東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

久々のANA976便

2005-10-30 22:05:00 | ANA
復路:10月30日(日)
鳳   →関空空港:関空快速
関西空港→羽田空港:ANA976便
羽田空港→浜松町 :東京モノレール
浜松町 → 新宿 :山手線
新宿 → 八王子 :中央線快速
運賃:¥11,240

久々にANA976便で帰京する。

特割1+チケットレス割引で関空→羽田が¥9,500。空港からの運賃を含めても、新幹線よりはかなり安く、比較的遅くまで自宅に滞在することができる。運賃はサンライズ瀬戸のびのびシートと良い勝負をする。

座席の取り易さから言うと、ANA976便、日曜日の夜ゆっくりと旅支度をするなら、サンライズの方に軍配が上がる。今宵は、サンライズの指定券が取れなかったので、飛行機にせざるを得なかった。

ANA976便は、関空発22時05分なので、本来なら20時30分頃に自宅を出発すれば充分間に合うはずだった。が、夕方、阪和線で人身事故があったため、阪和線のダイヤの乱れを考慮して、30分ばかり早めに旅立つはめになった。

実は、もう一つ気がかりなことがあった、ニュースを見ていると、東京側のホームラインである中央線で、立て続けに人身事故が2件発生、ダイヤが乱れているとのこと。まぁ、私が中央線に乗るのは24時であるから、その頃までは回復しているだろうと思われたが、やはり気にはなる。阪和線も中央線も元々人身事故多発路線であるから、偶々、同日に事故があったとしても不思議ではないのだが。

幸い、私が帰る頃には、阪和線ダイヤの乱れは既に回復していたが、どのような交通機関を使って帰京しようとも日曜日夜の運行状況には過敏にならざるを得ない。

さて、関空に到着し、いつものように搭乗手続きを済ませるが、通常、ANAに乗る場合には、北出発口へ回る。関空からANAは本当に久々なので、正直、少し戸惑った。

今宵の翼はANA976便である。

出発15分前から搭乗開始。ANA976便はシート配列が3+3の、ボーイング737-500機を使用しているが、後ろの座席の乗客から先に搭乗させているため、通路が1カ所であるにもかかわらず、搭乗時の混雑をある程度防止している。このような細かい配慮も、定時運行を支えているのだろう。

事実、私を乗せたANA976便は定刻に出発し、定刻に羽田に到着する。おかげで、23時27分発の快速モノレールに余裕で間に合った。お見事である。計画通り事が進むと気持ちが良い。JALも少しは見習ってほしいものである。

ちなみに、同夜、ANA976便の前後に関空を出発する、JAL機の運行状況は次の通りである。
JAL1320便:15分遅れで羽田到着
JAL1322便:13分遅れで羽田到着
この差は一体、何なんだろう?

さて、浜松町から京浜東北線で東京まで出て、東京から24時01分発の中央線快速に乗り換える。やはり、ダイヤの乱れは既に回復していた。

少し、疲れていたため、八王子からタクシーに乗り25時15分東京宅に到着。明日があるので、すぐに風呂に入って、寝ることにする。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元はとれたか?

2005-10-28 23:43:00 | ムーンライトながら
往路:10月28日(金)
八王子→東京 :中央線快速
東京 →名古屋:ムーンライトながら
名古屋→鶴橋 :近鉄特急
鶴橋 →天王寺:大阪環状線
運賃:¥9,190


今宵の宿はムーンライトながらである。

特別何かがある訳ではない。単に、予定変更によって余った指定券をキャンセルするのがもったいないので、振り替えたまでである。

もちろん、普通乗車券で大阪まで行くつもりはなく、予め、明日の日付のJR東海の休日乗り放題きっぷを購入済みである。これで¥5,350+¥510で名古屋までいける。また、近鉄の株主優待切符もある。あくまで、快適、格安で帰省することを目指す。

さて、いつものように、八王子から中央線快速で東京に向かう。これまた、いつもの週末のように中央線のダイヤが少し乱れている。といっても、別に電車が来ないわけではないし、ノロノロ運転しているわけでもない。そんなこと、お見通しで余裕を持って行動しているので、さほど気にはとめない。

