤に近づいてきた。

今宵の翼もJAL192便、B767国際線仕様である。

クラスJはスカイラックスシートで超快適、定時に運行されれば24時前に東京宅に到着するので、理想的な帰京手段といえる。
JAL192便@関空

しかしながら、非常に贅沢な話ではあるのだが、何度も何度も同じルートで移動すると、流石に飽きてくる。

ふとした思いつきで、関空に到着したときに、ANA150便に変更しようかと思い立った。

と、言っても、昔の回数券では無く、JALビジネスきっぷで決済しているので、エンドースは不可能である。

単に、今宵の192便の予約を次回に回して、9月某日にANAビジネスきっぷで予約を入れている便を、今宵のANA150便に変更しようという作戦である。

但し、プレミアムクラスに空きがあれば。ANA150便には、本来のプレミアムシートが設置されているらしいので、どのような感じか一度乗ってみたい。

そこで、プレミアムチェクインカウンターで150便の空きを訊いてみるが、

”満席です”

の一言で片づけられてしまう。まぁ、羽田行きの最終便のくせに8席しかPクラスが無い訳だからやむを得ないのだが、それにしても、応対に何となく冷たいものを感じてしまった。

せめて、空席待ちをいれましょうか? 位言ってくれても良さそうなものだが、

比叡で貰ったクッキーそれで、結局の所、予定通りJAL192便に搭乗することになった。

何時も通り、カードラウンジ比叡に立ち寄る。クッキーを少々と、野菜ジュースと珈琲を頂く。

20時45分に比叡を出て、ANA側の保安検査場を経由して、サクララウンジへ入場。QuiCは久しぶりにてりやきバーガーだった。

睡眠薬を頂いて、20時55分頃に搭乗。

所定の席に着くや、眠りに入り、ドリンクサービスで目を覚ます。

先週と同様に、関東地方は低気圧の影響で、降下に際して大きな揺れが予想されるとの事。

クラスJの全員にドリンクサービスが行き渡った頃に、ドリンクサービスは終了。

大阪は曇りだったが、関東地方は局所的に強い雨が降っているらしい。

最近、どうも天候がおかしい。ゲリラ的な集中豪雨が増えている。

さて、当の192便は、10分くらい強い揺れが続いた。恐らく、この雲の下では、ものすごい雨が降っていた事だろう。

雲を抜けると、ピタッと揺れが止まり、キーンというエンジン音を響かせながら、羽田空港A滑走路に着陸。

時刻は22時05分。かなり早い。

そして、到着は22時08分頃。

某かのVIPが搭乗していたのかも知れないが、到着ゲートは11番であって、いつもの19番と違って出口に近いので、22時30分発のバスには余裕で間に合う。
 
なら、始発の2タミに廻ろうかと考えて、一度はターミナル間無料連絡バスに乗車したのだが、出発が22時20分という事を聞いて、連絡バスから降りた。

通常、1タミから2タミへは3分程度の所要時間だが、万一、違法駐車車両が居た場合には、2タミ発22時25分の空港バスに乗り遅れる危険があるからである。

で、結局、予定通り1タミから乗車。

1タミでウロウロしていると、到着ロビー南端のにある、ブルースカイ ダイナー で、お得情報発見。なんでも、リムジンバスのチケットで10%オフになるらしい。
BLUESKY DINNERリムジンバス乗車券で10%オフ

空港バスさて、いつも通り、バスは空いており、2席占有しても余りある状態。

最初は、順調に走行し、今宵も快適帰京...と紀行文に記そうとしていたが、...

環状線に入って、信濃町付近で大渋滞。

また、工事か、...因みに、JAL192便が国際線機材で運行されるときには、機内ラジオが使えず、22時前のNHK道路情報をキャッチできないため、関空で首都高の状況をウオッチするように心がけている。たしか今宵は工事予定は無かったのだが。

渋滞なんせ、酷い渋滞である。数分間、全く動かない事もある。

暫くすると、救急車のサイレンが聞こえてきた。てっきり工事だと思いこんでいたが事故渋滞のようである。救急車が路肩や車の間を器用にすり抜けて前に進んでいく。続いて、レッカー車に道を譲る。

レッカー車に道を譲る結局、渋滞を抜けるのに約30分掛かる。後は、嘘のように順調に流れており、京王八O子到着は24時頃。雨足が強くなってきたので、そこからタクシーで帰宅する。

折角、JAL192便が早着したにも関わらず、事故渋滞に巻き込まれてしまったが、皮肉なもので、空いている空港バス内で紀行文の作成は大変捗った。

帰宅後、東海道新幹線は最大で、4時間程度遅れたため、帰宅困難者が続出し、東京駅で列車ホテルを開設したことを知る。

東海道新幹線は、山陽新幹線や東北新幹線とかと違って、県境の山勝ちの地形を、全てが全てトンネルで抜ける経路にはなっていないので、豪雨(雪)の影響を受けやすい。という脆弱さがある。そして、当たり前だが、どこか一カ所で分断されてしまうと、全体がストップするのである

その点航空機なら、台風でも来ない限り、空港が機能していればなんとかなる。特に、東京-大阪間は比較的天候に強いと改めて感じた次第であった。

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関空りんくうICラリー大失敗

2008-08-23 06:35:00 | JAL
関空りんくうICラリー
往路:8月23日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J)
関西空港 →難波   :ラピードβ
難波   →     :近鉄
運賃:¥1,700+¥12,100+¥1,500

