東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

挨拶ずくめ

2007-06-30 06:46:00 | JAL
羽田のJGCカウンター
往路:6月30日(土)
京王八O子→羽田空港   :空港バス
羽田空港 →関西空港   :JAL173便(J)
関西空港 →       :関空快速天王寺行き

運賃:¥1,700+¥11,000+¥780

先週末は、残念ながら帰郷できなかった。ここ暫く、毎週毎週、東京-大阪を行き来していたものだから、1週間空いてしまうだけで久々の感がある。

もちろん、先週末も、予約を入れていたので、泣く泣くキャンセル。例によって、半分はJP決済なので被害は最小限に留めているが、こうもキャンセルが続くと流石に堪える。それなら、いっその事、回数券をJPを使って安く購入した方が賢いかも知れない。元々夏場は航空運賃は高めなのだから。

土曜日の朝、早朝3時に起床して、旅支度を整え4時過ぎに出発。

空港バス@京王八O子京王八O子から始発の空港バスに乗車する。予定通り、ガラガラで余裕で2席占有。最近、空港バスの予約は、直前に行うようにしている。万一、予約状況が△になっていたら予約しない。鉄道で空港に向かう。鉄道より¥600高いのだから、空いていないと値打ちが無いからである。

今朝も、どうせ眠れないだろうとは思っていたので、無理して眠ろうとはしない。色々と考え事をして過ごす。

バスは中央道、首都高を快調に飛ばす。もし道路事情で羽田到着が5時45分以降になるなら、ルシエールでAMEXメニューを頂く予定をしていたのだが、5時38分に羽田1タミに到着したので、DPラウンジに入ることにした。

後で気が付いたのだが、ポケットにライターを入れたままゲートを通過していた。しかし特に反応は無し。DPラウンジのセキュリティは緩めに設定されているのだろうか?

6時前になってくると、DPラウンジも人が多くなってくる。恐らく、小生のようにアドミッションカードで入室している者が多いものと思われる。
DPラウンジ北:6時頃
DPラウンジでショコラとトマトジュースをいただく。

頂く物、ショコラとトマトジュースとおつまみを頂いたら早々に退散する。1週間空いたこともあって、土産物を物色。色々と目移りしたのだが、結局唐芋チーズレアケーキを買って、次はカードラウンジ北へ移動する。JALカード提示で2割引になるのだが、うっかりして、カードを出し忘れる所だった。危ない危ない。
唐芋レアケーキ¥614(20%オフ)唐芋レアケーキ:あっさりして美味しい

これから搭乗するJAL173便は21番から出発なので、できるだけ北側に移動しておいた方が得策であるし、なんといっても、小生にとってはカードラウンジの方が落ち着く。
カードラウンジからはB747がよく見える。

ここでは、いつもの席で、飛行機、それも並んだB744を見ながら、コーヒーとクロワッサン2つを頂いてまったりと過ごす。これで満腹である。
カードラウンジへ移動して、今度はクロワッサンを貰う。

6時30分にラウンジを出て、北の端の21番へ。

良いタイミングで、搭乗が開始され、機内へ移動する。

今朝もやっぱり、B767の旧スーパーシート使用のクラスJ。残念ながら、予約時期が遅かったため、中央列しか取れなかった。中央列に早くから腰掛けていると、後から後からやってくる搭乗客の晒し者になってしまう。

復路のJAL192便と同様に、これから関空へ向かうCAさんが多数乗り込んできた。

チーフ含めて3人のCAさんが、代わる代わるやってきて、搭乗のご挨拶。こうも、頻繁に挨拶されると、寝ぼけ顔で髭も剃らず、おまけに貧乏くさい格好をしている小生は気が引けてくる。服装くらい、もうちょっとキチンとした方が良いのかな? という気持ちになってくるから不思議である。

離陸後、ほんの少しの間、記憶を失ったようだが、ドリンクサービスで目が覚める。ここで4度目のご挨拶。今朝はいやにご丁寧である。

その後も、目を閉じていたが、眠ることなく過ごす。

着陸態勢に入ると、揺れが激しくなってきた。窓が遠いので正確には分からないが、時刻と旋回の様子からすると紀伊水道あたりか。暫くすると前方のスクリーンに、関空連絡橋そして、右側に滑走路が映し出される。第2滑走路も殆ど完成しているのが見て取れた。

当機は、定刻より約5分遅れて関空へ到着。

いつものように26番ゲート、出口まで遠い。今朝こそは、関空ラウンジに寄り道しようと思ったが、2週間ぶりなので、まっすぐ帰ることにした。

今朝は、素直に、天王寺行きの関空快速に乗車する。JRは数分の遅れで運転されているようだが、特に問題はない。9時過ぎに帰宅。郵便物をチェックすると、三井住友からSFCカードが届いていた。やはり、カードブランドが同じだと手続きは早い。前のカードに残っているEdyを使い切って、早く返却しないといけない。

行動を起こしてから丁度6ヶ月。これで、漸く、念願のJGC/SFCダブルホルダー達成である。

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日曜夜の帰宅を妨害する首都高速道路株式会社

2007-06-17 21:15:00 | JAL
JAL192便@関空
復路:6月17日(日)
    →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:JAL192便
羽田空港→立川  :空港バス
立川  →八O子 :中央線高尾行き
運賃:¥780+¥6,900+¥1,500+¥160

金曜日の出張のお陰で、今週末は休日が一日多かったような錯覚に陥り、すこし嬉しかった。

そう言えば、日曜日、ANAからプラチナカードが送られてきた。プラチナ達成が5月23日だったので、3週間半で到着したことになる。JALに比べるとかなり早い。個人的には、JAWSのラウンジ&優先搭乗が有り難く、近い内に有効活用させていただくことになるだろう。

さて、鳳から、いつもの関空快速に乗車。予定通り、和泉府中で席にありつき、紀行文の作成を開始。


考えると、自宅から関空まで1時間弱、関空から羽田まで1時間強、羽田から東京宅まで1時間強、乗り継ぎのロスタイムが約1時間で合計4時間。飛行機での1時間よりも、その前後の時間の方が長い。と、言うことは、機内での快適さ云々も大事だが、ロスタイム含めてその前後を如何に快適に過ごすかも重要な要素であるように思える。

