東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

Peachに初搭乗

2016-12-30 23:16:34 | Weblog

2011年の創業から5年が経過したPeach.小生が担任赴任中は、まだ、成田行きが運行されていなかったため、一度も搭乗したことはない。

そして、Peachの拠点、関空第2ターミナルにも、足を踏み入れたことはなかった。

単身赴任から足を洗って随分と経つ。その後も飛行機に乗ることはあったが、一度、Peachに乗ってみたいものだと、機会を窺っていた。
搭乗便は早朝7:00発なので、始発の関空快速に乗れば、十分だろうと高を括っていた。過去、ANA/JALの始発便に乗るときのお決まりのコースだったから。

5時前に起床して、始発の関空快速に乗車。紀州路快速を併設しないタイプの4輌編成だと思っていたが、年末のためか、予想に反して8輌であった。これはありがたい。

それでも、忘年会朝帰りのサラリーマンと旅行客で、100%近い乗車率である。なんとか、席にはありつけたのだが。

定刻に関空に到着。列車から吐き出された多くの人々が改札口へ流れていき、改札を出た後は、左(1タミ)に右(2タミ)へと別れて進む。

派手な彩色のイルミネーションに包まれて、第2ターミナル行きのバス停へと進む。

バス待ちの列は長い。しかし、バスは絶え間なくやってくるので、列の進行は速い。

約5分程度バスに乗って、第2ターミナルビル(と、いうよりは倉庫風の建物)に到着。

その入り口は聞きしに勝る素っ気なさである。しかし、扉の向こうに人混みが見える。嫌な予感がした。

中に入って驚いた、それこそ、凄い人混みである。こんな早朝に、一体、皆さん、どうやってここまで来たのか? ここが羽田なら、まだ、分からなくもないが。

10台くらいあるチェックイン機には、どれも10人くらいの列ができている。つまり、このエリアだけで100人居ることになる。

時刻は間もなく6:25。ルールでは、出発30分前にはチェックインしないと搭乗できない。予期せず、際どいタイミングになってしまった。ともかく列に並ぶ。

前の人の動作を観察していると、みんな、スマホ表示ののバーコードをスキャンしているが、どうも、うまく読みとれないらしくて、何度かやり直している様である。でも、慣れた人は、最初から予約番号を手入力している。そもそも、スマホの液晶表示画面を反射式のスキャナーで読み取らせるという仕様がおかしいのではないかと思う。因みに、小生は、予めプリントアウトしたバーコードを翳してチェックインした。これだと、直ぐに読みとれる。当たり前であるが。

次に、保安検査の列に並ぶが、これがまた、クネクネと長い長い。LCCとは、乗客を待たせることでコストを下げているのだから、当然と言えばそれまではあるが。

とにかく並ぶ。

しかし、時刻は既に6:30。この分だと、7時の便に間に合うのかどうか少し不安になってきた。

並んで暫くすると、Peachの係員が”7時出発の便に搭乗される方はおられませんか~?”と声を張り上げている。

小生思わず、”はいっ”と元気良く手をあげてしまった。手をあげた人は、その他、何名か居た。

では、こちらへ。”と、係員がロープを外して、小生らを優先保安検査場へと案内してくれた。これで、早朝から人混みの中をダッシュしなくて済みそうである。助かった。

優先保安検査場を抜けて、また、驚いた。

待合いエリアの人口密度は半端ではない。空いている椅子はもちろんのこと、立錐の余地すらない。

空港というよりは、夜行バスのターミナルであった。

これだから、第2ターミナルを国内線LCC専用にして、新たに国際線専用の第3ターミナルを造ることになったのだと、妙に納得した。3タミ運用の暁には、この状態は、きっと緩和されるのだろう。

ほどなく、出発15分前になり、搭乗開始。まず最初に、窓側席の乗客(とそのグループ)を機内へと案内するらしい。

小生は通路側なので、その5分後に搭乗開始。

案内に従って駐機場へと出る。

まだ、明け切らない冬の空の下、ピンク色の機材が停まっている。その昔、羽田空港に沖止めされていたSkymarkに乗った時の事を思い出した。

自席にたどり着いたのは、出発5分前。流石、日本のLCC、人の流れをきちんと計算している様である。

ところが、何らかのトラブルがあったようで、定刻7:00になっても出発しない。まぁ、あの混みようなら仕方が無いのかもしれない。ちなみに、当便は、ほぼ、満席の様である。

結局、定刻を30分過ぎて漸く出発。

連絡橋を渡って、第1滑走路から離陸した。

LCCとは言え、Jetstar★と同様、シートピッチが極端に狭いということは無い。乗ってしまえば、レガシーキャリアと大差無い。冬場は、コートを毛布代わりにできるし、ドリンクだって¥200払えば機内で買うことができる。

ベルトサインが消えると、機内販売が始まる。

早朝便なので眠っている人が多く、機内販売は繁盛してはいない。折角なので、小生は、初搭乗記念にと桃シャーベット¥400を求めた。少し溶けだした頃を見計らって頂く。

甘すぎず、さっぱりとした感じ、日本人向けである。

その後は、特に揺れも無く、天候も概ね晴れ。久しぶりに機外の景色を楽しんでいるうちに、程なく目的地に到着。

定刻より30分遅れなのは、まぁ仕方が無い。

ともかくPeachに初搭乗。

Peachは、搭乗までの時間を余分に見ておく必要がある。7時発のPeachを利用するときには、始発の関空快速でも厳しい場合があるということが身に染みて分かった、今回の旅であった。


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