東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

この1年

2007-12-28 20:58:00 | JAL
JAL189便@羽田
往路:12月28日(金)
    →神田  :中央線快速
神田  →浜松町 :山手線
浜松町 →羽田空港:東京モノレール
羽田空港→関西空港:JAL189便(J)
関西空港→    :関空快速
運賃:¥690+¥470+¥15,100+¥780

航空運賃が高いこの時期。ムーンライトながらで帰郷するのが恒例であった。

しかし、今年は下手をすると、青春18きっぷが余ってしまいそうな気配だったのと、翌日の予定の都合で、羽田から大阪へと向かうことにする。

会社での納会を終え、年の瀬の挨拶もそこそこに、中央線電車に乗り込む。今朝、武蔵小金井付近で沿線火事があり、ダイヤが乱れていた中央線であるが、流石に、夕方になるとダイヤは正常に戻っていた。

普段の夕方と違って、空いている中央線新型電車は意外と快適である。車内では、書き貯めていた紀行文の仕上げに余念が無い。

神田神田で山手線に乗り換える。何時もと少し違って、どことなく年の瀬の風情が漂っている。大きな荷物やお土産を抱えた人が多い。いつもの習慣で神田で降りてしまったが、折角なので、東京で乗り換えても良かったか。

東京駅構内を通過することで、少しは旅の気分に浸れることもあるから。

東京モノレール浜松町でモノレールに乗車する。

偶々、快速が無い時間帯だったが、そのお陰で少しは混雑は緩和されていた気がする。紀行文を書き上げているとあっという間に1タミに到着してしまった。

数日前から咳が酷いので、空港の薬店で咳止めを購入。1タミでもEdyが使えたので助かった。最近、1タミでもEdyが使える店が多くなってきたのだが、JALWAONと提携するとこの構図も変化するのだろうか?

海老玉丼夕食は新大和で海老玉丼。

恐らく、来年以降、ここを訪れることは極めて少なくなるだろう。と思うと、少しは感慨深げになる。今宵の海老玉丼は心なしか汁ダクである。

出発まで時間は充分あるので、年末の羽田空港を探訪する。流石に、何時もと違って人が多いが、思ったほど混雑はしていない。本格的な帰省ラッシュは明日からだろうか。そう言えば、本日は先得の設定はあるが(運賃は非常に高いが)、明日朝からは先得の設定は無い。
1タミの様子

保安検査場を抜けて、サクララウンジへ入場。

そう言えば、夜の20時にサクララウンジへ入るのは初めてだった様な気がする。年末だしさぞかし混雑しているだろうと予測していたのだが、豈に図らんや、ガラガラである。

これだけ空いていたら、サクララウンジも値打ちがある。だれも居ないビジネスコーナーで、作業に集中できる。
ガラガラのサクララウンジ
JAL189便

今宵の翼はJAL189便である。

20時45分頃、搭乗案内が流れてきて、ラウンジを退出。搭乗口は15番なのでサクラからは至近距離。

丁度良いタイミングだったので、ブリッジでの渋滞は無い。今宵のクラスJは満席である。一般席の方も前の方はほぼ一杯の様子。さすが年末だけの事はある。

最近のJAL189便にはAB6が充当されているが、この機材の場合は、B席(通路側)の足下にも荷物が置ける。B767の場合は、通路側席の足下には支柱があって荷物は置けないのだが。

当機は定刻少し前に出発。

今宵は低気圧&前線の影響で揺れが予想され、ベルトサインが消えるのは10分間だけ、今宵は飲み物サービスも中止との事。

日頃の激務?でかなり疲れているはずなのだが、相変わらず眠れないのはどうしたものか? 何となく睡魔がやってきては去っていく、やってきては去っていくの繰り返しで、揺れながら上昇していく。

時折、事前アナウンス通りの激しい揺れに見まわれる。これ程揺れたのは久しぶりと思う。

予定通り10分間だけベルトサインが消える。事前アナウンスとは違って、クラスJには冷たい飲み物のサービスがあった。但し、眠っていた人に貼るお休みシールは省略。もちろん時間の都合で名指しの挨拶も省略。

下降中もかなり揺れると思っていたが、思ったよりも静か。関西方面の天候は安定しているのかも知れない。

そして、当機は、定刻より10分早く21時10分に関空に到着。同時刻に羽田を出発したANA975便は、まだ関空には到着していないようである。

ICラリー端末とフライトポイント端末には忘れずタッチ。フライトポイントは、既に100ポイントを超えた。2500マイル分である。タッチするたびに4ポイント=100マイル貰えるのだから、塵も積もれば...。

JRの駅に行くと、女子駅員がハンドマイクで盛んに何かを案内している様子だったので、ひょっとすると、鉄道が不通か?? と一瞬、不安がよぎったが、実は、空港のGHさんよろしく、”はるかにご乗車の方おられませんかぁ~、最終はるか、まもなく出発しまぁ~すっ!”とハンドマイクでしきりに案内しているのであった。
JR関西空港駅

はるかはるかは、手を挙げたら待ってくれるのだろうか? また、遅れそうな乗客がいたら一緒に走ってくれるのだろうか? なんとも不思議な光景である。

首尾良く、22時32分発の関空快速の一人掛け席を確保して再び紀行文の作成を行う。そのうち、ANA975便やその他国際線で到着した乗客で、関空快速は次第に混雑していき、発車の頃にはほぼ100%の乗車率になる。

関空快速に乗車現在の5両編成でもこの有様なので、来年春のダイヤ改正で4両になってしまうと、週末の混雑は酷くなるだろう。

途中、小雨の中を走っていたが、到着駅に着く頃には丁度雨は止んでいた。自宅到着は23時10分。今年の旅も今宵でお終いである。


この1年、JAL59回(内2回は特典航空券)、ANA58回(内2回は特典航空券)自分でも呆れる程、飛行機に乗った。

来年、どうするか? まだまだ答えは出せていないが、ともあれ、JALさん、ANAさん、そしてJRさん色々とお世話になりました。来年もどうか、安全運航(運行)でお願いいたします。