と考えると、クラスJに拘るよりも、空港バスをうまく捕まえて東京宅に戻ることに拘るべきなのかも知れない。もちろん、ロスタイムを過ごすラウンジも重要な要素である。だからこそ、上級会員資格を取得したのだが。

今宵の翼はJAL192便である。例によってMD81で運航される
JAL192便@関空

セキュリティチェックの後、さくらラウンジへ。ワンパターンである。いずれ、関空ラウンジを訪問したいと思っているのだが、なかなか踏ん切りが付かない。カード会員は利用料金が半額になるので、最低¥150で利用できるので、ゲート内にもラウンジ、できれば、ラウンジ内に専用のセキュリティゲートを設けてくれたら、もっと気軽に利用する気になるのだが。

今宵のさくらラウンジは、比較的空いている。睡眠薬を少しだけ頂き、20時50分に退出。しまった、既に搭乗が始まっている。この便は、機材が狭いので早めに搭乗しないと、ブリッジで搭乗渋滞に巻き込まれる。
22番搭乗口


今宵は、残念ながら隣客が居る。しかし、素性の悪い方でなさそうなので、まぁ仕方ないか。という感じである。また、小生の近くには、いつもお見かけする方々が居られる。名前こそ存じ上げないが、恐らく、小生と同様、単身赴任の方も多いのだろう。特に、2Aに着席された方は、同じ関空快速に乗り合わせており、さくらラウンジでもお見かけした。数年前から何度か当便でご一緒しているはず。

一方、今まで通り、この便には、東京へ戻る客室乗務員も沢山乗り込んでくる。業務上仕方の無いことは理解できるが、小型の機材で満席なのだから、もうちょっと何とかならないものか。

いつもながら、事情は不明のまま、当機は10分遅れて関空を出発。

睡眠薬が効いて、出発後約30分位、眠りに落ち、ドリンクサービス開始直前に目が覚める。なんとなく、涎を垂れて寝ていたような気がするが...

今宵は、特に、挨拶もなし。ならば、寝たふりをしていた方が良かったかも知れない。

途中、機長のアナウンスで、当機の羽田空港到着は定刻より遅れて、22時30分頃...とあったので、羽田からは23時の立川行きのバスに乗ろうと踏ん切りがついた。

A滑走路ではなく、2タミ側C滑走路に着陸、5分掛かって1タミ側へ回って、いつも通り北ウィングの端に到着。時刻は、機長のアナウンス通り22時30分。判を付いたように、同じパターンで遅れるのはある意味、見事である。しかし、なぜ、定刻を10分シフトさせないのか不思議でならない。そうしてくれたら、小生も、後20分、自宅出発を遅らせることができるのだが。

1タミのバスチケットカウンターで、立川行きのチケットを購入し、連絡バスで始発の2タミへ向かう。

幸いにも、立川行きのバスは満席にはなっていない。

予想通り、小生の隣は空席のまま出発。最初に言ったように、羽田からの1時間強は快適な旅が保証された。バス内では、ひたすら紀行文作成に勤しむ。

このまま順調に行くと、24時30分には帰宅できるな。と思っていたが、見事に期待は裏切られた。

アホの首都高、またまた日曜夜の工事のため、芝公園付近で大渋滞。
首都高は工事のため大渋滞

一体、何を考えているのか。首都高速道路株式会社

日曜日の行楽帰りに、渋滞を作って、何が楽しいのか? なぜ、交通量の少ない深夜まで、工事開始を待てないのか??

空港バスも空港バスである。工事渋滞しているのは、事前に分かっているのだから、環状線を反対まわりするとか、一度、下に降りるとかして、渋滞を回避しようと努力してもらいたいものである。 元々、渋滞を考慮して、所用時間は2時間。交通事情によってはもっと時間がかかりますよ。と告知しているのを知らない訳では無い。でも、日曜日の夜、一刻も早く帰りたいという旅行客の気持ちは分かるだろう、ましてや終電が近いのだから、もう少し、努力をするべきではないか?

まぁ、首都高の工事情報を察知していなかった小生も、迂闊と言えば 迂闊だった。

渋滞のお陰で、立川到着は24時30分。モノレール&JRよりも時間が掛かっている。最初からそうと分かっていたら、決してバスには乗らなかったのだが。

そして、八O子到着24時50分。さらに運の悪いことに、クレジットカードの使えない田舎タクシーを捕まえてしまって帰宅は25時過ぎ。

それでも、JAL192便で良かった。帰宅後調べると、一つ後のJAL194便の羽田到着は23時32分。これだと、新宿行きの最終バスにも間に合わず、大変な思いで中央線最終で帰宅する羽目になったはず。

その点、時間は掛かったが、空港バスで帰れただけまだマシと考えるべきか。

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Signetデビュー

2007-06-15 07:30:00 | ANA
本館南シグネット
往路:6月15日(金)
八O子 →東神奈川:横浜線普通
仲木戸 →京急川崎:普通品川行き
京急川崎→羽田空港:特急羽田空港行き
羽田空港→関西空港:ANA141便
関西空港→新大阪 :はるか10号
新大阪 →    :
運賃:¥690+¥440+¥9,200(ご利用券使用)+¥2,470

金曜日、予定通り、大阪へ出張となる。

実は、元々は、翌土曜日の朝、関西行きJAL173便(先得)の予約決済を済ませていたので、こちらの方はキャンセルとなる。修行中なら、一度東京に戻って翌朝再び関空に飛ぶこともあったかも知れないが、もはや、財布が持たない。

それに、JALの方は、先得ではあるが、¥5,900分をクレジットカードで、¥4,000分をIC(昨年の搭乗で貯めたマイルをJPに交換)で、決済していた。

キャンセル後カード口座への払戻額は¥4,480で、実質的なキャンセル料は特割1と同じ¥1,420で済んでいるし、クラスJクーポンも戻ったから、まぁまぁ許せる範囲と言える。せっかく昨年貯めたマイルが無駄になったのは非常に悔しいが。
キャンセル!!


