東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

伊勢うどんを求めて(後編)

2006-12-29 05:30:00 | ムーンライトながら
伊勢うどん@若草堂
往路:12月28日(木)
八O子→神田 :中央線快速
神田 →品川 :山手線
品川 →名古屋:快速ムーンライトながら91号
名古屋→鳥羽 :近鉄急行鳥羽行き
鳥羽 →伊勢市:快速みえ2号
伊勢市→鶴橋 :近鉄特急上本町行き
鶴橋 →天王寺:大阪環状線
天王寺→   :快速和歌山行き
運賃:¥1,100+青春18きっぷ1回分+近鉄株主優待券×2

鳥羽行き急行(前編より)ここで、5時30分発、鳥羽行き急行(531列車)に乗り換えねばならないのだが、近鉄連絡改札を使ったお陰で、なんとか間に合った。

この列車には、所謂5200系が充当されており、オール転換クロスシートで快適な旅が楽しめる。早朝ということもあって車内は空いている。一人2席使ってもまたお釣りがくるくらいである。

クロスシート下の蹴り込みこの5200系、JR西日本221系の兄貴分に当たる車両ではあるが、221系とは違って、座席下の蹴り込み部分にはヒーターが設置されており、足を載せると暖かくて気持ちがよい。反面、足が伸ばせないのは不便ではあるが、2席占有できるのであれば問題はない。これは、先ほど乗った臨時ムーンライトながらと同じである。昔の特急はこうだった。

外は吹雪名古屋で危うく寝過ごしかけたこともあって、トイレに行く時間も無かったため、列車内で済ませる。この列車、たった4両編成のくせに、トイレは、先頭車両、最後尾と2カ所もある。元来、団体、急行用車両というだけあって、221系の原型とは言え、コンセプトが異なる部分もあるのだろう。また、221系とは窓の構造が異なるので、隙間風のため窓側席は寒い。

おまけに外は雪、既に数cmの積雪がある。ポイントを守るため火が灯されているのが見える。

外はまだ、暗いため、見るべき車窓もなく、紀行文作成に専念する。

伊勢中川手前桑名、四日市、白子、津、...早朝、まだ、特急が走っていない時間帯ということもあって、鳥羽行き急行531列車は名実ともに急行にふさわしい走りっぷりで、一路、鳥羽に向かう。次第に雪は小降りになり、空は灰色から朝焼け色に変化する。

伊勢中川まで来ると、既に雪は止んでおり、透明度の高い冬の朝空が広がっている。ここで、しばし大阪方面の列車の連絡待ちをして、伊勢路へと急ぐ。あたりが明るくなるにつれて、車窓が楽しくなってくる。

松阪に続き、JRの線路と寄り添うように走って伊勢市に到着。

宇治山田今回の旅では、伊勢うどんを目指しているので、本来はここで降りても良いのだが、何分、まだ7時過ぎである。店が開いていない可能性大なので、そのまま終点の鳥羽まで行って、時間調節をすることにしている。


伊勢市を発って、JRをオーバークロスして、直ぐに宇治山田に到着。


宇治山田到着一応、伊勢志摩のターミナル駅なのだが、年末の早朝のためか、昇降客は少ない。しかし、大阪方面のホームでは列車待ちの乗客が結構居て、それなりに、活気はある。

宇治山田から終点の鳥羽までは、各駅に停まる。

と言っても、都心の私鉄とは違って、駅間距離も長く、それなりのペースを維持して、終点鳥羽まで後一息である。

鳥羽駅松阪、伊勢市、に次いでJRとの接近を果たして、定刻7時25分終点鳥羽に到着。近鉄急行2時間の旅であった。

転換クロスシートの私鉄急行で、これほど旅らしい旅を楽しめるのは、近鉄ならではである。

次いで、2分の連絡快速みえに乗って伊勢市に戻る予定なので、跨線橋を渡ってJRへの乗り換えを急ぐ。

快速みえ快速みえはたったの2両編成。後ろの車両は一部指定席なので、先頭車両海側に陣取る。

快速みえは、名古屋口ではいつも混雑することで有名なのであるが、冬休みの平日ということもあって、始発駅の鳥羽では閑散としていた。

出発間際に乗車するので、立席を覚悟していたのだが、嬉しい誤算であった。

快速みえの車内流石に、近鉄に対抗するJR東海の戦略商品だけあって、車内は綺麗で、セントラルライナーを彷彿とさせる。リクライニングこそしないが、シートも良く、これなら指定料金を取ってもまぁ許せると思う。

さて、わざわざ鳥羽まで行って、伊勢市に戻るのは、時間調整のためだけではなく、風光明媚な伊勢湾の車窓を楽しむため。これも目的の一つである。

鳥羽を出ると、近鉄と併走鳥羽を出るとしばらくは、近鉄と並行しているが、山側をショートカットする近鉄をアンダークロスして、JRの鉄路は海沿いに延びる。

しばらくすると、列車は、今年(2006年)夏の青春18きっぷのポスター写真の場所、海を隔てる砂嘴の上を走り池の浦に至る。今朝のような天気の良い日には、ここから、リアス式海岸の岬や、湾の島々を望むことができるのである。

再び伊勢市到着程なく、快速みえは、伊勢市に到着。ここで下車し、伊勢うどん探索に出かける。

実は、今回の旅の計画を立案する際に、JR伊勢市駅ホームには汽笛亭という立ち食いがあり、そこでも伊勢うどんが食べることができる。と、いう情報があった。

しかし、実際には、駅ホームには立ち食いは無く、改札を出て、カンを頼りに駅周辺を探索することにした。

JR伊勢市駅前伊勢市駅は、伊勢参拝の窓口になっているので、駅周辺にはいくつかのうどん屋はあることも事前に分かってはいた。しかし、そのいずれもが、朝は営業していないため、現地に入ってから足で探すことは、最初から覚悟はしていた。

駅前の筋には、幾つかの旅館や店が軒を並べているが、8時前ということもあって、まだ準備中の所ばかりである。

通りを渡ったところで、一軒の食堂があり、営業中の札が掛かっているのを発見。しかし、遠目にはとても営業しているようには見えなかったので、どうせ看板の掛け違いだろうと、あまり期待せずに扉に近づいた。

と、自動扉がきちんと反応し、中から”いらっしゃい”と声がしたので、逆に驚いてしまった。

若草堂店は、観光地によくある、大衆食堂風であり、常連とおぼしき数名の先客が居た。とりあえず、ストーブ近くのテーブルに腰を据えると、ごく普通に、ほうじ茶を供され、朝定食のメニューを示される。

”伊勢うどんも出来ますよ”の一言に、ほっと肩をなで下ろした。伊勢うどんを求めて、はるばるやって来て、もし、”朝は定食だけ”などと言わよう物なら、やりきれない気持ちになっていたであろう。

”伊勢うどん、卵入りでお願いします”

注文を取ってから、随分と時間が掛かっている。大阪人の感覚で言うと、うどんは、ファーストフードである。待たされると言うことに違和感を感じる。しかし、伊勢うどんはじっくりと茹でるのが正しい作り方であるそうな。

伊勢うどんおよそ10分後、目の前に、予期していた通りの伊勢うどんが現れた。

思い起こせば、小生が初めて伊勢うどんを知ったのは、20年前、東名阪自動車道亀山SAの立ち食いコーナーであった。器を除けば、凡そ、うどんとは似ても似つかぬ物体に躊躇したのだが、一口食べれば、新鮮な食感と味が口一杯に広がり、忽ち伊勢うどんのファンになってしまった。それ以降、伊勢を訪れる度に、必ず伊勢うどんを求めるようになった。

伊勢うどんの溜まりは、店によって味が異なる。ここ、若草堂の味は比較的甘い目のようである。卵入りにしたのは、溜まりの辛さをマイルドにするためなのだが、このような甘目の溜まりの場合は、むしろ、卵無しの方が良かったように思われた。

JR東海伊勢市駅駅前筋を100mほど進んだところに、若草堂はある。聞き漏らしてしまったが、恐らく7時~7時半には、開店していることだろう。正月を除いて、早朝営業のうどん屋が少ない中で、駅からも近く貴重な存在のように思われた。

無事、今回の旅の目的を果たし、大満足である。後は、一路、家族の待つ大阪に戻るだけ。

その前に、携帯電話で近鉄特急を予約する。既に、ポイントが1350ポイント貯まっており、来年1月には30ポイント失効することになっていたので、今回はポイントを使って無料で特急券を入手した。

