東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

関空日根野ステーションホテルでお得な朝食を

2009-02-28 06:35:00 | JAL

関空日根野ステーションホテル送迎バス@関空往路:2月28日(土) 京王八O子→羽田空港 :空港バス 羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J) 関西空港 →日根野  :関空日根野ステーションホテル送迎バス 日根野  →     :阪和線快速 運賃:¥1,700+¥10,100+¥300
前回の帰京の旅で精魂が尽き果て、辛い一週間だった。土曜日が来るのをどれほど待ちわびていたことか。

いつもの空港バスに乗車して、土曜日朝に東京を出発する。

珍しい事に、先週に続いて、空港バスで少しだけ眠った。恐らく、首都高に入ってからだと思う。かなり疲れが溜まっていたからだろう。

羽田到着後、いつものようにDP保安検査場を抜けて、窓のあるDPラウンジへ入る。

空いていて良かった。

窓側の席に陣取り、ぼんやりと空港の風景を眺める。今朝の天気は、雲が隙間無く空を覆っている。この分だと、折角K席を確保出来たが、富士山を眺めることは叶わないかも知れない。
JAL101便DPラウンジのパン

DPラウンジで、パンを頬張りながらボンヤリと過ごす時間。

ほんの、20分程度ではあるが、小生にとっては非常に貴重な時間のように思える。

6時になると、カードラウンジが開くので、19番搭乗口へ向かう道すがら立ち寄る。今朝は、関空到着後に考えている事があるので、クロワッサンは控えてコーヒーだけにしておく。6時20分にはカードラウンジを出て、19番搭乗口へ。

翼はいつものJAL173便である。

19番搭乗口付近優先搭乗で機内に入り、所定の席に着く。

CAさんがやってきて、新聞の希望を聞かれて、すかさず日経をお願いします。と反射的に応えてしまう。

出発は、定刻より少し早く6時33分頃。

今日も定時運行にご協力ありがとうございます。久しぶりにこのアナウンスを聞いた。

上昇中は気流の影響で揺れが続くが、所定の高度に達すると、嘘みたいに揺れが止んだ。雲の上に抜けたみたいで、大きな青空が広がっている。

窓に目を向けると、一面の鱗雲が眼下に広がっている。先程、下界から見た雲である。

前方に大きな雲の塊がある。が、接近するにつれて、それが富士山であることが分かった。頭を雲の上に出し。という唄があるが、まさにそれを地でいく姿である。

首から上だけが雲の上にぽっかりと浮かんでおり、その影が雲に投げられている。普段見る姿からすると、少し滑稽な感じもする。

見るべき物を見て安堵し、再び眼を閉じて、眠るように努めるものの、タダでさえ眠れない上に、くバスで熟睡してしまったものだから頭は覚めている。
Mt. FUJI

そのうち、三半規管で降下を感じながら時を過ごし、大阪湾の上に出る。波面からの照り返しが煌めいて、呆けた頭には眩し過ぎる。

目的地関西空港へは、定刻より早く到着。時刻は7持52分。
JAL173@関空

フライトポイントタッチを済ませ、今朝は1階へ降りて、バス乗り場へ向かう。

エスカレータで1階南側に向かって降りると言っても、空港バスでは無く、ホテル送迎バス乗り場へ。そう、今朝は関空日根野ステーションホテル(クリックで楽天トラベルから予約可能)へ立ち寄って朝食を摂る予定である。

ここの朝食は比較的コストパフォーマンスが良いと言う噂は以前から耳にしており、一度試したいという希望があったのだが、何せ関空からの送迎バスの発車時刻が8時05分なのでJAL173便がなかなか定時に到着してくれないため、今朝まで果たせなかったのである。

関空のバス停は1階、国際線到着ロビーを出た所にまとまっているが、ホテル送迎バスはその両端(北側、南側)に2カ所ある。
関空バス乗り場


今回訪問する関空日根野ステーションホテル(クリックで楽天トラベルから予約可能)は、南側S11(南側=陽の当たる方向=赤い翼のJAL側)なので間違わないようにしないといけない。

関空日根野ステーションホテル送迎バスは南S11から乗車なんせ、幾度となく関空を経由することがあっても、こんな端っこのバス停に来るのは今回が初めて。何カ所かに団体専用バスが停留している事もあり、少し戸惑ってしまった。

8時頃に、薄いピンク色をしたやや小型のバスがやってきた。きっとあれだ。一応、確認をして乗り込むが、乗客は小生一人。

出発時刻の8時05分まで待って、たった一人の乗客を乗せてバスは発車した。

関空内でぐるっとUターンするのだが、何か舞台の裏側を通過するようで面白い。そして、暫くすると、バスは空港連絡橋の上にさしかかる。

先程、飛行機から見えた、キラキラと輝く波面が間近に見える。普段は鉄道から見える景色だが、鉄道とは違って上に障害物が無いため見晴らしが良い。
関空連絡橋からの眺め

右手に観覧車が見えて、りんくうタウンを過ぎたあたりで、下の道に降りて、南海とJRの高架下を潜ってからは、いきなり道幅が細くなり、国際空港には似つかわしく無い大阪南部の片田舎の景色になる。

突き当たりを左折して、何度か、信号待ちをして、関空日根野ステーションホテル(クリックで楽天トラベルから予約可能)玄関に到着した。
関空日根野ステーションホテル

送迎バスを降りたたった一人の乗客に対して、大層に出迎えて頂いたものだから気恥ずかしい。その足でフロントに直行して、朝食券の購入を申し出る。

レストラン内は落ち着いた雰囲気朝食券は、フロントでは無く、レストランのレジで購入するとの事。さほど広くないロビーなので、レストランは直ぐに分かった。

ブッフェレストランTERRACE

朝は6時30分~9時30分。既に時刻は8時30分近くなっているので、残り物を漁るような感じになっているかもしれない。

とりあえず、レジへ行く。

朝食は¥1,300なので、このギフトカード使えますか?と言いながら、以前、三井住友VISAカード入会時に貰ったギフトカード1枚と、現金で決済する。
早速中に入り、食事を摂りながら紀行文を仕上げるため、端っこの方に席を確保する。そして、まずは、一回りして様子を見る。

たしかに、料理の品数は減ってはいるが、この時間帯でも食事をしている入ってくるので、無くなった料理は順次補充されている。

良心的である。

一般的なホテルのブッフェレストランに比べて特別何かあると言う訳では無いが、料理の品揃えは比較的豊富な部類と思う。¥1,300という価格からするとコストパフォーマンスは高いのではないか? 

因みに、小生の場合、送迎バスで日根野まで運んで貰ったお陰で、JRの運賃が関空連絡橋の加算運賃制度のお陰で¥780掛かるのが、¥380で済んでいるため、この朝食代は実質¥1,300-(¥780-¥380)= ¥900 という事になる。

一通り、料理のチェックを済ませてから、適当に皿に盛りつけて持ってきた。ブログに掲載するのだから、もう少し綺麗に盛りつけても良さそうなものだが、後で気がついても手遅れである。
関空日根野ステーションホテル  ブッフェレストランTERRACE で朝食

羽田のDPラウンジでパンを食べてきた事もあり、お代わりは控えておく。

改めて回りを見渡すと、3分の1位は外国人のようである。比較的落ち着いた雰囲気で、遅めの朝食で満腹になり、大満足である。

関空日根野ステーションホテル(クリックで楽天トラベルから予約可能)を後にして、JR日根野駅へと向かう。

宣伝通り、駅からほんの数分の至近距離であった。

日根野駅入り口ここからは、日根野で混雑する関空/紀州路快速を避けて、1時間に2本ある日根野始発の快速に乗車して堺の自宅へと向かう。

関空日根野ステーションホテル(クリックで楽天トラベルから予約可能)は、関空から少し離れているだけで、食事にしろ、宿泊にしろ、非常にお得になっている。し、送迎バスがあるので、関空からの距離はさほど感じる事は無いだろう。