早朝、4時に起床。

天気予報は雨だったので、昨夜のうちにタクシーを予約しようとしのだが、なんと、予約が一杯で配車できないと断られた。金曜日の朝なのに。うーん、ちょっと素直に信じがたいのだが。京王タクシー、いつでも予約可、と言う割には配車困難な場合が多い。

幸い、雨は止んでいるので自分の足でJR八O子駅まで歩く。こんな事ならいつもの空港バスにしておいた方が良かったか?
早朝の八O子


4時53分、始発の横浜線で東神奈川まで。

もちろん空いているので、良い席を選んで、眠って終点まで行くつもりであったが、例によって眠れないまま終点の東神奈川に到着。東神奈川で乗り換えた京急で羽田空港まで。今朝は、全て着席できるという快挙を成し遂げたのだが、やっぱり、眠れない。
横浜線始発列車@八O子


今日は、出張である。昨夜も就寝が遅かったので、なんとか移動中に睡眠補充をしておかないと、昼から地獄を見る。

羽田到着は、6時22分。

例によって1タミへ出る。途中、案内所で関空からのはるか自由席特急券を購入。新大阪に行くのに関空経由で行く物好きは少ないだろう。

予定通り新大和に入って、AMEX定食を頂く。直ぐに運ばれてくるので、朝、忙しい時には重宝する。

そして、連絡バスに乗車して、2タミへ

日曜日に、関空で発券済みのANA141便の航空券を自動チェックイン機に挿入してチェックイン。そして、19番カウンター右側の優先保安検査場へ。
19番カウンターと専用保安検査場


ちょうど、JALのダイヤモンドプレミアラウンジ入り口と同じような場所に設けられている。

向こう側に見える一般保安検査場は、短くても7~8人の列が出来ているが、ここ優先保安検査場には誰も居ない。従って、ほどんど一瞬でゲートを通過。早い。

これだけ早いと、優先保安検査場の値打ちは高い。プラチナになって良かったと思う瞬間である。

実は、小生の場合、まだ、プラチナカードは届いていないので、もしカードの提示を求められたら、どうしようかと考えていたが、噂に違わず、実際には搭乗券のPLT印字だけでOKということが分かった。

次に、いよいよ、Signetデビューである。

今朝のANA141便は63番から出発なので、広いが人も多いと云われる本館Signetではなく、最寄りの本館南Signetに向かう。

閑散とした65番ゲートの向こうに、ひっそりと設けられたSignetは、南ピア開設と同時にオープンしたので、まだ半年も経っていない。
本館南シグネット入り口


搭乗券を示して、問題なく入室。ようやく、Signetデビューを果たすことができた。

やはり、場所が場所だけに、入場者は比較的少なく、まったりとした雰囲気が漂っており喜ばしい。
シグネットの内側、右端は喫煙コーナー


ほんの15分程度ではあるが、搭乗までの時間を落ち着いて過ごせそうである。ここ、暫くは、DPラウンジ活用とサファイヤ維持のためJAL優先の予定であるが、マイルが貯まったら、時にはANAも利用したいものである。

Signetでは、以前から試したいと思っていた飲み物があった。

それは、青汁

本当に、不味いのか?? 疑問があった。

一口、飲んでみて,...なんだ、飲めるではないか。良く分からないが、何となく甘みがあって、スッと喉の奥に消えていく。どうしても緑が不足する単身赴任生活。偶には、Signetで青汁を飲むことにしたい。
青汁とおつまみ


羽田空港の地図が入っているおつまみも忘れずに取ってくる。JALに比べると大きさも量も一回り小さい。これだと、一袋では物足りないだろう。2つ3つ持って行かれることを想定して小さめのパッケージにしているのだろうか? なお、なぜかピーナッツ不使用との事で小生にとっては少し物足りない。おつまみに関しては、JALの方が良さそうである。

7時10分頃にSignetを出て、63番搭乗口へ。
63番ゲート付近


乗客は少な目なのでメリットは少ないが、一応、スターアライアンスゴールドメンバーの優先搭乗のアナウンスに従って機内に入る。これも、慣れればどうって事ないのだろう。
ANA141便@羽田


やはり、当機は空いており、図らずも旧ビジネスクラスシート2席分占有できて楽々である。

これなら爆睡できるだろう。と思いきや、目を閉じてはいたが到着まで全く眠れず。いったいどうしたことだろう。このまま会議に突入すると、本当に地獄を味わうことになりそうである。
ANA141便のシート機内の様子


関空からは、予定通り、はるかに乗車する。

はるか自由席も比較的空いており、余裕で2席使うことができる。

出発後、直ぐに検札があり、速やかに睡眠体制に入れたのだが、それでもなかなか眠れない。4時間足らずの睡眠時間で眠たいはずなのに眠れないとは、どうかしている。こんな事なら、Signetで睡眠薬を服用しておくべきだったか。
はるか車内


最初の停車駅天王寺に到着。

そして、新今宮を通過したあたりで、漸く、深い深い眠りに陥ったようで、西九条を出発したころ、窓枠に置いたペットボトルが倒れて目が覚めた。

ふーっ。良かった。かなりスッキリとした。これで、夕方までは持ちこたえることが出来そうである。

環状線に並行する貨物線に入り、東海道線をアンダークロスして新大阪へ。はるかは、定刻に到着したが、なんでも東海道線に遅れが発生しているようである。まぁ、列車が動いていない訳では無いのでさほど問題はなさそうだが。
東海道線遅れ

乗車券は新大阪までなので、一度改札を出て、ICOCAで再度入場し、東海道線に乗って出張先まで向かう。

混雑する新幹線で後からやってきた同僚の方が先に到着していたのにはちょっと考えさせられた。もちろん、小生が、関空経由でここに来たことは、皆には内緒である。

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優等生に生まれ変わったJAL194便

2007-06-10 22:07:00 | JAL
久々のJAL194便@関空
復路:6月10日(日)
    →関西空港 :関空/紀州路快速
関西空港→羽田空港 :JAL192便
羽田空港→浜松町  :東京モノレール区間快速
浜松町 →東京   :京浜東北線
東京  →八O子  :中央線快速高尾行き
運賃:¥780 +¥6,900(残りはIC決済)+¥960

約2ヶ月前、翼を選択する時に、192便にしようか、はたまた194便にしようか随分と迷った。6月に入ってから、192便の機材はMD81に変わってしまい、クラスJが消え去ってしまったからである。

