東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

伊丹→羽田 堪え忍んだ1時間

2007-11-25 19:35:00 | JAL
種別Aの空席待ちカード
復路:11月25日(日)
     →天王寺  :関空快速
天王寺  →伊丹空港 :空港バス
伊丹空港 →羽田空港 :JAL134便(特典)
羽田空港 →京王八O子:空港バス
運賃:¥830+¥1,700

3連休の最終日。

混雑するのは分かっていながら、帰京しなくてはいけない。こんな時こそ、今までの経験で培った知恵を活用したいところである。

最初は、10月に購入した回数券を使って、いつものJAL192便を予約していた。なんせ3連休の最終日であるから、先得の設定も無く、特割1も回数券並の値段であり、回数券の利用が最も効率が良いように思われた。

しかし、少し前にも述べたが、既に今年50回の搭乗を達成した今となっては、残りの搭乗は消化試合みたいなものであるので、消化試合に、高額な回数券を使用するのは得策では無い。

特に、この回数券、来年2月中旬まで使えるので、今使用するのと、制度が変わる来年1月以降に使用するのとでは、価値が異なる。FlyOnPointボーナス+400Pointの有無は、ひょっとすると大きいかも知れない。

一方で、マイルをちょびちょびICに変換しながら、ここまでやってきたが、まだ、マイルはそこそこ残っている。回数券で入れた予約をキャンセルし、特典航空券で帰京する作戦を考えた。先週のANA148便の時と同様である。

とは言っても、思い立ったのは、2週間前であるから、3連休最終日の夜の大阪→東京便に特典枠の空きなど有る訳は無い。が、これも同様に、根気良くホームページをチェックしていたら、JAL194便が△になっているのを発見。194便と言えば、最終便であり、下手をすると帰宅が26時になってしまうリスクがあるのだが、特典航空券は、当日出発空港において、早い便に空席があれば変更可能というルールがある。

まぁ、クラスJを望まなければ何とかなるだろう、と踏んで予約を入れた。11月25日分なので、マイル割引期間から微妙に外れているのが残念であったのだが、他に、帰京手段が思い当たらなかったので、仕方が無い。


天王寺の歩道橋から近鉄百貨店を眺める当日、JALのホームページで大阪→東京便の空席状況を何度かチェックするが、見事に、×が揃っている。こんな状況で本当に変更が可能かどうか、若干不安もあったので(特にカテゴリSが新設されてからは)、少し早い目に自宅を経つ。

いつもと逆方向の関空快速で天王寺まで出て、天王寺からは空港バスで伊丹へと向かう。バスは予想通りガラガラで、連休の疲れもあって眠ってしまう。そのため、一瞬で伊丹に到着したような気がしたが、既に、時刻は18時40分である。
オレンジ色の大阪空港バス

早速JGCカウンターに行って、搭乗便の変更を申し出る。

クラスJに空席が出た場合、普通席とクラスJとのどちらを優先しますか?
もちろん、クラスJでお願いします。
クラスJ差額分のお支払いは?
アップグレードクーポンでお願いします。
特典航空券の場合は、アップグレードクーポンは利用できないのですが。
では、カードで。
畏まりました。

という次第で、空席待ちカードを貰い、194便の搭乗券と合わせ持って、保安検査場のゲートを潜る。
空席待ちカード

空席待ちの方ですね。ハイそうです。と言うやりとりはあったが、特に問題なし。

実の所、小生、かつてクラスJ空席待ちを入れたことはあるが、便変更の空席待ち、それも満席と表示されている便への変更&空席待ちは初体験である。

19時30分発の134便と20時20分発の138便の両方に空席待ちを入れてもらっている。万一、両便とも、空席待ちが叶わなかったら、当初の予定通り、194便に搭乗しなくてはならない。即ち、伊丹から関空まで陸路を移動することになる。

移動には、20時10分発の関空行きの空港バスを使うつもりである。鉄道だと、かなり際どい。

しかし、138便の空席待ちの呼び出しは、20時05分との事。もし、空席待ちが叶わなかった場合、20時10分のバスに乗れるかどうかは、微妙である。次の関空行きのバスは、20時40分発。関空まで1時間くらい掛かるから、22時10分発のJAL194便に乗ろうと思えば全く余裕が無い。

さて、保安検査の後、スカイスナックで空弁を購入。選んだのは、大阪空港弁当シリーズのかつめし¥700也。BLUESKYなら、JALカードを見せると割引が効くのだが、スカイスナックではダメらしい。

そう言えば、伊丹ではBLUESKYよりもスカイスナックが幅を利かせている。

先発の134便の空席待ちの呼び出しは、19時15分との事なので、とりあえず、3階のサクララウンジへ入る。3連休の最終日の夕方ではあるが、やはり、立地条件のせいか、こちらのサクララウンジは、それほど混雑して居ない。

とりあえず、座席を確保して、飲み物を持ってこようとして、ハッとした。

青汁があった。へぇー、青汁は、ANAだけかと思っていた。たしか、羽田のサクラウンジやDPラウンジにもは青汁は無かったはず。

ちょっと感激して、トマトジュース青汁とを並べて弁当をいただく。
大阪空港弁当 かつめし と青汁&トマトジュース大阪空港弁当 かつめし と青汁&トマトジュース

大阪空港弁当シリーズのかつめし、みそダレを付けて食べるのであるが、コンビニ弁当とは違って、カツに油っぽさが無くて、まぁまぁ美味しい。うっすらカレー風味のご飯と良く合っている。

伊丹空港限定、大阪空港空弁シリーズは、色々と試して見たが、今のところ外れは無い。


そうこうしている内に、空席待ち発表の19時15分が近づいてきたので、17番の空席待ちカウンターへと急ぐ。と、既に、人だかりができていた。134便、普通席の空席待ちで、種別Aのお客様おられませんかぁー? と、言われたので、小生、空席待ちカードを渡す。

ファーストクラスの展示を見ながら、待つこと暫し、そして合格発表。
ファーストクラスシート

クラスJは、種別Sの方6~7名と種別Aの2名のみ、普通席は種別A約10名、種別Bはたった2名のみ。それもかなり若い番号である。そして、思いの外クラスJにも空席があった。が、予想通り種別Aにはなかなか廻ってこなかった。種別AでクラスJを望むなら、1~2便前に空席待ちを入れておかないといけないようである(確かな事は言えないが)。

これを蹴って、次の138便のクラスJを狙おうかと考えたが、特に、今宵の138便は国際線仕様(シェルフラットシート)らしく、結局、普通席しか取れなかったら(と言っても、国際線仕様なので普通席もゆとりがあるはずだが)待った甲斐がないので、妥協した。