赤福餅駅まで戻ると、赤福餅が気になった。ちょうど2個入りパックが販売されていたので、食後のデザートのつもりで購入した。¥220也。

JR側の改札から入り、近鉄のホームに出る。ホームの売店でお茶を購入し、8時33分発の上本町行き特急を待つ。

やってきたのは、ごく普通の4連の12000系、宇治山田発上本町行きの特急である。この時期、宇治山田からの乗客などいる訳はなく、小生の貸し切り状態である。

しかし、松阪伊勢中川と停車を重ねる度に乗客は増えていく。やはり、三重と大阪を結ぶ大動脈であることを実感する。

中川短絡線中川では、遅れている名古屋方面からの特急の連絡のため、3分ほど遅れて発車する。恐らく、早朝の雪のため、ダイヤの乱れが生じているのだろう。

中川駅出発後、中川短絡線合流地点手前で信号停車をする。なんと、同じく遅れているアーバンライナーを先に通すため暫く停車するとのこと。それなら、中川駅の出発を遅らせれば良いのにと思ったが、後ろも遣えているのだろう。

アーバンライナー待避特急に乗っているのに、同じ特急を待つのは釈然としないものがあるが、ダイヤの乱れを最小限に留めるためにはやむを得ないのだろう。

因みに、元々は、中川で名古屋線の特急が大阪線の特急に連絡している間に、アーバンライナーが短絡線を通過するようにダイヤが組まれている。

7分遅れで、次の停車駅、榊原温泉口に向かって出発。このあたりで、伊勢市駅で購入した、赤福餅を賞味する。小生、こし餡は好みでは無いのだが、こと、赤福餅に関しては別である。つきたてでとろけるような餅と、甘みを抑えてあっさりと仕上がった衣とは絶妙のハーモニーである。たった2個では物足りないが、我慢我慢。

腹が膨れるや、待ってましたと睡魔に襲われる。ここから、大和八木到着まで記憶を失う。

鶴橋駅にて気が付くと、結構多くの乗客が居るようであるが、幸い、小生の隣は空席である。ぼーっとした頭で、車窓を眺めている間に鶴橋に到着。回復運転により、遅れは2分まで短縮されていた。

ここで、ニコチンを補給した後、JR環状線に乗り換えて自宅へと向かう。

JALサファイヤ獲得のため、夏以来、鉄道の旅とは疎遠になっていたが、やはり、鉄道は楽しい。来年は来年でANAのプラチナ獲得のため、鉄旅の機会は減るだろうが、航空運賃が高く、かつ青春18きっぷ等が使える時期には、また、色々なルートで鉄道帰省旅行を楽しみたいと思う。




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伊勢うどんを求めて(前編)

2006-12-28 23:55:00 | ムーンライトながら
ムーンライトながら91号@品川
往路:12月28日(木)
八O子→神田 :中央線快速
神田 →品川 :山手線
品川 →名古屋:快速ムーンライトながら91号
名古屋→鳥羽 :近鉄急行鳥羽行き
鳥羽 →伊勢市:快速みえ2号
伊勢市→鶴橋 :近鉄特急上本町行き
鶴橋 →天王寺:大阪環状線
天王寺→   :快速和歌山行き
運賃:¥1,100+青春18きっぷ1回分+近鉄株主優待券×2

今年も、とうとう仕事納めとなった。東京-大阪、行ったり来たりの一年だった。よくもまぁ飽きもせずにできるものだと、自分でも感心する。やはり、根っからの旅人なのだろうか。

理想を言えば、年末くらいは、サンライズの個室寝台でゆっくり眠って帰郷してみたいものだが、なんせ、JALに散々乗り続けた懐の傷は深く(2割位は戻ってくるのだが)、加えて、来年は来年でANAプラチナを目指す以上、節約できる所は節約するに越した事は無い。

となると、アレを使うしかない。そう、今宵の宿は臨時ムーンライトながらである。

久しぶりの臨時ムーンライトながらということもあって、不安と期待が入り交じった複雑な心境である。若干の緊張感もある。

今年の夏、柿の葉寿司を求めて橿原経由で帰郷したことがあった。今回は、伊勢うどんを求めて伊勢経由で帰郷することをもくろんでいる。というのも、JALだったかANAだったかは忘れたが、機内誌で見た伊勢うどんに刺激されて、どうしても伊勢うどんが食べたくなってしまったからである。随分以前からそうだったのだが、何分JALのサファイヤを目指していたので、ずっと我慢していた。そして、今回、漸くチャンスが巡ってきたのである。


中央線201系仕事納めの夕方、納会を早退して、東京宅経由で、八O子から中央線快速に乗り込む。既に新型車両に置き換わった列車が多い中で、残念ながら、やってきたのは古い201系ではあったが、この時間帯の上りは空いているのが嬉しい。

しかし、快適なのは良いのだが、座席が暖かいことも相まって、眠くて眠くて仕方が無い。ここで眠ってしまうと後がやっかいなので、キャンディを頬張って必死になって睡魔と戦う。これはこれで辛いものがある。

空いている中央線快速なんとか、睡魔にうち勝って、神田降りる。ここでトイレ休憩。品川のトイレは混んでいるので落ち着いて用をたせないが、ここはそんなことは無い。

神田からは、やっぱり空いている山手線で品川まで。うーん、まったり気分である。
神田~品川間は山手線も空いていた。東京ショコラ。濃厚なカカオの味が絶品
品川では、NEWDAYSで家族への土産を購入。東京ショコラ¥700也。新幹線乗換駅の割には土産の種類が少ないのが少し不満である。少しは羽田空港を見習ってはどうかな?

品川駅、新幹線乗り換え口近くにある待合いコーナーところで、品川駅、ちょっと見ない間に、新幹線乗り換え口の近くに立派な待合いコーナーが出来ていた。

ベンチが大きく、座り心地もGOOD、無線LAN使用可能とのこと(契約要)で、おまけに空いている。臨時ムーンライトながらの待合い場所としては、理想的である。

23時20分にムーンライトながら91号入線、普段より早い。さて、ムーンライトながら91号は、予想よりも早く23時20分に入線。小生が臨時ホームの階段を降りるのとほぼ同時であった。

小生は前方車両に乗車していたため、品川停車中23時30分には検札完了。夜行列車としては、理想的な計らい、後は眠るだけである。

品川出発直後の車窓(クリックでMPEG1 30MB再生)定期ムーンライトながらのを見送って、23時55分、列車は静かにホームを滑り出る。

品川出発時に既に多くの座席は埋まっている。本日は、満席とのことなので至極当然である。

検札は既に終わっているので、アイマスク、二重の耳栓で武装し、直ぐに眠ってしまいたかった。が、皮肉なもので、中央線では眠気を堪えていたくせに、こういうときに限ってなかなか眠れない。

おまけに、JRは何を考えているのか、暖房が効きすぎており、無茶苦茶暑い。その上に空気が乾燥しているせいか、喉がすごく乾く。宴会帰りなのでなおさらそうである。

横浜手前でウトウトしかけたのだが、大船、平塚、小田原と意識が明確であり、結局、眠りに落ちたのは、沼津を過ぎたあたりと思われる。

元々疲れていたのだから、そこからは、死んだように眠っていことだろう。

目覚めると、窓の向こうに見覚えのあるホームが見えていた。そう、一瞬で名古屋に到着してしまったのである。

ところが、既に、時計は5時25分である。余程熟睡していたためか、どうやら名古屋に到着してからも暫く眠っていたようである。携帯の目覚ましバイブをセットしていたのだが、余程熟睡していたのだろう、全く、効果は無かったようで、ポケットの中で虚しく震えている。

一瞬で名古屋まで来た。と感動している暇は無い。乗り換え時間は後5分しかない。大急ぎで、身の回りの物を鞄に詰め込んで、臨時ムーンライトながらを降り、近鉄線ホームへと急ぐ。(後編へ続く)

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2006年飛行機乗り納め

2006-12-24 21:03:00 | JAL
JAL1320便
復路:12月24日(日)
    →関西空港 :関空快速
関西空港→羽田空港 :JAL1320便
羽田空港→京王八O子:空港バス

運賃:¥780 +¥9,500(バーゲン)+¥1,700

長女のピアノの発表会と年賀状の作成、そしてクリスマスと、非常に慌ただしい週末だった。結局、もって帰った宿題も全く手つかずである。

それでも、帰省して良かったと思うのは、親心だろうか。それとも、趣味? やっぱり、日曜日のJAL1320便で帰郷する。

関空ラウンジ比叡にて当日、女満別からの到着便が遅れているようなので、JAL1320便の出発がどうなるのかと、電話でJALに問い合わせたところ、定刻の21時05分出発予定とのこと。見事に期待??を裏切られ、自宅出発はいつも通りとなった。