全くもって、JALの機材運用は理解できない。日曜日21時台の関空→羽田便は極めて需要が高いはず。なぜ、5月同様、B767で運用しないのか不思議である。

いつもいつも隣席をブロックしてくれる保証があるのなら、迷わず192便を選択したのだが、そのような事は望み薄である。それで、今宵は、覚悟を決めてJAL194便で帰京することにした。

ANA976便が廃止されてから、最近の194便の遅刻は随分とマシになってきたようである。かつては、散々な目に遭ってきたが、羽田発23時28分のモノレールに間に合うなら、あるいは、最悪でも23時35分の新宿行きのバスに間に合うのなら、中央線の快速で八O子まで行けるので、JAL194便を利用する価値はある。


さて、先週より、30分ばかり遅く、20時頃に自宅を出発する。

天気予報では、所々で集中豪雨とのことであったが、今のところ、雨は止んでいる。

鳳から、関空/紀州路快速に乗車。日根野で切り離された後ろ3両は、全くの空気輸送状態になり、ボックスを作ってまったり過ごす。突然の不通で痛い目にあったことは数知れずあるが、こんな時には、阪和線沿線に住んでいて良かったと思う瞬間である。
日根野からは関空快速はガラガラ


関空に到着後、まずは、ANAのカウンターに立ち寄る。次の金曜日に使う航空券を、ご利用券で決済するためである。予めチケットを持っていたら、1タミに直行してAMEX定食を頂くことも可能だろう。

改めてチケットを見ると、キチンとPLTの文字が印字されており、ニンマリとする。プラチナカードはまだ自宅には届いていないが、これで優先搭乗もSignetもOKのはず。
ANAのチケットにはPLTの文字が


JAL側にまわって、今宵のチケットを出力し、空いているセキュリティチェックを通過して、例によってサクララウンジへ。丁度、192便の搭乗が始まったこともあって、ラウンジはかなり空いている。機内で熟睡するために睡眠薬を服用しながら紀行文を作成する。
サクララウンジサクララウンジ


ところで、無線LANサービスが提供されているサクララウンジではあるが、ここからだと絶対、接続できないサイトがある。

それは、http://www.ana.co.jp/

サクララウンジでは、ANAのサイトをブロックしている。

つまり、サクララウンジから、ANAのサイトはブロックされているのである。その他、Yahooは繋がるが、GOOはダメ。実は先週も何度もトライしたが、やっぱりダメだった。ご存じの方は多いのかも知れないが。うーん、しかし、いくらなんでも、そこまでやる必要は無いと思うのだが。

搭乗時刻が迫るにつれて、サクララウンジは混み合ってくるので少し早めに退出する。

今宵の翼は、JAL194便である。搭乗開始は定刻20分前。かなり早い。
JAL194便


ANAだと、スターアライアンスゴールドメンバーの優先搭乗、のタイミングで搭乗する。当機はクラスJ、一般席とも空席は充分あるようで、乗客はパラパラと搭乗してくる。

定刻より数分早くドアクローズ。ひと頃の遅刻常習犯時代には考えられなかった事である。

そして、ラッキーな事に小生の隣は空席。クラスJを2席占有して極めて快適。上着を羽織って、大の字になってお休みモードに入る。2週連続で隣席ブロック状態である。

眠りは浅いが、睡眠薬のお陰で意識モーロー状態で過ごす。半分眠ったような半分起きているような状態である。

ドリンクサービスは全く夢の中で、2週連続でおやすみシールを頂く。

機内ではこんな調子。そして着陸のショックで目を開ける。時刻は23時10分。外を見ると、スカイマークの機材が見えて一安心。どうやらA滑走路、1タミ側に着陸したようである。この辺の配慮もひと頃と全く違う。

23時13分、スポットに到着。定刻より7分も早い。おまけに到着ゲートは14番。1タミのど真ん中である。出口に近いのでバスやモノレールへの乗り換えも楽々。

JAL194便、旧称JAL1322便、偉いぞ、何時の間にか優等生に生まれ変わった。


モノレール乗り場へ行き、久しぶりに、モノレール&山手線内割引きっぷを購入。トイレに行ける余裕で23時28分の区間快速モノレールを捕まえる。モノレールは混んでいたが辛うじて着席。

ここまでは、順調に行ったが、実は、この先、浜松町で難関が待ち受けている。

わずか2分の乗り換え時間で、京浜東北線を捕まえないと、24時01分発の高尾行き中央線快速に乗り継げないからである。

以前は、もう少し余裕があったと思うのだが、この春のモノレールのダイヤ改悪で乗り換え時間が短くなった。

天王洲アイル出発後、立ち上がり、準備運動を開始する。いきなりダッシュすると怪我をする。そして、浜松町到着が近づくにつれて、徐々にドア付近にすり寄っていく。

ドアが開く。

浜松町ダッシュ開始である。

久しくモノレールに乗っていなかったものだから、出口に一番近い扉を間違えてしまった。4号車真ん中~浜松町寄りの扉に立つべきだった。

駆け足で階段を降りる。なんか、大垣バトルを思い出す。そして、JRのエスカレータを駆け上がり、ホームへの階段を再び駆け下り、...

セーフ。まだ、電車は来ていない。

しかしなぁ...いつも、帰京の旅は、どこかで走る羽目になってしまう。これも宿命か。

後は、京浜東北線、中央線と乗り継いでいく。当然、始発から乗車するので、良い席に着席できる。車内では紀行文の作成に余念が無い。新宿で、予想通り、酔っぱらいが何人も飛び込んで来る。が、終電では無いので、混雑は知れている。
中央線快速高尾行き@東京


かつて、ANA976便で帰京していた頃は、いつもこの列車に乗車したものである。あの頃は、飛行機で帰京することが贅沢だったのに、今や、ラウンジでまったりとして、クラスJでないと満足しない体になってしまった。

しかし、今から思うと、あの頃は、少しでも安く旅をする事ばかり拘って、マイルを貯めてお得に旅することに全く気づかないでいた。飛行機は贅沢な乗り物という固定観念がそうさせたのだろうか。