三井住友VISAカードで貰った¥1,000のギフトカードはまだ数枚残っているはずなので、JAL173便が定時に到着した折りには、また利用させてもらうことにしたい。

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ブルーな日曜日(5)サンライズ瀬戸・出雲で眠れぬ一夜を過ごす

2009-02-23 00:34:00 | サンライズ瀬戸・出雲

サンライズ瀬戸・出雲のパンフレット復路:2月22日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →天王寺  :関空快速 天王寺  →大阪   :大阪環状線(外回り) 大阪   →横浜   :サンライズ瀬戸(S) 横浜   →東神奈川 :京浜東北線 東神奈川 →八O子  :横浜線 運賃:¥780+¥19.740

【ブルーな日曜日(4)ANA150便キャンセル サンライズ瀬戸・出雲で帰京】からの続き....
天王寺到着
天王寺駅
時刻は23時40分。降りる人も疎らでもの寂しい限りである。

環状線外回りに乗車駅中にあるHeart-inで食料と睡眠薬を調達しようと立ち寄ったが、既に閉店していた。

喫煙コーナーでニコチンを補給し、出発案内を凝視する。ここから、環状線で大阪へ向かう訳だが、外回り内回りどちらに乗ろうかと少し思案する。

が、結局、空いている外回りに乗車。ガラガラの車内では、酔っぱらいが眠りこけていた。

大阪大阪到着は、24時08分。

本来なら、立川駅のホームで、間もなくやって来る中央線快速を待っている時刻である。

階段を下りて、東海道線の連絡通路をトボトボと歩く。

エキナカのコンビニ既に、24時を廻っているが、大阪駅内にあるHeart-inは営業しており、ここで、明日の朝食と今夜の睡眠薬を購入しておく。空いていて良かった。

この時間帯になると、あちらこちらのホームから、終電の案内が聞こえてくる。旅立ちの駅とはほど遠い雰囲気である。どちらかと言うと、早く店じまいしたいのだが、厄介者が居るので、なかなか店じまいできない。といった感じが強い。

今や、大阪駅を24時34分に出発する、サンライズ瀬戸・出雲という列車は非常に特殊な存在なのだろう。

長距離列車用の9番10番ホームの階段を登る。
冷たくて薄暗い、工事中のホームの上には、10名余りの乗客が、今や遅しと到着を待ちわびていた。

そして24時32分、定刻に列車がやってきた。静寂を破り入線案内と接近音がホームに鳴り響く。

今宵の宿は、図らずも、サンライズ瀬戸・出雲東京行きである。


スルスルと扉が開いて、少しだけ、ワクワクしながら、列車に乗り込む。


小生の部屋は**番、階下室である。既に就寝中の乗客が殆どだろうから、物音を立てず、ゆっくりと自分の部屋を探す。

空き部屋の扉は開放されているので、部屋を探すのは難しくない。

荷物を降ろす前に、折角の機会なので、先ず部屋の様子を記録しておく。

一畳余りのスペースに、ベッドが備わっている。眠るだけなら充分な広さである。ソロに比べて¥1,000高いだけあって、ベッドの幅は広く、荷物を置くのにも苦労しないし、扉付近にはくず物入れもある。濡れた傘を付近に置いた。

カーテンを開けると、ホームが目前にあってちょっとびっくりしたと同時に、嫌な出来事を思い出してしまったのだった。今宵、宛わわれたのは9号車、忘れもしない2006年7月3日の朝、今、自分の居る場所の下で”処理”が行われたはずである。

列車は間もなく、大阪を出発する。バージョンアップされたサンライズ瀬戸出雲のパンフレットを手にとってしげしげと眺める。

サンライズ瀬戸出雲は、深夜の東海道線を快走する。
コンソール類

高槻を通過したあたりで、扉をノックする音が聞こえた。

扉を開けると、
”大変、遅くなり申し訳ございません。切符を拝見させていただきます”と、
慇懃丁寧な挨拶で車掌さんが検札する。この辺の丁寧さは流石である。横暴な東海道新幹線とは比べ物にはならない。

これで漸く、睡眠体制に入れる。

アイマスクと耳栓、そして、マスクで武装し消灯する。と、部屋はほぼ完全な暗室となって、カーテン越しに漏れてくる街明かりだけが、時折部屋を照らし出す。

列車は、京都駅構内に入った様で、徐行しながら複雑なジョイントの上を走行する。

階下室だけあって、明かりは遮断できても、音は耳栓越しに大きく響く。空いていたかどうかは分からないが、同じシングルなら2階を指定しておくべきだったと、今更ながらに後悔した。

部屋が極めて乾燥しているのは経験済みだったので、敢えて、濡れた傘を室内に放置したのだが、それでも、喉の乾きは尋常では無い。

ペットボトルのお茶を飲む、変な夢を何度も見ながら、浅い眠りに就いた。

恐らく、米原付近だろうか?

本当に、喉が乾いて目が覚めてしまい、鞄の中のペットボトルのお茶を飲み干した。すると間の悪いことに目が覚めてしまい、そこから暫く、悶々とベッドの上で過ごす。階下室で聞く線路のジョイント音は半端では無い。それでも、名古屋通過の記憶は無いので、暫くは、眠っていたようである。

しかし、浜松あるいは静岡だろうか、停車の際に目が覚めてしまい、そこから暫くは眠れない。そして、眠っていたのか眠っていないのか分からない位の浅い睡眠でずーっと過ごし、暫くすると、3点チャイムが聞こえてきた。

”皆様おはようございます。本日は2月23日月曜日。列車は時刻通りに運行し、あと10分ほどで横浜に到着します、...”

結局、熟睡は叶わなかった。
横浜駅

一度、東京宅に戻るため、横浜で下車する。眠れなかったサンライズ瀬戸・出雲を京浜東北線ホームから見送って、やってきた電車に乗り込み、東神奈川で下車。横浜線に乗り換える。

始発駅から乗車したので、座席は確保できたものの、何故か眠れない。眠ろうとして眠れないまま、終点八O子まで過ごす。

一度、東京宅へ寄って、シャワーを浴びて着替えてから出社。唯でさえ冴えない雨の月曜日、辛い一日を過ごす羽目になってしまった。

大枚叩いて眠れぬ夜を過ごす位なら、羽田で夜明かしした方が余程良かったかも知れない。つい数年前まで、夜行列車で熟睡できていた自分が別人のように思えてならない。

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ブルーな日曜日(4)ANA150便キャンセル サンライズ瀬戸・出雲で帰京

2009-02-22 22:50:00 | サンライズ瀬戸・出雲

JR関西空港駅の待合室復路:2月22日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →天王寺  :関空快速 運賃:¥780+¥19,740

【ブルーな日曜日(3)ANA150便大幅遅延でJR緑の窓口へ】からの続き....
”では、シングルは空いてませんか?”
..........
..........
..........
..........
”空いています。”

良かった!! これで、何とか、明日の朝までに帰京できる。

”では、大阪から横浜まで、シングルで。”
..........
..........
”乗車券は?”
”関空から東京、あっ、いや、八O子まで。”

本来なら、関空から茅ヶ崎まで購入し八O子で精算するとか、あるいは、どこかで分割すると少しは安くなると思うのだが、時間が無いのであまり変な事は要求できない。
..........
..........
”お支払いは?”
”カードでお願いします”
と言って、久しぶりにJ-WESTカードを差し出す。
..........
”お客様、このカードはユーザエラーが出るのですが...。”
”ええっ? もう一度通してもらえませんか?”
..........
..........
”ダメですね。”
”SmartICOCAのチャージは普通にできるんですが。どうしてでしょう??”
”こちらでは分かりませんっ。”

いやはや、こんな非常時に限って、カードエラーとは、一体どうした事か? しかし、JR西日本の窓口で、J-WESTカードを使っているのに、そんな冷たいあしらい方は無いのでは?