今宵の翼は、JAL134便、伊丹発羽田行き、久々にギュウギュウの普通席に押し込められての帰京となる。

合格発表は、出発10分前なので、既に、殆どの乗客は席に着いている。小生の隣は空席。これは、ラッキー! 助かった。と思ったのはつかの間の事で、出発間際に、とんでもない禿デブ男がやってきた。

当然、胴体>シート幅

なので、小生の体側にかかる圧力たるやただ物では無い。おまけに、大きな紙袋を足の間に置くものだから(CAさんは、見て見ぬ振りをしていたが、これは規則違反ではないのか?)コヤツの太股が当たって、気色悪い事この上無い。

体は大きくとも、まわりに配慮して、小さくなろうと努力している人ならまだ許せるが、コヤツ何様なのか、態度もでかい。多分JGCなのだろうが、CAさんに、まるで召使いのような言葉を浴びせかける。

きっと、コヤツの両隣の乗客は、何時も不愉快な思いをしているのだろう。今日もどこかで迷惑をまき散らす禿デブ男。偶々、今宵乗り合わせた小生が不運なだけである。

しかし、これだけ傍若無人に振る舞えるのは、ある意味羨ましい。このような性格なら、狭い狭い普通席であってもさぞかし快適であろう。

同じ人種が隣に来ない限り。

JALANAも、JRもそしてバス会社も...お願いだから、
胴体>シート幅の乗客を乗せるときには、迷惑をかけない旨の誓約書を書かせるか、あるいは料金を2倍にして、隣席ブロックするよう規則を変えて欲しい。

じっと堪え忍ぶ1時間弱。バスで眠ってしまい、また睡眠薬も服用していないので眠れる訳もなく、本当に本当に辛い時間だった。やはり、伊丹-羽田のB777普通席に搭乗するのは、それなりの覚悟が居る。

それを思うと、改めて、クラスJの+¥1,000の価値を再確認した。特に、混雑することが判っている時には。

2タミのバス停久々に、辛い移動を強いられたJAL134便ではあったが、この便を選んだお陰で、21時丁度発の高尾行きバスに充分間に合った。

連絡バスで2タミから乗車。

バスはこの前、ANA148便で帰京した時と同様、空いている。1タミでも多くは乗ってこない。先程の窮屈さは一体何だったのだろうと思えるほどの快適さである。

京王八O子到着そして、3連休の最終日の割には、流れもスムーズで、22時過ぎには京王八O子に到着。速い。

特典航空券をうまく使って、安く帰京できたのは良かったが、傍若無人の禿デブ男のお陰でとんだ目に遭った。でも、クラスJさえ望まなければ、種別Aであっても空席待ちは比較的直ぐに落ちてくることが判ったのは収穫だった。

尤も、羹に懲りて膾を吹く、伊丹-羽田便の狭い狭い横10列の普通席なら、余程の事情が無い限り、避けることになると思うけれど。

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少し賢くなった神戸空港へ

2007-11-23 08:25:00 | JAL
神戸空港出発ロビー
往路:11月23日(金)
八O子 →新宿  :中央線普通
新宿  →品川  :山手線
品川  →京急蒲田:特急三崎口行き
京急蒲田→羽田空港:特急羽田空港行き
羽田空港→神戸空港:JAL153便(J)
神戸空港→三宮  :ポートライナー
三ノ宮 →大阪  :新快速敦賀行き
大阪  →天王寺 :大阪環状線
天王寺 →    :快速和歌山行き
運賃:¥780+¥400+¥7,500+¥320+¥770

突き刺すような冷たい朝である。

4時30分、いつもより30分遅く、東京宅を発って帰郷の旅に出る。今朝、JALに搭乗すると丁度50回。来年度もサファイヤ達成である。と言っても既にJGC会員になっているので、淡々としたものである。

むしろ、最近、露骨にJGPとの差を見せつけられるにつけて、何となくサファイヤという資格の中途半端さを感じるようになってきた。

さて、ここのところ、関西行きのJAL173便で土曜日の朝帰りが定番になっているが、3連休の朝には大阪方面行きの便には先得の設定は無い。唯一の例外は、神戸便行きJAL153便である。従って、この便の先得は激戦区である。キャンセル待ちが何とか廻ってきたのは、JGCサファイヤであるが故か? と考えれば、少しは慰めにはなるかも知れないが。

JAL153便は、羽田発8時15分なので、今朝は鉄道で羽田まで出ることにした。

中央線普通八O子4時59分発の中央線普通で新宿まで。

休日の早朝なので、当然、ガラガラではあるが、立川では立ち客が出る。尤も、寒い車内、人垣が出来ると扉から入り込む冷気をブロックして貰えるので、程々に混むのは歓迎ではあるが。

しかし、休日の朝ゆえ、ハイな気分の朝帰り連中が居り、騒々しい事この上ない。

京急2100系特急@京急蒲田新宿で向かい側で待っているはずの山手線に,...と思ったのだが、この中央線普通列車は、元々山手線との連絡は無かった。寒さに震えながら山手線到着を待つ。

京急2100系特急の転換クロスシート品川で山手線から京浜急行に乗り換える。

関西の私鉄ライクな特急料金不要&転換クロスシートでちょっと嬉しくなる。ラッシュアワーの混雑が尋常で無いのは理解できるが、地元の京王も、京急に負けじとクロスシート車を導入して貰いたいものである。

京急羽田行き特急のクロスシート京急蒲田で横浜方面からの羽田空港行きに乗り換える。これも車端部のクロスシートになんとか着席できた。例え、ごく短距離であってもクロスシートに座ると旅の気分になるから不思議なものである。

流石に3連休だけあって羽田空港の人口密度は高い。特に、自動チェックイン機にも、長い長い列ができている。
一般の自動チェックイン機上級会員用自動チェックイン機

こんな時こそ、JGCの面目躍如。空いている上級会員専用の自動チェックイン機で、殆ど並ぶ事無く、搭乗券を発券する。こういう時のために、JGCを取ったのだと妙に納得する瞬間である。

ル・シエールでサンドイッチを食すそして、その足で、ル・シエールに入店。小腹を満たすために、サンドイッチを注文する。

AMEXのサンドイッチは、最近、内容が充実したと思っていたのだが、実際にやってきたのは、従来のショボイ一口サンドイッチであった。同じサンドイッチでも、朝と、夜とでは内容が異なるのかも知れない。ただ、これも後、一月ちょっとの間の事なので、どうでも良いのだが。