東京駅の案内表示によると、山手線内で人身事故があったようで、その影響で、埼京線が遅れており、川越線でも一部運休が発生しているらしい。山手線の事故が、遠方まで波及するのは意外だった。ちなみに、関西なら、環状線で事故があると、アーバンネットワークが全滅する。

遅延が発生してるのにもかかわらず、ムーンライトながらは定刻に発車する。冷たい仕打ちのようにも思えるが、こういうこともあるのだ。ひょっとしたら小田原で東京からの最終列車に接続していたのかもしれないが、熟睡中だったので分からない。

ところで、今宵は、いつのもアナウンス”...指定券がないとご乗車できません。指定券は売り切れです...”というのが無かったものだから、ひょっとすると自分の隣席は空席かも知れないと淡い期待を持っていたのだが、結果は正反対だった。

たしかに、始発の東京でも空席が多く、品川、横浜でも大勢乗り込んできた訳ではない。にもかかわらず、自分の隣席は、既に東京で埋まってしまった。しかも、よりによって、ぶつぶつと独り言が多く、やたらと、顔や腕を摩擦する、40がらみの奇妙な男ときている。あぁいやだ。

このような事態を想定して、睡眠薬(アルコール)を持参していたのだが、できれば使いたくはなかった。早速、睡眠薬を服用するとともに、耳栓とヘッドフォンで防備した。そして検札を待って、直ちに入眠したかった。

ところが、こういうときに限って、横浜を過ぎても検札はない。1号車なのだから、車掌が手を抜いているとしか思えない。無視して、眠ってしまってもよかったのだが、もし、起こされでもしたらその後の睡眠に差し支える。我慢して起きていると、大船を過ぎたあたりで、ようやく検札が始まった。見ていると、お休み中の人は通過している。そんなことなら、早々と眠ってしまうべきであった。

その後、幸いにも直ぐに眠れたのだが、豊橋で隣の男が席を立つ気配で目覚めた。ラッキー、これで、再び安眠できると思い、アイマスクを外して、隣を見ると残念ながら荷物は置いたままであった。

結局、ウトウトしながらも、豊橋から再開した車内放送で完全に目が覚めてしまう。ここで、隣席の男が越境してくるのが気になり出した。センターアームごしに、何度腕を払いのけたことか。本当に不愉快である。

大府あたりで、隣席の男も目が覚めたせいか、越境行為は無くなった。そして、ようやく金山で隣が空き、すっきりとしたが、自分も次の名古屋で降りないといけない。

今朝は、非常にめずらしく、名古屋に定刻の僅か1分遅れで到着。車内が空いていたためと思えるが、そのような状況で、なぜ、私の隣に変な男が座るのか。余程、運が悪かったとしか言いようがない。

名古屋でいつもの6時30分発の近鉄特急に乗り換え、大阪に向かう。

どうしても、もう一度キチンと眠りたかったので、6号車を指定する。恐らく、先頭の6号車5号車は新型車両ACEのはずである。

読みがあたり、快適なシートを2席占領できた。このときのために持参した折り畳み椅子を拡げ、上に鞄を置き、窓側に空気枕を敷き、簡易ベッドを作る。そして、所謂、エビ寝の体制を取る。ポジションが決まれば、快適、快適。

睡眠薬は切れていたが、四日市あたりから再度、気持ちよく熟睡できた。夜行バスと違って、一応、水平面で横になれる効果は大きいようだ。ムーンライトながらで受けた仕打ちを近鉄特急で取り返したと思いたい。

安いといっても、全行程で¥9,000以上かかっているのである。夜行バスよりも高いのだからそれ以上の快適さを求めないと利用する値打ちがない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

航空業界の気になる動向

2005-10-23 21:25:00 | JAL
復路:10月23日(日)
鳳      →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:JAL1320便
羽田空港→浜松町 :東京モノレール
浜松町 →東京  :山手線
東京  →八王子 :中央線快速
運賃:¥780+¥8,550+¥940