”他のカードありませんか?”
”では、このカードで”
..........
特急券・寝台券”¥19.740です。こちらにサインを。”

ぎょえ~、高っか~~。プレミアム特割並の運賃である。
もう少し早い時間なら、夜行バスドリーム号という選択肢もあったのだが。

”ありがとうございました。お次の方...”

緑の窓口を出たその足で、再びANAのカウンターへ行く。先程の係員がまだ詰めていた。

”あのー、150便の出発は22時50分と聞いたのですが。”
”申し訳ございません。”
”羽田到着は24時を過ぎますよね。空港からの交通費とかは出るのでしょうか?”

もし、ここで、交通費が出ると言われたなら、先程のサンライズはキャンセルするつもりだったが、...

”はぃ~、あのぉ~、天候が原因ですので、誠に申し訳ないのですが...”

天候が原因?? ここが鹿児島なら確かに天候の問題なのだが、ここは関空。関空の天候は全く問題ないのだから、天候が原因というのはおかしくはないですか? 鹿児島から関空へ飛ぶ機材を150便に充当しているそちらの機材運用の問題ではないのですか? と、言う突っ込みを入れても無駄だし、時間も無いので素直に、

”チェクインしたのですが、今日の150便をキャンセルして、オープンにしてもらえませんか?”
どうせ、何度も往復するのだから、そのうち使う機会は沢山ある。
”承知しました。”
..........
..........
何か悪戦苦闘している。そのうち、同僚か先輩?がやってきて二人がかりで、
..........
”お待たせして申し訳ございません。”
..........
..........
一度、保安検査場を通過しているため手続きが厄介なのだろうか??
..........
..........

そして、約15分後、漸く、
”大変お待たせいたしました。それでは、航空券をお渡しいたします...本日は、ご迷惑をかけて誠に申し訳ございませんでした。”

再び、JRの駅に向かって歩いていく。連絡通路を今夜は2往復した。なんと、アホらしい。

JRホームの待合室はなかなか綺麗高い高い切符を自動改札に通して、階段を下りる。

既に、22時32分発の関空快速はホームに入っており、日曜夜の旅行帰りの乗客で混雑している。乗ろうかどうしようか迷ったが、サンライズ瀬戸・出雲大阪発24時34分発。あまり早く着いても冷え切ったホームで列車を待つしか無い。

そこで、一本見送って、JRホームの待合室でパソコンを開いて今夜の出来事をまとめる事にした。

次の関空快速は22時50分発。

間もなくやってきた、天王寺行きの関空快速に乗車して、予定通り、一人掛け席に着席。先程やってきたルートを逆に進む。仕方が無いとは言え、何をしに関空までやってきたのか、本当にアホみたいである。

関空快速雨はかなり小降りになっている。鹿児島空港天候不良のため...と言われても、どうもピンと来ない。関空快速でもひたすら、紀行文を起草しているが、時間の経過が遅いように感じられるのは、憂鬱な気分のためだろうか。

¥5,000貰って空港で夜明かし体験をするのも悪くはない。羽田空港、眠れそうなベンチの場所は頭の中に入っている。

しかし、ひょっとすると、同じような境遇の人々が大勢居て、ベンチは満員の可能性も無くは無い。そうなると、非常に辛い。

ところで、新幹線ホテルというのがある。新幹線が遅れて、行き場を失った人のためにホームに新幹線を停車中させて車両を宿泊所として開放するアレである。3列シートに横になればベッド代わりになると思うのだが、実際には、新幹線ホテルは満員で、精々、一人1席か良くて2席。非常に窮屈な状態で一夜を明かした。と、同僚から聞いた事がある。

羽田での夜明かしだって似たようなものかも知れない。

それを思えば、サンライズ瀬戸・出雲のシングルに空きがあって助かった。

ブルートレインの寝台列車が次々に廃止されていく中で、モーニングトレイン、サンライズのノビノビシートやソロが満席と云うのは、寝台列車が支持されている証として、ある意味喜ばしい事かも知れない。

東京-大阪の移動生活で、何度と無く乗車してきたサンライズ瀬戸・出雲

夜行列車で熟睡できない体(頭)になってしまってからは、長らく遠ざかっていた。自分のブログで調べてみると、最後に乗車したのは2006年7月18日、三ノ宮から横浜までと判明した。

2年と10ヶ月ぶりという事になる。

ANA150便が遅れるのは困ったものだが、久しぶりのサンライズ瀬戸・出雲は、正直言うと、ちょっと楽しみ。しかもシングルを使うのは初めてなので。

楽しみな反面、眠れるかどうか、非常に不安である。特に、2時間ばかり昼寝をしてしまったので。もし眠れなかったら、明日、月曜日は地獄を見ることになる。

夜行列車で眠れない。これが、最近航空機を多用している大きな理由の一つなのに。

しかし、今更躊躇していても始まらない。関空快速は、間もなく終点天王寺に到着する。ブルーな日曜日である。
【続く】

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ブルーな日曜日(3)ANA150便大幅遅延でJR緑の窓口へ

2009-02-22 22:05:00 | ANA

緑の窓口復路:2月22日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :ANA150便(P) 運賃:¥780+¥15,100

【ブルーな日曜日(2)SignetでANA150便を待つ】からの続き....こうなったら、奥の手を使うしかない。

JRの駅に戻り、緑の窓口の扉を潜る。幸いなことに待つことなくお姉さまの居る窓口へ。
緑の窓口@関空

”今夜のサンライズ瀬戸・出雲のびのびシートソロに空きがありませんか?”
”しばらく、お待ち下さい.....。”
..........
..........
..........
..........
”本日は満席です。”
..........

実に素っ気ない対応である。

先程のANAのGHさんに比べると、JRの女性係員はなんとも愛想が悪い。年の頃はほぼ同じなのだが、大きな落差を禁じ得ない。

”お待たせして誠に申し訳ございませんが、本日、生憎満席でして、如何なさいますか?”

と応えるのが正しい応対ではないか? JRグループの中でも一番接客がマシなJR西日本でもこの有様である。こんな事で、よく、客商売をやっているな。と感心する。

JRには、今でも国鉄のDNAが脈々と繋がっているようである。一度ANAの研修でも受けてみれば業績がアップするのではないか?

と思っても、空きが無いのは事実。

時刻は22時を廻っている。夜行バスドリーム号という手はあるが、今からだと間に合うかどうか非常に微妙である。さて、困った、月曜朝の出社を諦めて、一度自宅へ戻るべきか?
【続く】

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ブルーな日曜日(2)SignetでANA150便を待つ

2009-02-22 22:00:00 | ANA

Signetにて復路:2月22日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :ANA150便(P) 運賃:¥780+¥15,100

【ブルーな日曜日(1)ANA150便飛ばず】からの続き....とりあえず、Signetに入ろうとすると、

”出発が遅れておりましたANA148便は、間もなく皆様を機内へとご案内いたします、...”とアナウンスがあり、Signetから、ゾロゾロと乗客が出てくる所に出くわした。

Signetお陰で、混んでいると警告されたラウンジ内は、いつもよりちょっと多い位の人口密度。それにしても、グラス置き場がかなり荒れているので、つい、先程までかなりの混雑だった事は想像に難しくない。

珍しく、トマトジュースとおつまみを取って席につき、パソコンを起動する。

そして、手葺きを探すが、...どこにも見あたらない。先程の乗客達が全部使ってしまったのだろうか?