お決まりのコースで関空まで、ここからは、殆ど毎回同じコースなので詳述はやめる。

空いているカウンターの前にはツリーの森敢えて違うところを挙げるとすると、ツリーの森を見たことと、JAL側の出発口から入ったことくらいか。JAL側の出発口も入り口を2つ空けていたので、特に混雑は無かった。

今宵の翼もJAL1320便である。バーゲンチケットで¥9,500なのだから文句はあるまい。

電話口ではっきりと、定刻出発の予定ですと言っていた位だから、余程、自信があったのだろうが、搭乗開始は、定刻15分前の20時50分。今宵はバーゲン期間にも関わらず意外にも乗客は少ない。3人掛けの真ん中は空いている箇所もある。残念ながら小生の隣は埋まっていたが。

JAL1320便従って、荷物の収納も比較的スムーズに行われ、定刻3分前にドアクローズ、出発となった。近くに2席以上空いている所があれば、乗り移りたかったのだが、それも叶わず。我慢する。

昨夜、一昨夜と睡眠不足状態だったので、離陸直後から浅い眠りに入る。ドリンクサービスがやってきたのは分かっていたが、睡眠を優先。揺れが少ないこともあって、気持ちよく寝させていただいた。

降下の際の、気圧変動で目が覚める。唾を飲み込むと耳道が開通した。そのころから、結構、揺れが大きくなってくる。そして、大きな衝撃とともに着陸。

ここで初めて時計を見る。まだ22時10分である。この分だとまず間違いなく定刻に到着できる。機材到着が遅れたにも関わらず、定刻前に到着とは、嬉しい誤算であった。

バスチケット売り場で、22時30分発の京王八O子までのバスチケットを購入。到着が北ウィングなので、バス乗り場まで遠い。今思えば、10分くらい余裕があったのだから、2タミへ移動すれば良かったのかも知れない。歩く距離はそんなに変わらないはず。

人が多いバス乗り場@羽田1タミと言うのも、今宵の高尾行きバスは結構乗客が多かった。1タミから乗って2席占有はとうてい叶わず。とりあえず、後方の通路側が両方とも空いている所で補助席を出して、そちらに座った。補助席は多少は座り心地は悪いが、広々と使える方がお互い快適に過ごせる。但し、万一の事を考えて、一応、シートベルトを締めておく。

バスはいつもの通り首都高へ入るのだが、さずがクリスマス、レインボーブリッジ付近で自然渋滞。カップルの仕業か? 渋滞を良いことに、バス車内で紀行文の作成を開始。

幸い、5分くらいで渋滞を抜けて、後は順調に走行する。結果、渋滞のためいつもよりは時間がかかったが、23時35分に京王八O子に到着。やはりモノレール+JRより早い。たとえ補助席に座っても、やっぱり、バスは快適である。

これで、今年、飛行機は乗り納めとなった。

JAL52回、ANA9回、SKY7回、これが今年の実績である。来年は、前半、プチ修行を行いながらANA中心で、後半はANAJALほぼ均等、特にバーゲン期間はチケットが取りやすいJAL中心で行きたいと、漠然と考えている。

JALに乗り詰めた結果、結構、懐は痛めたが、貯まったマイルをやりくりすれば、10回程度はタダ(しかもクラスJ)で乗れそうなので、それなりの見返りもあったような気がする。

ただし、春以降、国内線運賃は値上げされるようなので、そのあたりの動向を十分見極めて判断していきたいと考えている。

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JALからのクリスマスプレゼント

2006-12-22 20:57:00 | JAL
JAL1321便
往路:12月22日(金)
    →神田   :中央線快速
神田  →浜松町  :山手線
浜松町 →羽田空港1:東京モノレール
羽田空港→関西空港 :JAL1321便(クラスJ)
関西空港→鳳    :関空快速
運賃:¥1,160+¥10,500(バーゲン)+¥780

JALの大判振る舞いで、クリスマスの週末ではあるが、バーゲンチケットで帰郷する。

例年だと、とっくに青春18きっぷムーンライトながらのお世話になっている頃である。第一、目標の50回搭乗も達成したので、半額キャンセルしてでも、18きっぷに頼った方が少しは安く上がるのだが、実は、JALに関して、もう一つ目標が残っている。

それは、期間限定のダイヤモンドプレミアラウンジ利用権の獲得である。JALのWEBによると、9月~来年1月の間に35回以上の搭乗を果たしたら、来年4月~9月までの半年間、ダイヤモンドプレミアラウンジを無料で利用できるとのこと。

小生は、来年はANAのプラチナを目指すのであるが、こと1月の最初の2週間はバースデー割引が適用される期間、上りだけは、JALを利用することに決めている。

すると、丁度、上記資格の該当者となって、あこがれのダイヤモンドプレミアラウンジを利用できるという皮算用である。

もっとも、4月5月は、ANAの修行中と思われるので、JALに乗る機会はほとんど無い予定であるが、せめて、月に一度のバーゲン期間の関空便はJALを利用してリッチな気分を味わってみたい(そんなにうまく行くか?)。

だから、今宵も、当初の計画通り、JALで帰郷する。今宵の翼はJAL1320便である。

今週は、水曜日に大阪出張があったので、あっという間の一週間だった。やり残している仕事はあるが、なんとか、金曜日の5時30分に退社。鞄の中には宿題が入っているが。

最寄り駅から、いつもの中央線快速に乗り込み羽田へ向かう。

立川で着席。早速、パソコンを取り出して紀行文の作成を開始する。気がつくと、隣のお姉さまが小生の肩、胸に完全にもたれかかって熟睡中である。これがオッサンなら、急に立ち上がって転かしてやるのだが、小生も男である。お姉さまに頼りにされるのは全く悪い気はしない。

しかし、いつまでも凭れるかかられると、そのうち変な気分になってしまう。結果、文書作成も捗らない。嬉しいような困ったような気分である。

中央線は週末恒例の線路への人の立ち入りで、3分の遅れで運行。短時間で処理が終わってラッキーであった。

東京モノレール1タミ駅神田で山手線に乗り換えるが、どうやら浮浪者も乗っているようで、車内が無茶苦茶かび臭い。

隣の車両に乗り移ろうかとも思ったが、面倒くさいので我慢するが、そのうち鼻が慣れたのか、臭いの主がどかかに行ったのか、臭いは消散した。

浜松町でモノレールに乗り換え、羽田到着は20時前。

1タミのクリスマスツリー1タミでは、赤で彩られたクリスマスツリーが綺麗に飾られている。先週見た2タミの青色ツリーと対照的ではあるが、色以外はほぼ同じ作りのようである。

出発まで十分時間があるので、南ウィング空弁工房で、旨そうな弁当を物色することにした。ここには、美味しそうな弁当が目白押しで目移りがする。クリスマスと言うわけでは無いが、ちょっと贅沢をして、おこわすき焼き弁当¥1,500也を購入。贅沢である。値段の割に器が小さい。失敗だったかと少し後悔した。

1タミ南ウィングにある空弁工房20時台の空いている出発口を潜って、人気のない南ウィングのベンチに腰掛けて弁当の包みを開ける。10cm四方のプラスチックの重箱二段である。一見して高級そうな雰囲気を醸し出している。

しかし、¥1,500の価格のうち、箱代の占める割合が高そうなのが気になる。

おこわすき焼き弁当内容は、松阪牛のすき焼きとおこわ。重箱をバラして横に並べると、普通の弁当サイズと遜色は無い。

重箱は上げ底では無いので、一見コンパクトに纏まってはいるが、量的には不足は無い。

おこわすき焼き弁当お味のほどは...旨い! の一言に尽きる。正真正銘の松阪牛の様である。関東風の味付けではあるが、だからといって、辛さやしつこさは全く無い。¥1,500は高い買い物では無かった。よくもまぁ、これだけ小さな空間に旨さをぎっしりと詰め込んだものだと感心した。これだと、場所も取らず、狭い機内で食するのにも支障は無い。お手拭きが2つ入っていたことも、小生はきちんとチェックしている。食前食後に1袋ずつ使用するのである。細かな配慮に脱帽である。


一瞬、空箱を持ち帰りたい衝動に駆られたが、家族のブーイングが聞こえてきそうだったので、泣く泣くゴミ箱に捨てた。

カードラウンジ南のマッサージチェア¥100/10分お次は、恒例で、カードラウンジ南を訪問。ニコチン補給後、以前から興味があったマッサージ機を試用。カードラウンジ内では、一般の半額、10分¥100で使用できるので、お得と言えばお得である。

水曜日の出張の疲れもあって、若干、肩の凝りがあるのだが、操作に慣れていないため、なかなか思うようなモードに出来ない。ふくらはぎの締め付けは案外気持ちが良かったが、腰のぐりぐりや肩もみは今一つ。まだ、3分程度時間が残っていたが、まもなくラウンジ閉店時刻になるので、出発13番ゲートに急ぐ。

JAL1321便搭乗開始 。満席とのアナウンスあり。JAL1320便は、出発15分前に搭乗開始。クリスマス前ということもあって、乗客は多そうである。こんな時に、バーゲン運賃を設定してくれたJALに感謝感謝

金曜日にも関わらず、今宵は優秀な乗客が揃っていたようで、定刻3分前にドアクローズ。ふと横を見ると、クラスJが2席とも空いている。小生はすかさず座席移動。またまたクラスJ2席占有で超快適である

JAL1321便@羽田 たしか、アナウンスでは、当便は満席とのことであったが、実際には、クラスJには4席も空きがあった。やっぱり、バーゲン期間に設定したJALの需要予測は正しかったのだろうか?