ル・シエールを出た後は、空いている保安検査場を選んでチェックを受ける。殆ど全てのゲートを開けてくれているので、待ち時間は充分許容範囲内である。

保安検査場を出ると、お決まりのコースでサクララウンジに入室。

3連休の朝ではあるが、だからと言って、立錐の余地が無い程、サクララウンジが激しく混雑する訳では無いようである。JGCはビジネスマンが中心であることを考えると当然かも知れない。
サクララウンジ

ここでは、おつまみとトマトジュースを持ってきて、暫しの間、景色を眺めてまったりと過ごす。DPラウンジほどの眺望は望むべくも無いが、それでも、予想していた程、混んでいなかったのは幸いだった。
サクララウンジからの眺望

JAL153便は、北の端の方、19番から出発するので、8時ちょっと前にラウンジを出る。いつものように、スカイマークのGHさんが、必死になって走っているのだが、引率の乗客は何食わぬ顔をして歩いている。こんなことでは定時出発は絶望的であろうし、混雑する朝の羽田では他の便の出発にも影響を与えること必至である。

今朝は軒並み満席こんな風景を眺めながら、19番まで来ると、既に搭乗が始まっていたので、小生も列の最後尾に続く。

当機も、遅刻の乗客が居るとのことで10分遅れて出発。航空機は列車と違って、定時運行が難しいのは理解できるが、だからと言って遅刻を甘やかす姿勢はどうかと思う。
JAL153@羽田@羽田

茶菓は炭火焼煎餅王様堂本店のせんべい今朝は、いつもより遅い時間帯のせいか、出発して暫くすると睡魔がやってきた。離陸してしばらくすると意識を失う....。が、ドリンクサービスが近くに来た時に、本能的に目が覚めて、冷たいお茶と、大阪行きクラスJで神戸便のみ提供される茶菓を頂く。

ドリンクサービス後、再び目を閉じるが、なんとなく眠れず。大阪湾には、強い風が吹いていたようで、神戸空港上空付近でゆらゆらと機体が揺れ、エンジン音も断続的に大きくなったり小さくなったりする。

フラフラ揺れる滑走路をモニターで眺めながら神戸空港に着陸。既に時刻は9時45分である。前に、ここに来たのは7月、少し間が空いている。
神戸空港に到着

いつものように搭乗出口に向かって進んで、ハッとした。出口にシールを貼って、扉の向こう側に表示されている進入禁止マークを見えなくしている!!

改善されたポートライナー乗り換え口そして、2Fに上ると、かつては防火扉のようだったポートライナー乗り換え口も、改善されていた。

ちょっと見ない間に、神戸空港、少し賢くなった

相変わらず、とは言っても相変わらず、幅狭のエスカレーターを昇って3Fへ

豆乳ミルクコーヒー上島珈琲に寄って、AMEXのドリンクサービスを受ける。

店内はかなり混雑しており、おまけにセルフサービスで食器を戻さない輩も居るので、空いているテーブルを探すのが大変である。なんとか鞄で席をキープして、今回は、豆乳ミルクコーヒー¥380をオーダーする。

しかし、どこが豆乳か良く分からない。決してマズイ訳ではないのだが、小生の鈍い舌では、普通のミルクコーヒーと何ら変わりがないような感じである。これなら、前回の胡麻ミルクコーヒーを注文した方が良かった。と、後悔して、早々に切り上げることにした。

少しだけ滑走路の眺望を楽しんでから、10時19分のポートライナーで三宮へ向かう。
神戸空港の眺望

車内ではPCを取り出して紀行文を作成。天気が良いので、日よけを降ろそうとしたところ、なんと、

ポートライナーには窓の日除けが無かった!!

今まで、ポートライナー内でPCの操作を行った事は幾度もあるが、今日ほど日差しが差し込むことは無かったためか、気が付かないでいた。市内循環なら、ビル影があるから良いが、空港ルートでは、遮蔽物は全く無いので席によってはまともに陽を浴びる。丁度、向こう隣に座っていた家族連れも、日除けを探そうとして、戸惑っていた。

神戸空港、ちょっと賢くなったけれど、また一つ、おマヌケな所を見つけてしまった。
三宮到着

ずいぶんと道草を食ってしまったので、三ノ宮からは俊足新快速で大阪に戻る。新快速前4両敦賀行きは、平日ラッシュアワー並の混雑で、立錐の余地も無い。が、今朝は時間を優先する。

快速和歌山行き@天王寺大阪で、新快速の混雑から解放された後は、空いている環状線に乗って天王寺へ。そして、和歌山行き快速に乗って自宅へと戻る。

運賃が安い神戸便に乗れたのは良かったのだが、今朝は、地上交通機関の乗り換えが多かったので、いつもの倍ほど疲れてしまった。偶には、新鮮味もあって良いのだが。

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やっと関空Signetデビュー

2007-11-18 19:40:00 | ANA
関空Signet入り口
復路:11月18日(日)
     →関西空港 :関空快速
関西空港 →羽田空港 :ANA148便(特典)
羽田空港 →京王八O子:空港バス
運賃:¥780+¥1,700

事前プラチナの資格を取ってから既に5ヶ月近く経過した。

それ以降ANAに搭乗する機会は、下りばかりであったため、今だに羽田以外のSignetデビューを果たせないでいる。ここにきて、JALもサファイヤ維持が確定的になったので、今年の搭乗は、JALANAとも消化試合みたいなものだから、今回は、出来るだけローコストで帰省することを優先するようにした。

ローコストと言っても、今更夜行バスでの帰京は辛いし、せっかく取得した資格を有効活用しないのはもったいない話である。

プラチナやサファイヤと言った所で、飛行機に乗らなければ、何の値打ちも無い。

一方で、これ以上、今年の搭乗回数を増やしても特段、メリットがある訳では無い。そこで、今回は、中途半端に残っているANAのマイルを特典航空券に交換して、帰省旅行に使うことにした。

しかし、これはどちらかと言うと思いつきみたいなものなので、ずーっと前から狙っていないと、日曜日夜の適当な時刻の予約など取れるはずが無い。

事実、11月18日夕方の大阪→東京は、全て×であった。とりあえず、空いていた13時の伊丹発の予約を入れておき、様子を見ることにした。

それから、ANAのホームページを、一体、何度チェックしたことだろうか? 30回は下らない。それでも全く、動きが無いので、いっそのこと、△となっている月曜日朝の便で帰京することも真剣に考えた。