”遅れておりますANA150便は、出発時刻が分かり次第、皆様にお知らせいたしますので、今暫くラウンジ内でお待ち下さい”とアナウンスが流れる。

数名の乗客が苛立ってGHさんに詰問していたようだが、残りの大多数の乗客は、全く動じず、落ち着いたそぶりを見せていた。

小生もその中の一人、この時は、楽観的に、22時過ぎには出発するだろうと信じていたので。

Signet気分転換にニコチン補給のため、ガス室に入る。

ここから眺める様子は、普段の日曜日と全く変わらない。唯、時刻は間もなく21時40分であるが。

再び、席に戻り、パソコンで作業を続ける。そしていつもの習慣でJALとANAのサイトを開き、明日、月曜日の早朝便の空きを調べるも全て×××になっている。

空席待ちをすれば、なんとかなると思うのだが、羽田から会社まで2時間以上掛かる。9時には出社するべき用事を抱えているので、何とか今晩中に移動しないと。

そして、偶々運行状況のページを開いて目を疑った。

ANA150便の出発予定時刻が22:50となっている。

そして、間もなく再びアナウンスが入った。
”本日もANAをご利用いただき誠にありがとうございます。遅れておりますANA150便の関西空港出発予定時刻は、只今の所22時50分、22時50分を予定しております。””お急ぎの所、出発が遅れます事をお詫びいたします。なお、ご搭乗の際に、おひとり様¥5,000をお渡しいたします。...”

急に、頭に血が上った。

関空出発22時50分という事は、羽田到着は間違いなく24時を過ぎる。とすると、空港で夜明かしするか、タクシーで帰宅するか、それくらいしか手は無い。搭乗時に¥5,000払うと宣言すると言うことは、羽田からは勝手にして。と通告しているに等しい。¥5,000貰ったところで何の足しにもならない。

こりゃ、あかん。

急いでパソコンを鞄にしまい込み、食器を片づけて、そそくさとラウンジを出る。”ありがとうございました。いってらっしゃいませ。”の一言が、この時ほどアホらしく聞こた事な無かった。

件の乗客は、まだ、GHさんに噛みついていたようだ。気持ちは分からなくないが、早めに動かないとなす術が無くなってしまう。

時刻は間もなく22時

早足で、到着口へ向かい、制限区域を抜けてしまった。

さて、これからどうするか?
【続く】

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ブルーな日曜日(1)ANA150便飛ばず

2009-02-22 21:00:00 | ANA

阪和線復路:2月22日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :ANA150便(P) 運賃:¥780+¥15,100

雨の日曜日。

東岸和田に5分遅れて到着一応、阪和線の遅れは報じられてはいないので、いつもより遅め、19時50分に自宅を出発。

でも、実際には、関空/紀州路快速は約5分遅れで運行。何でも、踏切トラブルで安全確認をしたためらしい。

関空到着は20時45分。急いで、カウンターに飛び込んでチェックインする。

今宵の翼はANA150便である。

チェックインの時にGHさんが、
”**さま、いつもご利用ありがとうございます。”
”実は、本日、鹿児島地方暴風雨のため、150便に使用する機材は、まだ、鹿児島空港を出発出来ていない状況です。そのため150便の出発は、22時を過ぎる見込みです。”
”ええっ? 22時過ぎって、何時になるのですか? 羽田到着が24時を廻るとどうしようも無い状況になるでしょう。”
”さぁ、鹿児島を出発すれば、何時になるのかある程度はっきりするのですが、何分、まだ出発できていない状況でして、間もなく出発する予定ですが、...如何なさいますか?”

(心の声:如何なさいますかって、判断をこちらにまかされても、どないせぇっちゅうねん)
”とりあえず、チェックインします”(どうせ変更可能な運賃だし)
”それから、実は、...”
”何ですか?”
”現在、ラウンジが非常に混み合っておりまして、...もう暫くすると、前便が出発して少しは空くと思うのですが...”
”148便も未だなんですか?”
”はい...”
”分かりました”
”お気を付けて行ってらっしゃいませ”
(心の声:一体、どこへ行けと言うの??)
と、非常に憂鬱な重たい気分で、保安検査場へ向かおうとする。

その前に、万一の事を考えて、JALの方はどういう状況にあるのか、確認しておく事を思い立った。未使用のJALビジネスきっぷが1枚あるので、あわよくば192便194便に空席があれば、と思ったのだが...

なんと、JAL192便も機材が未だ到着していないらしい。もちろん、192便、194便とも××状態である。ANA,JAL二股を掛けて、とりあえず空席待ちを入れておこうかと思ったが、

まぁ、ANAの事だから、いくら何でも、22時30分頃には飛ばすだろう。

そしたら、羽田には24時前には着くから、なんとか、最終の京急で品川へ出て、そこから山手線で、そして、新宿から最終の中央線で...と、勝手に想像を巡らして、頭の中では、今夜中になんとか帰京できる算段が立ってしまったのであった。

保安検査場は一つしか空いていない 混んでると言われながらも、とりあえず中に入ってSignetで珈琲でも飲もうと思い、保安検査場へ向かう。

いつもなら、2つは必ず開いている保安検査場は、なぜか一つしか開けておらず、10人近い列が出ている。

隣のゲートには調整中という掲示がされているが、スーパーのレジよろしく、開けられたら何時でも飛び出せる体制で待つこと5~6分。間もなく自分の番である。

ゲートを潜ってびっくり。

20番搭乗口前のベンチには人混みが出来ている。一体何かと思って見てみると、ANA148便羽田行きを待っている乗客であった。
ANA148便を待つ乗客達

既に21時を廻っている。定刻19時50分だから、既に1時間以上もの遅れである。一体これは何事??
【続く】

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イオンモールりんくう泉南で道草

2009-02-21 06:40:00 | JAL

イオンモールりんくう泉南往路:2月21日(土) 京王八O子 →羽田空港:空港バス 羽田空港  →関西空港:JAL173便(J) 関西空港  →りんくう りんくう   タウン :関空快速 タウン   →イオンモール      りんくう泉南:南海バス イオンモール→和泉砂川:南海バス りんくう泉南 和泉砂川  →    :紀州路快速 運賃:¥1,700+¥10,100+¥350+¥250+¥220+¥450
明日も早起きなので、金曜日の夜は早く寝たいと思っていた。

雑用を手早く済ませて、疲れた出てきた所で、床につく。時刻は20時40分。

そのまま、すーっと寝入ったまでは良かったのだが、夜中に目が覚める。いやこの時は夜中だと思っていた。

寝ぼけ眼で時計を見ると22時30分。凄く長い間眠った様な気がしたが、実は、2時間ほどしか眠っていない。再び眠ろうと思ったのだが、なぜか頭が冴えてしまい、眠れなくなってしまう。

30分ほど、布団にくるまっていたが、時間が勿体なく感じられたので、意を決して起きることにした。

結局徹夜。やる事は一杯ある。

3時45分にセットした目覚ましで旅支度をして、4時10分に出発。

今朝は寒い。風が冷たい。早足で体を温めながら京王八O子バス停に向かう。

4時30分発のバスに乗車。予約した時には後ろの座席だったので、ひょっとすると、今朝は混んでいるのかと思いきや、空いている。

自分の席に着いて、耳栓、アイマスク、マスクで防備した所で、60歳位のオッサンが声を掛けてきた。小生が座っている場所は自分の席だと言い張る。小生は確かにこの席なので、運転手に再度訊いてくる様に促した。案の定、オッサンが聞き間違えていたようで、後方の座席に移動したようだ。