離陸後、少しだけウトウトしたようである。ベルトサイン消灯で目が覚め、棚から鞄を降ろして、再び紀行文作成を開始する。

程なく、ドリンクサービス開始。やっぱり、一番に挨拶され、オーダーを聞かれる。完全にクラスJが病みつきになっている。うーん、困ったものである。

出発が早かったせいもあって、当機は定刻より5分速く関空に到着。22時30分の関空快速で一人掛けに着席するために、駅へ急ぐ。もちろん、フライトポイント端末をタッチするのは忘れずに。

関空快速@鳳いつものように、関空快速で23時30分前に帰宅すと、JALからの配達記録郵便が届いていた。

何かな? と思って開封すると、JMBたび倶楽部からのマイスター特典の案内とともに、マイスターカード、クラスJクーポン4枚、空港宅配サービス利用券2枚が同封されていた。これから再来年3月まで、バーゲンフェア、バースデー割引でもボーナスマイル加算で100%区間マイル、BLUESKY10%割引とのこと。

JMBたび倶楽部マイスター特典受領キャンペーンでJMBたび倶楽部に入会したのは覚えているが、そんな特典は今まで全く意識していなかったので、柳下二匹目の鰌、棚からぼた餅。

JALからの嬉しいクリスマスプレゼントであった。

毎週、毎週、JALを使って帰省した甲斐があった。JALさん、どうもありがとう。

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青春18きっぷで出張

2006-12-19 23:43:00 | ムーンライトながら
ムーンライトながら@東京駅
:12月18日(火)
八O子 →東京  :中央線快速
東京  →名古屋 :ムーンライトながら
名古屋 →新大阪 :こだま593号
新大阪 →
    →京都
京都  →新横浜 :ひかり372号(早得)
新横浜 →八O子 :横浜線普通
運賃:¥1,000+青春18きっぷ1回分+¥5,670+¥11,160

帰省には使っても、仕事には使うまいと決めていたムーンライトながら

しかし、水曜日、午前中だけの大阪出張。半日だけなら、なんとか持ちこたえることができるはず。帰路、十分昼寝をすれば、夕方からは再びバリバリ仕事をこなすことも不可能ではない。

実は、今回の移動を、どうしてもムーンライトながらにしたい事情があった。

この冬の帰省計画は、例年と違って、12月はJAL、来年1月からはANAを使うと決めている。しかし、年末年始は、さすがに航空運賃が高いので、青春18きっぷに頼りたい。という、全く、我が儘な計画を立てている。

とすると、結果、青春18きっぷが余ってしまうのである。

なんとか、青春18きっぷを消化する策が無いかと考えていた所、今回の出張が実現した。もちろん、ムーンライトながらに空席が無ければ意味がないのであるが、ラッキーな事に、1週間前にも関わらず、小生の好きな車両中央部窓側席が取れたのである。

やはり、平日だと、空きがあるようである。

後は、ムーンライトながらが無事に運行されることを祈るのみ。社用でながらを使う以上、ダイヤの乱れで遅刻でもしたら、どれだけ非難されるか分からない。


寝台急行銀河@東京当日、帰宅後、洗濯、掃除をこなして、21時30分頃のバスでJR八O子駅へ。

ムーンライトながらのいつものコースに沿って、中央線快速で東京へ出る。今宵は特に運行上のトラブルは無し。東京駅に到着後、久しぶりに急行銀河を見送ってから、9番ホームのベンチに腰掛けてPCで紀行文を作成する。

寝台急行銀河@東京背広にコート姿だと寒さが堪えるが、構内に降りるのも面倒なのでひたすら我慢。小腹が空いたので、売店で酒のつまみを購入する。

湘南ライナーが過ぎ去った頃、10番線に快速ムーンライトながらが入線。4ヶ月ぶりの対面である。既に青春18きっぷシーズンは始まってはいるが、週末でもなく、年末でもないため、東京では空席が目立つ。不幸にして、小生の隣は早くも埋まってしまったが。

快速ムーンライトながら@東京火曜日の夜ということもあって、シーズン週末とは客層が異なる。遠距離通勤のサラリーマンも居れば、年輩客も居る。若者が意外と少ない。

東京へ職探しにやってきたような中年男が多い? これは小生の思い過ごしか。

定刻23時43分、東京駅を静かに離れる。今宵の宿はムーンライトながらである。

平塚平日の夜ということもあって、車内の静粛度は高い。睡魔がやってくるのが早いか、それとも検札がやってくるのが早いか、紀行文の作成に余念が無い。

横浜到着少し前に、検札がやってくる。やはり、無札で乗車する者も何人かいるようである。

紀行文は書きかけであるが、平塚出発後、睡魔に押されて、寝入ってしまった。

刈谷その後、小田原、浜松で目覚めたような気がするが、それ以外は全く記憶が無い。翌朝は、刈谷あたりで寝覚める。まぁ、よく眠れた方である。

ムーンライトながらの車内から、携帯で、新大阪までの新幹線のきっぷを購入。予定していた列車は全車自由席なので、デフォルトではグリーン車指定席が選択されている。何の気無しにそのまま購入してしまったものだから焦った。もちろん、直ちに変更したが、全車自由席の列車をエクスプレス予約する時には要注意である。

こだま593号名古屋に到着。

ここで、6時30分名古屋始発のこだま593号に乗り換えて新大阪まで向かう。もう一本早い同じく名古屋始発ののぞみ59号でも良かったのだが、あまり早く着いても意味は無いし、何よりも、空いている列車でもう一眠りしないと仕事に差し支える。

考えると、新幹線も久しぶりである。9月の出張以来。グリーンプログラムのポイントが190ptと中途半端に貯まっているが、この分だと、来年2月末には無に帰してしまう可能性大である。これはこれで、仕方が無い....

こだま593号はガラガラ予想通り、こだま593号は全車自由席ということもあって極めて空いている。2号車の乗客はたったの4名。3人掛を占拠して新幹線寝台を作りたかったが、平日である。米原あたりで、ドッと乗って来られたらたまったものではない(可能性は低いが)ので、2人掛席占拠で我慢して、朝食後2度寝モードに入る。

岐阜羽島を過ぎたあたりでウトウトし始め、米原停車中に再び爆睡モードに遷移する。そして、京都を過ぎたあたりで予定通り目覚め、洗面台で歯磨きと洗顔でリフレッシュする。

それにしても、乗客は10人にも満たない。空いていて良かった。

終点新大阪で降りて、再び青春18きっぷを取り出して、在来線経由で出張先へ向かう。


出張先での仕事を無事終えて、その日の午後に東京の職場へ戻る。次に乗車するのは、京都からのひかり372号。ひかりを選んだのは、もちろん、エクスプレス早得きっぷを使うためである。

どうせ、夕方の会議に間に合いさえすれば良いので、20分やそこら余分に時間がかかっても影響は無い。夜行明けである。むしろ、20分余分に昼寝出来る方がずっとありがたい。

幕の内弁当日本の味博覧あえて、喫煙車をえらんだこともあって、乗車率は50%程度。自分の座席につくや、早速、昼食にする。昼食に選んだのは、幕の内弁当日本の味博覧¥1,000也。見た目も豪華で、高級感があり、あっさり、しかし、しっかりとした味で、大変美味しかった。これはお勧めである。

幕の内弁当日本の味博覧のお品書き食事を終えると、じわじわと睡魔がやってきた。後ろの乗客の携帯がやたらと鳴るものだから、ここでも耳栓とアイマスクで防御する。と、次の停車駅米原に到着する前に爆睡してしまったらしい。

名古屋。人の気配で目覚めるが、再び寝入る。3度目の睡眠である。

幕の内弁当日本の味博覧はヘルシーかつ美味そして、小田原到着まで全く目覚めることが無かった。計2時間ばかり眠ったことになる。気がつくと意外と乗客が入れ替わっている。やはり、ひかりは途中停車駅からの利用が多いのだろう。

ここで、再び歯磨きと洗面を済ませて、下車準備を始める。

そして新横浜で下車。三たび、青春18きっぷを取り出して、横浜線で社に戻る。

移動中は眠ってばかりではあったが、日頃の睡眠不足を補える、安くて快適な、そして、旨い駅弁に巡り会えた充実した出張旅行であった。もちろん、睡眠十分で、夕方の会議にも万全の体制で望むことができた。

やはり、新幹線ではよく眠れる。不思議な乗り物である。

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JAL搭乗50回サファイヤ達成!!