中央線は、相変わらず酔っぱらいの巣窟だが、それでも、三鷹付近からはかなり空いてくる。

八O子到着そして八王子到着は25時01分。機内で半眠しているので、元気充分である。時刻が時刻なので、京王八O子からタクシーで帰宅。到着時刻は、25時15分。

かつての遅刻常習犯は、優等生に生まれ変わったようである。運賃も安く、定時運行の可能性が高いのなら、これに勝るサービスは無い。これからは、194便も帰京の候補に挙げるようにしたい。

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ダイヤモンドプレミアラウンジをハシゴする

2007-06-09 06:43:00 | JAL
北ゲート内のダイヤモンドプレミアラウンジ
往路:6月9日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J)
関西空港 →     :関空快速天王寺行き
運賃:¥1,700+¥5,900+¥780

空はどんよりと曇っている。幸い、雨は降ってはいないようである。

3週連続で、京王八O子バス停からいつもの始発の空港バスで羽田まで。

バス停では、きちんと列を作って並ぶのが常識だろ?バスターミナルが停留所になってから、色々と困ったことが起きている。

例えば、バス待ちの列。

バスターミナル時代は整然と順番通りに並んでいたのだが、今や、歩道の上の普通のバス停なので、並ぶ場所がはっきりしなくなっており、荷物が大きいこともあって、列がかなり乱れている。乗客が少ない場合は良いのだが、時として混む場合もあるのだから、乗客同士のトラブルを招きかねない。

荷物を積み込む係員は、今まで同様、バス停で待機しているのだから、ぼーっとバスの到着を待つのでは無く、その間きちんと乗客の整理にあたるべきではないか≫多摩バス。

今朝も、小生は、いつもの席に陣取って、眠りにつこうとするのだが、近くに座った縞シャツのデブ男とその連れ(もちろん♂)が五月蠅い五月蠅い。どうやら、これからの旅行の事でハイになっているようだが、回りの状況を見ろと言いたい。

もちろん、小生は、ムーンライトながら等の夜行列車でこのようなシチュエーションを何度も経験しているので、強力耳栓は常備している。耳栓をすれば話し声はロードノイズレベル以下になったので無視したが、これ以上騒いでいたなら、きっと、”ちょっと、あんたら、...”で始まる関西弁で丁寧にかつ低めの声で注意していたはずである。

別に、輩の話し声のためでは無いが、やはり、3週連続で、バスでは不眠である。以前から、眠たいのに眠れない病?に悩まされることがあった。自分のブログを読み返していて、昨年の丁度今頃、夜行列車で眠れなくて苦しんでいたことを思い出した。季節柄だろうか? なんとも困ったものである。

途中、新宿付近で渋滞に巻き込まれる。暫くするとパトカーのサイレンが鳴り響いてきた。恐らく、事故でもあったのだろう。渋滞こそしていたが、一応、動いていたので余り心配はしなかったが、もし、車線が全て塞がってしまったらどうするのだろうか? 

大抵の場合、後の便への変更は不可能である。となると、恐らく、JGCのデスクに電話をして、事情を説明して、ダメ元で頼み込むことになるのだろうな。きっと。

なんとか、渋滞を抜けて、いつも通りの走行になる。ずーっとアイマスクをしているのだが、やはり、体内GPSが敏感に反応して、現在地点はほぼ正確に分かる。悲しいものである。

暫くして、羽田到着のアナウンスが流れる。2タミを経由して1タミへ。時刻は5時42分。いつもより約10分遅れている。工事や事故で車線規制されていても、朝一番なら、遅れは15分以内に収まるようなので、やはり、空港バスの値打ち大きい。

今朝は、なぜか、南ウィングに停車したので、南でチェックインし、初めて南のDPラウンジから入場することにした。
今朝の南ウィングの様子。


この時期、土曜早朝の南ウィングは空いていることが多いのだが、今朝は人が多い。
ダイヤモンドプレミアラウンジ南への入り口


自動扉を潜って、中に入ると、北とは違って左側に受付があり、ここで資格チェックがある。そして、左へ廻って検査場でチェックをうけるのは、北と変わることは無い。

しかし、チェックが終わって、自動扉を抜けて、ちょっと面食らった。いきなり、目の前に、ジュースサーバーや食器台が表れたからである。そこを通って暫く進むと、ラウンジがある。

北に比べて狭い。もちろん、満席では無いのだが、この微妙な席の埋まり具合で、人のすぐ隣に座る訳にも行かず、適当な空間を探すのに手間取った。

結局、居心地が今一なので、スカイタイムとショコラ2つを頂いて、直ぐに退散した。

新大和とルシエールを右手に、北ウィングへ向かう後から思えば、食器台の反対側がビジネスコーナーだったので、ここに陣取ったら良かった。北のDPラウンジの場合、ビジネスコーナーと食べ物コーナーとの間に微妙に距離があるが、南のDPラウンジは至近距離である。だたし、ビジネスコーナーでおつまみをぼりぼり音を立てて食べると顰蹙を買うので注意が必要だが。

時刻は、5時55分。ここで、一度、到着ロビーで出て、新大和へ行くという悪巧みが一瞬、頭を擡げたが、残念ながら到着出口のシャッターは降りたままである。この時刻に到着機はあろうはずは無いので当然と言えば当然だが。

ゲート内さくらラウンジ/DPラウンジの入り口。入り口はさくらラウンジと共通。右手に新大和ル・シエールを見ながら、北ウィングゲート内のDPラウンジへ向かった。ここも初めてである。

ゲート内のDPラウンジは、入り口はさくらラウンジと共用であるが、中で分かれている。

入室したときには、6時30分の伊丹行きJAL101便の乗客が居たためが、ここでも自分の場所を探すのに手間取った。

とりあえず、ミルクとプレインスコーンとおつまみを手にとって、着席して、朝食の続きを始める。

6時15分を過ぎると、嘘のように、ガラガラになる。やはり、JAL101便の乗客が退いたためである。
北ゲート内DPラウンジ。JAL101便出発後は空いている。
ソフトドリンクバは、カードラウンジの方が充実している?