最近どうも、超割(バーゲンチケット)の争奪戦が激しくなっているようで、日曜日の夜の東京行きの便がなかなか取れない。先行予約の時刻になると、ANAにしろJALにしろ、サーバーが固まったみたいになり、頑として動かなくなる。数分後ようやく、接続できると、おいしい便は既に×と表示されており、他人の食べ残しを一生懸命漁るような感じがしてで非常に空しくなる。

しかし、JALの場合には、あきらめずに一般予約の日、あるいは予約締め切り日にかけて、根気よくWEBをチェックし続けると空きを見つけることができる。この便の予約もそのようにしてゲットしたものである。ちなみに、ANAの場合は、かつては遅くに出発する便なら比較的容易に取れたのだが、どうもこの春以降難しくなってきているようだ。

石油価格高騰の影響で、航空運賃値上げの動きもあり、超割(バーゲンチケット)が今後どのようになるのか気になる所である。

それから、神戸空港の開港が来年2月16日に迫っている。そうなると、国内線は相対的に関西空港のウエイトが下がり、各社とも関空便は減便ということになるのだろう。最も端的な例として、スカイマークエアラインズは来年春の神戸空港開港に伴って、羽田-関空便を休止、羽田-神戸便を就航させるという。まさか、堺から神戸まで船で行くわけにもいかず、個人的には非常に気がかりである。せいぜい、今の間に、メリットを享受しておくしか手はないのだろう。

ところで、今宵のJAL1320便は定刻を約20分過ぎて関空を出発、羽田到着は25分近くも遅延した。これも、いつも通りである。実は、JAL1320便も遅刻常習犯と思われる。ただ、仮に30分遅刻しても、23時前なので、影響が少ないだけである。

たまたま、前方の席を指定していたため、前回より一つ早い快速モノレールに乗れたのは良かったのだが、この時間帯の羽田空港は各方面からの到着ラッシュにあたっており、満員で蒸し暑さも加わって気分が悪かった。いつものモノレールならゆっくり座れたはずなので、急いで損をした気分である。

山手線、中央線を通って、東京宅到着は24時30分頃、結局のところ、どうあがいても5時間近くはかかってしまう。とすれば、10分、20分を急いでもさほど違いはない。むしろ、所要時間をも含めたトータルでの快適性や時間の有効活用を追求する方が賢明に思える。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラピードで帰宅

2005-10-22 07:35:00 | ANA
往路:10月22日(土)
京王八王子→新宿  :京王線急行
新宿   →品川  :山手線
品川   →京急蒲田:京急線特急
京急蒲田 →羽田空港:京急線特急
羽田空港 →関西空港:ANA141便
関西空港 →堺   :ラピードβ
運賃:¥940+¥8,550+¥1,500

今週末は10月の超割シーズンに当たっており、土曜日の早朝に羽田経由で帰省する。この便に搭乗するのも5回目であり、慣れたものである。

5時17分発の新宿行き急行に乗るため、東京宅から徒歩で京王八王子まで歩く。さすがに、10月も下旬に入ると、早朝は暗く寒く、季節の移り変わりを感じる。

偶々、品川での乗り換えがスムーズにいったので、今朝は、予定より一本早い京急線に乗ることができた。といっても、京急蒲田で羽田空港行きに乗り換える必要があるが、混み合う朝の空港へは、少しでも早く到着したい。

幸い、チェックイン端末も空いており、手荷物検査の列もさほど長くはなく、順調に搭乗手続きを済ますことができた。

ANA141便は定刻に羽田を出発し、定刻に関空に到着。さすがANAである。機内ではずっと目を閉じて眠ろうとしていたのだが、着陸前の数分間を除いて、ほとんど眠れなかった。

到着ゲートがいつもと違って、出口に近い場所だったことも加わって、これまた一本早い関空快速に乗れそうだったのだが、せっかくの機会なので、ラピード、それもスーパーシートに乗って堺に帰ることにした。ラピードのスーパーシートなら私でも乗れる。

