東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

2009年最後の旅【その6】

2009-12-27 13:44:00 | 列車

くろしお26号@新宮往路:12月27日(日) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →岐阜   :ムーンライトながら 岐阜   →名古屋  :快速名古屋行き 名古屋  →金山   :普通中津川行き 金山   →名古屋  :快速名古屋行き 名古屋  →多気   :快速みえ51号 多気   →新宮   :普通新宮行き 新宮   →御坊   :くろしお26号 御坊   →和歌山  :普通和歌山行き 和歌山  →     :紀州路快速 運賃:運賃:¥1,110+青春18きっぷ1回分+¥510+¥490+¥510+¥4,590

【前回からの続き】昼下がりという時間帯のためか、人気の無いホームには車掌しか居ない。

指定の車両に乗り込んでも、乗客は小生の他2名と4匹だけ。4匹というのはパンダである。

車両端のパンダ席記念写真を撮るために、車両端にはパンダを模したシートが設置されている。

これだけ空いていると、恐らく、隣は空席だろう。

2席ともリクライニングを思いっきり倒して、鞄の上に置いた足を延ばして、空気枕の上に体を横たえる。

ポジションは、決まった

南紀の暖かい午後の日差しと相まって、極楽気分、心地よい事この上無い。

窓の向こうには、見事な海の景色が展開される。来て良かった。と思える瞬間である

そして、下衆の勘繰りかも知れないが、JR西日本が、この区間、敢えてロングシートの普通列車を走らせている理由が分かったような気がした。

新宮発紀伊田辺行き普通つまり、この景色、この車窓をJR西日本商品と考えているのである。

商品を充分味わいたいなら、お金を出してくろしおにご乗車下さい。という事ではないか? 

小生はまんまとJR西日本の戦略に嵌った訳だが、JCBカードのポイント交換で得たJCB商品券できっぷを購入しているので、むしろ、くろしおに乗って良かったと思っている。空いていて快適な車内で、ゆったりと車窓を楽しむ。これほどの贅沢があるだろうか。しかも、お得に。



ここで、昼食にする。

昨夜、東京駅で買い求めた駅弁牛肉どまん中¥1,100也。値段はやや高めだが、そぼろをまぶしたご飯は、半日以上経過しても大変美味しい。

紀伊勝浦を過ぎて、乗客は増えては来たが、それでも、乗車率は30%程度。空席が目立つ。

海沿いの車窓を楽しみながら、海岸線に沿って列車は進むのだが、暖かな日差しに囲まれて、不意に眠りに堕ちてしまった。

どれくらい眠っただろうか?

既に、白浜、紀伊田辺を過ぎている気配がする。少し眠り足りない眼差しで車窓を眺める。

時刻は間もなく16時。陽が傾き、海の色も少し変わってきたような気がする。

程なく、御坊到着のアナウンスがあった。散らかした荷物を慌てて片づけて、下車準備をする。

御坊から再び青春18きっぷの旅が始まる。

次に乗車する和歌山行きの普通列車出発まで、20分の時間があるので、一度改札を出て駅の周囲をブラブラとする。
御坊駅前

といっても、何も変哲の無い地方駅である。短時間では、土産になりそうな物も見つける事が出来なかった。

折り返しでやってきた、当駅始発の和歌山行きの普通列車はガラガラで、予定通り海側のクロスシートに腰掛ける。

再び、紀伊半島に沿って列車は進む。しかし、海岸線から少し離れているので、先程に比べて車窓は見劣りがするのが正直な所である。

海南市の夜景最初は明るかった車窓も、時刻が時刻だけに、駅に停車する度に急速に夕闇が迫ってきて、併走する42号線を走る車のヘッドライトが目立つようになってくる。

そして、海南付近では、完全に夜の風景となってしまった。

後は、列車を乗り継いで帰宅するだけである。

昨夜21時30分に東京を発って、既に20時間が経過しようとしている。紀伊半島一周の長旅。前からやりたいと思っていた事ができた満足感に浸る。

定刻に和歌山到着。

ホーム向かい側に停まっている紀州路快速に乗り換える。

連絡時間は3分。既に、多くの乗客が乗っていたが、なんとか着席できた。すこしづつ紀行文を整理しながら、阪和線を上る。

日根野で後ろに関空快速を繋げて出発。堺市内の某駅で降りて、自宅へと向かう。

自宅到着は18時30分頃。

久しぶりに合う家族を前にして、東京から21時間かけて帰ってきた。とは流石に言い出しにくい。

しかし、それでも、全日空ホテルズホテルグランコートの豪華な朝食といい、紀勢本線からの見事な海の眺めといい、遠回りして本当に良かったと思える帰郷の旅であった。
紀伊半島一周コース


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2009年最後の旅【その5】

2009-12-27 09:43:00 | 列車

新宮行き普通列車329C往路:12月27日(日) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →岐阜   :ムーンライトながら 岐阜   →名古屋  :快速名古屋行き 名古屋  →金山   :普通中津川行き 金山   →名古屋  :快速名古屋行き 名古屋  →多気   :快速みえ51号 多気   →新宮   :普通新宮行き 新宮   →御坊   :くろしお26号 御坊   →和歌山  :普通和歌山行き 和歌山  →     :紀州路快速 運賃:運賃:¥1,110+青春18きっぷ1回分+¥510+¥490+¥510+¥4,590