窓側の見晴らしの良い場所に移って、まったりとしながら、スコーンをほおばる。
見晴らしが良い。
見晴らしが良い。


続いて、エスプレッソとおつまみ、トマトジュースと、朝のフルコース?を堪能する。ダダで満腹になるのが嬉しい。DPラウンジのインビテーションカードの期限は9月までなので、精々、利用し尽くさないと。

関空行きのJAL173便の出発に合わせて、6時25分頃にDPラウンジを後にする。

今朝も、当便は21番搭乗口。北の端まで行かないといけないので、結構遠い。JALANA関空行きを冷遇し過ぎである。せめて、伊丹行きの隣くらいから出発させても良いのでは?
羽田21番付近

旧スーパーシート。古いが、柔らかいのでお気に入り。先週と同じ便の同じ席に座る。いくら、この場所が気に入っているとは言え、自分でもちょっとどうかと思う。残念ながら、CAさんは、先週と違う人であった。チーフは初めて見る方だが、小生に毛布を渡してくれた人は、見覚えがある。

当機は、定刻2分前に出発し、素直に1タミ側A滑走路から離陸する。

離陸直後は、雲の切れ目にあたっていたためか地上の景色がよく見えたが、直ぐに、雲の中に入っていった。ここで、一応、睡眠体制に入るが、予想通り眠れない。

ドリンクサービスでは、お茶を頂く。最近、小生のJALに対する忠誠を理解していただいたためか、名指しの挨拶を受ける頻度が高くなってきた。隣のアンちゃんへのサービス順は小生の後で、また、一般的な挨拶しか無かったので、きっとこれが、巷で言われるJGCメンバーへの儀式なのだろう。
機内の様子


クラスJへのドリンクサービスが一通り終わった頃から、急に揺れが激しくなる。

ベルトサイン点灯し、サービスも中断。その頃から、小生も、今一度睡眠にチャレンジするが、意識ははっきりしている。

一度ベルトサインが消えたが、間もなく、着陸態勢に入るとのことで、再びベルトサインが点灯する。相変わらず揺れは続く。眠れないので、窓の外から景色を眺める。丁度、和歌山海南市上空から紀伊水道にさしかかる辺りを飛行している。

雲の切れ目にいくつもの漁船が間近に見える。細波が陽の光を受けて瞬いている。海と空の景色である。睡眠不足で重たい頭に一服の清涼剤のように思えた。

伊丹便は陸の景色である。それに対して、関西便、神戸便は海の景色が楽しめる。

今朝は、降下に入ったあたりから、珍しく機内BGMを盛大に流している。曲名は知らないし、ANAで流れている葉加瀬太郎のanother skyほど有名では無いような気がするが、関西-羽田間で、着陸前に何度と無く聞いてきた曲で、心に染みついている。一度、曲名をJALに聞いてみることにしたい。

厚い雲の層を突き抜けて、関空に着陸。到着は定刻の8時丁度。
JAL173便@関空26番


先週と同様に国内線最南端の26番スポットに入る。

8時32分の関空快速に乗る予定をしていたので、先を急いでも仕方が無い。一度、荷物整理をして、ゆっくりと出口へと向かう。
出口までの遠い道のり


カードラウンジに寄ろうかとも思ったが、とすると、帰宅が10時過ぎになってしまうので、そのままJRの駅へと向かう。予定通り、空いている関空快速に乗って、一応、眠ろうとするが、やはり眠れない。
関空快速@鳳


鳳で、乗り換えて帰宅。自宅到着は、9時過ぎであった。明日、日曜日は不安定な天候になるとのこと。遅い便で帰京するので復路がちょっと心配である。


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遅い・狭い・臭い、JAL192便

2007-06-03 21:03:00 | JAL
JAL192便@関空
復路:6月3日(日)
    →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:JAL192便
羽田空港→立川  :空港バス
立川  →八O子 :中央線大月行き
運賃:¥780+¥5,900+¥1,500+¥160

平凡に過ごした休日。

全く、平凡なルートで帰郷する。あんまり、平凡すぎるとブログがつまらなくなってしまうが、平凡ほどありがたいものは無いのかも知れない。と思う今日このごろである。

19時30分少し前に自宅を発って鳳へ。鳳で関空快速に乗車して一路関空まで向かう。今宵は特にダイヤの乱れは無い。偶には、と思って、2人掛けの方に座ってみた。見える景色がいつもと違うのでちょっと新鮮な感じがする。
第2滑走路オープンまで60日


上級会員専用のチェックイン機関空へ到着後、いつものようにSUICAをチャージして、JGCメンバー専用のJALの自動チェックイン機で発券する。復路も、往路と同様に、半額弱はJPで決済して航空運賃を浮かしている。貯まったマイルの有効活用法である。

セキュリティチェックで、前に並んでいた爺は、手荷物を6つも持っている。こんなのアリか? 原則、機内持ち込み荷物は所定サイズ1つに限られているはず。こんなルール違反許して良いわけが無い。

多分、この爺、新幹線のつもりで飛行機に乗ろうとしているのだろうが、ルールをきちんと教えてやるのも仕事では無いのか? 関空手荷物検査場の係員、なぜ、注意しないのか? それとも、これはJALの仕事であって貴方の仕事では無いのか? なら、JALの職員に連絡したらどうか。

前の爺の荷物が散らばっているお陰で、検査済み荷物を受け取るスペースが無くなって、小生の後ろの乗客達が迷惑している。関空の手荷物検査場の係員、しっかりせい。滑走路を増やすよりも、係員の教育が先決かも知れないな。


いつものように、忘れずに、フライトポイントタッチをして、さくらラウンジへ。幸い、小生の指定席? は空いている。睡眠薬とおつまみを頂くことにする。

今宵の翼はJAL192便である。6月から、再び小型のMD81になってしまい、クラスJも無い。
6月からJAL192便@関空はMD81に変わった。


小生は、自分で言うのも変だが、小生のようなオッサンが隣にやってくるのが嫌である。しかし、日曜夜の便は単身赴任オヤジの巣窟なので、隣には小生のようなオヤジがやってくる可能性が非常に高い。そんな時には眠って羽田までやり過ごすに限る。とすれば、ここは睡眠薬に頼るしかない。