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クリスマスイブの夜に

2007-12-24 21:10:00 | JAL
関空のクリスマスツリー
復路:12月24日(月)
     →関西空港 :関空/紀州路快速
関西空港 →羽田空港 :JAL192便(特典J)
羽田空港 →聖蹟桜ヶ丘:空港バス
聖蹟桜ヶ丘→京王八O子:京王八O子行き急行
運賃:運賃:¥780+¥1,000+¥1,500+¥160

11月の3連休に利用した特典航空券の片割れを利用して帰郷する。

特典航空券は2行程セットであるが、必ずしも往復である必要は無い。このように片道2セットでもOKである。3連休の最終日なんて先得の設定は無いから、マイルやフライオンポイントに拘らなければ特典航空券はお得と思う。

特典航空券で押さえているのはJAL194便。羽田への最終便である。特典航空券を予約した時期が遅かったので、この便しか取れなかった。

前回、伊丹発の便で散々な目に遭ったので、今回は早い目に関空に行って、一つ早いJAL192便への変更にチャレンジする。

和泉府中までは各駅停車でうまく行くかどうかは保障の限りでは無いが、ダメで元々。

クリスマスイブというのに子供達は塾通いで帰宅が遅いため、クリスマスケーキをお昼に食べ、夕食は別々に。それならばと、普段よりかなり早く自宅を出発することにした。少しでも空席待ちの順位や確率を上げるために。

いつもと違うパターンで関空へ。和泉府中で捕まえたのは関空紀州路快速で、後ろ3両が関空行き。

因みに、来年春のダイヤ改正で、関空紀州路快速は4+4編成になるらしい。時々、3両編成で激混の関空快速に出くわすことがあったが、少しは改善されることを期待したい。一方で、和歌山行きは5両でも混雑しているのが常なので、日根野止まりの快速を和歌山まで延ばすとかしてもらいたいものである。
クリスマスツリー

関空に到着後、まずはJALのカウンターに飛び込む。JGCカウンターに並んでいる人は皆無で、カウンター嬢も手持ちぶさたなご様子。

まずは、特典航空券の発券をお願いして、その後、メモ用紙を渡して、”この順番で変更をお願いします”とお願いした。

メモ用紙には、192J→192Y→194J と記載しておいた。

なぜか、カウンター嬢は(よくぞまぁ、準備周到な事。とでも言いたげに)微笑んで、”お調べいたしますので暫くお待ち下さい”と言って、キーボードを操作して、意外にも、

”192便のJ席に空席がございます。窓側、通路側いずれになさいますか?”との答えが返ってきた。やはり、早めに家を出ただけのことはあった。

クレジットカードでクラスJ料金を決済し、無事、変更&アップグレード成功。クラスJ特典航空券なら、+2000マイル必要であるが、アップグレードなら何時もの通り+¥1000で可能。

時刻は19時50分。JAL192便の搭乗開始まで1時間もあるので、例によって、蓬莱で肉シュウマイ6個入り¥390を購入。誰も居ないお気に入りのベンチに腰掛けて頂くことにする。混雑するラウンジよりもこちらの方が快適かもしれない。
JALカウンターに向こうにある、誰も居ないベンチに腰掛けて、シュウマイを食べる。向こうに見えるのは郵便局年賀状を投函

その後、ポストに年賀状を投函して、カードラウンジ比叡に寄る。

気分を変えて、比叡に入るここで、おつまみ少々と食後の飲み物とニコチンを補給して、20時40分頃にANA側の保安検査場を通過。ANAの搭乗システムが変更されたが、紙の搭乗券を持っているので、特に問題は無し。

ICラリータッチとフライトポイントタッチを済ませて、ぶらぶらと、JAL側まで歩いていって、やっぱりサクララウンジに入る。

別にアルコールを補給するでも無し、もう10分もすれば、搭乗開始となるので、ロビーで待っていても,,,と思うのだが、入らないと損した気分になるのは、貧乏根性が染みついているせいだろうか?

珈琲を頂いて、直ぐに退散する。

今宵の翼はJAL192便である。先週までのB767に変わって、小型機MD90が充当されている。一方で、クラスJの席数が増えているのは何とも奇妙な気がする。

また、使用機材がMD91であるためか、搭乗口が22番(サクララウンジの近く)になっている。B767の時には決まって26番ゲートであるのだが。

小型機のくせに、後方座席からの優先搭乗をやらないので、ブリッジの渋滞が長い。一時、DPメンバーの優先搭乗を始めた頃は、ANAのような後方座席優先搭乗を行っていたが、そう言えば、最近はそのような気配は無い。

ひょっとして、DPで無いJGCメンバーからクレームでもあったのだろうか??

とにかく、満席の小型機材のため、搭乗時にかなり混乱している。定時出発の妨げになるのであれば、やはり、ANAのように後方座席優先搭乗は実施するべきだろう。もしJGCから文句が出るのであれば、JGCは後方座席と同じタイミングで搭乗させれば良いだけではないか?

出発は、定刻3分遅れ。
JAL192便は、MD90で運行

動き出してからは、目を閉じて、頭を休めることにする。何となく、半分眠っているような起きているような状態で暫く過ごし、ドリンクサービスで本能的に目を覚ます。ラウンジを2カ所も立ち寄ったので、飲み物はもう要らないのだが、それでも一応冷たいお茶を貰い、その後も、先程と同じような状態で過ごす。

この分だと、到着は遅れるなと思っていたが、予想通り、到着時刻になってもまだ東京湾の上空に居る。192便が小型機で運航される時には、遅れる場合が多いのは、搭乗時の混雑も一因だろう。

当機はA滑走路に着陸。右手に赤い文字が見えている。ANA側のC滑走路で無かっただけまだマシである。到着は22時25分。19番に到着。今更急いでも仕方が無いので、ゆっくりと降りて、ICラリー端末をタッチして、聖蹟桜ヶ丘までのバスチケットを購入する。

