往路:8月12日(金) 八O子 →東京 :中央線快速 東京 →名古屋:ムーンライトながら91号 名古屋 →鶴橋 :アーバンライナーNEXT(DX) 鶴橋 →天王寺:大阪環状線 天王寺 → :阪和線快速 運賃:¥1,110+¥510+¥2,260+青春18きっぷ1回分+近鉄株主優待券
今週は、2日しか無いのだが、仕事はたっぷり1週間分以上はあった。
なんとか、東京宅に帰宅したのが19時頃。食事。洗濯や部屋の掃除をやっつけて、風呂に入って、旅支度をして...
あっという間に、21時を過ぎてしまう。
忘れ物の無いように注意をして、出発は21時40分。路線バスでJRの駅へと向かう。
小田原までの¥1,110のきっぷを買って改札に入り、21時58分発の中央線快速で東京へ向かう。
後は、中央線が定時に運行されることを祈るのみである。
疲れているためか、時折睡魔が襲来するのだが、ここで眠ってしまうと、後が辛いので、キャンディをほおばって耐える。
なんとか、定刻に東京到着。
23時10分発の定期ムーンライトながらは、既にホームに入っていた。
辺りには、沢山の旅人達が居る。毎年毎年この時期に繰り広げられる光景である。
定期ムーンライトながらの出発を見送って数分後、品川方面から臨時ムーンライトながらがやってくる。
入線しても、なぜか、直ぐには乗車させてくれない。
まるで、滑りの悪い障子を開け閉めして当たりをつけるように、何度も何度も扉を開けたり閉めたりさせている。一体、何をやっているのか? ひょっとして、ドアに不具合でもあったのだろうか?
車両はかなり年季の入った189系である。毎年徐々に運行期間が短くなってきているが、これは車両の老朽化も一因かも知れない。
列車は定刻に、東京を出発。
停車駅と到着時刻の案内があるが、鉄道唱歌のオルゴールくらい流して欲しいものである。
今宵の宿はムーンライトながら91号である。
東京では空席が目立っていたが、横浜では80%程度まで埋まる。
国府津を過ぎたあたりで、漸く検札。非常に遅い。
かつて、品川始発だった頃は、品川停車中に最初の検札があったので、直ぐに眠ることができたのだが。
間もなく、小田原である。
小田原を過ぎてから眠ろうと決めていたので、それまでは、パソコン作業に専念する。すでに座席は満席に近い状態である。
小田原出発後、アイマスク、耳栓で武装して、睡眠開始。
しかし、やはり、眠れたものでは無い。皮肉にも、先程の睡魔は、どこかへ行ってしまったみたいである。
おまけに、古い189系元特急車両。まるで客車列車のように、発車時にガクン、停車時にガクンと衝撃がある。あたりが静かになってくるにつれて、衝撃が気になり出す。
音は耳栓で消すことはできても、衝撃は消せない。
恐らく、眠りに就いたのは、三島か沼津あたり、浜松で一度目が覚めて、再び寝入り、豊橋発車後のアナウンスで完全に起こされてしまった。
昔は、もっと、眠れたのだが...
ムーンライトながら91号は、なぜか、熱田で長時間の運転停車をする。それなら豊橋の停車時間を増やして欲しい所だが。
名古屋で降りて、近鉄アーバンライナーに乗り換える。
30分以上も時間があるので、ここで、朝食を調達に名古屋駅を出てコンビニへ。もちろん、所在地は予め調査済み。
場所は大名古屋ビルヂング1F、Edyの使えるサンクスである。
早朝時間帯と言うこともあって、客はだれも居ない。
慣れないコンビニで戸惑いながら弁当コーナーに行くが...
時間帯が悪かったのかロクな弁当が無い。
が、余り選択の余地は無さそうなので、一番無難な折り詰幕の内弁当¥498を選び、そして、せめてもの口直しにと、デザート、苺とフルーツのパフェ¥250を張り込んでレジへ。恐らく、入れ替え間際の弁当なのでレンジで温めてもらった。
コンビニ弁当特有の臭いが店内に充満する。うへっ、暖めたのは失敗だったか...
弁当の包みを手に近鉄名古屋駅へ向かう。
時刻は5時45分。
特急列車なのだから、発車15分前には入線させて欲しいものだが、列車がやってきたのは5時50分。
久しぶりのアーバンライナーNEXTである。正直言って、鎧甲のようなお面はちょっと...。
プラグドアが開いて乗り込む。早朝の列車の割には乗車率が高い。デラックスシートほぼ満席に近い状態である。
が、ラッキーにも、小生の隣は空席だった。
名古屋を発車して、早速、先程購入した弁当の袋を開く。臭いが残っているので、顰蹙を買ったかも知れない。
こうやってデザートと並べてみると、美味しそうに見えるが、サンクスの幕の内弁当、予想通り最悪の味である。全て不味い。大失敗。でも、これしか選択の余地は無かったのだと無理矢理自分を納得させる。
せめて、夏の間だけでも、6時の特急に合わせて、売店を開けて欲しいものである。そうしたら駅弁にありつけるのに。
デザートで口直しをし、その後、二度寝を開始する。
が、なかなか寝付けない。
眠れないまま、途中唯一の停車駅津に到着。
津を過ぎても隣は空席。鞄をオットマントにして足を伸ばす。これで安心して、段々と眠りに入っていくが、入眠速度は非常に遅い。
中川短絡線通過は記憶にあるが、青山トンネル通過は記憶には無い。
そして、布施を通過した後、鶴橋到着のアナウンスで我に返る。小一時間程度は眠れたようである。
本当は、その足で、18きっぷをフルに活用してりんくうタウンと関空に向かい、ICラリーに挑戦したかったが、流石に疲れている。
鶴橋でアーバンライナーを降りて、環状線外回りで天王寺へ。
そして、阪和線に乗り換えて、最短ルートで素直に帰宅することにした。