JAL192便がMD81で運航されるようになったのに応じて、搭乗口も22番に変更された。さくらラウンジから近いので便利にはなった。

珍しく、当機は、定刻20分前から搭乗開始。乗り込むと、バツの悪いことに会社の知り合いがすぐ後ろに座っている。ここは、気が付かなかった振りをして、さっさと自分の席に座る。どうやら、向こうは気が付いていないようである。

当機は、満席とのことなので、辺りは3人掛け含めて、びっしりである。例によって、風向きのせいか、機体が古いせいか判らないが燃料の臭いが充満している。小生は気にならないが、この臭い、苦手な人も居るだろう。まぁ、気動車に乗って軽油の臭いがするのと同じようなものである。

一方、前方のJGCの方々へ挨拶が始まっている様子であったので、小生は死んだふりをしていた。下手に、名指しで呼ばれると知り合いに気づかれるからである。挨拶が無かったら無かったで物足りなさを感じるし、あったらあったで困ることもある。なんとも勝手なものである。

まだ、定刻まで数分残しているのだが、扉が閉まる。ラッキーな事に小生の隣は空席である。こりゃええわ。狭い狭いMD81でも2席占有できれば、かなり快適。

早速、窓側に移って、足を伸ばして、熟睡開始。

定刻前に出発したのは良いのだが、関空内をトロトロと移動する。関空はこんなに広かったっけ?? と思うくらいトロトロと移動し、離陸までかなりの時間が掛かった。

離陸後、非常に眠くなるが、キャプテンアナウンスで目が一度覚める。なんでも、羽田空港管制の指示により、到着は22時25分になるとのこと。あちゃー、これだと、八O子までの空港バスは間に合わないな。

目覚めるとお目覚めシールが目の前にその後、ドリンクサービスも無視して、ひたすら眠っていたようである。さほど、眠りは深くはなかったが、やはり、2席占有できると非常に快適である。知らない間に、お休みシールを貼られてしまった。久しぶりだが、一般席でもお休みシールを貼るのだろうか? たしか、クラスJだけだと思ったのだが。

ドドーンという衝撃で目が覚める。羽田空港着陸は例によって2タミ側、C滑走路である、青い文字が反対側の窓越しに見える。時刻は22時25分。JALの機長、また、サバを読んだな。これでどうやって25分に到着できるのか? あなたの時計は5分遅れているのではないか?

この様子だと、22時40分の聖蹟桜ヶ丘行きのバスも微妙である。羽田マラソンを覚悟する。

機材は変わっても、到着はいつもの21番ゲート、扉が開くとバスチケットカウンターを目指してダッシュである。間が悪いことに、他の到着便の乗客がいるので、走りにくい。

久しぶりにハァハァ言いながら、カウンターのお姉さまに、聖蹟桜ヶ丘と告げると、

満席です。

と、冷たくあしらわれて、愕然とする。何のための羽田マラソンだったのか。仕方が無いので、では、調布...と言おうとしたが、京王線の最終は早い。万一首都高が渋滞して調布到着が遅れると、京王八O子まで帰れなくなる可能性がある。で、結局 23時の立川行きのチケットを入手した。

不本意ながら立川行きのバスに乗車する。本当は、補助席でもえぇから。と食い下がっても良かったが、お姉さまの表情が余りにも冷たかったので、言い出せなかった。

しかしまぁ、ここまで頑張って満席とは予想外であった。が、思い返して見ると、過去に、聖蹟桜ヶ丘行きが満席で運行されたことがあったような気がする。運が悪いと、こんなものだろう。

しかし、クラスJも無くなって、立川行きのバスしか乗れないのであれば、JAL192便を選ぶ理由は無くなってくる。約30分遅いANA150便でもこのバスには間に合うし、自宅 and/or Signetでゆっくりできるメリットは大きい。

出発の23時まで充分時間があるので、連絡バスに乗って2タミへ回る。このへんは手慣れたものである。

立川行きのバスの列は、それほど長くは無い。が、空席少々と表示されている。1タミからの乗客が多いのだろうか? 下手をすると満員かも知れないな。と思いつつ、バスに乗り込んで後ろの方に陣取る。

やはり1タミから、多くの乗客が乗ってきたが、グループ客が多かったため、小生の隣は空席のまま出発。ラッキーである。今回の移動は座席には恵まれている。

バスの車内では、ひたすら紀行文を作成する。アホの首都高、相変わらず一部区間で工事のため渋滞。調布行きのバスにしなくて正解だったかも知れない。
立川駅に到着


24時17分発大月行き最終列車@立川立川到着は、24時ちょっと過ぎ。中央線は24時17分の大月行きに乗車する。羽田からモノレールに乗っても、結局この列車に乗車することになるのだが、乗り換え不要なのと、酔っぱらい集団に遭わなくて済む事を考えると、¥500~¥600余分に掛かっても充分お釣りはくる。

航空運賃が安く済んでいるので、今回は八O子からはタクシーで24時40分に帰宅。定刻より40分位遅くなった。

6月に入って、ダイヤが少し変更されている。ここ、暫く、JAL192便の運行状況をマメにチェックして、いつもいつも到着が遅れるようなら、ちょっと考えないといけない。

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スカイラックスシート初体験

2007-06-02 06:45:00 | JAL
JAL193便のスカイラックスシート
往路:6月2日(土)
京王八O子→羽田空港   :空港バス
羽田空港 →関西空港   :JAL173便(J)
関西空港 →りんくうタウン:空港急行難波行き
運賃:¥1,700+¥5,900+¥350

凝りもせずに、またまた、早朝帰郷の旅に出る。

相変わらず、京王八O子からの1番バスに乗って羽田まで。今朝も気温が低いせいか、車内は少し寒い。お陰で、やっぱり、眠れずに過ごしてしまう。下手をすると風邪をひいてしまいそうな涼しさである。もう6月なのに。
京王八O子 夜行バス/空港バス停留所


日野バス停で何名かの乗客をピックアップしたためか、渋滞等は無いようだったが、羽田1タミ到着は05時40分。いつもより少し遅い。やっぱり、今朝も、空いていたのだが眠れなかった。睡眠不足のはずなのに眠れないのはどういうことだろう。

そう言えば、昨年の今頃も、スカイマークの激安早朝便に搭乗するために、このバスに乗車していた。あの頃は、SKY101便が¥7,000で乗れた。今朝も、実はそれ以上の安さで、しかもクラスJに搭乗することになる。