8月と言っても、早朝はかなり涼しくなってきた。

下手をすると風邪をひきそうな位の気温である。土曜日の朝の定番となった早朝の空港バスに乗り込んで羽田まで。

バスはガラガラお盆休みの翌週のためか、今朝の空港バスは、極端に空いている。

乗客は約10名。よって、お行儀が悪いのを承知で、後ろにはだれも居ない事を良いことに、補助席をオットマン代わりに使って足を伸ばして極楽状態である。

最初は、眠るつもりでいたが、発車して10分くらいで諦めることにして、今朝は窓の景色を眺めて過ごすことにした。

羽田到着久しぶりに見る朝の都心の景色も悪くは無い。

羽田空港には、5時40頃に到着。

DPラウンジへ直行する。

9月からは、再びANAを利用するつもりなので、第1ターミナル、いやDPラウンジも当分の間見納めになる予定。

DPラウンジのパンとは言っても、翼はJAL173便、羽田発6時35分関空行きなので、そんなにのんびりと構えているわけにはいかない。

さっさと朝食を済ませて、窓のある方のDPラウンジへ移動する。

この景色も当分の間、見納めになるのだから。


JAL101便

6時20分にラウンジを出て19番搭乗口へ。
JAL173便@羽田

スカイラックスシート若干搭乗開始が遅れたようで、優先搭乗に続いて機内へと入る。

せっかく、窓側の座席を確保しているが、今朝は雲が多くて残念である。

ドリンクサービスでは、アイスコーヒーを貰う。173便で名指して挨拶を受けたのは、8月に入って初めてだったかもしれない。

クラスJのドリンクサービスが終わって暫くすると、大きな揺れが予想されるので、ベルトサインを早めに点灯させることを告げられる。

CAさん達も、さっさと片づけに入って機長指示で着席。

下界は雲の下高度が下がるにつれて、揺れが酷くなる。

睡眠不足状態で、上下左右に揺られて揺られて、あまり気分の良いものではない。毛布を被って目を閉じて過ごす。

突然、揺れがぴたっと止んだ。

雲の下に抜け出して、窓の向こうに大阪湾沿岸の風景が手に取るように見える。

到着は7時50分。
JAL173便@関空

いつものようにフライトポイントタッチを済ませてから、りんくう関空ICラリーを開始。

KANKU CLUBカウンター手始めに、KANKU CLUBカウンターの端末にタッチして、次に、ホテル日航に行ってタッチ。ここまでは特に問題は無い。

次に、りんくうエリアに行かないといけないので、りんくうタウンで下車し、改札内の端末にタッチする。

後から思えば、ここで止めておけば良かったのだが、何を思ったのか、改札外にある、りんくうプレジャータウンシークルアウトレットに設置されている端末にもタッチして、ポイントを稼ごうと思い立った。

勿論、りんくうタウンの改札を出ると運賃が余分に掛かるのは百も承知だが、偶々、今朝は、難波まで行く用事があったので、りんくうタウンで途中下車しても、普段に比べて運賃差は、小さくなる。

で、何の予備知識も無く、改札機に先程のICOCAをタッチして、りんくうタウン駅から外へ。

実の所、ここを通過したのは後にも先にも1回だけである。
SEACLE入り口

駅から一番近そうに思えたのが、りんくうプレジャータウンシークル。関空からよく見える観覧車のある場所だが、これがまた遠い遠い。

もちろん、小雨の土曜日の朝8時過ぎ、営業時間前だから人影は疎らである。

漸く、端末近くまでやってきて、店内に入ろうとして、扉を開けようとするが開かない。よく見ると傍らに、”本日の営業は終了しました...”なる看板が掲げられている。

...(無言)...

落ちついて考えてみると、大体、不特定多数が24時間アクセスできる道端に端末を設置する訳が無い。そんな事をしたら、悪戯されて壊されるに決まっているではないか。

だから、りんくうタウン駅構内だって、改札の内側に端末が設置されている。

なぜ、そのことに気が付かなかった?

ラピードβ@りんくうタウン自らの愚かさを嘆きながら、駅までの遠い道のりをトボトボを歩く。雨足も強くなってきた。

りんくうタウンからラピードに乗って、気を取り直して、一路、難波へ向かう。

ここで、疲れが一気に吹き出してきたが、眠くはならないから不思議である。

難波で降りて、近鉄に乗って東大阪市内の某駅で下車。

近鉄車内所定の用事を済ませてから、堺市内の自宅へと戻る。

トラックバックを送っていただいた、hanwa0724さんの記事を見ると、シークルもアウトレットもイオンモールも開店は10時らしい。常識的に考えると当たり前か。

何か、別の目的でも無い限り、余分に運賃を払ってまでも、シークルやアウトレットやイオンモールでICラリーのポイントを増やすメリットは無さそうである。精々、りんくうタウン駅改札内の端末使うのが現実的だと思われる。

但し、関空からアウトレットイオンモールまで、運賃¥100の連絡バスがあるそうだから、これを使うなら逆に運賃を下げられる。

土曜日の昼前に帰郷する機会を作れば、全くチャンスが無い訳では無いので、一度チャレンジしてみたいものである。

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関空・りんくうICラリーに参戦

2008-08-17 09:59:59 | JAL
KANKU CLUBカウンター横の関空りんくうICラリー端末
復路:8月17日(日)
     →関西空港 :関空/紀州路快速
関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J)
羽田空港 →京王八O子:空港バス
運賃:¥780+¥16,100+¥1,700

関空快速お盆休みの最終日、帰京の旅は、普段より一本早い関空快速から始まる。

早めの関空快速に乗車したのは、関空・りんくうICラリーに参戦するため。りんくうタウンで列車から降りて、改札内にある端末にICOCAをタッチする。

端末はSUICA専用改札の近く、分かりやすい場所に設置されている。
りんくうタウンで下車りんくうタウン改札内のICラリー端末

因みに、今回SUICAもタッチしてみたが、全く反応しない。当たり前だが。

そして、次の関空快速に乗って何時も通りの時刻に関空に到着。

何時もと違って、旅客ターミナルに向かうのでは無く、改札を出て右へ折れて、エアロプラザに向かい、ホテル日航内の端末にタッチする。
エアロプラザホテル日航内の端末

そして、KANKU CLUBカウンター横の端末にタッチして、そのままスクラッチカードに引き替えて貰う。

結果は、1枚が当たり。と言っても、関空賞のポストカードである。
KANKU CLUBの関空りんくうICラリー端末 関空賞
有り難く頂いてカウンターを立ち去る。

りんくうタウンで下車して端末をタッチして関空へ向かうパターンなら、多くのポイントは稼げないが、改札を出なくて済むので余分な出費は無く、一番効率が良さそうな気がする。

