東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

久しぶりにムーンライトながらで上京(第三話)

2008-08-03 05:10:00 | ムーンライトながら
快速エアポート@横浜
復路:8月3日(日)
    →大阪  :大阪環状線
大阪  →尼崎  :普通新三田行き
尼崎  →米原  :新快速長浜行き
米原  →大垣  :新快速豊橋行き
大垣  →品川  :ムーンライトながら
品川  →横浜  :普通小田原行き
横浜  →成田空港:快速エアポート
成田空港→東京  :快速エアポート
東京  →    :中央線快速
運賃:青春18きっぷ2回分+¥510+¥750

始発の小田原行き@品川【第二話からの続き】
品川発の始発列車を捕まえて、横浜まで逆行するのは、成田空港まで向かうためである。

別に、成田空港に行ってどこかへ飛び立つ訳では無い。成田空港のANAカウンターで株主優待券+ご利用券を使って航空券を発券して貰うだけである。

それなら、別に、羽田でも良いのだが、青春18きっぷだけでは羽田へは行けない。また、成田空港第2ターミナルは一度訪問した事があったが、第1ターミナルの方は全く未知の世界であり、今後のために、一度は訪問しておきたかった。

ところで、2007年3月のダイヤ改正で、上りのムーンライトながらは全区間指定席となったが、その他、東京到着時刻が5時05分と遅くなってしまった。そのため、それ以前とは違って始発の快速エアポート(5時04分発)への乗り継ぎは不可能となってしまい、次の6時12分発の快速エアポートまで1時間以上も列車待ちをしなくてはならなくなった。

1時間も時間を持て余すくらいなら、ずっと列車に乗っていた方が余程快適だと思う。

それで、時刻表をよく見て、品川から横浜まで逆行し、横浜で快速エアポートに乗り継ぐことにした。

快速エアポートのクロスシートは先頭の3両だけ、しかも数が限られているので、横浜から乗車することで、確実にクロスシートに座ることも期待できる。
小田原行き車内ムーンライトながらを降りて、品川で乗り換えた小田原行きは、3扉のクロスシート車。臨時ホームからの出発。

横浜まで、たった17分の行程だが、天気が良いので、車窓が楽しかった。

横浜で降りて、快速エアポートを捕まえる。先頭車両はガラガラで、クロスシートに着席することができた。
快速エアポート到着

発車後、暫くは、東海道線と併走するが、やがて、左へ折れて、未体験の横須賀線をひた走っていく。

クロスシートに着席再び、品川へ戻り、地下に潜って東京を経由し、総武線に入る。

海外旅行に出かけると思しき人々は少なく、関空快速と同様に、郊外の快速列車としての利用が圧倒的に多いように感じた。

横浜から約2時間も掛かって、シートの堅さに嫌気が差した頃に、終点成田空港に到着。

やはり、成田は遠い。帰りは絶対グリーン車にしようと、予めホームでSUICAグリーン券を購入しておく。

成田空港駅

改札を抜けて、検問で運転免許証を見せて成田空港に入場。第1ターミナルのそれは、まるで、イミグレーションみたいな雰囲気だった。聞いた話だと、国内線だと言ってもパスポートを見せろ、という呆けた係官も居るそうだが、なるほど、そう言わしめるのに充分な雰囲気である。

そのまま真っ直ぐに進んで、ANAの国内線カウンターで航空券を発券し、後は、空港内をブラブラして、再び駅に向かう。
成田空港ANA国内線カウンター

グリーン車はガラガラ帰りは、グリーン車なので、アイマスクと耳栓を装着して、階下席で完全に爆睡体制をひく。二度寝の開始である。

が、千葉で、隣に人が来て起こされてしまう。

何でまた、わざわざ、横に人が居る席に...と訝しがるが、知らない間にグリーン車は満員になっていた。成田空港では、小生以外に誰も居なかったのに...やはり、東京の交通事情を侮ってはいけない。¥750ものグリーン料金を払って、窮屈な思いをし、東京で降りる。

東京に到着ここからは、いつもの中央線快速で最寄り駅まで。自宅を発ってから、既に、15時間近く経過している。

駅前のスーパーで買い物を済ませて、路線バスで東京宅に戻る。

いつもながら、物好きな、夏の長い長い旅が終わった。


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