東京タワーこのバスは混んでいる事が多いのだが、予想に反して、今宵は空いており、乗車率は30%程度。前後左右とも空席で非常に快適。高速では工事も無く、非常に順調に車は流れており、定刻よりかなり早く聖蹟桜ヶ丘駅に到着。おまけに丁度良いタイミングで京王八王子行きに乗り継げた。

京王八O子到着は23時47分。乗り損ねた高尾行きのバスより10分程度遅くなっただけである。

クリスマスイブの夜。クラスJへのアップグレードも成功したし、バスも意外と快適だったし、旅の恵みを実感した聖夜であった。

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久々の新幹線、初めてのN700系

2007-12-21 06:18:00 | 新幹線
往路:12月21日(金)
八王子 →新横浜:横浜線普通
新横浜 →京都 :のぞみ1号(EX早得グリーン)
京都  →
運賃:¥380+¥13,160

今年最後の大阪への出張は、3連休前の週末となった。

エクスプレス早得グリーン券今年を振り返って、ANAJALも飽きるほど乗って、実際飽きてきた。これ以上乗った所で、少しばかりのマイルが貯まる位の効果しかないので、今回くらいは、久しぶりにのぞみに乗ってみたくなってきた。どうせ乗るのならN700系、どうせ乗るならグリーン車である。

とは言っても、EXPRESS料金とは言え、グリーン料金をまともに払ってのるつもりなど、更々無い。

と、すれば、手は一つ。EXPRESS早得を利用するしかない。のぞみ1号 新横浜06時18分発はN700、これで決まりである。

八O子駅横浜線ホームのぞみ1号に乗るためには、八王子05時15分発の横浜線列車に乗車する必要がある。4時30分発の空港バスに比べると少しはマシだが、それでも夜中に発つのは辛い。

早足で駅に向かって、体を内側から温める。

JR八O子駅到着は5時10分。EXPRESS早得は、横浜市内発の乗車券とセットなので、八O子→長津田間のきっぷを買って、そそくさと電車に乗り込む。平日とは言え、冬の早朝、流石に空いている。

やはり、横浜線は暖房の利きが悪い。駅に着くたびに扉からの風で震え上がるので、コートで全身をカバーして、悴む手を暖めながらPCで仕事の準備をする。時折、睡魔が襲うのだが、ここで眠ってしまうと新幹線で眠れないし、第一、風邪をひいてしまいそうである。

新幹線乗り換え口次第に増える乗客の人いきれで、車内が暖まった頃に、新横浜到着。時刻は丁度6時。

ここで乗り換える多くの人の波に乗って、新幹線改札へと向かう。が、...なんと、駅構内が綺麗に改装されている。

但し、それほど、劇的に変わった訳では無い。待合い室内にあった弁当屋が外に出ている。そして、待合室は相変わらず狭い。6時過ぎでこの混雑ぶりである。

折角、改装するなら、のぞみ停車駅らしく、待合室を拡げるべきだろう。まぁ、労せず益が入ってくる田舎の大企業、JR東海の知恵はこの程度と言うことか。

狭い待合い室に空席を見つけて腰を下ろし、持参したスーパー(で昨夜購入した)弁当で朝食を済ませる。
のぞみ1号到着のアナウンスでホームに昇る。いよいよN700初体験である。と、言っても東京-大阪を毎週往復しているくせに旧700系ですら数えるほどしか乗ったことが無い。小生の異常行動を如実に物語っている?

齢を重ねても、初体験はワクワクするものだが、乗車した第一印象は、”落ち着いた雰囲気”という、一言に尽きる。特に、やや暗めの照明の影響が大きい。

それと、少し驚いたのは、朝2番ののぞみにもかかわらず、グリーン車の乗車率は高い。空席は数える程しか無い。と、言うことは一般席は推して知るべし。金曜日ということも一因かも知れないが。

幸い、小生の隣は空席だったので、少なくとも次の名古屋までは気兼ねなく過ごすことができる。
N700車内

N700のグリーン席。実の所、小生、旧700系のグリーン席は未体験なので、N700になってどうこう、と言うことは出来ないため、以下、300系グリーン席との比較なのだが、センターアームに埋め込まれたコンソールは航空機を真似たものだろう。
シートシート

その他、座席やフットレストといった機構は、一昔前の300系とそれほど大きくは変わっていないと思う。ただ、フットレストの位置が、高くなっているのは、小生の好みなのだが、従来同様、前席の下が詰まっているのはなんとかして欲しい。寝そべったまま、思いっきり伸びをすることが出来ない。それと、300系に比べて明らかに座面が堅い


座って仕事をする分には丁度良い堅さだと思うが、出張の疲れを癒すには堅すぎる。航空機で言うと、JALのスカイラックスシートと似たような堅さである。

尤も座席幅は、スカイラックスシートの方が断然広い。
コンソールフットレスト

とにかく、この程度の座席なら、正規運賃でグリーン車など乗る気など全くしない。EXPRESS早得なら、まぁ許せる範囲かな。と思う。

発車して、程なく、車掌さん(J○Lとは比べ物にならないくらい、高品質?なお姉さま)がやってきたので、慌ててきっぷを取り出そうとするが、何の事は無い。紙おしぼりを持ってきてくれただけであった。

たしか、紙おしぼりは車内販売のお姉さまが配っているものと思っていたのだが。

そして、トンネルをいくつか抜けたあたりで、同じお姉さまが、今度は検札にやってきた。物腰が非常に柔らかく、従来の車掌とはエライ違いである。この辺は流石にJR東海も良く研究している。のぞみ1号は博多行きだが、東京-九州間は、航空機に大きく水を空けられているから。

座席をリクライニングして、アイマスクと耳栓、そしてコートを纏い、漸く睡眠体制に入ろうとするが、ふと、外を見ると、綺麗に晴れた空に、富士山が見え隠れしている。眠るのを待って、暫しの間、車窓を眺めることにした。