JRと違って、座席番号の入った乗車券は、乗車時に運転手に渡してしまうため、手許に無いのだが、このような事が度重なるのなら、乗車券のコピーか何かを用意しておかないといけないかも知れない。

専用保安検査場入り口今朝は、睡眠薬を服用していないのにも関わらず、珍しく、睡魔がやってきそうである。首都高を入ったあたりから、恐らく爆睡していたのだろう。羽田到着までの記憶は皆無であった。

羽田に到着後、いつものようにDP保安検査場を抜けて、窓のあるDPラウンジへ。

ここで、いつものように早朝のパンのサービス受ける。まだ、夜は明けていないが、天気は良さそうな気配。
DPラウンジ朝食

6時過ぎに、DPラウンジを退出。19番搭乗口へ向かって歩き出す。

カードラウンジのクロワッサン途中、カードラウンジに立ち寄って、ここでもクレジットカード会社のサービスの早朝のクロワッサンを頂く事にする。いつもいつもここのお世話になっているので、クレジットカードの年会費は充分ペイできている。

ぼんやりとした頭で、今朝の行動の確認をし、6時20分にラウンジを出て19番搭乗口へ。

搭乗口へ翼はJAL173便関西空港行きである。

優先搭乗で一番乗りを果たすと、2度に渡ってCAさんから非常に丁寧なご挨拶を受けた。しかし、決して名前で呼ばれる事は無いのは最近の傾向である。JALは方針を変更したのか?

David FosterのJALの機内音楽が派手に流れている中、ポツリポツリと乗客が入ってくる。今朝の当便は相当空いている様である。

当機は定刻6時40分に出発。

”今朝も定時運行にご協力ありがとうございます。”というアナウンスを久しぶりに聞いた。

A滑走路からANA側のC滑走路にまわって離陸。羽田空港もそれほど混雑していない様子である。

やがて、前方に富士山が姿を表す。
富士山

東側の裾野で降雪があったようで、かなり低い所まで灰色が拡がっている。何度となく眺めているが、その都度違った姿を見せてくれるから面白い。

間もなく、ドリンクサービスが始まり、スカイタイムを頂く。

驚いた事に、当便では茶菓のサービスがあった。基本的には羽田-関西便ではクラスJの茶菓サービスは無いのだが、まれに提供される事がある。
梅しそサラダ

7時40分頃に、ベルト着用サインが点灯する。

徹夜疲れもあって、その後、再び眠ってしまった様で、ショックを感じて目覚めると既に関空に着陸していた。

到着は7時57分。
JAL173便@関空

今朝は、所用があって、関空からイオンモールりんくう泉南に寄ってから帰宅する事にしている。

イオンモールりんくう泉南は、対岸の不便な場所にあるのだが、関空からだと、なんと運賃¥100のバスが運行されているので、手軽に立ち寄る事ができる。

しかし、難点があって、朝一番のバスの関空発車は10時、そしてイオンモール到着は10時35分と、普通なら10時開店のイオンモールに合わせて、関空発車9時30分のバスがあっても良さそうなものだが、そうはなっていない。この辺りのセンスの無さは???である。

できるだけ早くイオンモールへ行き、用事を済ませて、帰宅したかったので、今回、りんくうタウンまでJRで行って、そこからイオンモール行きのバス(9時50分発)に乗ることにした。これだと、10時2分にイオンモールに到着するので、開店時刻と丁度合っている。

但し、関空→りんくうタウンの鉄道運賃とりんくうタウン→イオンモール間のバス代(¥250)が馬鹿にならないのは痛い。

ダイソー関空店時間はたっぷりあるし、何分、徹夜明けで疲れているので、何時も通り、カードラウンジ比叡に立ち寄るべく、3Fに上がる。

そして、3Fの店舗エリア北の端付近、ANAFESTAの向かい側に、100円ショップダイソーが出来ている事に気づいた。

旅行の時には、小物を忘れて、ついつい駅や空港の売店で購入する事がある。そんな時、値段が高めで損をした気分になる事が多い。

その点、ダイソーなら大抵の小物が税込み¥105で販売されているので、これなら助かる。

ダイソー関空店おまけに、関空ダイソーならではのメリットとして、EdyやPiTaPaで決済可能。と言うことは、¥210分買えばANAのマイルが貯まるので、一般的なダイソーよりもお得感がある。


但し、一般のダイソーよりも、一層店内が狭いのは要注意である。

大きなキャスターバッグを引きながら、店内をウロウロすると顰蹙この上ないし、第一、商品を引っかけて壊しでもしたら、大変である。かといって、荷物を店外に置いて買い物をするのは、盗難の危険がつきまとう。

結局、一人旅でダイソーを利用する時には、まず手荷物をなんとかしてからでないといけない。

さて、比叡では、いつものようにニコチンを補給するのでは無く、9時15分に携帯のバイブをセットし、コートを被って居眠りをしようと努める。

何せ、眠たい。

りんくうタウン駅で下車暫く、じっとしていたのだが、いくら馴染みの場所とは言え、眠るとなると勝手が違う。結局、ここでは眠れないまま。9時15分にラウンジを出てJRの駅に向かった。

9時24分発の関空快速に乗車。

次のりんくうタウンで下車する。

改札を出て、バス乗り場を探す。眠たいが青空が広がっており、気持ちの良い朝である。大観覧車、りんくうの星が目立つが、流石にまだ稼働していない。
大観覧車、りんくうの星

バス乗り場では、地元の婦人が数名、到着を待っていた。

定刻の9時50分丁度にバスが姿を現した。りんくうタウン駅前が始発では無い様である。バスはごく普通の南海路線バス。
イオンモール行きバス南へ向かって

駅前の街並みを抜けて、海岸沿いの道路を南へ向かってひた走る。

10分ちょっとでイオンモールりんくう泉南に到着。
イオンモール

初めて訪れる場所なので、少し戸惑いながら店内に入る。開店時刻直後なのに、案外、沢山の人いてちょっとびっくりする。

ごく短時間で、所用を済ませて、今度は和泉砂川行きのバスに乗車する。乗客はたったの3名。

りんくうタウンからの道と違って、片側一車線、黄色のセンターラインの田舎道をバスは進んで行き、約20分で和泉砂川駅に到着。
和泉砂川駅
和泉砂川駅

かつて、周遊きっぷ京阪神エリアを購入するために、周遊エリア外の和泉砂川駅をわざわざ訪れた事があったが、このような駅舎だったとは全く知らずにいた。

ここからは、ごく普通に紀州路快速に乗車。日根野で後ろに関空快速を繋げて関空/紀州路快速として阪和線を北上し、帰宅したのは11時30分。

ちょっと道草するつもりで立ち寄ったのだが、随分と時間が掛かっている。やはり、イオンモールりんくう泉南は遠い。そう、度々寄り道をする事は出来そうも無い。

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再びPクラスアップグレード失敗

2009-02-15 21:25:00 | ANA

関空ANAプレミアムカウンター復路:2月15日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :ANA150便 羽田空港 →立川   :空港バス 立川   →八O子  :中央線大月行き 運賃:¥780+¥13,100+¥1,500+¥160
昨日のバレンタインで貰ったクッキーを丁重に梱包して鞄に詰める。