【前回からの続き】多気駅は参宮線と紀勢本線との接続駅である。

初めて訪れたこの駅は、4番線まであるのだが、小生が乗車する予定の新宮行き普通列車329Cは、一体どこに入線するのか皆目検討が付かない。
多気

1番線に新宮行きと表示された列車が停車していたので、てっきり、この列車の乗るものだと思って扉が開くのを待っていたのだが、そうではなかった。
回送回送

駅の案内表示を確認しておいて良かった。

跨線橋を渡り、このあたりと見当を付けた扉位置付近で列車の到着を待つ。4番線に、2両編成の列車がやってきた。これが329C新宮行きである。

列車は空いており、予定通り海側のボックス席が占領できた。ここから約4時間の長旅が始まる。

クロスシートはJR東海の標準的なもので、座り心地は悪くはない。空いているので快適である。
829C
暫くは山の景色が続く。短いトンネルを幾つか抜ける。

陽があたって、ぽかぽかと暖かい。夜行疲れもあって、段々と眠くなってきて、ついに記憶を失う。


30分位眠ったのだろうか。気が付くと海が見えてきた。


ここがどこなのか皆目見当も付かないが、せっかく遠回りして紀勢本線経由で大阪へいくのだから、しっかりと目を見開いて海の風景を堪能しておかないと。

列車は、紀伊長島に到着。

ここでは、27分の長時間停車。特急に先を越される訳では無いが。

この時間を利用して、昨夜からの記録をパソコンに記録する。フル充電にしたデジカメの電池は大丈夫そうだが、お気楽に景色を撮っているものだから、メモリカードの空きが直ぐに無くなるかもしれない。

紀伊長島を出発すると、列車は海沿いを走る。

波面がキラキラと輝いている。睡眠不足の眼には眩しすぎる、天気が良くて本当に幸運だった。

列車は尾鷲に到着。

意外にも乗客の入れ替えが多く、小生の前席に、小柄な婦人が腰掛けた。暫くは、お行儀良く着席せねばならない。

尾鷲出発後、再び車窓は海の景色となる。

紀勢本線の旅は、見飽きる事は無い。


程なく、熊野市に到着し、23分の長時間停車。

ここで、ワイドビュー南紀の上り下りの交換があって、かつ、普通列車は特急の交換をじっと待つ。

気分転換に、列車を降りて、ホームをウロウロとすることにした。

4時間も長旅も、後残すところ30分である。

やはり、列車は海岸線沿いに走り、間もなく終着の新宮に到着する。

新宮では、ホーム向かい側に停車している紀伊田辺行きの普通列車に乗り換える乗客達をよそに、地下道を潜り、特急くろしおが停車している1番線へと急ぐ。

乗り換え時間は5分しか無い。【続く】

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2009年最後の旅【その4】

2009-12-27 09:10:00 | 列車

紀勢本線からの車窓往路:12月27日(日) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →岐阜   :ムーンライトながら 岐阜   →名古屋  :快速名古屋行き 名古屋  →金山   :普通中津川行き 金山   →名古屋  :快速名古屋行き 名古屋  →多気   :快速みえ51号 多気   →新宮   :普通新宮行き 新宮   →御坊   :くろしお26号 御坊   →和歌山  :普通和歌山行き 和歌山  →     :紀州路快速 運賃:運賃:¥1,110+青春18きっぷ1回分+¥510+¥490+¥510+¥4,590

新宮行き普通列車329C【前回からの続き】多気で降りたのは、ここで紀勢本線普通列車329Cに乗り換えるため。

今年最後の東京-大阪帰省旅行。

小生は、初めての帰省ルートにチャレンジしようとしている。

それは、紀伊半島1周コース。

東京-大阪と一口に言っても、色々なルートがある。ごくごくノーマルに考えるなら、東海道新幹線のぞみを利用する事だろう。

コストを優先するなら、夜行バスか。

長年に及ぶ単身赴任生活。小生は、東京-大阪の移動を旅に変えるのを楽しみにしてきた。

鉄道に限って言えば、既に廃止された銀河にも何度か乗車した。寝台急行きたぐには言うまでも無く、廃止の運命にある能登北陸で一夜を明かし、上越、北陸本線経由で帰郷した事もある。ムーンライトながら、ムーンライト信州には飽きるほど乗った。東海道在来線の乗り継ぎは何度も経験したし、関西本線のディーゼルカーにも乗車した。

色々なルートを楽しんできたが、まだまだ未体験のルートは沢山ある。

今回、その中の一つ、紀伊半島1周コースを選んで帰郷する。

大体、紀伊半島を1周して大阪へ向かうなんて、時間に余裕が無いと絶対不可能である。となると、夏の盆休みが正月休みしかない。どちらの時期が良いかと言うと、南紀地方は元々温暖なのだから、冬の正月休みの帰郷時の方が良いと考えた。

いくら時間的余裕があるといっても、紀伊半島1周にさける時間はせいぜい半日強である。途中下車して一泊してゆっくりと温泉に浸かるもの良いのだろうが、小生の場合はあくまで、帰省なので、そこまでの時間的余裕は許されない。

そこで、色々と検討した結果、以下のようなルートで紀伊半島を一周することにした。
紀伊半島一周コース

新宮発紀伊田辺行きはロングシート青春18きっぷを使って、紀伊半島を一周する場合、一番のネックは新宮~紀伊田辺間である。

この間、普通列車にはロングシート車両が専ら運用されている。と、同時に、この区間は紀勢本線中で最も見事な風景が楽しめる場所でもある。

クライマックスをロングシート車両で迎えるのは、如何なものか?