しかし、2週間前の夜中、いつものように×の連続のホームページを何気なくリロードしたところ、突如、ANA148便に数字が現れた。即座に、予約を変更したのは言うまでも無い。おまけに、前方のお得な一般席に空きが出来ていた。なんとラッキーな。

やはり、努力は報われると言うか。何事も最後まで諦めないのが肝心と言うか...。

JAL192便で帰る、いつものパターンより、2時間速いペースで、帰京準備を進める。

JRのダイヤは、夕方は毎時同じパターンが繰り返されるので、ほとんど19時を17時と読み替えるだけで良い。

いつもの駅から関空快速に乗車する。19時頃よりも若干混雑している様子である。が、和泉府中で一人掛け席を得る。しかし、先行する特急の遅れの影響を受けて、和泉府中を3分遅れで出発。

東岸和田まで、結構、飛ばしたのだが、りんくうタウンでは、遅れは8分まで拡大する。

空港急行@りんくうタウンその結果、普段は、あまり見ることの出来ない、南海空港急行との鉢合わせが発生した。

本来のダイヤなら、関空快速の方が先行するべきなのだが、空港急行の乗客が遅れの巻き添えを食らうのを避けるためか、空港急行に道を譲る。結局関空到着は約5分の遅れである。
ANAの自動チェックイン機@関空

関空快速の車内は、閑古鳥が鳴くほどガラガラであったが、いつもより2時間早いだけあって、空港は結構賑わっている。とりあえず、夕食の豚まんを仕入れるために、蓬莱に寄る。

お土産用に買い求める人が多いためか、列は意外と長い。お土産用に購入するのなら、わざわざ並んで、町屋小路の蓬莱で買わなくても良いのに。と教えてあげたい気分である。

豚まん2つ¥280。Edyで購入しようとしたが、なんと、Edyは利用できません。と、冷たく言われてしまった。伊丹の蓬莱ではEdyは使えるのに、なんで、という感じであるが、列も長く咄嗟の予定外だったため、現金で払う羽目になってしまった。

保安検査場の酷い混雑蓬莱の袋を抱えて、ANA側の保安検査場に向かうが、...なんと、ここは長蛇の列である。3つもゲートを開けているにも関わらず、列の長さはどれも50m。

関空で、これほど混雑する保安検査場は見たことは無い。

最初は、素直に並んでいたのだが、2、3分経って、並ぶのがバカバカしくなって来たので、列を外れ、誰も居ないローソンの近くのベンチに腰を下ろして豚まんを食す。

やっぱり、蓬莱の豚まんは旨い。絶品である。例えEdyが使えなくとも、是非とも購入して食したい一品ではある。誰も辺りに居ないので、臭いを憚る必要が無く、ガツガツと、あっという間に平らげてしまった。

再び、保安検査場に戻る。

既に、列は4、5人程度に短縮されていたので、一番早く進みそうな列を選んで並ぶ。これは、スーパーのレジ待ちで鍛えている。

関空Signet入り口保安検査場を潜り抜けたら、次は、いよいよ関空Signetデビューである。その前に、フライトポイントタッチとICラリーを忘れないようにしなくては。

サクララウンジで慣れ親しんでいるので、場所は見当が付く。

入り口で、カードをタッチして入場するのは羽田と同じ。入っていきなり飲み物コーナーがあるのは関空サクララウンジと同じ。

でも、サクラより格段に広い。奥には、喫煙コーナー、リラックスコーナーもある。

混んでいるのは、サクラと同じである。でも、サクラと違って、一応、椅子は空いている。JGCよりSFCの方が、まだ、マナーは良さそうな感じである。大声で騒いでいる連中や、人の近くで蓬莱の豚まんを食して臭いを発散させる輩は見あたらなかった。時間帯にもよるのだろうが。

総合的には、サクララウンジよりも、雰囲気や居心地は格段に良さそうである。

人も多かったことや、座った場所も悪かったため、写真を撮る雰囲気では無かったので、文面ではそれをお伝え出来ないとは思うが。

関空Signetデビューしたての新入りではあるが、直ぐに馴染んで、おつまみとオレンジジュース、そして、睡眠薬はしっかりと頂いて、出発20分前に退出する。

関空サクララウンジ ≪ 関空Signetであることは、良く分かった。当分、ANAで関空から飛ぶ予定が無いのが残念である。

今宵の翼は、久しぶりのANA148便である。
ANA148便@関空

少し早い目に20番搭乗口にやってきたのは、ANAならではの優先搭乗をするために他ならない。

ところで、10月から、ANAでは関空もeチケットに移行している。そのため、搭乗開始に先立って、係員による搭乗デモンストレーションショーが繰り広げられる。
搭乗方法実演中搭乗方法実演中

その後、優先搭乗が行われ、引き続き、スターアライアンスゴールドメンバーの優先搭乗が続き、小生も、列の最後に続く。

既に一般の搭乗客が並んで待っているのを見ながら、横入り気分で搭乗していくのは何となく恐縮するが、当便のように満席の場合には、意義は大きいと思う。JALでも、国際基準に則って、ワンワールドサファイヤまで優先搭乗させてくれても良いと思うのだが。

しかし、スターアライアンスゴールドメンバー、30人は下らない。流石、大阪-東京便だけあって多い。小生は列の最後だったので、下手をすると、ブリッジで渋滞しそうな位、沢山居た。

ANA148便と言えば、先述の通り、前方席はビジネスクラスが一般席に解放されているのだが、流石に、皆さんその辺りをよくご存知のようで、優先搭乗したメンバーだけで、お得な一般席のうち、半分近くが埋まってしまった。

座ってしまえば、後は、眠るだけである。丁度、程良く睡眠薬が効いてきた。

離陸して暫くしたあたりから意識を失うが、ドリンクサービスで本能的に目が覚める。睡眠薬の副作用で喉が乾いてきたので、冷たいお茶を頂くと一気に飲み干してしまった。

それから、もう一眠りできれば幸せだったのだろうが、意識朦朧状態で羽田まで過ごす。

羽田2タミのエアポートラリー端末到着は20時45分。ほぼ定刻である。以前は、この便の実際の到着時刻は大抵21時前後だったから、今宵は優秀である。この分だと、21時丁度発の八O子経由高尾行きバスに間に合う。

とは言っても、到着した56番ゲートからは、出口は非常に遠く感じる。いつも思うことだが、歩いても歩いても未だ辿り着かない。これ程遠い距離を歩かせるのなら、ウィングシャトルか何かを走らせてくれても良い程の距離である。