南海の切符売り場で、ラピードの切符を買おうとしてカードを出したが、”現金しかダメです”とあっさり言われてしまい、財布の底から現金をかき集めるはめになった。空港で切符を買うのにカードが使えないなんて、常軌を逸しているとしか言いようがない。こんなことだから、はるかに負けるのだろう。実際、近々ラピードはβ中心に運行され、どちらかというと、沿線特急の色彩が強くなるらしい。

とはいっても、噂に違わず、楕円形を基調にまとめられたラピードの内装は素晴らしい。スーパーシートの座り心地も満足できるものである。そして、悲しいかな空いているのがとてもうれしい。

関西空港から堺まで、いつもの倍の運賃を払って帰宅したが、たまには、このような贅沢もいいものである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東海道快適乗継作戦(その2)

2005-10-16 13:56:55 | 列車
復路:10月16日(日)
天王寺→大阪 :大和路快速
大阪 →米原 :普通米原行き
米原 →豊橋 :特別快速豊橋行き
豊橋 →浜松 :普通浜松行き
浜松 →静岡 :こだま586号
静岡 →横浜 :普通東京行き
横浜 →橋本 :横浜線橋本行き
橋本 →八王子:横浜線
運賃:鉄道の日記念きっぷ+¥2,230


今年は、鉄道の日記念きっぷ最終日が日曜に設定されており、有効に活用させてもらい、昼間のうちに移動する。

自宅を13時前に出発し、天王寺で色々と用事を済ませる。用事といっても、11月の帰省に備えてのチケットの発券であるとか、金券屋で割り引ききっぷの購入とかである。それから、本日乗車予定の新幹線乗車券も予め買っておく。

何時の新快速で帰京するべきか少し悩んだが、結局、少し早めに出て、できるだけ追加出費を減らそうと考えた。狙うのは、静岡19時35分発の東京行き特別普通列車である。そこから逆算し、大阪14時30分発の新快速長浜行きに狙いを絞る。

これに乗れば、米原で連絡する16時14分発の浜松行きの特別快速で着席できるはずである。

しかし、より確実に着席するために、その前に米原に到着する新快速か、快速で米原に出ることにした。結論から言うと、大阪13時56分発の快速に乗れば、100%確実に着席できる。なぜなら、一本速い大垣方面列車にぎりぎり連絡しているからである。つまり、大垣方面の列車がどれだけ混んでいても、一本見送れば確実に着席できるという魂胆である。なお、快速は新快速ほど混んではないので、尼崎まで逆行せずとも着席可能である。

久しぶりに、大阪駅の8番ホームに並んで、快速を待っていると、信じられないアナウンスが流れてきた。本日、大阪14時発の長浜行き新快速列車は、網干付近の踏切警報機故障のため、25分遅れで運転しています。米原まで、次の56分発の快速が先着します。

なんと、危ないところだった。もし、14時30分発の新快速に乗るつもりでいたら、またまた、予定が大幅に狂う可能性があった。偶然とはいえ、早めの快速でゆっくりと米原まで行こうとしたことで助かった。しかし、快速は、短い6両編成である。もし、新快速の乗客が快速に流れていたら、激混みの可能性がある。とすると、大阪からでは座れない。しかし、今更、尼崎まで戻る時間もない。仕方なく、列車の到着を待つ。

幸い、大阪で多くの乗客が降りたため、混雑は思っていた程でもなく、無事、席にありつけた。その後、京都を過ぎたあたりで、意識を失い、河瀬付近で目が覚める。

先ほど述べたように、この快速に乗ると、予定より一本速い大垣方面列車、15時43分発 特別快速豊橋行きにぎりぎり連絡している。そこで、もし、座れそうならこの列車に乗っていくことにした。

米原到着。向かい側ホーム前方に4両編成の特別快速が待っている。新快速の到着が遅れていることもあり、さほど苦労することなく座れた。車内は比較的空いており、私の乗っている最後尾には空席もある。