くろしお26号そこで、時間短縮も兼ねて、新宮~御坊間はくろしおに乗車する事にした。これで、なんとか、家族との夕食前に堺市内の自宅にたどり着くことができる。

ところで、くろしおに乗車すると、当然その区間の特急券(指定券)と乗車券が必要になるのだが、これは、JCBカードのポイントをJCBギフトカードに交換し、ギフトカードできっぷを購入したので懐は全く痛んではいない

但し、JCBギフトカードでJRきっぷが購入できる旅行代理店は限られている。JTBは店舗によって対応が異なるらしく、堺東のJTBでは購入不可だった。

色々と調査した結果、堺東の南海国際旅行だと、JCBのギフトカードでもJRの切符も購入可能だと判明したので、12月初旬のとある土曜日に購入を済ませておいた。(ちなみに、同じ南海国際旅行でも、関空にある店舗ではJRと競合するため、JRのきっぷは売っていないとのこと)。
堺東の南海国際旅行

航空機の場合には、色々なポイントをマイルに換えて、マイルを使って特典航空券に交換したり、マイルを使って航空券を購入することができるが、鉄道の場合は一筋縄ではいかない。
JRきっぷはJCBギフトカードで買える

一例として、小生がやった様にポイントをJCBのギフトカードに交換し、JCBのギフトカードを使ってJRのきっぷを購入(乗車券だけではなく、全てのきっぷが購入可能)する方法がある。。 

何もVIEWカードやJ-WESTカードだけが鉄道の旅をサポートするカードではない。お得に鉄道の旅をしたいなら、JCBカードは、持っていて損は無いカードだと思う。 JCBカードの申し込みは以下のバナーから可能。



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2009年最後の旅【その3】

2009-12-27 07:49:00 | 列車

快速みえ@多気往路:12月27日(日) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →岐阜   :ムーンライトながら 岐阜   →名古屋  :快速名古屋行き 名古屋  →金山   :普通中津川行き 金山   →名古屋  :快速名古屋行き 名古屋  →多気   :快速みえ51号 運賃:¥1,110+青春18きっぷ1回分+¥510+¥490+¥510

【前回からの続き】名古屋駅の関西線ホームへ行くと、既に、快速みえはホームに入っていた。
快速みえ@名古屋快速みえ@名古屋

たった2両編成の快速みえ

先頭車両の前半分は指定席なのだが、自由席には人があふれており、指定席も満席との事。当然、小生の隣にも人が居る。

噂通り、かなり混雑している快速みえ

車両価格が高いので、編成を増やせないのは分かるが、新幹線で儲けた金をリニアだけにつぎ込むのではなく、快速みえの4両化、いや、できれば、6両化?に投資しても良いのではないかな?

名古屋停車中に検札があって、その際、伊勢鉄道線区間の運賃¥490を精算する。

快速みえの車内ところで、この車両は前半分だけが指定席、しかも、座席だけでは自由席か指定席か区別が付かないので、色々とトラブルの種を抱えている様である。

自由席だと思って座っていたら、本来の席の持ち主が現れたり、指定席と知って、空席がないかと食い下がる御仁が居たりと。

自由席と指定席とを区別するためにも、せめて、指定席にはもう少しグレードの高いシートを宛うとか、モケットの色を変えるとか、JR東海ももう少し工夫すれば良いのにと、思う。

久しぶりの関西線、馴染み深い近鉄を右手に見ながらの車窓は、新鮮で、楽しい。

暫く、景色を眺めていたのだが、なぜか木曽川、長良川を渡った記憶が無い。一瞬眠っていたのか、それとも???

記憶は無いのだが、現に川を渡ったのだろう。

列車は、間もなく桑名に到着する。再び、右手側に近鉄特急と養老鉄道線が現れた。
桑名
桑名

近鉄側から関西線を見る機会の方が圧倒的に多いものだから、同じ物でも、視点が異なると全く違って見える。当たり前だが。

JR四日市を過ぎて、伊勢鉄道線に入る。
伊勢鉄道線

一瞬、路線が、非電化ではあるが複線の高規格路線になったように思われたが、暫くすると土地付きの単線区間になり、そのうち、普通の単線になった。

かなり中途半端である。

伊勢鉄道、関西本線とも、所々単線区間がある(と、いうよりは、所々複線区間があると言った方が適切か??)。これで、近鉄特急に対抗しようというのだからJR東海も良い根性をしている。でも、快速みえの加速のエンジン音はなかなか快いので、気概だけは充分くみ取れる。

再び、近鉄が右手に見て、そして、紀勢本線と繋がって、津に到着。

ワイドビュー南紀と、鳥羽行きのアーバンライナーPLUSに会合する。

このアーバンライナーは、名古屋発7時50分、鳥羽着9時25分。一方、小生が乗車している快速みえは、名古屋発7時49分、鳥羽着9時40分。 つまり両者は、モロに競合しており、8時40分に津で相見える事になる。

運賃はJR+伊勢鉄道線の方が、安いのだが、直ぐに満席になる指定席、一方、自由席なら並ばないと座れない事を考慮すると、近鉄の方に軍配があがりそうな気がする。

さて、津を過ぎて、紀勢本線を走る。

高茶屋途中、高茶屋で、列車交換のため約5分停車。近鉄に対抗する割には、快速みえを優先させるダイヤにはなっていないのは非常に不思議である? 

単調な平野の風景が続く。が、天気が良いため、見飽きる事は無い。3度目に、近鉄の線路が右手に見えてきて、松阪に到着。

松阪で空席ができたここで、多くの乗客が降りる。初めて空席が出来た。

小生は、松阪では降りず、暫くは空いた座席でくつろぐ事にする。

そして、次の停車駅、多気で降りて、ニコチン補給のために一旦改札を抜ける。


快速みえ@多気


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2009年最後の旅【その2】

2009-12-27 06:30:00 | ムーンライトながら

全日空ホテルズ ホテルグランコート名古屋往路:12月27日(日) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →岐阜   :ムーンライトながら 岐阜   →名古屋  :快速名古屋行き 名古屋  →金山   :普通中津川行き 金山   →名古屋  :普通名古屋行き 運賃:¥1,110+青春18きっぷ1回分+¥510