2006-12-17 21:25:00 | JAL
JAL1320便
復路:12月17日(日)
    →関西空港 :関空快速
関西空港→羽田空港 :JAL1320便
羽田空港→立川駅前 :空港バス
立川  →八O子  :中央線高尾行き
運賃:¥780 +¥12,350 + ¥1,500 + ¥160

今週末は、寒い上に天気も悪く、特に、これといったイベントは無し。

子供達へのクリスマスプレゼントも、ネットショッピングで済ませるという横着さではあるが、大阪は恐ろしいノロウィルスが流行っているので、無用の外出は避けるに越したことは無い。

年賀状のプリントも、PCのウィルス対策が先決で、全くはかどらず。結局、本格作業は来週に先送りする。

今宵も、いつもの通勤快速JAL1320便で帰京する。いい加減飽きてきたのだが、今宵は特別な意味がある。そう、今回の帰京をもって、JALの搭乗回数が今年50回となり、来年2月からは晴れてサファイヤ資格保有者となるのである。

決意してから、約3ヶ月。社用の出張と重なることもあったが、毎週、毎週往復するのはそれなりに懐も痛めてしまった。

だれにも誇ることは出来ないけれど、小生にとっては、それなりに感慨深い。

一番、悩んだのは、有効期限が2006年12月末というANAの5000マイルの存在であった。失効させないようにするために、年末までに何回かはANAにも搭乗しなければならず、悩んだ挙げ句、鉄道の日記念きっぷでの帰省旅行を全て飛行機に切り替えた。せっかく、ムーンライトながらの指定席を確保したのに、である。なお、ANAのマイルは5回の搭乗と陸マイラー作戦で順調に増加して、11月中旬、無事に特典航空券と交換し、出張の際に有効に活用することができた。

来年は、ANAのプラチナ入り目指して、特に前半、集中的にANAに乗って、東京-大阪を往復し、年末までにはSignetに出入りする予定である。もちろん、さくらラウンジも100%活用しながら。


関空快速@鳳さて、夕食の後、念のため、JALとJR西の運行状況をチェックする。今宵は風が強い。関空連絡橋は40km/sの速度規制が出ているらしいが、JR西、南海とも平常通りの運行とのこと。

いつもの関空快速で関空まで。この列車は紀州路快速を併接していないので、空いていて、ありがたい。

関空到着後、みどりの窓口に立ち寄る。若干、窓口が混んでいたせいもあって、カードラウンジ到着は20時30分頃。ニコチン1本とジュースを一杯飲んでそそくさと退場。ANA側のゲートへと向かう。

関空22番ゲート付近ところが、今宵に限って、警報機が鳴ってしまう。コートのポケットをガサガサするとライターが出てきた。ライターを渡して再び通過するが、やっぱり鳴ってしまう。次にベルトを外せと言われて、仕方無しにベルトを外して通過したところ、無事パスした。が、帰宅後ズボンのポケットをまさぐると、ライターが出てきてしまった。犯人はこれである。ライターは一人1個と決まっているのに、まずかった。

いやはや、50回目というのにとんだ祝福ぶりである。それとも、JAL50回目という記念すべき夜に、ANA側からゲートインしたのが良くなかったのか??

今宵の翼もJAL1320便である。

定刻15分前、20時50分になっても、まだ搭乗が始まらない。外を見ると、作業車が頻繁に行き来して荷物を詰め込んでいる最中である。

しばらくして、案の定、”お客様にお詫びとお断りを申し上げます。東京羽田行きJAL1320便は機材の到着遅れのため、みなさまの機内へのご案内は、21時05分頃を予定しております....”というアナウンスが22番ゲート付近に響き渡る。おまけに、本日は強風のため、ベルトサインが消えない可能性があるので、トイレは搭乗前に済ませておくようにとの駄目押しも入る。

やっぱりと言うか、何というか、50回目の記念すべき搭乗に際して、なんという祝福ぶりだろう。出発が遅れるなら、遅れるでWEB上でもっと早めにアナウンスしてもらいたいものである。出発が遅れると分かっていたら、自宅で、もっとゆっくりとできたはず。

ちなみに、JAL1320便に充当されるMD81機は、→旭川→関西→女満別→関西というルートを辿って、塒の羽田に戻るらしい。修行僧顔負けの東奔西走ぶりである。

帰宅後JALのWEBで調査したところ、12月17日の実績は、次のようになっていた。
旭川→関西 JAL2610 11:35 11:33 出発済み 14:00 14:37 到着済み 到着遅延
関西→女満別JAL2619 14:40 15:10 出発済み 16:40 16:57 到着済み 出発遅延
女満別→関西JAL2618 17:20 17:34 出発済み 19:50 20:39 到着済み
関西→羽田 JAL1320 21:05 21:26 出発済み 22:15 22:32 到着済み
当日、北海道地方は所によって吹雪となっていた。JAL2610便もその影響で到着が遅れたのだろう。とすると、遅くとも15時の段階でJAL1320便の出発遅延は決まっていたようなものである。それなら、なぜWEBで知らせないのか?? それとも回復の可能性があったとでも言うのか?

ここしばらくは、何度か、JAL1320便に搭乗する予定であるので、冬場は、JAL2610/2619/2618便の運行状況にもチェックを入れなければならない。たとえ、WEBには掲示されていなくとも、電話で問い合わせると、自宅出発を遅らすことができる可能性だってある。

定時運行が無理なら、せめて、正確な出発/到着時刻を早めに教えてもらいたいものである。

JAL1320@関空JAL1320便の搭乗開始は、21時08分。いつもながら、荷物の収納に非常に手間取る。今宵は、50回記念飛行として、小生も窓側席をキープしていたが、MD81の窓側席の足下は記憶していた以上に狭く、いつもの旅行鞄は収納不可能であった。よって、小生も、狭い荷物棚の片隅に鞄を詰め込まざるを得なかった。

今まで、たいてい通路側だったので、意識しなかったが、窓側席の狭い足下空間も、荷物棚混雑の一因であった。MD81の窓側に座るときには、一回り小さな鞄が無難である。

とにかく、日曜日夜のゴールデンタイムの大阪-東京便に、なぜローカル路線用の機材を投入するのか、JALの機材運用は理解不可能である。多分、4月になると再びB767を充当すると思われるが、それなら、なぜ冬場もそうしないのか? 乗客が少ない訳ではないのに。

出発が遅れているので、さすがに、遅刻は居ないが、通路が混雑して、全員が席に着くまで非常に時間がかかる。この分なら、出発は21時25分頃になるだろう。あっ、定刻21時20分のANA150便と完全にバッティングしてしまう。ひょっとすると、もっと遅れるかもしれない。

しかし、当のANA150便は、さっさと、出発していったようで、いつの間にか機影は消えていた。なんとなく、優等生と劣等生の違いを見たような気がする。

やはり、21時25分頃、漸く出発し、関空内をだらだらと走行して、離陸する。

予想通り出発は遅れたものの、久しぶりの窓側席は楽しい。離陸の時に多少揺れはしたが、予告に反して、その後は穏やかである。JAL1320便は、東に向かって離陸の後、右へ旋回して、大阪湾を南下する。泉南沿岸の夜景が綺麗に見える。その後、進路を北に取るのかと思ったが、どんどん南下して、和歌山、御坊、新宮と、紀伊半島に沿って東へ進む。大阪の夜景もずいぶんと遠くなった。出発が遅れたので、いつもと違うルートを取っているのか?