そして、先週同様、いつもより2本早い、関空快速に乗車して関空を目指す。理由は一つ。今週こそ、ANA150便のPクラスのアップグレードを成し遂げるためである。

関空快速では、直ぐに席にありつけて幸先が良い。
関空快速空いていて、本当に快適

しかし、いつも思うのだが、飛行機のY席よりも、223系の関空快速の座席の方がはるかに快適なのは、空と陸の違いを考えてもどうもしっくりいかない。

関空へは、20時に到着。

プレミアムチェックインカウンターへと急ぐ。

結果は、....
ANA Pカウンター

既に1名の先客が空席待ちを入れているらしい。先週は、3番目だったから、まだ可能性は残っている。

それにしても、出発の1時間も以上前にやってきて、2番目と言うことは、やはり、国際線からの乗り継ぎで早めに空席待ちを入れているとしか思えない。

保安検査場を抜けてフライトポイントタッチを済ませてSignetに潜入する。
保安検査場を通過してラウンジへ

何時も通り、おつまみとカプチーノを手にとって、ガス室に入ってニコチンを補給する。暫くすると、アホが大声で携帯電話で話し始めるのであった

ANAJALと違ってもう少し民度が高いと思ったがそうでも無いらしい。
カプチーノ五月蠅いガス室を出てトマトジュースを飲む

Pクラス空席待ちが叶わなかったら、当然プレミアムデリも無いだろうから、その時の事を考えて、場所を移し、トマトジュースとおつまみで夜食とする。

21時前にSignetを出て、空席待ちカウンターへ。先週の呼び出し無し放置に懲りて、こちらから問いかけると、....

結果は、落選。嗚呼。

そのまま、そそくさと、肩を落として搭乗口へ。

今宵の翼はANA150便、Y席である。
ANA150便@関空

当然、ANA150便は満席で、隣にも乗客が居る。普通の人だったのが、不幸中の幸いであるが、やはり、慣れないY席??、肘掛けと肘の位置が気になる。

座席幅は狭くしても、間の肘掛けを2本にして欲しい。と思うのは小生だけか?

別に睡眠薬は服用しなかったのだが、離陸後少し眠る。そして、ドリンクサービスで本能的に目覚めて、お茶を貰って一息ついた。

その後、当機は、季節風に乗って順調に飛行を続け、羽田到着は22時30分。ほぼ定刻であった。

降り時に、機内サービス改善のアンケート用紙を配っていた。
アンケート

率直な意見を...を記載されていたので、帰宅後、機内サービスとは関係の無い事を承知の上で、自由意見としてアップグレードポイントによるPクラスのアップグレードを予約と同時に出来る様に改善(昔の様に)して欲しいと、強く訴えておいた。

羽田バスチケットカウンターバスチケットカウンターで、立川行きのバスのチケットを、ポイントを貯めるためにお得なクレジットカードで購入。

予想通りバスはガラガラだったのだが、ここで、思わぬ光景を目撃。

なんでも、5分前に発車した最終渋谷行きのバスに乗り遅れた乗客が2名居て、バスの係員に何とかして欲しいと嘆願していた。

すると、係員は、次の停留所の1タミへ電話連絡して、なんと、
渋谷行きのバスの1タミ出発を少し遅らせるように指示したのであった。

立川行きバスそして、件の乗客2名を、この立川行きのバスに乗せて、次の1タミで降ろした。

渋谷行きのバスは、1タミで本当に、乗り遅れた乗客を待っており、この2名を乗せるや数分遅れて出発したのだった。

こんな大技があるとは、全く考えた事も無かった。小生が当ブログで披露した技など、可愛いものである。しかし、待たされている大多数の乗客にとっては、迷惑な話なので、本来、使うべきでない大技なのであろう。


中央線車内高速道路は特に渋滞も無く、約1時間ほどで立川駅前に到着。

ここで、中央線に乗り換えて八O子で下車。

それにしても、2週連続で、夕食を犠牲にしてかなり早く空港にやってきたにも関わらず、Pクラスへのアップグレード失敗は痛い。

いよいよ待ったなしである。周到に作戦を立てないと、アップグレードポイントの残り6Pは無に帰してしまう。

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今日はバレンタイン

2009-02-14 06:43:00 | JAL

雲の上を滑るように飛行往路:2月14日(土) 京王八O子→羽田空港 :空港バス 羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J) 関西空港 →     :関空快速 運賃:¥1,700+¥10,100+¥780
昨夜は疲れていたため、20時過ぎに寝入ってしまった。照明もパソコンもつけっぱなしで、である。

24時過ぎに目が覚めて、そのまま眠れず。正確には、26時過ぎに睡魔がやってきたのだが、ここで寝てしまうとまず起きれないので、それから風呂に入って出発まで起きておくことにする。

空港バス4時5分に東京宅を出発。

先程までの雨は、時折雨粒を感じる程度に止んでいる。良かった。傘を差さずに済む。

いつもの始発の空港バスに乗車して羽田空港へ。

一応、マスク、耳栓、アイマスクで防備するものの、やはり、バスでは眠れない。かつて、夜行バスで爆睡していた自分はどこへ行ってしまったのか?

羽田到着は5時37分。

DPラウンジ不景気の2月にも関わらず、いつもながら、沢山の人が居る。

先週は、ANAだったので、DPラウンジは2週間ぶりと云うことになる。

微妙に早めの時間帯という事もあって、窓の無いDPラウンジは割と空いていた。が、ここはスルーして、ビジネスコーナーに陣取ってメールをチェックする。その後、窓のあるDPラウンジへ移動したのは良いが、101便の乗客が居るためか、窓側は全て埋まっている。

ともかく、適当な所に席を見つけて、パンを1個ずつ食す。

6時になって、19番搭乗口へ向かって移動。途中、カードラウンジに立ち寄る。こちらのカードを差し出して、
アメリカン・エキスプレス・カード

カードラウンジでクロワッサンをトマトジュースとクロワッサンを頂き、6時20分に再び19番搭乗口を目指す。

丁度、優先搭乗が開始されたタイミングだったので、小生も後に続く。

意外な事に、優先搭乗した10名ほどの中、クラスJの乗客はほんの数名。そのほかの人は後ろの方へ消えていったが、ひょっとして隣席ブロックでもして貰っているのだろうか??

着席するや、CAさんがやってきて丁寧なご挨拶と新聞のお勧め。なんか、ANAのPクラスの挨拶と全く同じ感じ。
JAL173便@羽田

日経新聞と、毛布と枕を貰って、いつもの体制を整える。

ふと、外に目をやると、雨。出発時に比べて雨足がやや強くなっているようである。せっかく富士山観望席を確保したのに、この分だと望むべくも無い。24時に起きた事を思い出して、少し、目を閉じて過ごすが、一向に睡魔はやって来ない。

遅刻の乗客を待ってだろうか、当機は約8分遅れて出発。

翼はJAL173便、関空行きである。

いつしか、出発時刻が5分繰り上がって6時35分になっているが、いつも遅れる様だと全く意味をなさない。

そう言えば、今朝は、”定時出発にご協力ありがとうございます”というアナウンスが無かったから、きっと、だれかが定時出発を妨害したのだろう。

離陸はJAL側、A滑走路から。予告通り、雨雲の影響で揺れるものの、それほど強い揺れでは無い。

そうするうちに、揺れがぴたっと止んで、ベルトサインが消えた。

いつもなら、このタイミングで前方に富士山が現れるのだが、やはり、今朝は雲の下である。

富士山は見えないが、機外の景色は非常に面白い。厚い雲の層が真下にあって、まるで雪原を滑っているかのように西へ進む。
雲の上を滑るように飛行
雲の上を滑るように飛行

雲がわき上がっている。不思議な世界である。

ドリンクサービスでは、オレンジジュースを貰う。

名古屋上空にさしかかって、窓の外がいきなり真っ白になった。少し、眠っておこうと目を閉じる。その後、眠っていたのか、目縫っていなかったのかは判然としないが、降下を感じながら、とにかく瞼だけは閉じていた。

関空には、定刻よりやや遅れて8時5分に到着。
JAL173便@関空

大阪は雲が多かったが太陽が姿を覗かせていた。

カードラウンジ比叡ほんの500kmしか離れていないのに、これほど天候が変わるとは変な感じである。到着時のCAさんによる時候のご挨拶によると、関西地方はかなり暖かいとの事。コートが邪魔になりそうである。

関空到着後は、カードラウンジ比叡に立ち寄って、珍しくオレンジジュースをすする。空いているのを良いことにかなり粘ってしまった。

その後、9時10分の関空快速を目指して、JRの駅に急ぐが....