これから、関空へ行き来するときには、このパターンが増えるかもしれない。

但し、KANKU CLUBのお姉さま方と顔なじみになってしまいそうで、ちょっと気恥ずかしい。日曜日夜の20時30分頃にやってくるオッサン。はずればっかり。と陰口を叩かれそうな予感がする。

例によって、比叡で休息。

新人のラウンジレディが配属されたようで、緊張しながら応対していた。20時45分まで比叡で粘る。QuiCも当たった。今宵は少しだけ運があるかも知れない。

サクララウンジには寄らず、直接26番搭乗口へ。

帰省ラッシュのピークの日、新幹線自由席は軒並み150%の乗車率らしいのだが、当便は空いているようで、搭乗列も長くは無い。

今宵の翼はJAL192便国際線仕様B767である。
JAL192便
クラスJはスカイラックスシート。いつもは満席だが、今宵に限って空席があるようだ。珍しい。

出発間際に、2名の呼び出しがかかる。

Mさん、Tさん。居られましたら客室乗務員までお知らせください。

応答が無い。

暫く、入り口付近でゴチャゴチャやっていたようだが、2名は出現する事無くドアクローズ。

結局、5分遅れて出発した。

遅刻の2名。珍しく、見捨てられたのだろうか? 子細は不明である。しかし、迷惑な事この上ないのは間違いない。

クラスJ空席、比較的多い小生の直ぐ前、2席開ていたので、素早く座席移動する。

これでスカイラックスシート2席占有。快適な事この上無い。周りを見渡すと、他にも空席がある。

今宵は、当便と最終のJAL194便との間に、臨時便JAL4672便があるので、空いているのかも知れない。

ベルトサインが消えてからは、パソコンで紀行文作成に専念する。

座席を変更したので、ドリンクサービスのときに、他人の名前を呼ばれたらどうしようかと思ったが、そんな心配は杞憂だった。

羽田へ向けて降下中に、低気圧の影響で揺れが予想されるとのことで、ベルトサインが早めに点灯した。最初は、激しく、小刻みに揺れて、高度が下がるにつれて揺れがだんだんとゆっくりになっていく。このような揺れ方をするのは久しぶりである。

あまり気持ちのよいものでは無い。

そして、間もなく到着。空港バス

出発は5分遅れたが、見事にほぼ定刻に到着。バスチケットカウンターまで急いで、京王八O子までのチケットを購入。

バスも空いており、言うこと無し。楽々、東京宅へ戻る。

Uターンラッシュ、ラッキーな事に、今年も小生にとっては無縁だった。

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今年もやっぱり、臨時ムーンライトながらでお盆帰省

2008-08-12 23:20:00 | ムーンライトながら
ムーンライトながら91号@東京
往路:8月12日(金)
八O子 →東京 :中央線快速
東京  →名古屋:ムーンライトながら91号
名古屋 →鶴橋 :アーバンライナーNEXT(DX)
鶴橋  →天王寺:大阪環状線
天王寺 →   :阪和線快速

運賃:¥1,110+¥510+¥2,260+青春18きっぷ1回分+近鉄株主優待券

今週は、2日しか無いのだが、仕事はたっぷり1週間分以上はあった。

なんとか、東京宅に帰宅したのが19時頃。食事。洗濯や部屋の掃除をやっつけて、風呂に入って、旅支度をして...

あっという間に、21時を過ぎてしまう。

八O子駅忘れ物の無いように注意をして、出発は21時40分。路線バスでJRの駅へと向かう。

小田原までの¥1,110のきっぷを買って改札に入り、21時58分発の中央線快速で東京へ向かう。

後は、中央線が定時に運行されることを祈るのみである。

中央線快速車内疲れているためか、時折睡魔が襲来するのだが、ここで眠ってしまうと、後が辛いので、キャンディをほおばって耐える。

なんとか、定刻に東京到着。

23時10分発の定期ムーンライトながらは、既にホームに入っていた。

辺りには、沢山の旅人達が居る。毎年毎年この時期に繰り広げられる光景である。


定期ムーンライトながらの出発を見送って数分後、品川方面から臨時ムーンライトながらがやってくる。

入線しても、なぜか、直ぐには乗車させてくれない。

まるで、滑りの悪い障子を開け閉めして当たりをつけるように、何度も何度も扉を開けたり閉めたりさせている。一体、何をやっているのか? ひょっとして、ドアに不具合でもあったのだろうか?

車内車両はかなり年季の入った189系である。毎年徐々に運行期間が短くなってきているが、これは車両の老朽化も一因かも知れない。

列車は定刻に、東京を出発。

停車駅と到着時刻の案内があるが、鉄道唱歌のオルゴールくらい流して欲しいものである。

今宵の宿はムーンライトながら91号である。

指定券東京では空席が目立っていたが、横浜では80%程度まで埋まる。

国府津を過ぎたあたりで、漸く検札。非常に遅い。

かつて、品川始発だった頃は、品川停車中に最初の検札があったので、直ぐに眠ることができたのだが。

間もなく、小田原である。

小田原を過ぎてから眠ろうと決めていたので、それまでは、パソコン作業に専念する。すでに座席は満席に近い状態である。

小田原出発後、アイマスク、耳栓で武装して、睡眠開始。

しかし、やはり、眠れたものでは無い。皮肉にも、先程の睡魔は、どこかへ行ってしまったみたいである。

車内おまけに、古い189系元特急車両。まるで客車列車のように、発車時にガクン、停車時にガクンと衝撃がある。あたりが静かになってくるにつれて、衝撃が気になり出す。

音は耳栓で消すことはできても、衝撃は消せない。

恐らく、眠りに就いたのは、三島か沼津あたり、浜松で一度目が覚めて、再び寝入り、豊橋発車後のアナウンスで完全に起こされてしまった。

熱田駅に運転停車中 昔は、もっと、眠れたのだが...