21時発高尾行きバスなんとか、到着ロビーに出て、バスチケットカウンターで21時の京王八O子までのチケットを購入し、エアポートICラリー端末を探す。

1タミと違って、比較的判りやすい場所に設置されており、見つけるのは容易であった。

5分前なので、空港バス乗り場では、それなりの長さの列は出来てはいたが、思いの外乗客は少ない。次の1タミでも大して乗客は増えず、今宵も、小生の隣は空席で羽田からも快適に移動できた。

車内では、ひたすら紀行文の作成に勤しむが、まだ、宵の口のためか、合流する所々で少し自然渋滞している。まぁ、普段より1時間半も早いバスなので大して問題は無い。

京王八O子到着結局、京王八O子到着は22時20分頃。一本早いバスに乗れるだけで随分違う。

路線バスに乗り換えて、東京宅到着は22時40分。いつもの日曜日に比べると拍子抜けしてしまうくらい、早めの帰宅となった。

無事、関空Signetデビューも果たせたし、久々にANA148便のお得な一般席に座れたし、羽田からの移動も快適だったし、安くて快適というモットー通りの帰京の旅であった。

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秋晴れの朝

2007-11-17 06:40:00 | JAL
雪を頂いた富士山
往路:11月17日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J)
関西空港 →     :関空快速京橋行き
運賃:¥1,700+¥11,100+¥780

今週末は、土曜日の朝、羽田から帰京する。

昨夜は、早めに仕事を切り上げたつもりなのだが、それでも、帰宅は22時前である。それから、洗濯、掃除、クリーニング出しと、単身赴任の家事を淡々とこなしていく。

その後も様々な雑用をこなし、風呂に入って、メールをチェックし、WEBで航空チケットの決済期限をチェックする。そろそろ、来年1月の航空券の決済時期となるので、悩みの種は尽きない。

今まで通り、安いがリスクのある先得を取るか、それとも、高いがボーナスポイントが付く回数券を取るか、はたまた、その間で特割1を取るか。なかなか、決済のボタンは押せないでいる。

潤沢な資金があれば、迷う事無く、全て回数券にするのだが....。

結局、就寝は25時過ぎとなる。

早朝4時に起床。出発準備をするが、寒い。慌てて、薄手のコートを羽織ってバス停を目指す。

4時30分の空港バスは、普段通りガラガラである。暖房が良く効いていて気持ちが良い。思いっきりリクライニングして、コートを纏い、睡眠体制に入る。

まぁ、それでも、眠れはしなかった。

1タミ到着は5時45分。標準的な到着時刻である。
空港バス羽田到着1タミ北ウィングに入る
5時50分頃の1タミ北ウィングの様子

マーケットプレイス3Fのソファーに腰掛ける丁度、京急の到着と重なったみたいで、地下から沢山の人がエスカレータで上がってくる。一瞬チェックイン機は混むが、それでも知れている。遠いJGCカウンターに、わざわざ行くほどでも無い。

チェックインを済ませ、ICラリー端末をタッチして、6時までマーケットプレイス3階のソファに腰掛けて過ごす。

6時少し前に2Fに降りてきて、今朝は、ル・シエールに入り、朝ごはんセットを頂く。おかずの割に、ご飯リッチでかなりお腹は一杯になる。

久しぶりにル・シエールで朝ごはん。これが最後かもしれない?朝一番だったので、配膳に要した時間は約8分。割と早いほうである。

食事が終わると、既に6時15分。ル・シーエールのガラス越しに伊丹行きJAL101便の案内が聞こえてくる。そろそろ、切り上げないと、サクララウンジに寄る時間が無くなる。

中央の手荷物検査場はガラガラで、直ぐにチェック完了。これは問題無いのだが、ダイヤモンドラウンジの慇懃な挨拶と、丁重な荷物の取り扱いと比べると、その差は歴然としている。

サクララウンジへその後、真っ直ぐに、サクララウンジに入室。JAL101便の乗客が出ていった後なので、予想通り空いている。

今回は、不足気味の野菜を補うため、トマトジュースを頂く。飲み干すと、既に時刻は6時25分。間もなくJAL173便の搭乗が始まる。バタバタと荷物を片づけて21番搭乗口へ急ぐ。

出発まで、10分もあるのに、大半の乗客は搭乗したようで、周りには数名しか居ない。いつもなら、まだ列が残っているのだが。バーゲンチケット期間ということもあって、今朝は空いているのか? それなら、クラスJの意味は無かったかもしれない。

ところが、クラスJは、16席しかないこともあって既に満席。おまけに、このシート、リクライニングが壊れており、背中でシートバックを押すとシートが少し後ろへ倒れてしまう。灰皿も付いている程の年代物のシートだけあって仕方がないかも知れないが、CAさんは認識しているのか?

小生の隣客は、シートを起こして下さい。と注意されていたが、...。

地上付近は薄雲がかかっているが、上空は良く晴れている。
富士山

久しぶりに見る、雪を頂いた富士山が素晴らしかった。下り便なので、もっと、富士山に近い所を飛行するのかと思っていたが、今朝は、少し遠いところを飛んでいるようである。

ドリンクサービスでは、冷たいお茶をオーダーする。

空の風景で、目を保養した後は、毛布を纏って眠ろうとするが、予想通り、目を休めることしか出来なかった。

天気が良く、特に揺れも無く順調に飛行し、関空到着は7時55分。定刻よりも5分も早く、また、出口に近い23番スポットに到着したので、8時08分の関空快速には余裕で間に合う。

例によって、出口近くのフライトポイント端末にタッチするが、やはり反応は遅い。先々週のお願いが聞き届けで貰えていないようである。これは、ホームページかメールで広報にお願いした方が良さそうな感じである。
N700系山陽新幹線の中つり広告
関空快速では、N700系山陽新幹線の中つり広告が目に付いた。関空専用列車にこのような広告を載せるとは、JR西日本もなかなか挑戦的である。たしかに、大阪-九州なら、新幹線の方が絶対便利であろう。これを眺めていると、N700にも一度乗って見たくなった。

年内の移動計画は、ほぼ固まっているが、うまくすると、年末に、その機会が訪れるかも知れない。

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国土交通省による航空旅客動態調査

2007-11-11 21:10:00 | JAL
航空旅客動態調査票/国土交通省
復路:11月11日(日)
     →関西空港 :関空快速
関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J)
羽田空港 →京王八O子:空港バス
運賃:¥780+¥8,000+¥1,700

キャンセルし忘れのショックから立ち直っていないが、日曜日には東京に戻らないといけない。

今宵の翼もJAL192便である。

先週と全く便で帰京するので、マンネリから脱却するために、関空快速では、普段と違う車両に乗車してみた。が、取り立てて変化は無い。
どの車両もガラガラの関空快速関空快速@関空、向こうは空港急行