遅れている新快速の接続をとることなく、米原を定刻に出発し、大垣到着。後ろに2両増結するとのことなので、そちらに移る。この乗り継ぎは未経験なので、豊橋での乗り換えを考えた時に、どの車両にいた方が良いのか皆目見当がつかないが、少しでも空いている方が快適である。

岐阜に到着すると、空席はほぼ埋まり、立客も出てくる。そして、名古屋で多くの乗客が入れ替わる。しかし、青春18きっぷのシーズンと比べると混雑度合いは低く、終点まで立ち続けということはなさそうである。そういえば、往路のながらも比較的空いていた。鉄道の日記念きっぷを狙って旅行をする人のほどんどは、先週の3連休の3日間で1セットのきっぷを使いきったのだろうか。

終点の豊橋に到着。次に乗る列車は、浜松行きの普通列車である。なぜか、階段を渡って隣のホームから出発する。案内表示には2扉4両編成とあるが、乗車位置の記載がないので、どこに並んで良いものやら見当がつかない。6番の○に並ぶが外れ。慌てて、行き過ぎた列車を追いかける。正解は2番○~5番○のようである。

やってきた列車は、関西人にとっては懐かしい70年代の新快速である。内装はほとんど当時と変わらない。20年以上も昔、この列車に乗って、京都に出かけたものである。

乗車率は、70%程度であり、若干の空席がある。青春18きっぷのシーズンなら、こうはいかないのだろう。

浜松到着。予定より1本早い列車でやってきたので、新幹線の接続時間に20分ほどの余裕がある。実はこの時間を活用して、JR東海の休日乗り放題きっぷを購入し、10月末の帰省に備えるつもりでいた。このきっぷは、静岡地区でしか購入できないので、今回の帰京の機会を捉え購入しておかないと、また、面倒な思いをすることになる。

ところが、みどりの窓口が結構混んでいる。しかし、2人連れ、3人連れが多いので、列の進むスピードは速い。特殊な企画きっぷと思われるが、さすがに地元駅だけあって、スムーズに発券してくれる。思ったほど時間はかからず、新幹線ホームに上がり、弁当を購入する。

浜松=うなぎ・・というのは余りにも安易な発想であるので、これは避けて、喧嘩凧という¥1,000の弁当を購入。色とりどりのおかずが沢山あって、本当に、旨かった。

18時43分発のひかりは、混雑してたのでパスし、18時53分発のこだま、ニコチンを補給するために喫煙車(4号車)、に乗車する。いつもよりは人は多いが、それでも空いていてうれしくなる。静岡までのたった30分をこの新幹線で短絡するのであるが、この間に、夕食、トイレ、ニコチン補給、全てを済ませる。非常に空いているので、¥2,200は値打ちがあると思っている。

静岡に到着し、次に、19時35分発の東京行き特別普通列車に乗り換える。幸い、本日は静岡地区の在来線はダイヤの乱れは無いようだ。

新幹線を降りて、1番線に向かう。既に4~5人程度の待ち行列はできているが、この程度なら余裕で好きな場所に着席できる。

静岡駅の寝ぼけたチャイムが鳴り、19時30分頃に東京方面から列車は入線。各自、思い思いの席に着席する。今回は往路も復路もこの車両のお世話になる。JR東日本のグリーン車より、ずっと座り心地が良い。

予定通り、列車内でこの駄文をしたためる。富士では、寝台特急はやぶさとすれ違う。鉄道の日記念きっぷシーズン最終日ではあるが、鉄道ヲタクはあまり乗車していないようだ。50%~60%程度の乗車率で、全体的に落ち着いた雰囲気である。

沼津を越えたあたりで再び睡魔の攻撃を受ける。平塚、大船で目覚めるも、気が付くと間もなく横浜到着であった。忘れ物をしないように注意して、横浜線橋本行きに乗り換え、さらに橋本で八王子行きに乗り換える。

そして、23時30分頃に東京宅に到着。自宅を出てから、約11時間の旅であった。途中、通算3時間程度は眠っていたので、それほど時間の経過を感じなかかった。なによりも、トラブルを回避でき、混雑することなく帰京できたのは幸いだった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さほど混雑することはなく...