名古屋方面へ戻る岐阜駅で、東海道線上りホームに向かい、やってきた快速名古屋行きに乗って逆行。

というのも、今朝は、名古屋7時49分発の快速みえに乗車して、松阪方面に向かう事にしている。

しかし、ムーンライトながらの名古屋到着は5時20分だから、素直に名古屋で乗り換えようとすると時間を持て余してしまう。そこで、名古屋で少しリッチな朝食を楽しむ事を計画に入れた。

ところが、5時20分に名古屋に到着しても、開いている店など全く無い

金山総合駅そのため、列車を待合室代わりに使うべく、岐阜まで行って、名古屋方面に戻る事にした。こうすると、2度目の名古屋到着は6時過ぎになる。もう少し待てば店は開く。

名古屋ボストン美術館今朝の朝食会場として選んだのは、全日空ホテルズホテルグランコート名古屋2Fカフェレストラン オーキッドガーデン(クリックで楽天トラベルへ)

SFC特典で5%引きになるし、グルメマイルも加算される。但し、PriorityClubのポイントと2重加算は出来ないらしい。

所在は金山なので、名古屋で再び乗り換えて西の中央線に乗って金山で降りる。ANAホテルグランコート(クリックで楽天トラベルへ)は、金山総合駅に隣接する名古屋ボストン美術館と棟続きになっている。
ANAホテル
全日空ホテルズホテルグランコート名古屋2Fカフェレストラン オーキッドガーデン
(クリックで楽天トラベルへ)

営業開始の6時30分丁度にレストランの受付で手続きを済ませ、席に案内して頂く。既に、数名の先客が居た。

丁度、金山駅を見下ろす場所に案内してもらったので、色々な電車が眼下に見える。

閑話休題、先ず、一通り見て回わり品定めをする。噂に違わず、メニューが極めて豊富で¥2,500(¥2,350)の値打ちはありそうである。
朝からステーキ
(クリックで楽天トラベルへ)

特に嬉しいのは、カットステーキがあること。貧乏暮らしの小生は、ステーキなぞ久しく口にしていない。また、名古屋名物のきしめんも食べ放題である。その都度茹でて作ってくれるので、お味も充分満足。
きしめん
(クリックで楽天トラベルへ)

一般ビジネスホテルのバイキングとは違って、フルーツの種類も豊富。おまけに、ウエイトレスが珈琲を入れてくれる。
デザートのメロン
(クリックで楽天トラベルへ)


とにかく、質、量とも極めて良いバイキングなので、1時間程度で退出するのは勿体ないのだが、次の予定もあるので渋々レストランを後にし、金山総合駅に戻る。

そして、やってきた西の中央線列車で三たび名古屋に戻る。【続く】
ムーンライトながらの座席が取れなかった時には、夜行バスで移動。
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2009年最後の旅【その1】

2009-12-26 23:12:00 | ムーンライトながら

ムーンライトながら案内表示往路:12月26日(土) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →岐阜   :ムーンライトながら 運賃:¥1,110+青春18きっぷ1回分+¥510

中央線快速今日は仕事納め。しかし、最後まで無茶苦茶慌ただしい一日だった。

帰宅後、東京宅の片づけ、掃除、洗濯などを済ませて今年最後の旅に出る。公私とも時間の経過が速い。1時間2時間なんて直ぐに過ぎ去る。だから、一年なんてあっという間である。

例によって、中央線快速で東京まで。

東京駅ナカのソバ屋で、かき揚げうどんを食す。22時まで開いてはいるのだが、東京駅ナカのくせに店じまいが早すぎるような気がする。
江戸ソバ江戸ソバ

その後、駅弁屋で、今宵と明日の分の駅弁を調達。遅い時間なのに、結構良さそうな駅弁が残っていた。
駅弁屋></A><A HREF=駅弁屋

まだ時間があるので、出発までの時間を鈴の森広場にある待合い場所で過ごす。丁度、テーブル付きの椅子が空いていたので、貯まりに貯まった紀行文の作成に勤しむ事にした。

22時45分にホームに上がる。

列車の入線は22時50分頃との事。しかし、実際に列車がやってきたのは22時55分。

今宵の宿は、...ムーンライトながら大垣行きである。

東京駅何時もの通り、遅れている中央線との接続を取って定刻2分遅れで東京駅を出発。

定期ムーンライトながらが廃止されて、辛うじて生き残った(臨時)ムーンライトながら。今宵も指定席は満席らしい。青春18きっぷとともに、何時までも、いやせめて、小生の単身赴任中は、走り続けてもらいたいものである。

車内東京駅を出発後、列車案内の放送が入るが、相変わらず鉄道唱歌のオルゴールは鳴らさない。鉄道旅行の風情を理解しない車掌とみた。それとも、オルゴールが壊れているのか??

今宵の検札は早い。

品川出発後、暫くすると検札があった。夜行列車で検札が早いのは、何にも増してありがたいサービスである。

検札終了後、東京駅で購入した駅弁に箸を付ける。

南三陸松島かきめし¥1,000也。牡蠣は小振りだが味は比較的濃い。味ご飯にも牡蠣の風味がうまく染み出ている感じがする。

但し青のりは余分。風味を付けるためだろうが、粉が飛び散るのは迷惑だし、時間が経つとべたべたになる事だろう。
かきめし¥1000かきめし¥1000

ともあれ、ごちそう様でした。

食後は、睡魔がやってくるのをじっと待つ。と、来た来た。

横浜手前で、アイマスクと耳栓と毛布で睡眠体制に入り、程なく眠りについた。

途中、どこかで運転停車中に一瞬意識が戻ったが、再び熟睡。夕食を車内で摂ったのと、少し気温が低めだったので毛布で防備したのが正解だったようである。

珍しく5時間ほど眠った後、岡崎???あたりの運転停車中に目が覚めた。よほど熟睡したせいか首が痛い。

横を見ると、既に隣人は居なかったので、横になる。気持ちが良くて、3度目の睡眠に入るかと思われたが、それは叶わず、ウトウトとしていただけである。

鳴海の運転停車中に”おはよう放送”が入るが、たった一言、ぼそっと、

”後8分で名古屋です。”と極めて素っ気ない。かつては、”皆様おはようございます。後8分で名古屋到着です。..”とか言ったものだが。

名古屋停車中も、横になってウトウトしていたが、人の動きは感じ取る事ができる。恐らく、ここで多くの人が降りたものと思っていたが、実際には、まだ多くの乗客が残っていた。