ムーンライトながら91号は、なぜか、熱田で長時間の運転停車をする。それなら豊橋の停車時間を増やして欲しい所だが。

名古屋で降りて、近鉄アーバンライナーに乗り換える。


名古屋到着

30分以上も時間があるので、ここで、朝食を調達に名古屋駅を出てコンビニへ。もちろん、所在地は予め調査済み。
大名古屋駅

大名古屋ビルヂング

名古屋駅近くのサンクス場所は大名古屋ビルヂング1F、Edyの使えるサンクスである。

早朝時間帯と言うこともあって、客はだれも居ない。

慣れないコンビニで戸惑いながら弁当コーナーに行くが...

時間帯が悪かったのかロクな弁当が無い。

が、余り選択の余地は無さそうなので、一番無難な折り詰幕の内弁当¥498を選び、そして、せめてもの口直しにと、デザート、苺とフルーツのパフェ¥250を張り込んでレジへ。恐らく、入れ替え間際の弁当なのでレンジで温めてもらった。

コンビニ弁当特有の臭いが店内に充満する。うへっ、暖めたのは失敗だったか...

近鉄名古屋駅の発車案内表示弁当の包みを手に近鉄名古屋駅へ向かう。

時刻は5時45分。

特急列車なのだから、発車15分前には入線させて欲しいものだが、列車がやってきたのは5時50分。

久しぶりのアーバンライナーNEXTである。正直言って、鎧甲のようなお面はちょっと...。
アーバンライナーNEXTアーバンライナーNEXTデラックスシート車内

プラグドアが開いて乗り込む。早朝の列車の割には乗車率が高い。デラックスシートほぼ満席に近い状態である。

が、ラッキーにも、小生の隣は空席だった。

名古屋を発車して、早速、先程購入した弁当の袋を開く。臭いが残っているので、顰蹙を買ったかも知れない。
朝食

こうやってデザートと並べてみると、美味しそうに見えるが、サンクスの幕の内弁当、予想通り最悪の味である。全て不味い。大失敗。でも、これしか選択の余地は無かったのだと無理矢理自分を納得させる。

せめて、夏の間だけでも、6時の特急に合わせて、売店を開けて欲しいものである。そうしたら駅弁にありつけるのに。
アーバンライナーPLUS

デザートで口直しをし、その後、二度寝を開始する。

が、なかなか寝付けない。

眠れないまま、途中唯一の停車駅津に到着。

津を過ぎても隣は空席。鞄をオットマントにして足を伸ばす。これで安心して、段々と眠りに入っていくが、入眠速度は非常に遅い。
2席占有で快適

中川短絡線通過は記憶にあるが、青山トンネル通過は記憶には無い。

そして、布施を通過した後、鶴橋到着のアナウンスで我に返る。小一時間程度は眠れたようである。
鶴橋で降りる


本当は、その足で、18きっぷをフルに活用してりんくうタウンと関空に向かい、ICラリーに挑戦したかったが、流石に疲れている。

天王寺駅にて鶴橋でアーバンライナーを降りて、環状線外回りで天王寺へ。

そして、阪和線に乗り換えて、最短ルートで素直に帰宅することにした。

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関空・りんくうICラリーについて

2008-08-10 21:15:00 | JAL
関空・りんくうICラリー端末
復路:8月10日(日)
     →関西空港 :関空/紀州路快速
関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J)
羽田空港 →京王八O子:空港バス
運賃:¥780+¥16,100+¥1,700

関空/紀州路快速いつもより、一本早い関空快速で関空へ。

早めに関空にやってきたのは、関空・りんくうICラリーに関する質問をするため。

というのも、小生の感が鈍いのか、読解力が悪いのか分からないが関空のホームページを見ても説明がどうも要領を得ていないようで、ユーザにとって重要な点が分かりにくく感じたからである。但し、余り、変な事を聞いてやぶ蛇になると困るので、聞き方に気をつけないといけない。

さて、せっかく質問をしてきたので、ここに、ICラリーのルールに関してまとめておきたい。

1.関空側3カ所とりんくう側4カ所にラリーポイントがある。
2.ラリーポイントに設置されている端末にICOCAかPiTaPaをタッチすると1ポイントゲット。
なお、因みに、SUICAで試して見たが全く反応しなかった。
3.関空側で1ポイント以上、且つ、りんくう側で1ポイント以上ゲットすると、チェックポイントでスクラッチカードと交換(当たれば豪華?賞品ゲット、はずれだと何もなし)。スクラッチカードの交換枚数は、総ポイント数-1(枚)。
例;りんくうタウン駅で1回タッチして、KANKU CLUBカウンターで1回タッチすると、2ポイントゲットで、1枚のスクラッチカードと交換。
4.チェックポイントは、関空側に1カ所(KANKU CLUBカウンター)、りんくう側にも1カ所(りんくうプレジャータウン シークル)ある。どちらでもOK。
5.スクラッチカードと交換すると、ICOCA/PiTaPaに記録されているポイントはリセットされる。

質問その1:
ICOCA/PiTaPaは事前登録必要か?


いいえ、事前登録は不要です。

質問その2:
りんくうエリアと関空エリアでそれぞれタッチしないといけない。との事だが、りんくうと関空の移動は、当該ICカードを使わないといけないのか?