いつものようにチェックイン、保安検査、フライトポイントタッチ、エアポートICラリータッチといった一連の処理をルーチンでこなし、サクララウンジへ。

案内板先週同様、サクララウンジは非常に非常に混んでいる。適当な席を探すのに苦労するが、混雑しているにも関わらず、平然と2席占有したり、お片づけをサボって退席する輩が居るため、本来以上に混雑している様である。

ラウンジの係員に、注意を促してもらいたいものだが、コストダウンのためか、最近はお姉さまが一人で切り盛りしているので、そこまで要求するのは無理というものである。

結局、上級会員の自覚 と言うものに頼らざるを得ないところが、ちょっと寂しい。

さて、混雑するラウンジも、JAL192便の搭乗が始まる20時45分を過ぎると、嘘のように空いてくる。後、10分粘ろうかと思ったが、ラウンジがガラガラになったので、ついつい釣られて、20時50分に小生も退出する。

驚いたことに、おつまみの入っていたバスケットが、空っぽになっていた。先程までは10個以上は残っていたのだが。まぁ、考えることは皆同じである。

出発ゲート26番に着いた頃は、丁度、DP優先搭乗が開始されている頃であった。やはり、後5分くらい粘っておくべきだったか。
JAL192便@関空

ちなみに、後方座席の優先搭乗は無かった。B767で運航されるためだろう。しかし、ANAなら、B767でも混雑緩和のために後方座席優先搭乗は必ず実行するのだが、これをやられると、クラスJは一番最後になってしまう。

今宵は、マンネリを防ぐため、普段と異なる席を予約している。同じ機材でも、座る場所が異なると、それなりに新鮮である。

機内に入る。全ての座席に何か用紙が置かれているようである。

手にとって見ると、国土交通省による”航空旅客動態調査票”とあった。所謂、どこから何に乗って何処に行くのか? と云った類の調査であるが、年齢に始まり、職業や年収記載欄まである。

ついつい、これに答えたら何マイル貰えるのだろうか? と最後のページまで熟読してしまう小生は殆ど病気であろうか。もちろん政府の調査なので、懸賞もプレゼントも有るわけは無い(あっても良いと思うのだが)。

まぁ、こんな調査は初体験であるし、目新しさも手伝って、出発待ちの間に全て記入してしまった。
航空旅客動態調査票

当機は、定刻5分遅れで出発。

ベルトサインが消えると、間もなくドリンクサービスが開始される。

サクララウンジでは、睡眠薬を補充したのだが、昼寝が深かったためか眠れない。お隣の方は、早々とリクライニングを倒して熟睡中である。ちょっと羨ましい。

普通は前方からサーブされるが、なぜか、カートが後方の一般席にセットされる。そして、一般席に居るDPメンバーからドリンクサービス開始である。

JALにしてみれば、

クラスJのJGCサファイヤ一般席のDPメンバー

という序列である。まぁ、当該便だけ¥1,000余分に払ってくれる乗客よりも、30回も余分に搭乗してくれる乗客の方が、大事なお客様である。と、考えると、至極当然ではある。しかし、ここまで見せつけるかな?

とにかく、微に入り細に入り、DPメンバーには相当気を遣って、無理から識別しようとしていることが伺える。一応、小生にもドリンクサービス時の名指しの挨拶はあったが、特にJGCだからという訳では無く、クラスJ全員に挨拶があったようである。

ドリンクサービスの後は、睡魔が襲ってきたので、軽く眠ったようである。が、予告通り、着陸前に、非常に激しい揺れがあり、目が覚めてしまう。丁度、着陸のショックが繰り返し繰り返しやってくるような感じで、ちょっと堪えた。

低空に達し、揺れが止むと、再び眠り、今度は本当の着陸ショックで完全に目が覚めた。

今宵の出発は、定刻より、5分遅れたものだから、定時到着は初めから諦めていたのだが、意外にいつもより5分程度速い。一瞬、小生の時計が遅れているのかと思ったが、そうでもなさそうである。

空港バス結局、1タミ19番スポットに到着は、22時10分。5分も早着であった。嬉しい番狂わせである。

これなら、ICラリータッチしてカウンターでチケットを購入しても、京王八O子経由高尾行きバスには余裕で間に合う。欲張って連絡バスで2タミから乗車しようかと思ったが、流石に、これだとギリギリになるので止めておいた。

1タミでのバス待ち行列は、かなりの長さであったが、2タミからの乗客が少なかったためか、なんとか隣は空席であった。

予想に反して、非常に順調な帰路であるが、首都高、四ッ谷付近で工事渋滞。相変わらずである。なんで、わざわざ日曜日の夜に工事を行うのか本当に理解に苦しむ。

結局、工事渋滞のお陰で、京王八O子到着は23時45分。いつもより10分遅い。まさに好事(工事)魔多しであった。

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非常に痛い

2007-11-09 07:25:00 | ANA
ANA141便からの風景
往路:11月09日(金)
京王八O子→新宿  :通勤快速新宿行き
新宿   →品川  :山手線
品川   →羽田空港:快特エアポート
羽田空港 →関西空港:ANA141便
関西空港 →新大阪 :はるか10号
新大阪  →
運賃:¥350+¥190+¥400+¥2,470

金曜日の朝4時に起床。本日は、約1ヶ月ぶりの大阪出張である。

準備に手間取り、東京宅を発つのが少し遅くなってしまい、横浜線始発には間に合いそうに無い。急遽、経路変更で、京王線始発に乗って、新宿、品川経由で羽田に出ることにした。

京王線の早朝列車は、東府中まで各停の通勤快速となっている。停車駅が多いため、中央線の各停と殆ど時間差は無い。一応、車内では目を瞑っているが当然の様に眠れない。

新宿で山手線に乗り換え。まだ5時台なので、通勤ラッシュと言うほどではないが、人が多い。

品川で京急に乗り換える。東京の私鉄でSUICAが使えるようになったので、素直に京急連絡改札を通過する。直ぐに、羽田行きの快特エアポートがやってきた。京急蒲田しか止まらないので、速いのは嬉しいが、席に炙れてドア近くに立つ。

羽田到着は6時32分。横浜線経由だと6時22分に到着していたはずだったのだが。

羽田では、例によって先ず1タミへ向かい、案内カウンターではるか自由席特急券を購入。そして、1タミで、エアポートICラリータッチをして、新大和で朝食を頂く。このサービスも後1ヶ月半である。