”阪和線踏切確認のため、5分から10分ほど遅れて列車は運行しております。”との事。やってくれるわ、阪和線。

まぁ、踏切確認と云う事は、JR西の責任は小さいのだろうが、空港連絡鉄道がこの状態では、関空離れを加速させるだけだろう。

さて、帰宅後、嬉しいプレゼントが。

今日はバレンタイン。テーブルの上に、3人の女性からのクッキーが置かれていた。
クッキークッキークッキー

これを貰っただけでも、帰ってきた値打ちがあったというものであった。

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ANA150便プレミアムクラス空席待ち落選

2009-02-08 21:25:00 | ANA

ANA150便の空席待ちカード復路:2月8日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :ANA150便(Y) 羽田空港 →立川   :空港バス 立川   →八O子  :中央線大月行き 運賃:¥780+¥13,100+¥1,500+¥160
風邪薬の影響か、眠ってばかりの休日だった。

土曜日も爆睡、日曜日も昼寝。自宅だと、なぜに、かくも眠れるか? 移動中は眠れないくせに。

今宵は、ANA150便(特割1)で東京に戻る事にしている。アップグレードポイントが、まだ6P残っているので、なんとか今年度中に使い切らないと非常にもったいない。

それで、確実にアップグレードするために、いつもよりかなり早め、19時過ぎに自宅を発った。

関空快速は空いていた幸い、関空快速は、ダイヤの乱れも無く、また直ぐに着席でき、幸先良く関空へと向かった。

ANA150便の出発時刻は21時25分。今までの経験から言っても、1時間以上も前にカウンターへ行けば大丈夫だろうと、高を括っていた。

関空到着は20時。こんな時間に関空に居るのは久しぶりである。

早速プレミアムカウンターへ飛び込み、150便のe-チケットのプリントアウトを見せて、
”Pクラスに空席があれば、アップグレードをお願いします”
”申し訳ございませんが、本日の150便、既に、3名の方がプレミアムクラスの空席待ちをされておりまして、...”
”皆さん、カテゴリーAですか?”
”はい、...”
”如何なさいますか?”
....
”一応、ダメ元で、おねがいします。”

”では、Aの4番になります。”
”空席待ちカウンターの場所はご存じですか?”
”はい、知っています。”
”それでは、**サマ、21時10分までに、20番搭乗口の向こう側にあります。ANA空席待ちカウンターに起こし下さい。いつもご利用ありがとうございます。いってらっしゃいませ。”

と、トボトボと、カウンターを離れる。

そして、カードラウンジ比叡に行こうとして、空席待ちカードを貰っていない事に気が付いて、再びカウンターへ。

”あのー、空席待ちカードは貰えないのですか?”
”あっ、大変失礼いたしました。暫くお待ち下さい。”
...............
”どうも、申し訳ございませんでした。お気をつけていってらっしゃいませ。”
空席待ち整理券
大体、このANAのGHさんの応対が物語るように、今宵のANA150便のPクラス空席待ちはかなり難しそうである。元からPクラスは8席しか無い訳だし。

しかし、しかし、である。出発の1時間20分も前に空席待ちを申し込んで、4人目とはどういう事だろう? 国際線からの乗り継ぎで、かなり早い時刻に空席待ちを申し込んだ人が居るという事だろうか?

いずれにしても、きっと、小生の様にアップグレードポイントを3月までに消化したいと思う人が沢山居るのだろう。だれしも考える事は似たようなものである。

さて、早く到着し時間が充分あるので、カードラウンジ比叡に入り、ニコチンを補給しつつ、先程の出来事を記録する。

Signetへ胸のポケットにはA-4の空席待ちカード。よりによって、空席待ちが150便に集中しているという訳である。

21時30分頃に保安検査場を抜けて、フライトポイントタッチを済ませてSignetへ。

ここで、いつもの飲み物とおつまみを頂いて、一応、少し早めの21時頃に退出し、20番搭乗口のベンチの端の方、空席待ちカウンターが見える位置に腰掛けて呼び出しを待つ。

アホみたいに、カウンターの前で立って待っていて、不合格だったら本当にアホだから。

カウンターでは、誰かが、アップグレードの手続きをしている様子が分かる。その人は、搭乗券を手に取って消えていった。
誰かが手続き中

多分、アナウンスはあるだろうと思って、そのまま待ち続けるが、いつまで経ってもアナウンスは無い。聞こえてきたのはJAL側の21番搭乗口方面から、”192便で東京羽田へご出発予定の**様、**様、いらっしゃいましたら、お近くの地上係員までお申し出ください。当便は間もなく出発いたします。”という呼び出しコールのみ。

係員は居るが、既に、カウンターの前で待っている人は居ない。

小生は全く放置されているようである。時刻は、既に21時15分。思い立って空席待ちカウンターで確認すると。

”プレミアムクラスはAの2番で満席になりました。17番搭乗口へお進みください。”

と極めて事務的な応対だった。予想通り落選となった訳ではあるが、それにしても、どこの空港でも、”プレミアムクラス空席待ちはカテゴリーAの2番をもちまして満席となりました。悪しからずご了承ください。”くらいのアナウンスはあるのが普通ではないか? >ANAさん。

関空のANAではそれが無いのは何故??

少し、気分を害して、遠い遠い17番搭乗口へと急ぐ。

漸くたどり着いた時には、後方座席の乗客の搭乗中であった。

ブリッジでの渋滞を経て、所定の席に着く。B737の一般席は久しぶりだが、贅沢に慣れっこになった、この身には窮屈に感じてしまう。単身赴任を始めた頃には、航空機で帰れるだけでもラッキーと思っていたのだが、...

当便は満席との事なので、当然、隣には乗客が居る。

一般席とは言え、前の席の下に鞄を放り込んで、枕代わりの毛布を後ろに置いて、足を伸ばすとそれなりに快適ではある。個人的には、前後方向の窮屈さは余り気にならない。問題は、横、つまり隣客がどうかである。今回は、ごく普通の方の様なので一安心であった。

機内では、珍しく、新聞を読んで過ごす。この2日間充分過ぎる程眠ったので、全く眠くはならない。ドリンクは、かぼすを貰う。

2タミ当機は、順調に飛行を続けたようで、定刻の22時30分に羽田に到着。最近の日曜日にしては珍しい。

また、到着スポットも58番、比較的出口に近い場所である。もし、Pクラスに当選していたなら、22時35分発のバスに間に合った可能性もあるので、重ね重ね残念。

ここで、23時発の立川行きのバスのチケットを購入する。

だれも居ないガス室バスの発車まで20分も時間があるので、2タミの北の端、エスカレータ近くの喫煙室でニコチンを補給し、だれも居ないベンチに腰掛けて紀行文の作成に専念する。

23時のバスはガラガラで、1タミを過ぎても、40%程度の乗車率。2席占有状態で凄く快適である。Pクラス空席待ちには落選したが、こちらの方は予想通り。

立川・拝島方面 京急バスバス車内でも紀行文の作成を続けるが、芝浦手前でスピードダウン。どうやら、芝公園あたりで渋滞しているらしい。

渋滞を避けるために、普段と違って、銀座、江戸橋、竹橋経由で三宅坂JCTに入っていく。京急バスは、京王系列の西東京バスと違って臨機応変な対応をしてくれるのでありがたい。