いいえ、両エリアの移動手段は問いません。

質問その3:
1日何回もタッチするとどうなるのか? 例えば、りんくうエリアの同じ場所で2回タッチし、関空でも同じ場所で2回タッチした場合、ポイントは何ポイントになるのか?


同じ場所で、2回タッチしてもポイントが増えるわけではありません。一度、クラブカウンターに来て、くじを引いて、リセットすれば、再びポイントが付与されます。

なるほど、そういう事か。質問3は、よくよくパンフレットを見ると確かにそう読める。
KANKU CLUBカウンターに設置している(注:現在は写真の場所では無く、トドールコーヒーショップ側に移動している)関空ICラリーの端末を見ると、以前のエアポートICラリー端末と全く同じ。

試しに、ICOCAをタッチした時の、シャラーラーン?という音も同じだった。

恐らく、今後も、関空からみのキャンペーンを実施するときに、使い回すことになるのだろう。関空を利用する機会の多い小生としては、常時キャンペーンをやってもらいたい所である。
ICラリー端末

北海道フェアin関空一方、現在、北海道フェアin関空というのもやっており、写真が展示されていたり、KANKUU CLUBのカウンター横にパンフレットが所狭しと並べられている。

絵はがきや割引クーポンも置かれており、ご自由にお取り下さいという事なので、貧乏根性丸出しで、使うあても無いのに貰ってしまった。




パンフレット、絵はがき

続いて、例によって、カードラウンジ比叡に入って、ニコチンを補給し、サクララウンジで睡眠薬を服用する。

今宵の翼はJAL192便である。
JAL192便

改札を潜るとき、直ぐ前の2人づれの女性が、弾かれていた。

どうやら、チェックインを済ませていないらしい。搭乗券では無く航空券を改札に突っ込んで搭乗しようとしていた訳だが、よく保安検査場をパスできたものだと感心する。

当便は満席なので、果たして、搭乗できたかどうか....

ノーマルクラスJ192便は、珍しく、ありふれたクラスJシート設置機材が充当されている。国際線機材(スカイラックスシート)の場合が多いと思ったのだが。

さて、定刻の21時05分になっても、出発の気配は無い。先程の2人連れが関係しているのかと思ったがそうでは無いらしい。羽田空港が雷雨の為、一時離発着を見合わせた影響で、当機の関空離陸を21時20分にする旨、管制から指示があったとのこと。

結局出発は、21時15分。10分遅れである。

離陸中に、睡眠薬の効果があって爆睡開始。記憶を失い、21時45分頃にドリンクサービスの気配で目覚める。

当便のCPさんは男性。ちょっと...ずっと寝ていた方が良かったか?

その後は、睡眠薬の副作用で寝ているでもなく、起きているでもない状態でぼ~っと過ごす。そして着陸。

出発が遅れた割には、到着は早く、21時23分と微妙な時間である。

ダッシュしても、21時30分発のバスには間に合わない可能性が高いので、とりあえず、21時40分発の聖蹟桜ヶ丘行きのバスのチケットを購入する。

時計を見ると、21時29分。

ダメ元でダッシュして、京王八O子行きのバス停乗り場へ向かう。まだ、停まっている。

ここで裏技を使う。

係員に事情を話して、¥200追金して、チケットとは違う京王八O子行きのバスに乗車。間に合った。

バスは全くの空気輸送状態。夏休みの日曜日だというのに、全くのガラガラ。10人も乗車していない。そこで、お行儀は悪いのだが、前の補助席を足置きとして、おまけに空気枕まで取り出して、バスのファーストクラスを作って快適快適。
補助席をフットレストにバス快適

ところが、首都高環状線に入った所でいきなり渋滞。ノロノロと走行するが、そのお陰で東京タワーをじっくりと眺めることができた。
首都高渋滞

東京タワー10分ほどで渋滞を抜けて、後は、快調に走行。

京王八O子到着は、23時35分。コンビニに寄って東京宅到着は辛うじて24時前。

明日、明後日と2日働いたら、お盆休みに突入、トンボ帰りで火曜日の夜に大阪へ戻る予定。

久しぶりに夜行列車を使うのだが、眠れない体でどうなることやら。



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ラウンジオーサカ、朝のクロワッサンサービス初体験

2008-08-08 06:25:00 | JAL
ラウンジオーサカのクロワッサンサービス
往路:8月8日(金)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →伊丹空港 :JAL101便(J)
伊丹空港 →     :空港バス
運賃:¥1,700+¥12,100+¥620

今週は、金曜日に出張。

本当は、昨夜の最終便で帰阪するべきだったが、仕事が片づかず、金曜日の始発で大阪へ。打ち合わせを10時からに変更したから、別に始発便で無くとも良かったのだが、平日朝のラッシュに巻き込まれるのが嫌だったので始発便を選択。