2005-10-14 23:45:00 | ムーンライトながら
往路:10月14日(金)
八王子→東京 :中央線快速
東京 →大垣 :ムーンライトながら
大垣 →米原 :普通網干行き
米原 →大阪 ;新快速姫路行き
大阪 →天王寺:大阪環状線
運賃:鉄道の日記念きっぷ1回分+¥1,200


鉄道の日記念きっぷを活用して、先週に引き続き帰省する。

今宵の宿はムーンライトながらである。

鉄道の日記念きっぷ利用期間の最後の週末ではあるが、今宵は、名古屋まで指定の3号車窓側がとれた。これで、小田原からの混雑に煩わされることもないだろう。

今宵は、京浜東北線と山手線の遅延のため、2分遅れての発車となる。この程度なら誤差範囲だ。

横浜を過ぎたあたりで、検札を受ける。今宵は、眠れない予感がしたので、睡眠薬(アルコール)を用意しており、発車後チビチビと流し込む。また、寒いと思って、ブランケットを持参したのだが、そういうときに限って、車内は比較的暖かだった。

横浜から乗り込んできた、短距離利用と思われるサラリーマンが五月蠅い。夜行列車を宴会場と間違えているのではないか? もし、小田原をすぎて、まだ五月蠅かったら注意してやろうと思ったが、睡眠薬のせいで、こちらが先に寝てしまったようだ。

浜松停車中に目覚めたような気もするが、翌朝、気がつくと岡崎であった。寝る前と隣客が入れ替わっている。それは別にどうでも良いのだが、こちらにもたれ掛かってくるので、気持ち悪いし、不愉快である。

足下の荷物を取る振りをして、肩で思いっきり弾いてやった。ざまあみろ。通勤電車であれ、夜行列車であれ、男にもたれ掛かかられるのは許せない。

今朝は、列車の混み具合を見て、名古屋で近鉄に乗り換えるか、終点大垣まで行くかを判断するつもりだった。予想に反して、今朝は空いている。3号車は名古屋まで指定なのだから、立客が少ないのが当たり前と思われるかもしれないが、本当に混雑する時には、指定席車両の通路にも人があふれているのである。

従って、今朝はJRで大阪まで向かい、鉄道の日記念きっぷをフルに活用することにした。

名古屋に4分遅れて到着。隣客が降りた。すかさず、通路側に移動するが、名古屋から乗車する者が少ない。結局、私の隣は、大垣まで空席であったし、他にも空席がいくつかあった。やはり、今朝は空いているのである。

岐阜を発車してしばらくして、席を立ち、トイレを経由して、1号車扉付近で、大垣バトルに備える。いきなり階段を駈け上がるのは怪我の元である。よって、扉付近に立つことで、準備運動を兼ねる。

大垣到着、扉が開くか開かないうちに、ホームに出て、エスカレータを駆け上がる。そして、慎重に階段を下りる。

無事、網干行きに着席。

しかし、いつもと違って、席が埋まるスピードが遅い。ゆっくり歩いてきた人でも十分座れている。結局、いつくか空席を残した状態で、大垣を出発した。青春18きっぷシーズンでは、まず、考えられないことである。

大垣~米原の車窓を堪能し、いつもように、米原で12両の新快速に乗り換えて、大阪に向かう。

本日は、運良く、快適な旅となった。しかし、新快速では、ほとんど眠れなかったので、自宅で睡眠を補充する。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眠れない夜

2005-10-10 22:00:00 | サンライズ瀬戸・出雲
復路:10月10日(月)
天王寺→大阪:大阪環状線
大阪 →姫路:新快速
姫路 →東京:サンライズ出雲
東京 →日野:中央線快速
運賃:約¥13,000