立川駅立川で、24時過ぎの大月行き列車に乗り込んで、JR八O子で降りて、25時前に帰宅。

それにしても、ANA150便のプレミアムクラス空席争奪の厳しさを改めて思い知った。さて、残った6Pをどうするか?  待ったなしである。3月までの帰省計画見直しの必要性を痛感した。

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迫り来るアルプスの山々

2009-02-07 06:40:00 | ANA

往路:2月7日(土) 京王八O子→羽田空港 :空港バス 羽田空港 →神戸空港 :ANA411便(P) 神戸空港 →三宮   :ポートライナー 三ノ宮  →大阪   :快速米原行き 大阪   →     :地下鉄御堂筋線 運賃:¥1,700+¥16,100+¥920

昼特きっぷ2月9日期限の大阪-三ノ宮の昼特きっぷが1枚余っていた。元々、昨年11月24日に使用するつもりで金券ショップで購入したが、うっかりICOCAで入場してしまったためである。

だからと云う訳では無いが、今朝は、久しぶりに神戸空港経由で帰郷する事にしている。

しかもANAで。

最近のパターンだと、往路はJAL/復路はANAというパターンが多い。理由は単純、往路は早朝が多いので、DPラウンジで朝のパンにありつけるからである。また、復路は、関空のサクララウンジ≪関空のSignetだし、どうせ、JALが定時運行されなかったら、羽田から乗車するバスは一緒。帰宅時刻も一緒。それなら、出発時刻が遅いANAの方が良いかな? と思った次第。

と言っても、いつもいつも決まったパターンだと飽きてくるから、少しは変化を入れるようにしている。

2タミ到着で、今朝の翼はANA411便、神戸空港行きである。

4時30分、京王八O子発のバスに乗車し、羽田到着は5時37分。最近では早めの到着である。

羽田到着後、トイレを済ませると、営業開始の5時40分になった。専用保安検査場を抜けて、北ピアのANAラウンジを目指す。

北ピアANAラウンジ残念ながら一番乗りでは無かった。

ところで、最近、羽田のANAラウンジでクッキーを目にする事が無くなった。偶々小生の行く早朝だけなのかも知れないが。

ジュースとおつまみ2袋を開けて、胃腸を起こしておく。久しぶりのANAのおつまみだが、やはり、おつまみはANAの方が小生の口に合う。

6時前に、ANAラウンジを出て、4階のカードラウンジへ。

今朝は、係員がサボっているためか、6時になっても扉を開けてくれない。仕方なく、景色を眺めて時を過ごす。
6時になってもカードラウンジの入り口は閉まっているクロワッサンと珈琲
空はまだ暗い。駐機場はまだ眠っている。

数分後、漸く扉が開き、入場して所定の席に着いてクロワッサン2つを頂いておく。その後、ここで6時20分頃まで過ごし、62番搭乗口へと急ぐ。伊丹便とは違って、人だかりは出来てはいない。
ANA411便

6時25分に優先搭乗開始。

小生も一団の中に入って改札を通過し、ブリッジを歩いていく。

始発の神戸行きは、満席ではなさそうである。しかしPクラスは満席。そう言えば、Pクラスは”予約のお客様で満席となり”空席待ちは全く叶わなかったようである。

着席するや、いつもの慇懃丁寧な挨拶を受けて、日経新聞を手に取る。

今朝は、薄雲が掛かっているが、途中の天気は良さそうな感じである。当機は定刻に出発するが、例によって滑走路へと向かう途中に渋滞に巻き込まれてしまう。

10分後、漸く離陸し、雲上の人となる。背中に加わる加速度が心地よい。

今朝は、北よりの航路を取っているようで、生憎、富士山は見ることが出来なかった。代わりに、天に向かって突き刺すような険しいアルプスの山々が目前に迫ってくる。それはそれで、迫力のある景色であった。
アルプスの山々

程なく、朝食が配膳される。
朝食メニュー

今朝のメニューはクラムチャウダー。貝が一杯入っているスープは大変美味しい。しかし、添付のロールパンはパサパサで味気ない。せっかくのクラムチャウダーもこれでは台無しである。

メニューには仰々しく、プレーンクラッカーと銘打っているが、何のことは無い。国際線機内で配られるクラッカーと全く同じ。こんな物、付けてくれても嬉しくもなんとも無い。


飲み物は、今月のスペシャルドリンクの柚のジュースを頂く。JALのスカイタイムと似たようなお味。

ともかく、ご馳走様でした。

食後に、窓に目を向けると、非常に大きな河、もしくは湾の上空を飛行している事に気が付いた。橋も架かっている。はて、一体、どこを飛んでいるのか?
???

これが、琵琶湖であることに気が付くまで、少し時間が掛かった。

神戸便は、京都上空を飛行するのである。奈良南部を飛行する伊丹便、紀伊半島中央部上空を飛行する関空便と航路はまるで異なる。

程なく、着陸態勢に入るとアナウンス。ベルト着用サインが点灯する。

雲が無かったら、前方右手方向に但馬空港が見える筈。目を凝らしていたが、雲に阻まれて確認できず。

不意に、反時計方向に大きく旋回して、瀬戸内海に出る。そして、淡路島を向こうに眺め、目的地、神戸空港に着陸。

天気が良かったせいもあって、眺望が素晴らしいフライトであった。

ところで、いつもなら、着陸後唾を飲み込めば、直ぐに耳は気圧に順応してくれるのだが、今朝に限って、内耳が開通しない。何度か大きな生欠伸をを繰り返すと漸く、普段の状態に戻った。

神戸空港到着後は、いつもの上島珈琲館に立ち寄ってAMEXドリンクを頂く。

今までに無いメニューをと思い、丁度上限価格¥500のアイスココアを注文する。

ところが....

アイスココアLは無茶苦茶デカイLサイズは滅茶苦茶デカイ。ペットボトルを一回り大きくしたサイズのグラスに、アイスココアが大量に注入されている。

丁度、サービス上限価格の¥500だったので、Lサイズを選んだが大失敗。おまけに、今朝は、意外にも混んでいる。本来なら、周囲に誰も居ない席を選んで座るのだが、それもままならない。

Lサイズココアは、隣の席のカップルの目に留まった様で、何か言いたげだった。きっと、店を出てから、このココアが恰好の会話のネタになっていた事だろう

¥400のMサイズにしておけば良かった...。

あまり長居も出来ないので、3分の1程度は残して、下膳棚へ置こうとするが、棚の高さの制約で、下膳するのにも慎重さが要求されてしまう有様であった。

上島珈琲館を出て、8時29分発のポートライナーに乗車。
神戸港ポートライナー車内

今朝は本当に天気が良い。先程に続いて、ぼーっとした頭で、今度は、海と山の景色を堪能する。

そして三宮に到着。

間違ってICOCAを使ってしまのを防ぐために、一旦ポケットの奥にしまい込み、財布から明日期限の昼特きっぷを取り出して、自動改札に挿入する。

エスカレータを駆け上がると、既に、8時50分発の新快速が入線していた。が、着席不可能に思われたので見送り、次の、55分発の快速で大阪へ向かう事にした。
三宮到着
高槻まで先着するこの快速は、6両編成で混雑していたが、予定通り着席可能。

陽当たりが良く、気持ち良く眠れるかと思ったが、一つ前の席の窓から差し込む直射日光が顔に当たって眩しくて眠れない。まぁ、座れただけでもマシである。

大阪には定刻の9時23分に到着。

昼特きっぷを放り込んで改札を出て、ここから、地下鉄御堂筋線で帰宅する。

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