名古屋の次の停車駅、岐阜に到着。

今回は、岐阜で降りる。【続く】
ムーンライトながら@岐阜

ムーンライトながらの座席が取れなかった時には、夜行バスで移動。
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復路も爆睡移動

2009-12-20 21:05:00 | JAL

QUICKは久しぶりに当たりくじを引いた復路:12月20日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J) 羽田空港 →京王八O子:空港バス 運賃:¥780+¥12,100+¥1,700

関空快速にて年末の多忙な休日。

今宵のJRは定時運行している様子なので、夕食後、いつもの関空快速で関空へ。

りんくうタウンで1分の停車で時間調整。久しぶりである。開いたドアから寒風が入ってくる。

関空へは定刻に到着。

保安検査場を通過する。今回、やっと当たりくじが出たQUICK。確率としては5%、20回に1回である。

関空国内線出口の謎のゲート??再建中のJALとしては、大判振る舞いは難しいのだろうか? もっとも珈琲は珈琲で有り難く頂くつもりではいるが。

ふと、出口を見ると、青い光を放ったバーが設置されている。これは一体何だろうか? 鉄道じゃあるまいし、出場のチェックなどありえないと思うのだが。

サクララウンジは思いの外混んでいた。が、なんとか座席を確保して、睡眠薬を服用する。

今宵の翼はJAL192便羽田行きである。
JAL192便
JALの再建を応援します。予約はこちらから...
JAL 日本航空


192便は最近は21時丁度出発となっていたが、今宵に限っては21時05分出発になっていた。この5分の差は一体何が影響しているのだろうか?

睡眠薬の影響で、離陸前に睡眠開始。

ドリンクサービスで目が覚めた。

21時05分出発なので、ひょっとしたら到着が遅れるかも? と思っていたが、予想に反して、当機は見事、定刻に羽田に到着。

空港バスしかし、連絡バスで2タミへ移動する時間的余裕は無いので、素直に、1タミから八O子方面高尾行きバスに乗車。

相変わらずバスは空いており快適快適。

暫くはパソコンで紀行文の作成をこなしていたが、そのうち、睡眠薬の影響で眠くなってきた。それで、中央道に入った頃から再び睡眠開始。八O子のインターチェンジを降りるまでぐっすりと眠っていた。

いつもは、なかなか眠れないくせに、今週末に限っては、なぜか往路復路とも爆睡移動の旅であった。

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ガラガラのラピードに乗って大阪市内へ

2009-12-19 06:25:00 | JAL

ラピードβ往路:12月19日(土) 京王八O子→羽田空港 :空港バス 羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J) 関西空港 →なんば  :ラピードβ(S) なんば  →     :地下鉄御堂筋線 運賃:¥1,700+¥10,100+¥620

今朝、10時20分に大阪市内の某所に行く急用が出来た。

ところが、今朝はJAL175便の予約を入れている。175便だと関空到着は9時45分頃になるから、到底間に合わない

しかし、今週末は12月のバーゲンチケット週間。バーゲン運賃は、空席があれば前便への変更が可能である。

京王八O子バス停一応、カテゴリSなので、173便か、それがダメでも101便(伊丹行き)への変更は可能であろう。最悪、クラスJを諦めれば何とかなるに違いない。
173便の空席待ちを狙って、当日朝、久しぶりに、4時30分発の空港バスで羽田へ向かう。

昨今の疲れが溜まっていたためか、珍しく爆睡する。日野バス停以降の記憶は無い。

ファーストクラスカウンター羽田到着は、5時40分頃。

空いているファーストクラスカウンターで、175便の予約を173便または101便に変更するよう依頼する。

幸い、173便に空席があった。但し、座席は1K、一番前は余り好きではないのだが、この際、席があっただけでも有り難いと思わねば。

いつものように、DPラウンジのベーグルで朝食とする。
ベーグル
因みに、このベーグルは楽天のBagel&Bagelで購入できる。

そして6時10分頃、忙しなく19番搭乗口へと向かう。既に優先搭乗は終わっている。

搭乗するとCAさんから丁重なご挨拶を受ける。なぜ、173便では挨拶があって、175便では放置されるのか、全く理解に苦しむ。
隣は空席MD90前方

先程言ったように、最前列は好きでは無いのだが、隣は空席であった。これで、ゆっくりとくつろげる。

日の出離陸後、ベルトサインが消えると眼下の地平線から太陽が姿を覗かせた。

今は日の出が一番遅い頃。

季節を感じてしまう。

そして、間もなく、2009年も終わってしまう。

本当に1年なんてあっという間である。

さて、航路上の天候は概ね良好で、地上の景色や、朝日を帯びて赤く輝く富士山が綺麗に見えた。
富士山
富士山
ドリンクサービスを受けて、富士山を撮り終わると安心して、珍しく寝入ってしまった。バスで爆睡したのにも関わらず。余程、疲れが溜まっているのだろうか? それとも風邪薬の影響だろうか?