いつもの空港バスに乗車して羽田空港を目指す。

バスは土曜日の朝よりも寧ろ空いている位で、2席占有して快適に過ごすが,...眠れないのはいつもの事、仕方が無い。

羽田空港怒濤の混雑ぶり5時45分頃に羽田1タミ到着。若干遅めである。

出発ロビーを見てびっくり。まだ、6時前なのに、怒濤の混雑ぶりである。夏休みを実感する。

これを見るにつけ、DP検査場が使えるアドミッションカードの有り難みを再認識した。

DPラウンジでいつもの朝食を長い列が出来ている検査場を横目で眺めて、DP検査場を通過してラウンジへ。

ミルクとショコラを頂いて、朝食とする。

既に夏休みに入っている会社も多いためか、ビジネスマンは少ない。普段の金曜日よりずっと空いている。

翼は、JAL101便伊丹空港行きである。
JAL101便@羽田

7月、101便は、6時25分発となっており、6月に比べて早めに出発する。遅刻を認容するJALなので本当に定刻に出発できるか、かなり懐疑的ではあるが。

優先搭乗が終わる頃を見計らって、DPラウンジを出て、搭乗口へと向かう。

とっくに、一般搭乗が始まっていたようで、すっと改札を抜ける。ブリッジでの渋滞も無く、ひょっとして乗客が少ないのかと、好ましい予感。

実際、普段の金曜日なら、B777の4列のクラスJがびっしりと埋まるのだが、今朝に限っては、真ん中2列が空席の所が多い。小生の隣も空席でラッキー。

気を良くしたせいか、久々に朝のクラスJで爆睡。

最初から、ドリンクサービスは無視するつもりだったので、降下が始まる頃まで目が覚めず。

到着は定刻の7時30分。お見事である。

羽田同様、夏休みだけあって、朝の伊丹空港の混雑も尋常では無い。
伊丹も激しい混雑

ラウンジオーサカへ約束の10時には、充分時間があるので、予定通りラウンジオーサカで小休止することにした。ここも久しぶりであるが、何時もと様子が違う。

まず、喫煙ルームが改装中のため、狭くなっている。まぁ、今朝はもう少し眠っておきたいので、ニコチンは止めておこう。

また、ドリンクにマンゴージュースが追加されている。いつから加わったのか??

そして、...とうとう、初めて朝のクロワッサンサービスにありつけた。
クロワッサンが残っていた

噂では聞いていたが、何度と無くJAL101便(1501便時代から)で伊丹に到着し、ラウンジオーサカに入ってもクロワッサンの影も形も無く、小生にとっては、幻のクロワッサンであった。

きっと、普段は、東京へ出張するビジネスマンが多く、一瞬で無くなってしまうのだろうと推測する。偶々、今朝は、夏休みの時期にさしかかっていたたので、7時40分頃でも売れ残っていたのだろう。

羽田で、3つもショコラを食べたくせに、貧乏根性が頭を擡げ、沢山残っていたのを良いことに2つ手にとって、席に着いた。

羽田のカードラウンジのクロワッサンに比べて、一回り大きくて、食べ応えがある。そして、ご丁寧に一つ一つ袋に入っており、製造者の氏名と顔写真入りのシールまで貼っている。

ここまで丁寧にするのなら、もっと数を増やして欲しい。と思うのは小生だけでは無いだろう。
マンゴージュースとクロワッサンシールには製造責任者の顔写真が

食べ終わると、空港バスの出発時刻まで、ラウンジで休憩する。といっても熟睡するとマズイので、目を閉じて休息していただけ。

9時ちょっと前にバス停に向かったが、阪神高速は自然渋滞で、目的地まで約50分掛かるとの事。ええーっと思ったが、今更、モノレール+阪急+地下鉄で行っても大して時間の節約にはならないので、一か八かバスで向かうことにした。

渋滞している事を知ってかどうかは不明だが、バスの乗客はたったの3名。

どうせ時間が掛かるならと、アイマスクと耳栓を取り出し、フルリクライニング+補助席活用でスーパーシートを作り、ノロノロ運転を利用して睡眠を開始する。

ふーっよく眠れた。これで、昨夜の睡眠不足は、かなり解消できた。目覚めた時、空港バスは下の道を走行中だった。

なんとか、約束の時刻には間に合ったが、非常に際どい。ちょっと反省。

いくら夏休みとは言え、伊丹から空港バスに乗る時には+30分の余裕が必要だということを痛感した次第である。

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久しぶりにムーンライトながらで上京(第三話)

2008-08-03 05:10:00 | ムーンライトながら
快速エアポート@横浜
復路:8月3日(日)
    →大阪  :大阪環状線
大阪  →尼崎  :普通新三田行き
尼崎  →米原  :新快速長浜行き
米原  →大垣  :新快速豊橋行き
大垣  →品川  :ムーンライトながら
品川  →横浜  :普通小田原行き
横浜  →成田空港:快速エアポート
成田空港→東京  :快速エアポート
東京  →    :中央線快速
運賃:青春18きっぷ2回分+¥510+¥750

始発の小田原行き@品川【第二話からの続き】
品川発の始発列車を捕まえて、横浜まで逆行するのは、成田空港まで向かうためである。

別に、成田空港に行ってどこかへ飛び立つ訳では無い。成田空港のANAカウンターで株主優待券+ご利用券を使って航空券を発券して貰うだけである。

それなら、別に、羽田でも良いのだが、青春18きっぷだけでは羽田へは行けない。また、成田空港第2ターミナルは一度訪問した事があったが、第1ターミナルの方は全く未知の世界であり、今後のために、一度は訪問しておきたかった。

ところで、2007年3月のダイヤ改正で、上りのムーンライトながらは全区間指定席となったが、その他、東京到着時刻が5時05分と遅くなってしまった。そのため、それ以前とは違って始発の快速エアポート(5時04分発)への乗り継ぎは不可能となってしまい、次の6時12分発の快速エアポートまで1時間以上も列車待ちをしなくてはならなくなった。

1時間も時間を持て余すくらいなら、ずっと列車に乗っていた方が余程快適だと思う。

それで、時刻表をよく見て、品川から横浜まで逆行し、横浜で快速エアポートに乗り継ぐことにした。

快速エアポートのクロスシートは先頭の3両だけ、しかも数が限られているので、横浜から乗車することで、確実にクロスシートに座ることも期待できる。
小田原行き車内ムーンライトながらを降りて、品川で乗り換えた小田原行きは、3扉のクロスシート車。臨時ホームからの出発。