しかし、今宵は雲一つ無く、綺麗に晴れ渡っており、見事な夜景が窓の外に映し出されている。天候だけは、50回目の搭乗を祝福してくれたようである。多少狭いが、窓側を選んでおいて本当に良かった。

ほどなく、伊勢湾南方にさしかかる。海岸線の明かりが地図をトレースしている。名古屋の夜景の手前に、セントレア中部国際空港が良く見える。案外、陸地からは遠い。

ここで、ドリンクサービスが始まる。小生は、オレンジジュースを所望。

少し、首が疲れたので夜景はお休みにして、睡眠体制に入ろうとするが、少し興奮気味で眠れない。再び窓の外に目を向けると、今度は、伊豆半島が見事に映し出されていた。富士山は闇の中であるが、横浜、東京、そして到着地羽田空港もよく見える。全く、このような見事な夜間飛行に恵まれたのは、初めてであった。

ベルトサインが点灯し、着陸態勢に入る。夜景は十分堪能できたので、再び目を閉じる。降下が始まり、体がふわーっと軽くなり、気持ちが良く、思わず入眠。

着陸のショックで目が覚める。

先週とは違って、いつものように、2タミ側から羽田空港を半周して1タミ北ウィングに到着。時刻は、22時32分である。

頑張れば、22時40分の聖蹟桜ヶ丘行きのバスに間に合ったかもしれないが、記念すべき50回目に羽田マラソンも悔しかったので、無理をせず、23時05分の立川行きのリムジンバスに乗車することにした。

1タミから2タミへの遠い?道のりとなると、30分近く、時間の余裕が出来てしまうので、良い席を確保するために、2タミまで歩くことにした。

京急乗り場から入って、歩道に乗って、一直線である。この時間帯、ターミナル間を移動する物好きはさすがに少なく、人気が無い地下は、あまり気持ちの良いものではない。しかし、地上から見ると、遙か向こうに見える2タミも、地下を歩けばさほど距離を感じないのは何となく不思議である。

漸く、2タミに到着青色の光が見えてきたところで、2タミ到着。やはり、1タミとは違ってあか抜けている。JAL搭乗50回を記念すべき夜に、わざわざ2タミへ行くのも、変と言えば変であるが。

ここで、ニコチン補給をし、立川行きのバス乗り場に並ぶ。乗客は多くは無い。日曜日の夜だからこんなものか?

羽田1タミが向こうに見える@空港バス乗り場バスは比較的空いており、次の1タミで乗客を拾っても、空席が目立つ。当然、2席占有して快適なバス旅である。ただし、立川行きの京急バス、右側後ろから3つ目の席に最初座ったのであるが、この席は、なんと、リクライニングレバーが無くなっている。誰かが思いっきり引っ張って壊したのだろう。すかさず、前方席に移動するが、結構ゆれることもあってバスの整備状態に不安を覚える。

今宵は首都高、中央道とも順調で、約1時間で立川駅に到着。24時6分の中央線高尾行きに間に合った。さすがの中央線も立川まで来ると、かなり空いている。

八O子到着は24時16分。JAL1320便は大幅に遅れたが、それでも、最終のぞみよりは辛くも10分だけ早く八O子に到着。

JAL搭乗50回記念の面目は、なんとか保つことができたようである。

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先得バンザイ

2006-12-16 06:45:00 | JAL
JAL1303便@関空
往復:12月16日(土)
京王八王子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL1303便(J)
関西空港 →     :ラピードβ(スーパーシート)

運賃:¥1,700+¥10,700+¥1,500

昨日は、職場の忘年会だったので、土曜日朝帰りとなる。

土曜日朝一の大阪便の先得割引は、運賃が安いのでちょうど都合がよい。一般席で¥9,700、クラスJでも¥10,700。バーゲンチケットより¥200高いだけである。その上、バーゲンチケットと違って、500マイルも余分にもらえる上に、搭乗半券でBLUESKY¥200円引きとなるので、使い方によっては、バーゲンチケットよりもお得といえる。

先得バンザイである。

羽田空港行き早朝(深夜?)バスさて、ここのところ、2週連続で、金曜夜に帰郷していたので、始発の空港バスで羽田に向かうのは久しぶりである。色々と身の回りを整理して、昨夜は24時過ぎまで起きていたため、早朝3時30分に起床するのはかなり辛かった。

例によって、京王八王子発4時30分のバスは空いており、2席占有して思いっきりリクライニングする。中央高速日野バス停を過ぎたあたりで、爆睡。

羽田2タミ到着のアナウンスで起こされるが、いつもと違って、なかなか起きられない。眠い体を引きずるようにして、終点の1タミで起きるが、寝ぼけていたためか、愛用のアイマスクと耳栓を紛失してしまったみたいである。とんだ不注意であった。所持品には気をつけないと...

手荷物検査場の係官大杉中央部の入り口から入場するが、どういうわけか、セキュリティチェックに、非常に大勢の係官がいる。2つの入り口に対して約10名。おそらく、研修か何かと思うが、これだけ多くの係官がいると、ちょっと威圧されてしまう。

今朝はJAL1303便で関空まで飛ぶので、搭乗口は17番。よって北のカードラウンジに入店する。やはり、カードラウンジ北は、南に比べて人が多い。開店直後の6時には10人以上の列ができている。が、17番搭乗口はすぐ近く、さくらラウンジよりも近距離にあるのでここに入ることにした。14番搭乗口から出発するJAL1501便の場合なら、間違いなくカードラウンジ南の方が良いと思うのだが。

ラウンジ北で朝食を頂く。向こうに見えるのは搭乗するJAL1303便JAL1501便の時に比べて、時間に若干余裕があるので、今朝は、クロワッサン2つ、ミルク、コーヒー、オレンジジュースと朝のフルコース?を堪能する。

せっかくの土曜日なのだが、これから仕事先へ向かうこともあって、今朝はクラスJを予約している。JAL1303便は、秋口には、小型のMD81で運行されていたが、12月になって再び鶴丸のB767に戻り、クラスJが選べるようになった。と言っても、鶴丸のB767なので昔のスーパーシートが18席用意されているだけである。

ボーディングブリッジから見た朝の羽田空港当機は定刻に羽田を出発。しかし、例の離陸順番待ちのためか、なかなか滑走路にたどり着けない。10分以上も空港内を彷徨っていたようである。

ようやく、離陸。シートをフルリクライニングする。うーん、思った以上にリクライニングが深くて気持ちがよい。フルリクライニング状態ではクラスJよりも上である。しかし、バスで爆睡したためか、予想通り機内では眠れず。そのうち、さくらラウンジを心おきなく使える身分になった暁には、睡眠薬を少量服用してから搭乗することにしよう。

機内では、JALカード入会のコマーシャルビデオを流している。若い女性2人が、JALカードを使ってマイルを貯めて無料航空券をゲットしてハワイへ旅行するというくだりなのだが、陸マイラーが陥り勝ちな、マイルを貯めるために買い物をしたり、人に奢ったりするという、本末転倒ぶりが現れていておかしかった。まっ、小生も決して人のことは言えないが。

眠るのをあきらめて、シートを起こすと、丁度ドリンクサービスタイムとなった。

周りの乗客とは違って、小生にだけ、”**様、いつもご登場ありがとうございます。”と名指して挨拶されて、最初にオーダーを受ける。小生はまだ、クリスタルだが、どうやらクラスJを利用した時には、名指しで挨拶してもらえることになっているようである。

小生は根が単純なので、多少なりとも特別扱いされると、素直に嬉しく思ってしまう。

関空へは10分遅れて到着ところで、当機は一体どこを飛んでいるのだろう? 少し、離陸が遅れたとはいえ、今朝は滞空時間が異様に長い。そして、大阪湾を4分の3周して東側から着陸する。モニター上には、連絡橋を走行する車や列車がはっきりと映し出される。

結局、到着は8時15分。定刻より10分遅れ。今朝は真面目に定刻に出発したのに。何かあったのだろうか??

おみやげの神戸チーズケーキ・美味!!先得の登場半券が貯まってきたので、ほんの思いつきで、関空のBLUESKYで家族への土産を購入する。神戸クリームチーズケーキ¥1,200也。うたい文句通りの農厚な味で、子供達にも大好評だった。

土産を鞄に詰め込むと、ちょっと急いで8時35分のラピードβの特急券を携帯予約する。キャンペーン期間3度目のラピードスーパーシート乗車なので、840ポイントとなり、次回はダダでスーパーシートに乗れることになった。

ラピードの車掌さんその後、仕事場を経由して昼過ぎに帰宅。今回で、JAL搭乗回数49回、いよいよリーチである。


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JAL1320便 羽田A滑走路に着陸!?