降下に伴うベルト着用サインで目が覚めた。

関空へは7時40分に到着。
JAL173@関空
JALの再建を応援します。予約はこちらから...
JAL 日本航空

大阪市内の某所には、10時20分までに行かないといけないのだが、時間的余裕が充分あるので、PriorityPassを使って、KALラウンジを訪問する。

1時間ちょっと、ラウンジで過ごし、南海電鉄のホームへ。

ラピードに乗車大阪市内へはラピードで行く事にした

以前のキャンペーンで貯めたポイントが1,000P残っているので、今回700Pを使ってスーパーシートを予約

相変わらず、ラピードのスーパーシートはガラガラで、小生含めて乗客は3名しか居ない。次のダイヤ改正で、JR西のはるか昼間時間帯の一部を臨時列車化するそうだが、ラピードはどうなるのか? 南海もいつまでもガラガララピードを走らせることは無いのではないだろうか?

スーパーシートフルリクライニングして、瞼を閉じていたら、知らない間に眠ってしまった様で、気が付くと天下茶屋まで来ていた。

今朝に限って、なぜにこれ程まで眠れるのか、自分でも不思議である。

難波で降りて、地下鉄御堂筋線に乗り変えて、某所へ向かい、予定通り所用を済ませる。

昼食は、外で済ませる事にしていたので、今回はモニ割どっと混むで当選した、Cafe Ni-Yonというお店に行ってみることにした。

モニ割どっと混むとは、ファンクル関西限定版みたいな覆面モニターサービスの事で、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、代金をポイント(キャッシュ)バックしてくれるシステムであり、小生は今回初めてお世話になる。

アンケートのやりかたやレシートの提出のやり方はファンクルとほぼ同じである。関西方面に在住していたり、行く機会の多い人は、是非登録をお勧めする。因みに登録は、以下のバナーから可能。


さて、Cafe Ni-Yonというお店は心斎橋にあって、どちらかというと女性やカップル向けのお店の様だが、ランチタイムに限っては、オジサンが入店してもそれほど違和感は無い。元々、24時間営業の様だし。
小生は、看板メニューの一つ、オムライス¥880をオーダーした。
オムライス

単品のオムライスとしては、やや高めの値段設定ではあるが、玉子の柔らかさや、オムライスにかかっているキノコ入りデミグラスソースが美味しかったので、まぁ、納得できる。

その後、御堂筋線に乗車して帰宅。

バーゲンチケットを上手く活用して、某所に時間通りに到着できたし、期限が気になっていたラピードのポイントも消化できたし、睡眠不足も補えたし、比較的充実した帰郷の旅であった。

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JAL80回目の搭乗

2009-12-13 21:00:00 | JAL

JAL192便復路:12月13日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J) 羽田空港 →京王八O子:空港バス 運賃:¥780+¥12,100+¥1,700

出発前のチェックで、JR神戸線の人身事故発生を知る。阪和線への影響を考慮して、念のため、少し早めに自宅を発つ。
JR人身事故

神戸線の事故とは別に、先行の快速列車で非常ボタンが取り扱われたらしく、4分遅れで運行。通常、1分間のりんくうタウンでの停車時間をかなり切りつめた様だが、結局関空へは5分遅れで到着。

ところで、19時のNHKニュースによると、本日、前原大臣が関空へ視察に来たらしい。関空の役割を貨物と格安航空会社の拠点にしたいらしいが、それなら、空港利用料を引き下げないといけない。

また、ここで言う格安航空会社とは、国際線の事だろうが、国際線が格安でも国内区間の運賃が高いと元も子もない訳で、前原大臣が関空アクセスに関して、どのような考えを持っているか是非伺ってみたいものである。

サクララウンジ保安検査場を通過して、サクララウンジに潜入する。時間帯が早いため、空いており席に不自由しない。

眠って移動するために、睡眠薬を服用しておく。

今宵の翼はJAL192便である。今年80回目の記念すべきフライト。無事に羽田にたどり着けば、来年度もJGP確定となる。

JAL192便来年JALがどうなるのか、全く予断を許さないけれども、既得権はそれなりに残るのではないかと思う。

優先搭乗して、枕と毛布を持ってきて貰い、離陸前に睡眠体制に入る。

睡眠薬の分量がやや多かったためか、目覚めた時には、ドリンクサービスは通り過ぎていた。

しかし、おやすみシールが貼られていない。ドリンクサービス提供時に眠っていた乗客に対しては、座席の前にシールを貼る事になっていたはずだが、知らない間に廃止されさたのか? それとも、CAさんが無視したのか?

その後、CAさんが通るたびに、何度も何度も目で合図をするのだが、全く無視されてしまう。目が合えば、普通は、声を掛けてくれるものだが、今宵に限ってはそうでは無い。

暫くすると、揺れのため、ベルトサインが点灯する。結局、ドリンクにはありつけず。喉が乾いていたのに、嗚呼。

レインボーブリッジ当機の羽田到着は、22時過ぎで滅茶苦茶早い。

バスチケットカウンターでチケットを購入後、連絡バスに乗車して、始発の第2ターミナルから空港バスに乗る。

空港バスは空いており、東京の夜景を楽しみながら、京王八O子へ。

東京タワー到着は23時35分で、まぁまぁ早い方である。

睡眠薬の分量が多かったためか、やや、頭が重い感じがしていたが、夜道を歩いていると段々とすっきりしてきた。

それにしても、今年80回目の搭乗だというのに、冷たい歓迎ぶり??に少しガッカリとした帰京の旅であった。




きちんとしたマスクでインフルエンザ対策を。入手は早めに。



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今冬の青春18きっぷ解禁日に【後編】

2009-12-12 05:30:00 | ムーンライトながら

キャンペーンのスクラッチカードは外れ往路:12月12日(土) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →名古屋  :ムーンライトながら 名古屋  →津    :鳥羽行き急行 津    →大阪難波 :アーバンライナーPLUS(DX) JR難波 →天王寺  :快速奈良行き 天王寺  →     :快速日根野行き 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ+近鉄株主優待券+¥1,690
名古屋到着【前編より】
名古屋到着。