横浜まで、たった17分の行程だが、天気が良いので、車窓が楽しかった。

横浜で降りて、快速エアポートを捕まえる。先頭車両はガラガラで、クロスシートに着席することができた。
快速エアポート到着

発車後、暫くは、東海道線と併走するが、やがて、左へ折れて、未体験の横須賀線をひた走っていく。

クロスシートに着席再び、品川へ戻り、地下に潜って東京を経由し、総武線に入る。

海外旅行に出かけると思しき人々は少なく、関空快速と同様に、郊外の快速列車としての利用が圧倒的に多いように感じた。

横浜から約2時間も掛かって、シートの堅さに嫌気が差した頃に、終点成田空港に到着。

やはり、成田は遠い。帰りは絶対グリーン車にしようと、予めホームでSUICAグリーン券を購入しておく。

成田空港駅

改札を抜けて、検問で運転免許証を見せて成田空港に入場。第1ターミナルのそれは、まるで、イミグレーションみたいな雰囲気だった。聞いた話だと、国内線だと言ってもパスポートを見せろ、という呆けた係官も居るそうだが、なるほど、そう言わしめるのに充分な雰囲気である。

そのまま真っ直ぐに進んで、ANAの国内線カウンターで航空券を発券し、後は、空港内をブラブラして、再び駅に向かう。
成田空港ANA国内線カウンター

グリーン車はガラガラ帰りは、グリーン車なので、アイマスクと耳栓を装着して、階下席で完全に爆睡体制をひく。二度寝の開始である。

が、千葉で、隣に人が来て起こされてしまう。

何でまた、わざわざ、横に人が居る席に...と訝しがるが、知らない間にグリーン車は満員になっていた。成田空港では、小生以外に誰も居なかったのに...やはり、東京の交通事情を侮ってはいけない。¥750ものグリーン料金を払って、窮屈な思いをし、東京で降りる。

東京に到着ここからは、いつもの中央線快速で最寄り駅まで。自宅を発ってから、既に、15時間近く経過している。

駅前のスーパーで買い物を済ませて、路線バスで東京宅に戻る。

いつもながら、物好きな、夏の長い長い旅が終わった。


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久しぶりにムーンライトながらで上京(第二話)

2008-08-02 20:52:00 | ムーンライトながら
ムーンライトながら@大垣
復路:8月2日(土)
    →大阪  :大阪環状線
大阪  →尼崎  :普通新三田行き
尼崎  →米原  :新快速長浜行き
米原  →大垣  :新快速豊橋行き
大垣  →品川  :ムーンライトながら
品川  →横浜  :普通小田原行き
横浜  →成田空港:快速エアポート
成田空港→東京  :快速エアポート
東京  →    :中央線快速
運賃:青春18きっぷ2回分+¥510+¥750

【第一話より】
新快速長浜行きは12両も繋いでいるくせに、かなり混んでおり、当然座れない。

尼崎→大阪のみ立ち席になる先頭か最後尾なら、空席があったかもしれないが、米原バトルで不利になる。

まぁ、一駅の辛抱である。乗客の仕草を具に観察していると、大阪で下車するかどうかは判別できるので、予め幾つかの狙いをつけておく。

大阪到着。

半数以上の乗客がここで降りて、予定通り座席を確保する。しかし、降りた乗客よりも多くの乗客が乗り込んできて、酷い混雑で出発。

新快速長浜行きは、ほぼ定時運行で、夜の東海道を東へと進む。
新大阪京都
草津近江八幡

近江八幡を過ぎても乗車率は100%以上で、能登川を越えたあたりで、漸く空席が目に付くようになる。久しぶりに、新快速で遠出したが、混雑ぶりに辟易となる。

彦根を過ぎて暫くすると、荷物を片づけて、扉の前に立つ。

米原駅では、なぜか扉は自動開閉では無いので、タイミングを見計らって扉開閉ボタンを押して、ホームへ飛び出す。

ホームに降りたって躊躇する。駅の様子が変わっている。跨線橋も新しくなっている? 何やら工事中の様で勝手が違う。

しかし、急がないと...重い荷物を担いで階段を駆け上がり、走り、そして8番ホームを目指すが、小生の知っている米原駅と違う。

戸惑いを隠せない。

なんとか、階段を駆け下りて、8番ホームに降り立って暫くすると、丁度、オレンジ色の帯を巻いた列車がやってきた。

大垣方面の列車はなぜか空いていたいつもより早くないか??と思いつつ、扉が開いて乗車。予定通り席にありついてほっとする。

野洲行きの新快速に乗り遅れたが、これで、帳尻は合った形になる。

でも、妙に空いている。いつもなら、扉が開くと直ぐに席が埋まるはずだが。と思っているとアナウンスがあった。

”この列車は、遅れております、定刻21時54分発新快速豊橋行きです....”自宅を発つ前には、JR西日本の列車運行状況を調べるのが常であるが、流石にJR東海のダイヤまでは気にかけてはいなかった。この分だと、ムーンライトながらの大垣出発も遅れる可能性が高い。

はるかが向かいホームに到着当該豊橋行き新快速は、22時31分発の大垣行きの普通列車の代わりに、はるか54号(22時26分着)と接続を取って29分に出発。35分の遅れである。

約30分後、大垣に到着。

丁度、祭りと重なっているようで、ホーム内はごったかえしている。そして、異様に蒸し暑い。ダイヤの乱れを考慮して、10分出発を遅らせた臨時ムーンライトながらを見送って、一度、改札外へ出る。
新快速豊橋行き遅れの表示は無い。完璧な案内板
ムーンライトながら92号はとっくに出発しているはずだが

ニコチン補給とトイレを済ませて、再びホームに戻るが、定期ムーンライトながらも出発が5分遅れるとの事。
改札
車が多いが、開いている店は皆無

ムーンライトながら@大垣

23時20分頃に、ムーンライトながらが漸く入線。所定の席に着いて出発を待つ。

23時25分大垣を出発。終点東京に向けて長い旅が始まる。

再び、今宵の宿はムーンライトながら東京行きである。

大垣では空席多いこれだけ何度もこの列車に乗っているが、到着駅と時刻の案内の時に、373系のメロディチャイムを初めて聞いた。東京口ではまず流さない。

1号車なので、本来検札は早いはずだが、尾張一宮を過ぎて漸く車掌がやってきた。どういう分担かは不明であるが、このペースだと、豊橋到着までに検札は終了しないかも知れない。

今宵は指定席満席のアナウンスが無かったから、恐らく、若干の空席もあったのだろう。幸い、名古屋、豊橋を過ぎても小生の隣は空席だったので、2席使って眠ることにする。

耳栓とアイマスク、空気枕をセットし、鞄を足置きに使う....が、ここ1年以上もこの列車に乗っていないので、体が最適ポジションを忘れてしまっている。

結局眠れたのは静岡を過ぎたあたりだろうか?