2006-12-10 21:10:00 | JAL
JAL1320便
復路:12月10日(日)
    →関西空港 :関空快速
関西空港→羽田空港 :JAL1320便
羽田空港→京王八王子:空港バス

運賃:¥780 +¥9,500(バーゲン)+¥1,700

金曜日に帰っても、結局は、休みの日、時間は直に経過してしまう。

今宵の翼は、JAL1320便である。

バーゲンチケット期間なので、これがベストチョイス。しかし、運賃こそ違えど、先週とまったく同じパターンである。なんか、通勤快速化してしまっているキライがある。さすがに、毎週、毎週、毎週同じ便に搭乗すると飽きてくる。

せっかく、関空から飛ぶのだから、便所の臭いが機内に充満するMD81ではなく、たまには、国際線仕様の機材を充ててもらいたいものである。もちろん、前方席はビジネスクラスが一般席の運賃で利用可能で。

と、妄想しても仕方が無い。

今宵は、珍しく関空快速で眠ってしまう。意識朦朧となって関西空港駅で下車。JRの緑の窓口に寄ってから、お馴染みのカードラウンジで喉を潤し、ANA側の出発口を経由して、KANKU CLUBのフライトポイント端末をタッチして、22番搭乗口へと向かう。

ルーチンである。コピーペーストで紀行文が仕上がってしまいそう。ブログを書く意味が無くなってしまう。

JAL1320便@関空搭乗開始は、20時50分。どうせ通路が混雑するのは目に見えているので、もっと早く搭乗させてはといつも思うのだが、JALは全くその気は無いらしい。

東京へ戻るCAさん2名を久々に発見。私服であっても、直ぐそれと分かってしまう。

相変わらず、荷物の収納に手間取り、当期は関空を5分遅れで出発。これもルーチンである。たまに遅れるならブログの題材になるのだが、こう、毎回毎回遅れるようだと、書いても面白みは無い。

ただ、今宵は、珍しく、キャプテンアナウンスがあった。”当機の羽田空港到着は定刻より5分遅れ、21時20分頃を予定しております”と詫びをいれるのだが、この分だと、実際の到着は22時25分になるのが通例である。つまり、小生の第1希望である、高尾方面のリムジンバスには、まず、間に合わないことが確実になった。これもルーチンである。

その他は、今宵は揺れも少なく、隣は♂だが真面目そうな若者であり、まぁ快適なフライトである。珍しく機内誌を読んでいるうちにいつの間にか着陸態勢に入り、あっという間に着陸する。時に21時10分。

JALの場合、ここからが、また、時間がかかるのである。なんせ、空港内をぐるぐる回って1タミへ向かうのだから。

羽田1タミしかし、意外や意外、今宵は、ものの数分で1タミに到着。あれっ?といぶかしがっている間に、ブリッジがセットされ、羽田到着。

21時15分。定刻である。

一瞬、何かのトラブルで2タミに着いたのか? まさか!? と思ってしまったが、隣にSKYの機材が泊まっている。たしかにここは1タミである。狐に摘まれたような気分になる。

どうやら、今宵はいつものC滑走路とは違うところに着陸したようである。恐らくA滑走路。でも、羽田空港、21時以降はC滑走路以外は使えないことになっていたはずでは???

22時30分発の八王子方面高尾行き空港バスとにかく、定刻に到着してくれたおかげで、焦ることなく、バスチケット売り場へ赴き京王八王子までのチケットを購入し、無事、22時30分発の空港バスを捕まえることができた。

バスは空いており、快適快適、おまけに、道路も空いており、日野バス停も通過したので、目的地京王八王子到着は23時25分。速い!

飽きるほど搭乗して、いつも到着が遅れるJAL1320便であるが、たまには、こんな番狂わせもある。

しかし、今だに、当機がなぜA滑走路?に着陸したのか気になって仕方が無い。もし、許されるのなら、いつもA滑走路に着陸すれば、出発の遅れもカバーできるはずなのに。

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定時運行&クラスJ2席占有で快適な旅

2006-12-08 20:58:00 | JAL
JAL1321便
往路:12月8日(金)
    →神田   :中央特快
神田  →浜松町  :山手線
浜松町 →羽田空港1:東京モノレール
羽田空港→関西空港 :JAL1321便(クラスJ)
関西空港→鳳    :関空快速
運賃:¥1,160+¥10,500(バーゲン)+¥780

12月は、2回もJALのバーゲンがある。今週はその1回目。やっぱり金曜日夜の関空行きのチケットが取れてしまった。しかし、夕方早くに会社を出ることができるかどうか、全く保証の限りではない。

案の定、突然、17時から会議を入れられてしまい、

ピンチ!


が、相手も忘年会があるとかで、18時には無事終了。

ほっと肩をなでおろす。

前もって帰郷準備をしておいたので、鞄にパソコンをつめこむや、速攻で退社。上司の目よりも、むしろ部下の目の方が気になる、今日この頃である。

最寄り駅までバスに乗車するが、なぜか道は空いている。遅れ気味の18時台中央特快に乗車、混んでいるが運良く立川で着席できる。

モノレール羽田1タミ駅神田で山手線に乗り換えて浜松町へ。空港からのモノレールは意外と混んでいるが、空港行きは空いている。

羽田1タミ到着は19時40分頃。まだ早い。18時台前半の中央特快に乗れば、20時台の便に辛うじて間に合いそうである。

夕食を仕入れてからチェックインし、南ウィングのゲートを潜る。今宵の空弁は、鹿児島地鶏幕の内弁当¥900也。ボリュームと言い内容と言い、空弁というよりは、駅弁に近い趣がある。

メインの鶏はやや甘めの味噌味で、2ピース入っている。決して不味いということは無いのだが、どちらかと言うと大味である。空腹で沢山食べたかったので美味しく頂いたが、もうちょっとお味にアクセントが欲しい。
鹿児島地鶏幕の内鹿児島地鶏幕の内
せっかく南から入ったので、南のカードラウンジに移動して、ニコチンを補給。既に時刻は20時15分。早く着いたつもりが、案外、時間の経過が早い。閉店までじっくり粘って、出発14番ゲートへ。

今宵の翼は、JAL1321便である。

JAL1321便@羽田いつもどおり、出発15分前から搭乗開始。今宵は明らかに乗客が少ない。さすが、バーゲンで乗客を集めるだけのことはある。需要予測の精度はかなり高いと見た。

出発5分前に、全員集合し、21時ちょっと前に出発。

全く期待していなかったが、小生の隣は空席であった。金曜夜の便でクラスJに空席があるのは珍しい。脚を遠慮なく斜めに擡げ、快適快適。

C滑走路を千葉県に向かって離陸する。天候もまぁまぁで、首都の夜景が綺麗に見える。やっぱり東京タワーが目立っている。

機内の様子リクライニングすると、睡魔がやってきそうになったが、直ぐにドリンクサービスがあるだろうと踏んだので、我慢して起きている。

当便クラスJのドリンクサービスは、前から順番に...という訳ではなく、座席をいくつかのブロックに区切って、そのブロック内で、ステイタスの高い乗客から順番に行うようである。クリスタルの小生は2番目。今宵も、名前を呼ばれてしまって、ちょっと照れてしまった。

殆ど、揺れもなく、関西空港には定刻よりかなり早く21時10分に到着。上出来である。

忘れずに、フライトポイント端末をタッチして、またまたアンケートに答えて、ボーナスポイントを頂く。まだまだ普及度合いが低いが、もし、爆発的に普及したら、たった2台の端末だと捌ききれないだろう。

いつもの22時30分の関空快速に乗車。もちろん、余裕で一人掛けに着席して、車内で紀行文をしたためている。

自宅到着は23時15分。今年47回目の搭乗。今宵は先週とは打って変わって、超快適な帰郷の旅を楽しめた。

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意外な展開

2006-12-03 21:15:00 | JAL
JAL1320便
復路:12月3日(日)
    →関西空港 :関空快速
関西空港→羽田空港 :JAL1320便
羽田空港→京王八王子:空港バス

運賃:¥780 +¥11,150+¥1,700

帰郷したからと言って、何か特別な行事がある訳では無い。

だが、家族の顔を直に見るだけでも。帰る値打ちはあると思っている。当の家族はどのように思っているかは分からないが。

阪和線普通列車だから、日曜日の夜は寂しい。寂しさを紛らわすために、帰京準備はぎりぎりまで延ばすようにしている。バタバタで寂しさは吹き飛んでしまうから。

しかし、JAL1320便に搭乗するためには、19時30分には自宅を発たないといけない。ちょっと早すぎるのが不満ではあるが、この便しか選択の余地は無いのだから仕方は無い。

関空快速今宵も、鳳発19時48分の関空快速で関空まで。関空では、訳あってみどりの窓口に立ち寄る。

その後、カードラウンジ、ANA側の出発口を経由して、22番搭乗口へ。もちろん、KANKU CLUBのフライトポイントタッチも忘れない。交通調査風のアンケートに答えるとボーナスポイントが貰え、既に、22P(=550マイル相当)を取得している。タッチして、質問に答えるだけなので、ネットマイルやGポイントといった、ネットのポイントプログラムよりは余程効率は良い。

関西空港今宵の翼はJAL1320便である。

このJAL1320便、10月以降はMD-81という小型機で運行されているものだから、いつも満席に近い。今宵はいつもの手際の悪さに加えて、機材の到着遅れのため、搭乗開始5分、出発が10分も遅れた。これで、22時30分の空港バスで八王子へ戻る願いは絶たれてしまった。

いつものように、前方2人掛席の通路側を確保しているが、出発が10分も遅れたら、あまり意味はなさないだろう。往路とは違って、隣席には非常にマナーの良い乗客が座ってくれたのが、幸いと言えば幸いではあったのだが。

JAL1320便地上は、かなり強い季節風が吹いていたが、案外、上空は穏やかだったのかも知れない。ベルトサインが消えると揺れは治まったので、PDAを取り出して紀行文作成を開始する。

ドリンクサービスでは、久しぶりにスカイタイムを所望。たまに飲むと美味しく感じる。

そして、着陸前のベルトサイン点灯後、少しの揺れを感じながら軽く眠る。

15分くらい眠っただろうか、着陸の衝撃で目が覚めた。時計を見ると、まだ22時12分である。意外と早い。10分遅れて出発し、この時刻に着陸するということは、気流の影響で、普段より速度が出たためか?