Signetの椅子7時前には、1階に降りて、連絡バスで2タミへ移動する。SKiPで専用保安検査場を通過して、Signetに入室。但し、今朝のANA141便の出発は7時25分なので、時間的余裕は殆ど無い。

とりあえず、青汁を1杯頂いただけで、Signetを出て、出発ゲートへと急ぐ。ところで、Signetでは、四個一の机に座ったが、このような座席は、以前から存在していたのだろうか? 余り見かけたような記憶が無いのだが。

63番ゲートに到着した頃、ファイナルコールを聞く。出発10分前である。でも、まだまだ、搭乗する人々がぞろぞろと列をなしている。

機内に入って、自分の席に着いて漸くほっと一息。出発が5分遅れたお陰で、随分と慌ただしくなってしまった。

ビジネスクラスシート暫くしてドアクローズ、出発。ラッキーなことに隣は空席で、ビジネスクラスを2席占有出来、極めて快適である。上昇中はウトウトしていたが、ドリンクサービスで一旦、目が覚める。

11月のドリンク、朝摘み白葡萄を頂いたが、甘すぎず美味しかった。

それからは、リクライニングをデフォルト位置に戻して二度寝開始。ベルトサインが点灯して暫くするまで爆睡していたようである。
ANA141便からの風景

関空到着は、定刻前の8時38分。北の端に到着したので、出口まで遠い。

出口でフライトポイントタッチをするが、今朝の反応は普通である。果たして、小生の申し入れに従って改善されたのか、それとも、偶々だったのかは不明である。引き続き、ICラリー端末にもタッチして、JRの駅へ急ぐ。

が、後、一歩のところで、はるかを逃してしまった。残念。
関西空港駅

次の関空快速で大阪へ出ようかとも思ったが、折角購入した特急券の払戻が面倒なので、結局、一本後のはるか待つことにした。出張先へは11時までに入れば良いので、急いでも意味はない。

待っている間、以前から気になっていた、関西空港駅ホームの先頭まで探検してみた。

関西空港駅は終点なのだが、線路はもう少し先まで続いており、この先、どこまで伸びているのか気になる。地図を見ると、意味ありげに第2滑走路方向に若干カーブした状態で切れているようであるが、将来、第2ターミナルが完成した時のことを考えているのだろうか?
関西空港駅 線路の先は...?

はるか10号

さて、はるかは、折り返すので、車内清掃が済むまでは乗車できない。

車内清掃中待つこと約10分。発車5分前にやっと乗り込んで、最後尾に陣取る。乗客は小生の他、数名しか居ないので、途中で満員になる関空快速よりは余程快適である。

出発して、直ぐに、直後ろの車掌室の扉が開いて、検札が始まるが、乗客が少ないため一瞬で終了する。

はるか自由席はるかは、天王寺まで停まらないので、空いているのを良いことに、前の座席を回転させて、ボックスを作って足を投げ出す。極楽気分ではあるが、飛行機で熟睡したため眠ることは出来ない。

意外にも、天王寺で、数名の乗客が乗ってくるが、それでも空気輸送状態は変わらず。そして、新大阪で下車し、出張先へ向かう。


社用で週末に大阪へ戻って来ることが出来て、ラッキーと言えばラッキーなのだが、...実は、今回の出張は予定外だったため、明日土曜日朝のJAL173便先得で2ヶ月前から予約済みである。

当然、こちらはキャンセル処理をしなくてはいけない。が、半分も戻ってこないから、嬉しさも半分だなと、思っていた。

ところが、...

出張先での業務を無事完了し、金曜日の夜帰宅すると、溜まっていた日頃の疲れが一気に吹き出し、その夜はパソコンに触れる事無く、布団に撃沈される。

そして、....

翌朝、起こされて目が覚める。時は9時過ぎ、ゲッ、JAL173便はとっくに羽田を飛び立っている。それどころか、既に関空に到着している時刻ではないか。しまった!!と思っても後の祭りである。先得の場合、出発後のキャンセル料は100%。つまり、1行程分丸損という結果になってしまった。

嗚呼!!、いつか、やりそうだなと、思っていた事をとうとうやってしまった。痛い。非常に痛い。

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お決まりのコース

2007-11-04 21:15:00 | JAL
JAL192便@関空
復路:11月05日(日)
     →関西空港 :関空快速
関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J)
羽田空港 →聖蹟桜ヶ丘:空港バス
聖蹟桜ヶ丘→京王八O子:京王線急行
運賃:¥780+¥8,000+¥1,500+¥160

日曜日のお決まりのコースで、帰京する。

今宵の翼はJAL192便である。

JAL192便@関空マンネリ感が強いのだが、小生にとっては、一番便利で快適?な帰京手段なのだから仕方が無い。

結果、ここに記録する内容も単調になってしまうが、本来、それが普通と言えば普通である。

関空では、KANKU CLUBのカウンターに寄って、フライトポイント端末の反応が遅いので、改善して欲しいとお願いしておいた。一応、聞き入れてはくれたが、本当に対応してくれるのか、少し様子を見たい。

いつもの、サクララウンジは非常に混んでいる。空席が無いわけでは無いが、とても、搭乗までの時間を落ち着いて過ごせる雰囲気では無い。

その点、KANKU CLUBラウンジやカードラウンジ比叡の方が空いていて、はるかに寛ろぐ事ができるが、セキュリティチェックや搭乗口からの距離を考えるとどっちもどっちである。

サクララウンジの奥には、空間はあるはずなので、もう少しラウンジスペースを広げてもらいたいものである。
せっかく第2滑走路が出来て、真の国際空港に生まれ変わろうとしているのだから、地方空港並のラウンジスペースしか無いのでは、ちょと物足りない気がする。

今週からJAL192便は、再びB767で運航され、クラスJが16席分ある。丁度、往路のJAL173便と同じ配列である。JAL192便は満席の時が多いから、クラスJの存在は有り難い。但し、予約争奪戦は厳しい。先得用の枠は限られているようである。

案内板:沖縄便の搭乗が未だ始まったいない今宵は、関空発20時30分の沖縄行きが30分遅れて出発。その影響かどうかは不明だが、当便の出発も約10分遅れる。

着席して辺りを見渡すと、名前こそ知らないが、顔見知りの方が何人か居る。通勤快速みたいな感じである。

JAL192便がB767で運航される時には、前方のモニターで19時のNHKニュースが放映されるのだが、丁度、SKYMARKのカート事故が報じられており、決して人ごとでは無いなと感じた。