3連休の翌日は仕事が一杯詰まっているから、復路はムーンライトながらで、と言うわけにはいかない。そこで、サンライズ出雲のびのびシートでぐっすり眠って帰京する。

三ノ宮からだと、実質睡眠時間は6時間半程度になる。もうちょっとゆっくり眠って東京へ戻りたかったので、わざわざ、姫路まで逆行し、そこから乗車することにした。もちろん、大阪~姫路分の運賃が余分にかかる。それなら、のぞみを使って素直に帰った方が良いのではと思うのが普通の考えだろう。しかし、3連休最終日の上りの新幹線は、100%以上の乗車率であり、隣客と肘を張り合って2時間半を過ごすのを避けたかった。飛行機とて同じことである。

予め用意したキップは、大阪~三ノ宮間の昼得きっぷ(金券屋で購入)と神戸市内~茅ヶ崎の普通乗車券である。普通に大阪から乗るより、約2000円高くなる。しかし、睡眠時間を1時間ほど多く取ることができるので、時間の有効活用と快適さで充分、元は取れると考えていた。

しかし、後述するように、結果的にはこれが裏目に出てしまったのだった。

大阪発22時の新快速に飛び乗って姫路に向かう。こんな時間でも満員で、予想通り着席は不可能だった。それでも、三ノ宮で補助席に着席でき、定刻に姫路に到着。ここで三ノ宮~姫路の差額を払って一度改札を出る。駅前をぶらついた後に、舞子(神戸市内最西端)までのきっぷで、再び改札に入りサンライズ瀬戸・出雲の到着を待つ。

列車は定刻に到着し、自分の区画に乗り込む。

今宵の宿はサンライズ出雲のびのびシートである。

早速、いつものようにベッドメイキングし、三ノ宮までは、パソコンで書きかけのブログを完成させる。さぁ寝ましょうかと、アイマスク、耳栓といつもの体制で眠りにつこうとするが、なかなか寝付けない。

そういえば、昨夜はぐっすりと眠り、また朝も遅くまで寝かせてもらえた。その上、夕方、机で軽く居眠りをした。つまり、睡眠充分、徹夜してもOK、状態で夜行列車に乗り込んでしまったのである。

目を閉じていても分かる。もう京都か....、今、山科を通過したな...、あぁ、もう米原まで来てしまった。ということは、1時半ごろか...と余分なことを考えれば考えるほど、眠れなくなる。睡眠薬(アルコール)を持参するべきだったか? こんなことだと、何のためにわざわざ姫路から乗り込んだのか分からなくなってしまう。後悔...

とか、考えているうちに本当に眠ってしまったようだ。恐らく、米原~大垣間で。

しかし、せっかく眠ったにもかかわらず、喉の乾きで深夜に目が覚めてしまった。今宵の車内は余程空気が乾燥していると見える。トイレに行きたくなったので、アイマスクを外して時計を見ると、2時45分であった。

トイレを済まして、再び眠りにつこうとするが、列車はフルスピードで走行しているようで、揺れる揺れる。何度も、サンライズ瀬戸・出雲に乗車しているが、こんなに揺れるのは初めてである。そういえば、サンライズ出雲のびのびシートは今回が初めてである。同じ編成でも、サンライズ瀬戸はこれほど揺れなかった。サンライズ出雲ののびのびシートは14両編成の中央に近い位置にあるため揺れるのか、それとも、運転のせいなのか? 風が強いのか? はたまた、いつもは熟睡中につき、気が付かないだけなのか? 全く分からないが、揺れが気になるのは事実である。

目を閉じていても、あぁ静岡に到着した...、もう熱海だ....と頭で分かってしまう自分が悲しい。

眠ったのか眠っていなかったのかは分からないが、横浜到着前には完全に目が覚め、チャイムで始まる案内放送を聞いた。このチャイムは、実は、私は大変気にいっているのだが、このときばかりは、すごく憂鬱な気分になった。

今回は大して役に立たなかった、座布団と空気枕を片づけて、トイレと洗面を済ませて東京到着に備える。

ブルーな週始めである。たまにはこんなこともあるのだと、自分を慰める。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄道の日記念きっぷで