強力な耳栓のお陰で、車内放送が再開される横浜でも目覚めることなく、下車予定の品川到着直前に、携帯のバイブで目が覚めた。

慌てて、荷物を収納して、列車から降りる。
定刻に品川到着

いつもながら、降りてしまうと呆気ないのが夜行列車の旅。

時刻は5時前。ここで、品川始発の小田原行きに乗り換えて、横浜まで逆行する。
【続く】

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久しぶりにムーンライトながらで上京(第一話)

2008-08-02 20:29:00 | ムーンライトながら
新快速長浜行き:ムーンライトながらの乗り継ぎ列車
復路:8月2日(土)
    →大阪  :大阪環状線
大阪  →尼崎  :普通新三田行き
尼崎  →米原  :新快速長浜行き
米原  →大垣  :新快速豊橋行き
大垣  →品川  :ムーンライトながら
品川  →横浜  :普通小田原行き
横浜  →成田空港:快速エアポート
成田空港→東京  :快速エアポート
東京  →    :中央線快速
運賃:青春18きっぷ2回分+¥510+¥750

訳あって、土曜日の夜に東京に移動開始。

日曜日夕方に東京に戻れば良いので、青春18きっぷを2日分使ってムーンライトながらで上京することにした。

ここの所、飛行機ばかりで列車の旅とは随分ご無沙汰している。別に列車の旅が嫌になった訳では無いのだが、寄る年波には勝てず、夜行列車で以前ほど熟睡出来なくなってしまったのが主な理由である。

でも、翌日に余裕があるなら、夜行列車で揺られる旅も悪くは無い。

今宵の宿はムーンライトながら東京行きである。

上りムーンライトながらは、大垣発23時19分。定石に従うと、大阪発21時丁度の新快速長浜行きに乗車し、米原で、22時31分発の大垣行きに乗り継げば23時02分に大垣に到着するので、最も効率が良い。

しかし、鬼門が2つあって、1つは新快速の混雑。下手をすると大阪から1時間以上も座席にありつけない可能性もある。2つ目は米原駅で繰り広げられる、大垣行き列車の座席争奪戦。別に30分位は立っていても良いのだが、みんながみんな、8番線ホームに向かって走り出すので、ついつい負けじと重たい荷物を持ってダッシュしてしまう。

経験上、これらを避けるベストの方法は、....

大阪発20時45分発の野洲行きの新快速に乗車し、野洲でホーム向かい側で連絡している米原行き普通列車に乗り換える事である。

野洲止まりの新快速は、長浜まで行く新快速に比べてまだ空いている。仮に大阪で座れなくても、30分先の京都では、ほぼ確実に席にありつけるだろう。

また、野洲で乗り換える米原行きは、22時18分に米原に到着するので、先述の長浜行き新快速に比べて5分早く米原に到着する。従って、余裕で大垣行き列車乗車列の先頭に立つ事ができる。

また、もし、全行程を確実に着席したければ、尼崎まで逆行して野洲行きの新快速を捕まえれば良い。

このあたりの事情は、3年前に述べた。現行ダイヤでもほとんど同じはず。


ところが、小生としたことが、ここで大失敗をしでかす。

予定通り、大阪駅に20時24分に到着したので、神戸線5番6番ホームに急ぐ。

20時29分発の新三田行きの各停が停まっていたので、迷わずそちらに乗車して尼崎へ逆行。もちろん、30分発の新快速の方が尼崎に先に到着することは充分承知していたが、各停でも尼崎でに乗り換えは充分余裕があると、信じ切っていた。

塚本停車中に、新快速に抜かれ、大阪出発から7分後の20時36分に尼崎到着。

目的とする野洲行きの新快速は、大阪発20時45分だから、尼崎発は45-1-5=39分発と、頭の中で計算して、各停を降りた後も鷹揚に構えていた。
尼崎での東海道線・福知山線各停同士の連絡風景


跨線橋を渡り、上りホームへと向かおうとすると、沢山の乗客達が階段を上ってくる。
???
と思って、階段を下りていくと、目的とするべき野洲行き新快速が発車するのが見えた。

そっそんな馬鹿な!! と思って時計をみるも、時計は正しい時刻を示している。暫く呆然と立ち竦んでいたが、よくよく考えて見ると謎が解けた。


2年前の春のゆとりダイヤへの改正で、上りの尼崎→大阪の所要時間は6分になった。大阪での停車時間は2分になった。

即ち、先程の計算は、尼崎発は45-2-6=37分発が正解で、大阪から各停で尼崎へ逆行するなら、尼崎で降りて、ダッシュしてギリギリ間に合うか間に合わないか。従って、大阪から尼崎へ逆行する時には、新快速を使わないと無理だと言うことが理解できた。
時刻表
クチコミblogランキング【TREview(トレビュー)】

ゆとりダイヤへの改正の影響で、尼崎逆行乗車のゆとりが無くなっていた。事に初めて気が付いた。

初心を忘れ、旅程を検討する時には必ず時刻表で確認することを怠ったのが敗因だった。

仕方がないが、今となっては、上りムーンライトながらの標準乗り継ぎコースで行くしかない。今出来る事は、大垣行きの座席争奪戦に備えて、先頭から4両目に並ぶ事くらいである。

気を取り直して尼崎20時52分発の新快速長浜行きを待つ。

【続く】

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