その仕掛けは、簡単明瞭で、昨年度貯めたマイルを3月末にJPに交換し、今回、運賃の一部JPを使って決済したからに他ならない。3月末までは、JP=マイル×1.5だった(因みに、4月以降はJP=マイル×1.2)。そして、4月以降は、JPが1.25倍相当で航空運賃に充当できるようになった。つまり、2006年度のマイルは1.875倍相当額で航空運賃に充当できる計算になる。

要は、今回の航空運賃は、¥5,900+昨年貯めた2133マイル分(¥4,000相当)=¥9,900(先得)であり、サファイヤになった時に貰ったICクラスJクーポンも使っているので、新たな費用はたった¥5,900で済んでいる。

前回の復路では、全てJPで決済しているので、今回もそうしても良かったのであるが、そうすると、万一キャンセルせざるを得ない時に困ってしまう。

と、言うのも、先得の場合は、キャンセルの場合、50%弱は返金されるのであるが、JP決済分についてはIC口座に返還されないらしい。つまり、全額JPで決済した場合、キャンセルするとJPは全額取られてしまうのである。

そこで、キャンセルの場合であっても、JPを全額失うことの無いように、運賃の半額弱をJPで決済し、残りをJALカードで支払うことにした次第である。こうすることで、キャンセル時のリスクをかなり低減できる。



さて、羽田では、自動チェックイン機でチェックインしてそのままDPラウンジへ向かう。AMEX定食は止めておく。流石に、毎週だと飽きてくる。
DPラウンジへ入る。いつもながら丁寧な対応。


DPラウンジでは、プレインスコーンショコラミニッツメイドオレンジを頂く。ちょっとしたおやつのような感覚であるが、プレインスコーンは美味しい。もっとお代わりをしたい所ではあるが、まだ続きがあるので止めておく。
プレーンスコーンとショコラ


今朝は、いつもの土曜日に比べると、若干、人が多いようである。と言っても、非常に空いているので全く問題無いのではあるが。

6時過ぎにDPラウンジを出る。搭乗するJAL173便は21番ゲート、つまり北の端なので、搭乗開始までは、搭乗口に近いカードラウンジで過ごすことにした。
DPラウンジを出て、カードラウンジ北へ向かう


昨年、散々お世話になったカードラウンジ。小生は、窓側の机が大変気にいっている。ここでは、クロワッサンとミルクを頂きながら紀行文の作成を開始するが、既に朝から満腹状態になった。炭水化物ばかりなのでバランスが悪いのだが。
カードラウンジでクロワッサンを頂く


6時25分頃にカードラウンジを出て、21番ゲートへ、今朝のJAL173便には珍しく国際線仕様のB767が充当されているとのことで非常に楽しみにしていた。
搭乗開始前の21番ゲート


機内に入ってニンマリ、いつもの旧スーパーシートを一回り立派にしたエグゼクティブクラスのシートである。所謂、JALスカイラックスシートというものらしい。

まぁ、これだけ搭乗しているのだから、たまには、こんなご褒美はあってもいいかな。と思う。折角の関空行きなのだから、いつも国際線仕様の機材で運航してもらいたいものである。

当機は、ほぼ定刻に、羽田を出発。機内で熟睡するつもりで目を閉じていたので、窓の外の景色は判らない。しかし、シートの背もたれが張り出しており、背後から押されるような感じがしてちょっと苦しい。これは、背もたれの張り出し量が最大になっているためだとは後になって気が付いた。は離着陸時でも、デフォルト位置に設定する必要は無いので、予め調整しておけば良かった。

離陸後、早速、フルリクライニングしてみる。う~ん、やっぱり、快適である。しかし、今朝は、なぜか、睡魔が遠ざかっている様子で一向に眠たくはならない。
機内の様子。スカイラックスシートは快適。


そのうち、ドリンクサービスがやってくる。担当のCAさんは、Nさん。何度かお世話になったことのある方である。どうやら、先方も小生の事を覚えていただいているような気配で、”**様、いつもご搭乗ありがとうございます。お飲物は..”の挨拶の時に、社交辞令とはちょっと違うものを感じた(のは、小生の思い上がりだろうか??)。

しかし、昨年、今年と散々JALを利用して羽田-関空を往復しているのだから、一人くらいは、小生の事を覚えてくれているCAさんが居ても不思議ではないと思うのだが。

今朝は、下界では曇りで、当便は雲の直ぐ上を飛行しているので、下界の景色はあまり良くは見えない。一瞬、まだ多くの雪を頂いている富士山も視界に入ったが、直ぐに雲に飲まれて見えなくなってしまった。

雲の上には、済んだ青空が広がっており、まるで、雪原の上を走行しているような不思議な錯覚に囚われてしまう。
雲の上を飛行


豊橋を過ぎたあたりから、雲が切れだしてきて、紀伊半島を横断する頃には、かなり、地上の風景が見えるようになってきた。

そして、降下しながら、紀伊水道付近で航路を北に向けて、大阪湾を低い高度で飛行し、着陸。関空には、定刻に8時に到着した。到着ゲートは26番。出口から遠い。
JAL193便@関空


いつものように、フライトポイントタッチを済ませて、今朝は、野暮用があってりんくうタウンで降りる予定なので、先発の空港急行に乗るためにPiTaPaで南海の改札を通過。関空連絡橋を渡って直ぐに下車。
りんくうタウンで下車


なんと、りんくうタウン駅には、SUICA専用の自動改札があって驚いた。多分、南海/JRの共用駅なので、ICOCA/PiTaPaを共用にしないと何かと不都合があったのだろう。一方、SUICASUICAでICOCAとの互換性のために無視するわけには行かず、苦肉の策としてSUICA専用の自動改札を設けたものと推測する。
りんくうタウン駅にあるSUICA専用改札機


その後、りんくうタウンから、関空快速に乗車して、特にトラブルも無く9時過ぎに帰宅。

空港バスも空いており、羽田では2つのラウンジに立ち寄り、国際線機材にも乗れたし、何も不満の無い最上級に贅沢な移動を破格の運賃で行なえたはずなのに、一瞬の居眠すらできなかったためか、疲労感が強いのは皮肉なものである。

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