トンネルを抜けるたびに、富士山が大きく見えるようになる。やはり、富士山は地上から見上げる姿が一番美しい。これだけは、どう転んでも新幹線の勝ちである。
富士山

その後、ウトウトと、名古屋まで過ごして、名古屋発車後は完全に熟睡。携帯のバイブレータで目が覚めると、既に大津付近まで来ていた。

航空機だと、本格的に眠る前に着陸してしまうのが常だが、乗車時間が長い新幹線だと、”2時間あるから丁度良い”のである。東京-大阪間だと、この点も航空機は叶わない。

京都到着そして、京都に到着。

N700グリーン席、程々に満足してのぞみから降りる。ホームでニコチン補給を済ませて、快速に乗り換えて在阪の事業場へ。まだ、8時過ぎなので、この分だと9時頃には出社できる。ここは航空機と引き分けか。

N700のぞみ、JALのFクラス。両者とも2007年のキーワードである。12月に入って両方を体験できた。

言うまでも無くサービスの差は比較にはならない。にもかかわらず、のぞみグリーン正規運賃≒Fクラス最安運賃と考えると、JR東海の殿様商売ぶりが見えてくる。

N700と言ったところで、さほど斬新性は無い。JALのFクラスに比べると、グリーン車もまぁこの程度かという感が否めない。例え、地上からの富士山が美しく映えても、座席で熟睡出来たとしても、余程の事が無い限り、来年も、新幹線を頻繁に利用することは無いと思う。

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晴れた冬の朝の絶景紀行

2007-12-15 06:40:00 | JAL
往路:12月15日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J)
関西空港 →     :関空快速天王寺行き
運賃:¥1,700+¥11,100+¥780

羽田1タミのクリスマスツリー忘年会明けの朝、早起きして帰郷の旅へ出る。

例年だと、このシーズンは、青春18きっぷとムーンライトながらの組み合わせとなるべき所ではあるが、最近、どうも夜行列車で寝付きが悪く、今シーズンは敬遠することにした。

いつもの、朝一番の空港バスで羽田まで。

フライドエッグセット@ルシエール睡眠薬を服用していないため、当然のように眠れない。羽田到着は5時35分。いつもより若干早めに到着した。チェックインとICラリー端末のタッチを済ませて、ルシエールの前で開店を待つ。クリスマスツリーがなかなか見事である。

6時丁度に店に入り、早速、フライドエッグセットを注文。このメニューは最初で最後になるだろう。

保安検査場を抜けたのは、6時25分頃。その足でサクララウンジを訪問するも、トマトジュースを一杯飲んだだけで、そそくさと退場する。既に、JAL173便の搭乗は始まっているはず。

20番搭乗口ファイナルコールが聞こえる頃に、20番搭乗口にたどり着くが、既に、人影は疎らである。とは言っても、丁度出発10分前なので、たいして気にとめない。

JAL173便、今朝は、久しぶりに窓側を予約している。天気が良さそうなので、機上の風景を楽しみにしている。

出発して程なく、目映いばかりの陽の光が射し込んできた。

ご来光である。流石に、写真は撮れないので、記憶に留める事にする。それにしても、日の出が遅くなった。冬の晴れた朝である。

離陸して、高度をぐんぐん上げるに従って、視界が広がる。
朝靄の向こうに、オレンジ色の輝きが見えた。富士山、所謂赤富士という色をしている富士山が見えた。丁度、タイミング良くベルトサインが消えたので、早速、撮影を開始する。

昨夜、かなりの降雪があったようで、南側斜面に白い領域が目立つ。

見事な景色は、言葉では表しようが無い。せめて、画像で記録したいものであるが、自分の目で見て記憶に留めるに勝るものは無い。
富士山が去ってからは、中部地方の海岸線に沿って、興味深い光景が展開される。遠景が畳み込まれるので、地図とはまた違った輪郭が浮かび上がるのである。
知多半島とセントレア

紀伊半島上空は、雲が多かったが、それでも、雲の切れ目から、紀ノ川の流れが確認された。そして、遠景に大阪湾が浮かぶ。よくよく見ると、到着地の関西空港もかすかに見える。
紀ノ川の流れ
向こうに大阪湾が見える
大阪湾
関西空港

そして、和歌山上空に棚引く、雲の層に突入し、1時間の絶景紀行は終了する。

定刻に関空に到着、再び地上の人となる。

眠りを忘れるほどの絶景に、満足し、ロビーで朝日のシャワーを浴びる。研ぎ澄まされた冬の太陽であるが、どことなく不思議な優しさを感じた。
JAL173便@関西空港

その足で、帰宅するのが少し勿体なく、ラウンジ比叡で一服し、夢心地で一本遅い関空快速で家路についた。
到着口のフライトポイント端末の位置が変変更されたカードラウンジ比叡で一服

晴れた冬の朝の絶景紀行。たまにはこんな旅があっても良い。

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いつもの翼JAL192便

2007-12-09 21:05:00 | JAL
JAL192便@関空
復路:12月09日(日)
     →関西空港 :関空快速
関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J)
羽田空港 →京王八O丘:空港バス
運賃:¥780+¥13,000+¥1,700

往路でも述べたが、今週末はバーゲンチケットをとり損なってしまった。

いつもより遅いJAL194便のY席や、昼下がり出発する伊丹便なら不可能では無かったのだが、何分、種別AではクラスJ空席待ちは保証の限りでは無い。

一方、バーゲンより早く先行予約した先得ではJAL192便のクラスJは確保出来ている。運賃は、先得の方が¥2,000高いのだが、確実な方を選ぶことにした。

ガラガラの関空快速。黒いのは小生の足。お行儀悪くて申し訳ありません。いつもの関空快速に乗車。

一応、全行程着席可能。相変わらず空いているので助かる。

関西空港駅に到着。最近は、殆ど見向きもしなくなったJ-WESTポイントが、最近、5000Pointに達したので忘れないうちにSMART-ICOCAにチャージしておく。これで、来年3月末に失効するポイントの対策は完了した。

チェックインの後に、サクララウンジに入室。いつもながら混雑している。次の機会には、20時40分までカードラウンジ比叡→保安検査場→サクララウンジというコースを一度試してみたい。但し、この場合、恐らくおつまみは食いはぐれるだろう。

混んでいる時は、大抵そうなのだが、20時45分頃におつまみが無くなってしまう。今宵もこんな感じ。JAL192便の乗客が行ってしまった後、次のJAL194便の乗客のためにもう一度補充するようではあるが。
関空サクララウンジのドリンクバー。さきほどまで沢山あったJALおつまみは何処へ消えた??