近鉄株主優待切符大垣バトルを避けるために、ここでムーンライトながらを降りて、近鉄の連絡改札を目指す。

改札に居る、近鉄の駅員に青春18きっぷを見せて、先日、天王寺で購入した近鉄株主優待乗車券を自動改札に放り込む。

やがて、近鉄名古屋駅急行ホームに、531列車、鳥羽行き急行が入線してきた。

鳥羽行き急行 531列車
予定通り5200系、JR西221系の原型となった快適車両が充当されている。フカフカのクロスシートと、足下の暖房が心地よい。
車内5200系シート
外は暗いため、見るべき車窓も無く、津までの約1時間は、睡眠補充に努めようとするが、結局のところ、眠れずに過ごす。

津で降りて、ここでニコチンを補給して、近鉄特急がやってくるのを待つ。
津で下車する伊勢鉄道

特急に先行すること、伊勢鉄道の単行列車が向こうのホームに入線するのをボンヤリと眺める。窓が長細く特徴のある車両である。

UL PLUS@津その後、直ぐに、大阪難波行きのアーバンライナーPLUSがやってきた。一般車は空いているが、DXシートは満席に近い。

DXシート後ろの人にことわって、シートをフルリクライニングさせ、今度こそ、睡眠体制に入ろうとするが、やはり、目が冴えて眠れそうな気配が全く無い。

出発して、暫くすると、検札では無く、KINTETSUのジャケットを着たお姉さまが、スクラッチカードを配って回る

これは、近鉄名阪特急・直通運転開始50周年を記念して、本日、12月12日から開始されたキャンペーンであるそうな。
「50周年 サンクス プレゼント スクラッチカード配布
記念式典もあったそうだが、残念ながら、名古屋発6時のこの列車には、特別なラッピングもなければ、ヘッドマークも掲出されてはいない。

そして、小生の貰ったカードのスクラッチをめくって見ると、...残念ながら、最下位のD賞。

スクラッチカード近鉄駅売店で使える50円金券であるが、恐らく、使う機会は無さそうである。

なお、このKINTETSUのジャケットを着たお姉さまは、恐らくはアルバイトなのだろう。と言うのも、ある乗客が”車内販売はあるのですか?”と、問いかけたところ、”さぁー、詳しい事は判りません”と答えていたので。...もし、正社員か関連会社の社員なら、車内販売の限定運用の事は先刻承知だろうから。...

暫くして、車内から日の出を眺める。そして、列車は急にスピードを緩め、中川短絡線を経由して、大阪線に入る。
日の出中川短絡線通過中

直線区間に入って、再び、快走を開始。景色が飛ぶように流れる車窓は、楽しい。

122km/h青山トンネルに入って、スピードメータは122kmを表示する。たしか、この車両21000系の最高速度は120kmではなかったか? と思って調べてみたら、現在では130km運転しているとの事。納得。

特急は、名張を通過。

そのころから、漸く、睡魔がやってきたので、カメラとパソコンを鞄にしまい込んで、アイマスクと耳栓を装着し、眠り心地に入る。

八木到着は記憶にはなく、鶴橋到着に先だって流されるメロディ(旅愁)で目が覚めた。1時間弱は眠れた様である。

今回は鶴橋ではなく、終点の大阪難波で降りる。
大阪難波駅

列車が、引き込み線に消えていくのを見届けた後に、エスカレータを昇って、JR難波へ向かう。

奈良行き快速ここで、ガラガラの奈良行き快速に乗車して、天王寺へ。

天王寺で始発の日根野行きの快速に乗り換えて堺の自宅へ戻る。

久しぶりにムーンライトながら&近鉄特急に乗車。熟睡は叶わなかったけれども、山の中を疾走するアーバンライナーの車窓をそれなりに楽しめた帰郷の旅であった。

ムーンライトながらの座席が取れなかった時には、夜行バスで移動。
予約はこちらから

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今冬の青春18きっぷ解禁日に【前編】

2009-12-11 23:11:00 | ムーンライトながら

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夜景に釘付け

2009-12-06 21:00:00 | JAL

大阪の夜景復路:12月06日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J) 羽田空港 →京王八O子:空港バス 運賃:¥780+¥12,100+¥1,700

ガラガラなので、皆さん、足を投げ出しているガラガラの関空快速に乗車して、関空へ向かう。

小生の単身赴任生活を影で支えてくれる関空快速。空いていて本当に助かる。

りんくうタウンでラピードと会合して、関空到着は定刻の20時18分。

次の週末から始まる18きっぷ解禁に備えて、自動券売機で青春18きっぷを購入。こちらの記事に書いた通り、ファミマTカードで決済をする。

これで、Tポイント500P = 250ANAマイルのボーナスポイントが頂けるはず。ファミマTカードは時々、JRやANA系のキャンペーンをやるから要チェックである。
関空の自動券売機青春18きっぷ