これなら、ひょっとして、空港バスに間に合うかも。と、期待が膨らむ。

着陸しても、地上を延々走行して、1タミへ向かうのだが、遅れは5分程度、22時20分には到着できそうな気配である。

そして、予想通り、20分に扉が開く。3番目に脱出して、バスチケット売場目がけて、ひたすらダッシュ。行く手を遮る者は何も無いので、走りやすい。

と思いきや、途中、歩道でCAさん達に遭遇。

小生が必死の形相で、駆けていたものだから、彼女たちも思わず路を譲ってくれたみたいである。しかし、大体、小生が羽田マラソンをしないといけないのも、あなた方の会社が責任の一端を担っているのだから、路を譲られてもそれほど申し訳ない気はしない。

なんとか、22時25分頃には、チケット売場に到着し、京王八王子までのバスチケットを購入。

しかし、チケット売場のお姉さんの前で、久しぶりにハァハァしてしまった自分がちょっと恥ずかしい。

そこからは、足早に4番乗り場へ。無事22時30分発高尾行きの最終バスに間に合った。

空港バスから見た東京タワーバスは空いており余裕で2席を占有。しかし、流れ出る汗が止まらない。ようやく落ち着いてきたのは、東京タワーが見えだしたあたり。夜景が綺麗である。しんどかったが、走った甲斐はあったことを実感した。

首都高、中央道とも車の流れは極めて速く、バスは、23時30分に京王八王子に到着。自宅を発ってから、たった4時間である。やっぱり、バスは楽で良い。

関空出発が遅れた段階で、午前様を覚悟していたのだが、偶には、このような意外な展開もあるものである。

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今日からクリスタル

2006-12-01 21:05:00 | JAL
ようやく届いたJMBクリスタルカード
往路:12月1日(金)
    →神田   :中央線快速
神田  →浜松町  :山手線
浜松町 →羽田空港1:東京モノレール
羽田空港→関西空港 :JAL1321便
関西空港→鳳    :関空快速
運賃:¥1,160+¥13,150+¥780

今日から、師走。

忙しさが加速していくが、せいぜいマメに帰省して、年末までには50回の搭乗を果たしたい。

そういえば、10月中に30回の搭乗をはたしたので、翌々月の12月、つまり今日から、ようやくクリスタル資格保有者となった。

昨夜JALのWEBを見ていたら、24時を境にカードの表示が変わった。たったそれだけのことだが、なんとなく嬉しい。多分、今頃自宅にはカードが届けられているはず。1ヶ月の猶予があるのだから、もっと早くカードを届けてもらいたいものである。

小生は、酒がダメなので、クリスタルになったからと言って、わざわざ1000マイルを減算してまで、さくらラウンジを利用しようとは思わない。飲み物だけなら、カードラウンジもある。ただ、最終便まで開いているゲート内のラウンジは魅力的に思える。が、来年、サファイヤカードが来てからのお楽しみに取っておきたい。

今週末は、小学校の用事があるとかで、できれば金曜日に帰ってきてほしいという嫁さんのリクエストに応えて、土曜日朝帰りの予定を変更。何とか、JAL1320便の先得を押さえたが、金曜日の夜は先得でも高い。

これで、万一、金曜日の夕方に会議でも入ったら、非常に厳しい状況に陥るのであるが、うまくかわして帰郷の旅に出る。日が落ちるのが早くなったので、だれかに見られることも少ないし...。

中央線は、立川から着席、中野まで記憶を失う。久しぶりに中央線で爆睡である。

下り線が、阿佐ヶ谷でトラブル発生し、その影響で四ッ谷で列車はストップ。幸い5分後に運行開始されたが、さすが中央線、やってくれる。

神田でガラガラの山手線に乗って、浜松町でモノレールに乗り換え。以前、NHKで紹介されていた、浜松町名物、着せ替え小便小僧を初めて見た。数十年に渡って地元の主婦が維持しているらしい。場所は、品川方面ホームの先頭付近。何度も通っていながらまったく存在に気付かなかった。

羽田でチェックインした後、喉が乾いたので、先ずゲート外のカードラウンジに立ち寄る。閉店の20時まであと10分しか無く、受付で、ゲート内カードラウンジを勧められたが、かまうことなく入室し、ワンドリンク、ニコチン1本で直ぐに退室する。

セキュリティチェックの後に、BLUESKYで夕食を購入。空弁・番屋棒鮨 鰊数の子親子マリネ¥980也。以前、このシリーズの鰊甘露煮しのだ巻を食した時には値段の割には期待はずれであった。

今回は箸も付いているし、飯も綺麗に切れているのは良いのだが、何分、酢が強すぎる。機内で食するとちょっと顰蹙を買うかも知れない。おまけに味も、酢でかき消されており訳が分からない。結局、発売元株式会社エンリッチMA1 番屋棒鮨シリーズは2つとも外れ。新シリーズが出ても購入することは決してないだろう。

食後のコーヒーを求めて、今度は、ゲート内カードラウンジに入店する。ここも、終了15分前である。とりあえず、コーヒーを一杯飲んで14番ゲートへと向かう。

出発までいつもの13番ゲートのベンチで紀行文を書いて過ごす。後で考えたら、マッサージチェアでも試しておけば良かったか。

今宵の翼はJAL1321便である。先得でも金曜日は運賃は高い。しかも満席である。

当機は遅刻した乗客1名を待って、約5分遅れて出発する。

遅刻した者は、ドリーム号かムーンライトながらか、寝台急行銀河で大阪まで送り込むという訳にはいかないものか? もちろん自己責任で。切符の手配くらいはJALが世話をしてやっても良いと思う。乗車方法に関しては、小生のブログの関連記事をプリントアウトして渡してもOKとする>JALさん。

今宵の隣客も、どうもたちが悪い。センターアームレストを占領して、小生も方まで平気で侵入してくる。オッサン、座席は譲り合ってつかうものだぞ。会社の肘掛け椅子に腰掛けているのと勘違いしているのではないか? 何度か、押し返してやったが、それでも平気で、侵入してくるものだから、座席ポケットの雑誌を勢いよく取る振りをして、飛び出した肘を思いっきりはねのけてやった。

最近、こういう手合いが多い。そんなに窮屈ならクラスJに座ったらどうか。クラスJが満席でも、のぞみのグリーン車なら空いているだろう。

もっとも、女性なら、小生も一向に気にはならないのだが、大体、女性が、境界を超えて接触を求めてくることなどまずありえない。

中央線でも結構眠ったのであるが、昨夜の睡眠不足も手伝ってまだ眠い。イヤホンを耳栓の代わりにして、足を伸ばして軽く眠ることにする。今宵は気流が非常に穏やかである。眠れなくとも、目を閉じていると疲れが癒される。

高度がかなり下がり、まもなく着陸という頃になっても、前方のスクリーンには、関空がなかなか現れない。どうやら、大阪湾上空を旋回しているようである。遅刻したおかげで、なかなか着陸許可が出ないのか? 羽田とは比べようも無いが、夜の関空上空も案外混雑しているのかも知れない。

関空到着は、22時27分。なんとも中途半端な時刻に到着したものである。思いっきりダッシュすれば、30分の関空快速も捕まえることは不可能ではないが、多分、一つ前のJAL1319便の乗客で一人掛席は埋まっているだろうから、次の52分で帰宅することにした。

出口手前のフライトポイント端末でカードをタッチすると、またまた、アンケートの画面が表れた。ボーナスポイントゲットである。

52分の関空快速は空いており、余裕で1人掛席に着席。まったり、ゆったりとした気分で23時30分頃帰宅する。たとえ運賃が高くても、横に変な輩が来ても、やっぱり、金曜日の夜に帰るとリラックスできる。

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