20時50分過ぎに、ラウンジを出て、26番搭乗口へ向かう。今宵もクラスJ空席待ち当選は種別Sの一人だけ。種別Sでも外れた人が居ると思われるので、現実は厳しい。

搭乗列は既に見えなくなっていたので、少し急いでゲートを潜るが、何のことは無い。ブリッジ内ではまだ渋滞が少しだけ残っていた。

今宵の翼は、いつものJAL192便である。

JAL192便@関空当機は定刻に関空を出発。

”皆様、こんばんは、そして、おかえりなさいませというアナウンスがあって、あぁ、ここは国際空港なのだなということを再認識した。そして、離陸に向けてタキシング中に、いきなりCPさんからご挨拶があった。どうやら、JGCメンバー以上には挨拶してまわっているようである。

若干の揺れがあるが、まぁ、大したことは無い。離陸後は少し目を休めて、その後、パソコンを取り出して紀行文作成に勤しむ。慣れている機材、慣れている座席だとマンネリ化する反面、こういった作業は捗る。

特に揺れもなく、飛行は順調だったが、結局、到着は5分遅れの22時20分。北の20番スポットに到着。微妙な時間帯である。

降機するや、人を掻き分けて久々の羽田マラソンである。別に走らなくても間に合うと思うのだが、走らないとちょっと不安である。

聖蹟桜ヶ丘行きのバスでも悪くは無いのだが、京王八O子行きのバスの方が空いており、かつ帰宅時刻が20~30分近く早くなるので、間に合うのなら、息を切らしてでもこのバスを捕まえたい。

出口を出て、真っ直ぐ走って、ICラリ-端末にタッチする。そして再びバスチケットカウンターに向けて走り出す。そして、無事チケットを購入。まだ、5分ある。

とりあえず、間に合った。

後は、バスに乗り込んで、一路八O子まで。予想通り、高尾行きはガラガラで、余裕で2席占有状態。ゆったりできて快適快適。

道路が空いていたこともあり、なんと55分で京王八O子に到着。羽田でマラソンした甲斐があったというものである。お陰で、23時50分頃には帰宅。これだけ順調に行ったのは久しぶりである。

いつもの翼JAL192便。偶には、別の手段で帰京したいと思うが、翌日の仕事を考慮すると、なんだかんだで、結局、帰京はこの便になってしまう。

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ファーストクラス 東京→大阪 最高級の旅

2007-12-08 05:30:00 | JAL
往路:12月8日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →伊丹空港 :JAL1**便(F)
伊丹空港 →あべの橋 :空港バス
天王寺  →     :阪和線快速
運賃:¥1,700+¥11,100+¥7,000+¥830

今週は、バーゲンチケットを予約している。

2ヶ月ちょっと前、先行予約の時は偶々会議中で、適当な便を予約する事が出来なかった。流石に、自分が報告している最中に内職することは不可能である。

昼休みに予約画面を開いた時には、既に、いつもの便は×。仕方が無いので、とりあえず、土曜日夕方の便を予約をしておいた。

言うまでも無く、バーゲンチケットは早い便に変更可能である。最悪でも朝一番の101便ならなんとかなるだろう。と気楽に構えていた。

しかし、現実には、空席待ちを入れても、種別AにはクラスJが、廻ってこない可能性がある。種別Sに勝って確実にチケットを変更するためには、空席待ちでは無く、朝一番にカウンターに行って空いている席を直ぐに確保した方が賢い。


結局、何時も通り、4時30分発の空港バスで羽田空港へ向かうことに。

到着後、自動チェックイン機で、所定の便のチェックインの後に、先週果たせなかった、ファーストクラスカウンターの様子を確認する。
JGCカウンターとファーストクラスカウンター

当たり前と言えばそれまでだが、やはりJGCカウンターが浸食されている。DPラウンジ入り口の隣がファーストクラスカウンター、JGCカウンターはその隣に追いやられている。係員の比率で言うと3:5位か?まぁ、これもJALの戦略。仕方が無いと言えばそれまでだが。

JGCカウンターに並んで、早い便への変更を申し出る時に、衝動的にある事が頭を擡げた。そして実行に移す。

”早い便に変更したいのですが、ファーストクラスに空きはありませんか?”
”本日は全て満席でございますが、お調べいたします...”
”*時30分の便でしたら、空席がございますが。”
”あっ、それでお願いします。”
”お支払いは如何いたしますか?”
”カードでお願いいたします。”


アップグレード成功クラスJからのアップグレードにも関わらず、GHのお姉さま、間違えて¥8,000引き落としてしまう。小生もうっかりサインしてしまう始末。慌てて訂正。お互い慣れていない事が露呈してしまう。

とまぁ、呆気なく、ファーストクラスを衝動買いしてしまった。+¥7,000はちょっと高かったかも知れない。と思っても、もう後の祭りである。おまけに、出発までかなり時間が空いてしまった。が、これも考えようによっては、リニューアルされたDPラウンジ体験のチャンスでもある。久しぶりのDPラウンジはちょっと楽しみ。

AMEX和朝食ファーストクラスでは、軽食が提供されるはずなのだが、やはり、いつもの新大和で朝食を頂く。今朝はそれほどほど混んではいないようである。このサービスもカウントダウン状態になってきた。今の間に充分味わっておかないと...。