お得で便利なファミマTカードの入会は以下のバナーから可能。

クリスマスツリーKANKU CLUBカウンターの場所移動に伴って、今年は、クリスマスツリーの場所も変わった様である。

関空でその他の用事もあったり、保安検査場を抜けるのに手間取ってしまった事もあって、結局、今回はラウンジには全く寄れず。

無理をすれば5分程度は滞在できたかも知れないが、忙しないので止めておいた。

サクララウンジで睡眠薬を服用する予定だったのだが。

今宵の翼はJAL192便羽田行きである。
JAL192便
JALの再建を応援します。予約はこちらから...
JAL 日本航空

20時45分から優先搭乗が開始され、小生含めて4名が先にブリッジを渡る。

そして、満席のJAL192便は21時00分、定刻に出発。

天気予報では、低気圧の影響で、日本海側は大荒れの天気らしい。だが、上昇中の揺れは大した事は無い。

それよりも、空気が澄んでいるお陰で、大阪の夜景が見事。見慣れた風景ではあるが、見とれてしまう。
大阪の夜景
大阪の夜景

セントレア航路上の天候は良好であり、素晴らしい夜景は、まだまだ続く。

こちらはセントレア、その特異な外観は、暗い海に異彩を放っている。

窓の外から目が離せない。時間の経過を忘れてしまう。

遙か北方に東京の明かりが見えだした頃、ベルト着用サインが点灯する。ここで、暫し瞼を閉じていると、意識が遠のく。

東京の夜景大きく反時計回りに旋回した拍子に目が覚めて、再び窓の向こうを眺めると、写真には撮れないけれども、東京の明かりに向かって降下を開始している最中であった。

光の束がぐんぐん大きくなっていく。目映い煌めきの中に突っ込んでいくような錯覚を覚える。

そして、数え切れない程の瞬きに迎えられてA滑走路に着陸。時刻は丁度22時であった。

”皆様、定刻より5分ほど早く到着しました。当機は間もなく5番スポットに...”というアナウンスが流れた。

羽田到着は、22時05分。早い。
連絡バスで2タミへ

バスチケットカウンターで八O子までのチケットを購入し、22時15分発の連絡バスに乗車して始発の第2ターミナルへ移動する。

いつもの様に空港バスは空いており、八O子まで楽々移動。

澄み渡った冬空の下、見事な夜景に釘付けになった1時間の帰京の旅、いつもこうなら良いのだけれど。

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虹と月に迎えられた旅

2009-12-05 08:20:00 | JAL

雲に虹が投影された往路:12月05日(土) 八O子  →東神奈川 :横浜線普通 仲木戸  →神奈川新町:品川行き普通 神奈川新町→羽田空港 :特急羽田空港行き 羽田空港 →関西空港 :JAL175便(J) 関西空港 →     :関空快速 運賃:¥690+¥440+¥11,100+¥780

昨夜は、21時30分に就寝。

そして、翌朝3時30分に目覚ましで起きる。珍しくよく眠った。

今朝は、始発の横浜線で羽田に向かう。

仲木戸駅6時間も眠ったのだから、恐らく眠れないだろうと思い、車内では紀行文の作成を行う。

東神奈川で、京急に乗り換えて、次の神奈川新町で特急羽田空港行きに乗車し、羽田空港到着は、6時22分。

今朝の羽田は空いている方である。

第1ターミナルのクリスマスツリー

京急の改札を抜けて、第1ターミナルのクリスマスツリーを左手に見ながら、長いエスカレータを昇る。

DP保安検査場を抜けて、DPラウンジへ。

12月になって朝のベーグルは、ブルーベリーと全粒粉に変わった。そして、チョコレートマフィンが加わっている。

どれも美味しい。エスプレッソとともに頂く。
Bagel&BagelBagel&Bagel

因みに、これらは楽天のBagel&Bagelで購入できる。

出発まで時間が充分あるので、次に、カードラウンジ北を訪問し、ニコチンの補給と、ついでにクロワッサンも頂く。既に、7時30分を過ぎているのだが、まだまだ、クロワッサンは沢山残っていた。
カードラウンジ クロワッサン

ちなみに、カードラウンジ北で提示したのは、こちらの楽天ゴールドカードPriorityPassも付帯しているお得なカードである。以下のバナーから入会は可能。

8時過ぎにカードラウンジを出て、北の端19番に向かって歩いたのだが、何時もと違って人気が無い。

珍しく16番から出発念のため搭乗券を確認したら、今朝は16番から出発との事。

何時もと違う。まさに番狂わせである。

来た道を引き返す。

翼はJAL175便関西空港行きである。

雲の上を滑るように飛行今朝は、雲が立ちこめており、残念だが富士山は望めそうに無い。

出発後、雲の層を突き抜けて上昇するが、それほど大きな揺れは感じない。窓に目をやると、やはり上にも下にも雲しか見えない。

単調な風景である。暫く瞼を閉じて、二度寝の体制を取る。

ドリンクサービスで目を開けて、再び景色を眺める。富士山のあたりがやや暗くなっているが、雲に阻まれて影も形も無い。

ふと、目を下に向けると、7色の輪が見えた。
雲に投影された虹

虹である。

恐らく、上層の雲の水蒸気が太陽光を屈折させて、下層の雲に像を投影しているのだろう。画像では濃く映っているが、肉眼では、色の違いは微かなので、気づいた人は少なかったのではと思われる。

今から思えば、CAさんに教えてあげれば良かったか。

そんな事はお構いなしに、当機は、西へ西へと雲の上を滑るように飛行する。不思議なのは、何時までも丸い虹が見えている事である。
雲の層が凸凹だと虹の形は歪む

既に、体内GPSは、知多半島まで達しているが、まだ、虹が見えている。過去に、短時間、同様の現象を観た事はあるが、これ程までに長い時間、虹が見えていたのは初めてである。
地上の風景と虹

当機が、紀伊半島上空に達した頃、上空の雲が切れたためか、虹は見えなくなった。

代わって、今度は、今にも没しようとしている白い月が見えてきた。
月が見えてきた

青い空に映える半分の月。美しく、そして、水平線に近いため大きく、目立つ。

月没沈むまで追いかけたかった。

間もなく雲に接触し、没しようとしたその時、無情にも、旋回に伴って、月は視界から消えてしまった。

間もなく、ベルトサインが点灯し、雲の層に突入して、関空へ向かって高度を下げていく。そして、関空へ着陸。



JAL175便@関空


天気は小雨。地面が濡れている。着陸直前に見えた青空が嘘の様である。

雲の上で日々繰り広げられる自然現象。

虹と月に迎えられ、これらを目の当たりにできた、なんとも不思議な帰郷の旅であった。

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