小生、一般席に座る時には、通路側を予約することが多いのだが、ベルトサインが点灯している時には、人通りが無いのを良いことに、通路側に足を投げ出して楽な姿勢をとることがある。多分、怪我をされた方も、似たような状況だったのだろう。まさか、カートが後ろから飛んで来るなど、思いも寄らなかったと思う。

航空機に乗っていて、航空機関係のニュースを見ると、いつも複雑な気持ちになる。

とは言っても、当機は比較的順調に飛行して、約10分遅れで羽田到着。スポットはいつもの21番である。

現在時刻は22時25分。これなら、22時40分発の聖蹟桜ヶ丘経由多摩センター行きのバスには充分間に合うので、降機後も、焦ることなく、バスチケットカウンターへと向かった。

その前に、忘れず、エアポートICラリー端末にタッチするが、やはり、1タミ到着ロビーの端末の位置は分かりにくいように思った。

空港バスは、列の最後尾だったため、一人掛けの余裕は無し。前方のお姉さまの隣に座らせて頂く。ところが、このお姉さまは、小声ではあるが、ずっと携帯で通話していた。これは反則だろう。と、言っても隣に座ってしまった小生も小生なので、MP3プレイヤーを取り出して防衛する。

暫く走って、首都高の料金所付近で通話が終わったと思ったら、小生にもたれかかって寝入ってしまう。これが、オッサンなら、肘で押し返すか、席を移動するところだが、...なんせ、お姉さまなので...。

結局、聖蹟桜ヶ丘到着まで、ずーっと眠っていたようであるが、これはこれで困ってしまう。

聖蹟桜ヶ丘では、数分の連絡で急行を捕まえ24時ちょっと過ぎに京王八O子に到着。そこからコンビニに寄って東京宅到着は24時20分。

B767で運航されるときには、羽田到着が10分程度遅れることが多いので、ここ暫くは、このパターンが続きそうな予感がする。

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晴れの特異日

2007-11-03 06:38:00 | JAL
関空連絡橋からの風景
往路:11月3日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J)
関西空港 →     :関空快速
運賃:¥1,700+¥7,100+¥780

早いもので、もう11月である。

一昨日から、来年1月~3月までの先得の先行予約受付が始まったので、色々と考えながら予約を入れていった。来年はJAL/ANAともポイントプログラムが大きく変わるので、それぞれ、どこまで狙うかによって作戦が変わる。

唯一つ言えるのは、昨年のように、早期割引運賃に照準を定めるのが、必ずしも賢明と言えなくなった点である。

小生の用に、社用と帰省で東京-大阪を往復する者が、仮に、JGPを狙うとすると、昨年なら先得やバーゲンを使って40往復すれば良かった。

ところが、来年からは、クラスJ回数券で40往復して、なんとかJGPが獲得できる計算になる。

11月に入ってしばらくすると、1月分の決済時期となるので、なんとも頭が痛いことである。

さて、土曜の朝、いつもの朝一番の空港バスで羽田に向かう。

今朝もバスは若干混んではいたが、結局、隣は空席のまま。高速に入ったあたりから、珍しく爆睡状態で、2タミ到着のアナウンスで起こされる。よほど疲れていたためか、アイマスクと耳栓の効果かは分からないが。とにかく、2度寝できたのは喜ばしい。

チェックインを済ませて、真っ先に、エアポートICラリー端末を探す。案内によると、1タミ出発ロビーガレリア中央付近にあるとの事だったので、...早朝で、人が比較的少ないおかげで、いとも簡単に見つけることが出来、早速、タッチしておく。
1タミ出発ロビーにあるエアポートICラリー端末

時刻は、5時45分。

時間が早いので、今朝は新大和には寄らず、空いているセキュリティチェックを抜けてサクララウンジに突入する。

まぁ、それほど混雑はしていないのだが、何となく、落ち着きがどころ無い感じがする。おつまみと、ジュースで小腹を満たしてから、ラウンジを通って、北に抜けて、カードラウンジ北へ入室。
サクララウンジ

やっぱり、朝、173便に搭乗する時は、サクララウンジ≪カードラウンジ北 である。こんな事なら、一体何のためにJGCを取ったのか分からなくなるが、一方のカードラウンジでは、持ち込み飲食は禁止されているので、その場その場で使い分けるのが賢明なのだろう。これが出来るのが1タミの良さである。2タミだとカードラウンジは遠いため、なかなかそうは行かない。

ところで、カードラウンジ、いつもの窓際席に異変が起きていた。ネットワークのケーブルが無造作に置かれている。物は試しと、ケーブルを差し込んでみると見事に繋がった。漸く、正式にLANが使えるようになったのであろうが、ケーブルの置き方がちょっと無造作過ぎるような気がする。それとも、まだ、工事中なのだろうか??

いつものクロワッサンを2つとトマトジュースを取って来て、先週のように、コーヒーフレッシュとシロップを掛けて頂きながら、メールをチェックする。ここの雰囲気は大好きなので、ネットが利用できるなら、もっともっと、ゆっくりしたいのだが、残念ながら、間もなく搭乗開始時刻となる。

JAL173便@羽田後ろ髪を引かれる思いで、カードラウンジを後にする。

JAL173便のクラスJ
はいつもながら、草臥れた感じのシートだが、腰に枕を当てると非常に調子が良い。

空港バスで爆睡したので、流石に機内では眠れず、窓の外をぼんやりと眺めて過ごす。今日は晴れの特異日。天気がよいと気持ちも晴れる。機影が雲に投影されて、薄暗い影となって、どこまでも追いかけてくるのが面白い。
空

機内サービスでは、久しぶりにスープを頂く。名指しのご挨拶も久しぶりである。

JAL173便@関空今朝のJAL173便は優秀で、定刻より若干早く、関空に到着。おまけにいつもと違って、23番ゲートに着いたので出口に近い。これは有り難い。急げば、普段より一本早い8時08分発の関空快速に間に合いそうである。

と、ここまでは、良かったのだが、相変わらず、関空フライトポイント端末の反応が遅い。タッチして、20秒以上経過して漸く反応する始末である。これは是非、改善を求めたい。

そして、隣にある、ICラリー端末にも忘れずタッチして、JRの駅へダッシュ。

関空連絡橋からの風景なんとか、列車に乗り込んで一息つく。関空連絡橋から見る大阪湾が清々しい朝の海の顔をしている。紀行文を作成する手を止めて、車窓を眺めて再び心を解き放つ。

自宅到着は9時ちょっと過ぎ。普段より早い。何故か、睡魔が襲ってきたので、ソファーに横たわって3度目の眠りに入る。澄み渡った青空の夢を見たような気がした。

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