ごちそう様でした。

DPラウンジ入口そして、待望の?DPラウンジへ。約3ヶ月ぶりである。

以前は、保安検査用のゲートはたしか1つだけだったと記憶しているが、今や2カ所に増えている。待ち時間を少しでも短くする配慮は嬉しい。

重厚な自動扉が開いて、通路からラウンジに入る。

DPラウンジ噂に聞く目隠し付き椅子の群れが中央部に備わっているのが目に付く。JALのホームページを見る限りでは、もっと一人一人のスペースに余裕があるように思えたのだが、実際は、密集という表現が相応しいと感じた。早速、空いている所を見つけて腰掛ける。

なるほど、目線はできるだけ合わないようには出来ている。そしてミニテーブル(スライド式)や電源もあるので、コーヒーを飲みながらパソコンを使うならこの席は便利そうではある。

DPラウンジ内部だが、しかし、先程に言ったように密集状態である。目隠しはあるが、隣との距離は近く気にはなる。おまけに、ドリンクバーが近く人通りが多い。

個人差はあるだろうが、小生は、落ち着かなかった。ごく短時間利用が前提ならこれでも良いが、ゆっくりとしたいなら、以前から利用していた隅っこの席の方が良さそうなので、そちらに場所を移す。

くるみパンとショコラを頂くそして、先程食べたばかりなのに、貧乏性を押さえきれず、DPラウンジのパンに手が伸びてしまう。パンのトレイの場所も移動している。返却口付近の壁際と言えば分かる人には分かるだろう。ショコラは美味しいが程々にしておかないと。

次第に、人が増えてきたこともあって、場所を変えることにした。

移動先は、サクララウンジ並びの窓のあるDPラウンジである。最初は、壁側の席しか確保できなかったが、20分もすると、窓側に空きが出たのでそちらに移る。

ここで、飲み物を頂きながら紀行文を作成、時々仕事をこなす。

そして、時折、窓の向こうに目を向けると、青い空と白い雲。そして赤い翼。寛ぎの一時である。日常の蟠りから暫し解放される。

バスでは少し眠りはしたが、睡眠時間が短かかったので少し眠くなってきた。ここでソファに凭れて眠ってしまうと、大変な事になりそうである。

搭乗開始時刻が迫ってきたので、荷物を片づけ、搭乗口へ向かう。

バーゲンチケット期間ではあるが、伊丹便はそれなりに乗客が多い。それでも早朝に比べると随分マシであるが。

小さなお子さま連れ、ご高齢の方々の優先搭乗に引き続き、DPメンバー&エメラルドの優先搭乗と思いきや、

”ファーストクラスのお客様の優先搭乗を開始します。ファーストクラスのお客様は,...”ときた。決して、ファーストクラス及びJMBダイヤモンド、JGCプレミア,...では無い。あくまで、ファーストクラスの優先搭乗なのである。

JALにしてみれば、優先順位は、
Fクラス乗客DPメンバー>JGCメンバー
なのだろう。

ブリッジあれっ? と思いながらも、小生含め、10人程度が、搭乗口を通過していく。もちろん、優先搭乗した全員がファーストクラスでは無い。殆どの人は、後ろの座席の方へ消えていった。JAL優先搭乗初体験、ちょっとの事ではあるが、ブリッジでの渋滞が無いと言うのは嬉しい。

早速機内へ入る。
ファーストクラス

この前、伊丹空港で見た展示物と同じシートが整然と並んでいるのが見え、その奥側に見慣れたクラスJシートが垣間見える。

シートの色こそ違え、キャビンの雰囲気としては旧JASのスーパーシートを彷彿させる。いずれにしても贅沢な作りである。

荷物を棚に上げて、腰を落ち着ける間もなく、CPさんがやってきて非常に丁重なご挨拶を受ける。そして、甲斐甲斐しくコートを預かっていただき、新聞を勧められたので、柄にもなく日経を貰っておく。因みに、優先搭乗したファーストクラスの乗客はたった3名であった。

お品書き静寂は一瞬で終わり、直ぐに一般搭乗が始まり、次から次へと乗客が小生の隣を通過していく。ANAのSSPの時もそうだったが、優先搭乗すると、間違いなく晒し者になる。その時、視線を遮るためにも新聞は必須である。

搭乗列が途絶えて暫くすると、CAさんが、予め機内食の注文を取りに来る。飛行時間が短いので、地上滞在中に伺っておかないと充分なサービスが出来ないためらしい。

小生は重箱弁当をお願いする。隣のお姉さまは重箱弁当と甘味も注文。ホームページには、”甘味類、もしくは重箱弁当”と記載されているのだが、両方注文してもOKの様である。それなら小生もと思ったが、注文取りに忙しいCAさんを呼び止めて、今更訂正する訳にはいかないし、...

当機は定刻に出発。

ファーストクラスのシートは、たとえリクライニングせずとも体を包み込むようにしっかりと支えてくれる。柔らか過ぎもせず、堅過ぎもせず丁度良い。この感触は、ANAのSSPや旧JASのスーパーシートの比では無い。もちろん新幹線や列車のグリーン席なども。

最上級の座り心地を、よくぞここまで研究し尽くした物である。

さて、ベルトサインが消えて暫くすると、CAさん達はギャレーに消えた。

そして、暫くすると、トレーに盛られた弁当と、みそ汁、お茶がやってきた。重箱弁当と言うからには、空弁のような弁当が(ANAのSSPの様に)配られるのかと思っていたが、キチンとしたスタイルで配膳されたのは予想外だった。
重箱弁当

京風の手鞠寿司と烏鰈の照り焼き。なかなか美味しい。腹はさほど減ってはいないけれども美味しく感じるのは、本当に味が良いからだろう。その他、和え物や出汁巻き等、全て美味しく頂いた。

昼食としてはちょっと物足りないな。と思っていた所へ、下膳にやってきたCAさんが、コーヒーか何かおもちしましょうか? と言ってくれたので、コーヒーとクロワッサンサンドイッチをお願いした。
クロワッサンと珈琲