2005-10-07 23:43:00 | ムーンライトながら
往路:10月7日(金)
八王子→東京 :中央特快
東京 →名古屋:ムーンライトながら
名古屋→鶴橋 :難波行き特急
運賃:鉄道の日記念きっぷ1回分+¥4,550

18きっぷシーズンが終わったと思うと、早くも、鉄道の日記念きっぷが使える時期になった。

今宵の宿は、言うに及ばず、ムーンライトながらである。

といっても、さすがに、名古屋までの指定車両は満席で、4号車しかとれなかった。しかし、窓際を押さえているので、なんとか惰眠を貪ることはできるだろう。果たして、今宵は、どのような光景を目の当たりにするのだろうか。

夕方、京浜東北線で人身事故があり、定刻発車が危ぶまれたが、幸い、夜には回復し、ムーンライトながらは東京駅を定刻に発車する。

しかし、24時03分、品川、川崎間で警告音とともに緊急停車する。後ほどの案内によると、蒲田で踏切に人が立ち入り、それを察知した京浜東北線電車から危険信号が発せられたらしい。結局、現場で7分停車した。まぁ、いつものことである。たった7分で運転再開されたことは素晴らしい。とにかく、週末の東京近辺では定時運行が困難な状況である。と私は悟っている。

その後、横浜を過ぎて、検札を受けた後、アイマスクと耳栓をすると、疲れていたためかすぐに眠ってしまった。従って、小田原での混雑ぶりがどうだったのか全く分からない。

夜中にふと目が覚めてしまった。どの付近か不明であったが、雰囲気から熱海を越えてしばらく行ったあたりと思われた。ここでから眠れないとなると後がつらくなる。おまけに、隣の輩、どうも鉄道ヲタクらしいようだったが、がセンターアームレストを越えて越境しようとしてくる。腕がくっついて気持ちが悪い。完全に眠っているようで、何度か押し返してもまた、こちらにやってくる。

そこで、寝返りを打つふりをして、背中を使って、思いっきり払いのけてやった。すると、こちらにはやってこなくなった。おかげで、しばらくすると再び安眠に入ることができた。

次に目が覚めたのは刈谷付近であった。やはり、通路やデッキは立ち客で一杯である。

ここで車掌が”混雑が激しくなるので、通路やデッキで座り込んだり寝ている人は起きてください。”というアナウンスがあり、非常におかしかった。たしかに、混雑は尋常ではないが、車掌が通路に寝ている人を確認したわけではないだろうに。

名古屋には約4分遅れて到着。大垣バトルが嫌なので、いつものように6時30分発の近鉄特急に乗り換える。

ここで、異変に気づく。この時間にしては近鉄名古屋駅が異様に活気づいている。人が多い。特急券売り場にも列が出来ている。一体何事か?

仕方がないので、ホームの自動券売機でキップを購入。なんと8号車である。いつもなら、6両編成の列車が今朝は増結されている。また、7時01分の臨時上本町行き特急も運転されるとのこと???

実際、列車に乗ると、通路側まで含めて乗客がびっしりと座っている。よく見ると、自分の席番も通路側である。本日は四日市以遠が満席です。とのアナウンスが流れる。いつもは、2席使って悠々過ごせるはずの車内が激変している。

こうなると、センターアームの無い旧型の特急座席が恨めしく思えてくる。新快速とたいして変わりはない。それでも、アイマスクと耳栓を付けて、睡眠を補充しようとするが、熟睡にはほど遠い。これでは、特急料金の値打ちが半減する。

白子で窓側の隣客に肩を叩かれて起こされる。見ると、みんな降りる準備をしているではないか。これで謎が解けた。F1である。皆、鈴鹿を目指すのだ。私としたことが迂闊だった。

白子を出発すると、8両編成ということもあって、車内は、いつも以上に閑散となった。これで、ようやく、2席使って快適な旅となった。名張で一度目が覚めたが、八木を超えたあたりまで眠りにつけた。

そして、鶴橋到着。鉄道の日記念きっぷに、再び登場願い、堺の自宅に戻る。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PR