こちらも美味しく頂く。

しかし、もう10分もすれば着陸態勢に入るので、正直言って、少し急いで胃袋に詰め込んだ。

ベルトサイン点灯。間もなく着陸である。預かって貰っていたコートが返却される。

羽田-伊丹間の水平飛行時間は30分ちょっとなので、14席分とは言え、CAさんは配膳に忙しく、見るからに大変そうであったが、それでも乗客に最善の礼を尽くす所、立派だと感心した。

折角のファーストクラス、たった1時間では勿体ない。せめてあと1時間はここに座っていたい気持ちは強いが、定刻に伊丹到着。

この時、初めて、客層を観察したが、スーツ姿のビジネスマン風の人が半分、もう半分はカジュアルな出で立ちであった。ペアで搭乗しているのは一組しか居なかったし、平均年齢も高めである。やはり、クラスJの客層とちょっと違う。

うーん良かった。満足感に浸って飛行機から降りる。

伊丹からは、空いている空港バスで天王寺へ。途中、阪神高速が事故で渋滞しているため、下の道に迂回するというハプニングがあったが、睡眠補充のためには、却って好都合だった。

天王寺からは、伊丹便で帰郷した時のお決まりのルートで阪和線快速に乗車し、自宅到着。東京-大阪、最高級の旅は終わった。

クラスJ+¥7,000、ANAのSSP+¥3,000。高いか安いかは人それぞれだろうが、小生にとってはそれだけの値打ちはあったように思われた。今だに、その余韻が残っている程である。

しがないサラリーマンにとっては、流石に、頻繁には乗れないが、それでも、年に何度かは勢いで乗ってしまいそうな気がしてならない。

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平和な気分

2007-12-02 21:15:00 | JAL
復路:12月02日(日)
     →関西空港 :関空快速
関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J)
羽田空港 →聖蹟桜ヶ丘:空港バス
聖蹟桜ヶ丘→京王八O子:急行京王八O子行き
運賃:¥780+¥13,000+¥1,500+¥160

関空快速小生にとって通勤快速のJAL192便で帰京する。

先週の帰京では散々な目に遭った。やはり、乗り慣れたこの便で帰京するのが一番平和な感じがする。

いつもの関空快速に乗車する。直ぐに一人掛けの席に着席できた。何となく幸先が良い。何となく睡魔がやって来そうな気配がするが、飛行機でゆっくりと眠りたいので、睡魔に耐える。

クリスマスツリー@関空関空へは定刻に到着。何となくクリスマスツリーに釣られて、1F、国際線到着ロビーに降りてみた。

海外から帰国した家族連れは、疲れているが楽しそうである。小生も、いつの日にか、家族で海外旅行の機会を作りたいものである。






クリスマスツリー@関空2Fに戻り、自動チェックイン機で発券して、そのまま保安検査場を潜る。丁度、ゲートを2つ開けたばかりのようで、空いている。そして、ルーチンになっているフライトポイントタッチと、エアポートICラリー端末を済ませる。

何も変化が無いと飽きてくるのだが、出発便表示を見上げてびっくり。

出発便表示板が無くなっている。と思いきや、小さな液晶モニターに変わっていた。今までの表示板の方が見やすかったのに、なぜに変えてしまったのだろうか??
出発表示出発表示

続いてサクララウンジを訪問。関空快速と言い、保安検査場と言い、サクララウンジと言い今宵は何となく人が少ない。やはり、先週、三連休の反動であろう。本来なら、バーゲンチケット設定日にしても良いくらいでは無いか?

事実、普段なら間違いなく満席になるJAL192便も○となっている。

空いているサクララウンジラウンジでは睡眠薬を頂く。ついでに、トマトジュースとおつまみも。

ところで、ラウンジは空いていたのだが、ドリンクコーナー近くで、何故か立ち飲みしている人が居た。それも、じーっと酒の方を見つめながら。

まるで、番人のようである。

ラウンジを出たのは20時50分。普通なら搭乗開始時刻である。この時刻に26番ゲートまでゆっくりと歩いていくと、ブリッジでの渋滞はかなり軽減されているはずである。

JAL192便今宵の翼はJAL192便である。昨年のMD81とは違ってB767が充当されているので、本当に重宝している。

出発ゲートまでやってきたが、出発準備に手間取ったとかの理由で、搭乗開始が7分遅れる。その上、小さなお子さま連れ、ご高齢の方々の優先搭乗と、DPメンバーの優先搭乗の順番を間違える始末。これはちょっと顰蹙であろう。

JALは、余程、DPメンバーに気を遣っていると見える。

ブリッジでの渋滞を経て自分の席に着く。隣に白人の紳士が着席している。考えてみると、これだけ何度も関西国際空港から乗っているのに、隣が白人だったのは、これが初めてである。自分でも意外な気がする。

着席すると直ぐに眠たくなってきた。睡眠薬の効果覿面。一度、深い眠りに落ちて、再び目が覚める。気づかない間に離陸したのかと思ったが、実は未だ滑走路をウロウロしている最中であった。

そして、離陸後再び記憶を失い、ドリンクサービス開始で何時も通りに本能的に目が覚めた。

隣の白人の紳士も高鼾である。クラスJで良かった。同じシチュエーションで普通席だったなら、先週に続いてかなり辛い展開となったはず。

その後、フルリクライニングして再び眠ろうとしたのだが、頭は起きており、目を休めていただけである。

そして、着陸。一応、A滑走路に着陸したようで、東京国際空港という赤い文字が見えた。この時点で、22時15分。本来の到着時刻である。

空港バス10分後、当機は20番スポットに到着。今宵は、高尾行きの空港バスには間に合わなかった。ICラリー端末のタッチを済ませ、バスチケットカウンターで、聖蹟桜ヶ丘行きのバスチケットを購入。

最近のJAL192便、小生が搭乗する時は大抵、定時運航だったのに残念である。

聖蹟桜ヶ丘行きのバスは、高尾行きのバスより乗客が多いので2席占有は不可能。大人しそうな人の隣に座らせて貰う。

京王八O子前高速は特段渋滞など無く、23時35分に聖蹟桜ヶ丘到着、そして、46分発の京王八O子行きに乗り継いで24時過ぎには京王八O子に着いた。到着は遅れたが、何とも言えない、平和な気分に浸れた帰京の旅であった。

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今日から師走

2007-12-01 06:38:00 | JAL
羽田ガレリアのクリスマスツリー
往路:12月1日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J)
関西空港 →     :関空快速天王寺行き
運賃:¥1,700+¥11,100+¥780

一年なんてあっという間である。昨年の今頃は、サファイヤ取得のために毎週毎週JALで行き来していた。

サファイヤ、そしてプラチナも取得できたが、1年経ってもやっていることはたいして変わらない。進歩の無さをつくづくと感じてしまう。

ワンパターンであるが、今朝も、京王八O子から始発の空港バスで羽田に向かう。特に、冬場は空港バスが暖かくで良い。睡眠薬を服用して乗り込んだお陰で、中央道日野からは爆睡状態で、あっという間に羽田2タミに到着した。そして、再び眠ってしまい、羽田空港内を周回して1タミ到着寸前に目が覚めた。

羽田ガレリアのクリスマスツリー今朝は珍しく、南ウィングに到着したので、チェックインして3Fに上がる。

ガレリアのXマスツリーが年の瀬を感じさせる。

6時丁度になったので、2Fに降りて、新大和に向かう。既に、開店待ちの列が出来ているが、今朝は少し客が多そう。その上、6時を過ぎても、新大和の扉は開かない。隣のルシエールは既に客を入れている。大抵は、新大和の方が少し早く開けるのに、今朝はちょっとした番狂わせである。

スクランブルエッグセット予定を変更して、先週に続いて、今朝もルシエールに入ることにし、スクランブルエッグセットを注文。さほど待つことなく、料理はやってきた。

その間、徐々に客は増えていくが、あちらこちらからAMEX...、アメリカン...と聞こえてくる。サービス終了を知って駆け込み需要が発生しているのだろうか?

食後、近くの保安検査場でチェックを受けようとするが、開けている扉が2つしか無いためか、先週よりも列が長い。意外と待たされてしまう。こんな時、DP専用ゲートなら便利だったのに...と思い返していたが、そう、本日12月1日からFクラス専用カウンター開設のはず。Fクラスカウンターそのものよりも、JGCカウンターがどの程度浸食されているのか、確認しておくのを忘れてしまった。

しかし、間もなく小生の番が回ってくる。列に並び直すのも馬鹿げているので、これは次の機会にまわすことにした。

保管検査が終わったのは、6時25分。先発の伊丹行きJAL101便のファイナルコールが鳴り響いている。意外と時間を食ってしまった。

サクララウンジを経由し、トマトジュースを飲んでから、北ウィングの端へと急ぐ。小生の乗るJAL173便のファイナルコールも流れてきた。少し焦る。既に人気が少ない20番搭乗口からJAL173便に搭乗する。

今朝もクラスJは満席だが、普通席には結構空きがある。

最初から、空席が多いと判っているなら、何時も何時もクラスJに座ることは無いのだが、こればかりは予測出来ないので、どうしようも無い。

JAL173便は、定刻に出発。

”本日も定時運行にご協力頂き、ありがとうございました”というANAで良く聞くアナウンスを、最近ではJALも時々真似ている。

寝不足なので、頭からコートを被って軽く眠る。ベルトサインが消えてからは、フルリクライニングで気持ちがよい。今朝は、ドリンクサービスよりも睡眠を優先した。が、眠りが浅い。

再びベルトサインが点灯してリクライニングを起こす。

”これから着陸までの間、揺れが予想されます。揺れましても飛行の安全には影響ありませんので、ご安心ください”と云う、これまたJALでは殆ど聞いたことの無いアナウンスで、まるで、ANA141便で関空に向かっているかの様な錯覚に陥る。
JAL173便@関空
当機は、定刻10分前に23番スポットに到着。今朝は、羽田C滑走路から離陸したので到着が遅れると思っていたが、これまた意外や意外。ますますJALらしく無い。

こんなに早く着いたので、8時08分の関空快速に充分間に合うのだが、今朝は気分を変えて、一本遅らせて帰宅することにした。

GOLD JET@関空土産でも買おうかと、人気の少ない関空ロビー内をブラブラしていると、久々に金のジェットを見つけたので思わず撮影する。

その後、到着口にある、フライトポイント端末とICラリー端末を順番にタッチ。今まで2台あったフライトポイント端末の場所が変わっている。おまけに1台に減っている。どうした事だろう?

次の関空快速は、32分発なので、それまでの間、カードラウンジ比叡に立ち寄ってニコチン補給をする。到着時に利用するのがカードラウンジの有効活用法の一つであろう。

JRの駅に行くと既に、関空快速が発車を待っている。ここで、車掌のアナウンスが気になった。”この列車は、8時32分発関空快速天王寺行きです。大阪へは参りません。大阪へお越しのお客様は次の50分発の関空快速をご利用下さい”

関空快速@鳳大阪へ行くなら、この関空快速に乗って天王寺で環状線に乗り換えるのが一番速いし、普通ではないか?? たしかに、大きな荷物を持っているなら、天王寺での乗り換えが厳しいのは分かるが、もうちょっと正確なアナウンスを心がけて貰いたいものである。

それにしても、同じ天王寺行きでも、32分の関空快速はまさに天王寺止まり。一方、50分の関空快速は、天王寺から環状線に入って、大阪を経由して環状線を一周して天王寺止まり。同じ関空快速天王寺行きでも全く違う。もう少し、分かりやすくして貰いたいものである。


今朝の阪和線、和泉橋本と東佐野間の踏切でトラブルがあって、上り列車に遅れが出ている模様であるが、この関空快速は特にダイヤ乱れの影響なく、無事、9時半に帰宅。

何となく、のんびりとした週末ではあるが、今日から師走。来年の事が次第に気になり出してくる今日このごろである。

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